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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2020年12月 


29/ イオンモール京都桂川 ジョゼと虎と魚たち
5964
タムラコータロー監督作品。
声の出演に中川大志、清原果那ほか。
2度目の映画化。前作は犬童一心監督の実写。
一筋縄ではいかない車いすの女性と、メキシコに留学するために色々頑張ってる青年の恋の話。
恋の話と言ってもそこに至る総てが遠回りで力強くて愛らしい。
前作の実写もすごくいい出来だったけど、今作も“生きること”にキラキラしてすごくいい。
★★★★☆
29/ イオンモール京都桂川 えんとつ町のプペル
5963
廣田裕介監督作品。西野亮廣製作総指揮原作脚本。
声の出演に芦田愛菜、窪田正孝、立川志の輔、小池栄子、藤森慎吾、伊藤沙梨、國村隼、飯尾和樹、野間口徹ほか。
西野主宰の絵本を原作にしたフルCGアニメ。
絵は万人受けするけど、話は子供向けで、大人が見ると(特に映画をよく観てる人)ストーリーはベーシックで、そこらじゅうのアイコンにオマージュが多くて頑張ってるのはわかるけど、ひねりがなさ過ぎて残念。
★★★☆
26/ アップリンク京都 ソング・トゥ・ソング
ナチュラル美音大音量上映
5962 Song to Song
テレンス・マリック監督脚本作品。
ルーニー・マーラ、ライアン・ゴスリング主演。マイケル・ファスベンダー、ナタリー・ポートマン、ケイト・ブランシェット、ホリー・ハンター、ヴァル・キルマーほか。
本人役でパティ・スミス、イギー・ポップ、ジョン・ライドン、レッチリなど。
タイトル通りであればもっと音楽が前に出てくるべきで、よりエモーショナルな展開を期待できたのに、とにかく退屈。全編抽象的で、アートフルで、今見たい内容じゃない。
申し訳ないが、テレンス・マリックは合わないと改めて思い知った。
出演者のゴージャスさに霞んでしまった…。大失敗。
★★
25/ MOVIX京都 AWAKE
5961
山田篤宏監督脚本作品。
吉沢亮主演。若葉竜也、落合モトキ、寛一郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡祐、森矢カンナほか。
2015年、ドワンゴ主催のプロ棋士と将棋ソフトの対戦を映画化した作品。
将棋は一切できないけど、将棋の映画は好きなんだよね。人の心の機微が面白くて観てよかった。
しかし最近の吉沢は暗の役ばっかりやってるなー。男前でここまでやるのは唯一になりそうですごくいいけど。
★★★☆
20/ MOVIX京都 劇場短編 仮面ライダーセイバー
不死鳥の剣士と破滅の本
劇場版 仮面ライダーゼロワン
REAL×TIME
5960
ポイントで鑑賞。
セイバーは柴崎貴行監督作品。
ゼロワンは杉原輝昭監督作品。
高橋文哉主演。岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、中川大輔、砂川脩弥、桜木那智、ゲストに伊藤英明、福士誠治、山崎紘奈、アキラ100%ほか。
セイバーは短編なので立ち位置は劇場版戦隊シリーズと同じなので、TVシリーズの特別編という内容。
ゼロワンはTV放映終わる前に上映されるべき作品だったのが、こんな時期になってなんだか懐かしい出演者が懐かしい展開を繰り返してるな、という感じ。
ゲストが豪華でしっかり笑いも入れてて悪くはなかった。
コロナ禍で入場者特典もオミットされた。
★★★
20/ MOVIX京都 約束のネバーランド
5959
平川雄一朗監督作品。
浜辺美波主演。城桧吏、板垣李光人、渡辺直美、北川景子ほか。
コミックからのアニメ化に続く実写映画化。2021年にはアニメシーズン2があるようです。
連載も続いてるのでどういうクライマックスにするのかと思ったら、分かりやすい展開に仕上げてた。
脚本も主要部分を切り取った総集編ぽい感じで可もなく不可もない。
原作にないフクロウのモチーフとか、モールス信号とかを追加してたけど、いうほど効果があったとも思えない。
そもそも主演の浜辺と板垣がどう見ても十代前半に見えない。
★★★
19/ アップリンク京都 ヘルムート・ニュートンと12人の女たち
5958 Helmut Newton - The Bad and the Beautiful
ゲロ・フォン・ベーム監督作品。
2004年に亡くなった写真家ヘルムート・ニュートンの撮影スタイルを紐解いたドキュメンタリー。
インタビューに、シャーロット・ランプリング、イザベラ・ロッセリーニ、グレイス・ジョーンズ、アナ・ウィンター、クローディア・シファー、マリアンヌ・フェイスフル、ジューン・ニュートン、カトリーヌ・ドヌーブ、シガニー・ウィーバーほか。
ボーグやハイファッションの雑誌広告をメインに、常に物議を醸し出す被写体を撮ってきたニュートンの生きざまを描いている。
メイプルソープでもなく、ウェバーでもない、どちらかというと商業写真に特化した、しかしアートとして成り立っているすばらしい写真を撮っていたのを改めて思い出す。
★★★★☆
19/ TOHOシネマズ二条 ワンダーウーマン1984
IMAX2D字幕ver.
5957 Wonder Woman 1984
パティ・ジェンキンス監督脚本原案製作作品。
ガル・ガドット主演。クリス・パイン、クリステン・ウィグ、ペドロ・パスカル、ロビン・ライト、コニー・ニールセンほか。
久々のハリウッド超大作の新作。いやー冒頭のカメラワークがハリウッド。画面の色がハリウッド。
1984年になったアメリカ。世界を手中に目論むマックスを阻もうとするダイアナを描いている。
敵としてスーサイドスクワッドのメンバーの一人になっている、チーターが登場。
ダイアナの淡い恋心と、やっと空を飛べるようになったワンダーウーマン。見どころ満載。
ワーナーは、ちゃんと劇場公開してくれて本当に感謝しかない。ディズニー、見習え。
前売り特典:海外版スペシャルコミック
★★★★★
18/ T-JOY京都 ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!
5956 Bill & Ted Face the Music
レイトショーで鑑賞。
ディーン・パリソット監督作品。
キアヌ・リーブス、アレックス・ウィンター主演。ブリジット・ランディ=ペイン、サマラ・ウィービング、ウィリアム・サドラー、クリステン・シャール、アンソニー・キャリガン、エリン・ヘイズほか。
またまた時空を超えて世界を救うことになったぼんくら2人のビルとテッド。そこに従順なそれぞれの娘が参戦して、一層ややこしくなる。
テッドの娘役が、テッドと同じ動きをしてて、すげーキュート。
前2作があまりにも古すぎて、先に観ておけばよかったとは思った。
最恐のロックバンドを娘たちがお膳立てしてくれて、ジミ・ヘンやルイ・アームストロング、モーツァルトを引き連れてクライマックスを迎えるのが、とにかく癒されるw
★★★★☆
12/ イオンシネマ京都桂川 BOLT
5955
林海象監督脚本作品。
永瀬正敏主演。佐野史郎、金山一彦、後藤ひろひと、テイ龍進、月船さらら、吉村界人、佐々木詩音、佐藤浩市ほか。
どこかで観たと思ったら、2015~2017に製作された3編をまとめたものだった。
林海象らしい謎な展開が面白い、けどちょっと見せ方が古いかなー。
ちょっと新しみがなくて残念。
★★★
12/ イオンシネマ京都桂川 天外者
5954
田中光敏監督作品。
三浦春馬主演。三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、迫田孝也、宅間孝行、たかせ梨乃、徳重聡、筒井真理子ほか。
大阪府知事と大阪市長もカメオで出演。
日本の上がる時代、戦国時代とこの明治維新。その中で、海外に目を向け日本を強くするために近代化に尽くした五代友厚の自伝。
三浦春馬、まだまだ出演作はあるやん。なんでだ。なんで終わらせた…。
★★★★
11/ TOHOシネマズくずはモール 新解釈・三国志
5953
レイトショーで鑑賞。
福田雄一監督脚本作品。
大泉洋主演。ムロツヨシ、西田敏行、小栗旬、橋本環奈、賀来賢人、山本美月、岩田剛典、橋本さとし、高橋努、渡辺直美、矢本悠馬、佐藤二朗、城田優ほか。
福田節満載のナンセンスギャグ映画。けど一応「三国志」を踏襲してるところもおかしい。
キャラクターのイメージとか甲冑のデザインとかが思ってる「日本の三国志」のまんまだったw
間の取り方(編集)がちょっとうざい。
★★★
6/ MOVIX京都 バック・トゥ・ザ・フィーチャー
4Kニューマスターモノラル吹き替えver.
5952 BACK TO THE FUTURE
1985年作品。
ロバート・ゼメギス監督脚本作品。スティーブン・スピルバーグ製作総指揮。
マイケル・J・フォックス主演。クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、クリスピン・グローバー、トーマス・F・ウィルソンほか。
35周年記念の吹き替え版は、TV放映時の三ツ矢雄二、穂積隆信、玄田哲章ヴァージョンなので、音声がモノラル。
改めて観ると、こんなに名作だったかと思わせる素晴らしい脚本。
主人公は青春を謳歌してるけど、尊敬する相手には思慮深いすばらしい性格。同じタイムトラベルを題材にしている「ドラえもん」ののび太とは比べ物にならない。
ちょっとステレオタイプだけど、55年の親世代のキャラクターの個性もはじけてて、主人公がまるで空想の世界に入り込んだような立ち位置に感じ面白かった。
この作品はモノを作る側の人間に希望を与えてくれる作品だと思う。それくらい力のある内容だと感じた。
★★★★★
5/ TOHOシネマズ二条 魔女がいっぱい
5951 The Witches
ポイントで鑑賞。
ロバート・ゼメギス監督脚本製作作品。ギレルモ・デル・トロ製作脚本。アルフォンソ・キュアロン製作。
ジャジル・ブルーノ、クリス・ロック(声のみ)主演。オクタビア・スペンサー、アン・ハサウェイ、スタンリー・トゥッチ、クリスティン・チェノウェス、コーディ=レイ・イースティックほか。
驚きの超豪華スタッフ。原作が「チャーリーとチョコレート工場」のロアルド・ダールだからか、容赦のない脚本が素敵。
日本なら根源がなくなったら元に戻るのがセオリー(でないと救いがない)だけど、戻ってないし弱者である人間側も容赦ない。
フルCGのキャラがゼメギス調だし、予想以上に気持ち悪い魔女のデザインはデル・トロ調だし、容赦ない展開はキャロンぽい。すべてのいいところ取りな怪作。
★★★★★
4/ MOVIX京都 サイレント・トーキョー
5950
波多野貴文監督作品。
西島秀俊主演。佐藤浩市、石田ゆり子、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、財前直見、鶴見辰吾ほか。
主演は西島秀俊だけど、よくある複数のキャラクター視点が、どんどん核心に集約していく素晴らしい展開。その上、犯人が予想外の人物というのも面白い。
すごいペースでストーリーが進んで飽きないし、邦画でよくある結局特撮(VFX)はありませんでした、的な展開でもないし。ハリウッド映画に引けを取らないほどの仕上がりだと思う。
結果、問題定義した主人公たちの意思は、のほほんと生きている人間に委ねられたままになったところが残念。嘘でも改革してほしかった。けど嘘は、嘘にしかならないか…。
★★★★☆

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