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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2020年04月 


17/TOHOシネマズ二条 ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん
字幕ver.
5842 Tout en haut du monde
特別料金(1100円)で鑑賞。
レミ・シャイエ監督作品。
声の出演にクレスタ・テレ、フェオドール・アトキン、トマ・サンゴル、レミ・カイユボ、ロイップ・ウードレほか。
絵本のようなタッチのアニメで、ロシアの冒険家の孫娘の生き様を描いている。
行動と志向がついていかない主人公が成長していく様子がセオリー通りなんだけど、途中どんでん返しがあって十分引き込まれる脚本がすばらしい。
日本では見られない北極の美術が「残された者」とも共通する氷の世界の異国感がすごくいい。
登場するシベリアンハスキーや、ホッキョクグマの愛らしさもいい。
フランス、デンマーク合作なので、舞台(出演者)はロシア人なんだけど、フランス語で会話しててちょっと違和感wハリウッド映画で作られた作品が全部英語、ってのと同じだけどロシア語もフランス語も身近じゃないので、ずっと違和感がぬぐえなかった。
★★★★★
11/TOHOシネマズ二条 ブルース・ブラザース
5841 THE BLUES BROTHERS
特別料金(1100円)で鑑賞。
1980年、ジョン・ランディス監督脚本作品。
ジョン・ベルーシ主演(故人)。ダン・エイクロイド主演脚本。キャリー・フィッシャー(故人)、ヘンリー・ギブソン(故人)、マーフィー・ダン、キャブ・キャロウェイ(故人)ほか。
ブルースシンガーで、アレサ・フランクリン(故人)、ジェームズ・ブラウン(故人)、レイ・チャールズ(故人)。カメオにツィギー、フランク・オズ、スティーブン・スピルバーグが出演。
「午前十時の映画祭」枠の上映作品を、4月の新作上映がなくなったせいで1日2回掛けてくれているので観られた。
もう、何も言うことのない名作。40年も前の作品だけに故人の多さも哀愁を感じ、ブルースの名曲に体が躍る。
ストーリーには特筆するものはないけど、それをカバーして余りある感動が、曲とダンスで得られる。
★★★★★
4/TOHOシネマズ二条 AKIRA
IMAX2Dver.
5840
ポイントで鑑賞。
1988年、大友克洋監督脚本原作キャラクターデザイン作品。
4Kリマスター、5.1chリミックスのソフト発売に併せての限定劇場公開。
ヴィスタサイズの4KHDRなのでIMAXのスクリーンのほぼ全画面を使って投影され、エフェクトとサントラのサラウンド感の増大によりすばらしい仕上がりになっている。
原作者が絵も話も管理してるだけあって、どのシーンを切り取ってもアート作品になるほどの密度と情報量。
1988年新型爆弾が東京で炸裂し第3次世界大戦が起こってから31年が経ち2019年、来年東京でオリンピックが開催されるという時、最悪の治安のネオトーキョーで起こった不可解な事件に巻き込まれた少年たち。
政府の陰謀と、日本の荒廃が妙にリアルで、なおかつ実際に2020年オリンピック開催(2021年に延期されたけど)が先見の明ともいえるすばらしさ。
こんなに面白かったか、と思える名作。
★★★★★
4/イオンシネマ京都桂川 囚われた国家
5839 CAPTIVE STATE
「猿の惑星:創世記」のルパート・ワイアット監督脚本製作作品。
アシュトン・サンダース主演。ジョン・グッドマン、ベラ・ファーミガ、ジョナサン・メジャース、コルソン・ベイカーほか。
アンブリン製作のアメリカを舞台にした宇宙人の侵略モノ。
最近の宇宙人関連の映画は「第9地区」以来華やかな色合いをひそめ、地に足ついたというか、泥臭いというか、裏路地っぽいというか、そんな雰囲気に仕上げるのがトレンドのようですね。ギリシャ彫刻が白いと神秘的とかいう考え方に似てる気がするなー。
とにかく侵略者が圧倒的な武力と知力で一気に世界を統治し、配下に収めてしまう。そんな中でアメリカの反乱分子の動向を映画いている。
脚本はよく出てるけど、前出の通り地味な特撮のため、安っぽく見えてしまうのが残念。
★★★★

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