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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2020年07月 


31/ MOVIX京都 カラー・アウト・オブ・スペース-遭遇-
5878 COLOR OUT OF SPACE
ポイントで鑑賞。
ポルトガル、アメリカ、マレーシア合作!どういう繋がりかw
H・P・ラブクラフトの原作をリチャード・スタンリーが監督脚本化。
ニコラス・ケイジ主演。エリオット・ナイト、ジョエリー・リチャードソン、マデリン・アーサー、ブレンダン・マイヤー、ジュリアン・ヒリアード、トミー・チョンほか。
正直なところ、ニコラス・ケイジとラブクラフトで観ようと思ったわけで、それ以外何も期待してなかった。
しかし冒頭の詩的な語りから、どことなく懐かしい演出と悪くないVFXにはまった。
ニコラス・ケイジの演技も炸裂していて爆笑するほど。
入場者特典:ポストカード
★★★★☆
26/ TOHOシネマズ二条 銃2020
5877
ポイントで鑑賞。
武正晴監督脚本作品。奥山和由企画製作。
日南響子主演。佐藤浩市、加藤雅也、友近、吹越満、宇野祥平、篠原ゆき子、友情出演に村上虹郎、リリー・フランキーほか。
2018年村上虹郎で公開された同名映画を、鬼才プロデューサー奥山和由がリメイク。
主要な出演者は前作から引き続いてオファーされ、前作の主演2人は同じ役(ぽい)で友情出演という面白い設定。
汚女子の主人公が偶然見つけたいわくつき拳銃によって歪んでいた人生が、一層歪んでいくという展開。
そもそも何の感情移入も出来ない女がいらんことして落ちていくのは仕方ない、としか思えない。
虹郎が背景で出てたのには驚きw
★★★
25/ イオンシネマ京都桂川 ブラックアンドブルー
5876 BLACK AND BLUE
ポイントで鑑賞。
デオン・テイラー監督作品。
ナオミ・ハリス主演。タイリース・ギブソン、フランク・グリロ、マイク・コルター(「ルーク・ケイジ」)、リード・スコット、ボー・ナップ、ナフェッサ・ウィリアムズほか。
分かりやすい設定(汚職に抹殺に巻き込まれ)に、黒人差別を織り交ぜたナイスタイミングな警察モノ。
主演の2人がすごくいい。いい意味で上質なTVSPみたいな感じ。なんでそう感じたのかと思ったら、大げさな爆発やCGを使ってないところか。
★★★★☆
24/ MOVIX京都 地獄の黙示録 ファイナルカット
DOLBY CINEMA 2D字幕ver.
5875 Apocalypse Now FINAL CUT
フランシス・フォード・コッポラ監督脚本音楽製作作品。
上映時間181分は、初公開の1979年版より30分長く、2001年の特別完全版より20分短い再編集版。
マーティン・シーン主演。マーロン・ブランド、ロバート・デュバル、デニス・ホッパー、フレデリック・フォレスト、ローレンス・フィッシュバーン、サム・ボトムズ、ハリソン・フォードほか。
3時間は長いと思ったけど、年齢が追い付いたのか、全編見逃すシーンがないほどいい作品だと改めて思った。
DOLBY CINEMAの角の立った映像とDOLBY ATMOSの超立体的な音響がすばらしく、これぞ劇場公開って趣のすばらしさ。
★★★★★
24/ アップリンク京都 劇場版ごん GON,THE LITTLE FOX
5874
八代健志監督脚本アニメート作品。
声の出演に田中誠人、入野自由、国府田達也、辻良江ほか。
幼稚園児くらいに母に読み聞かせてもらった「ごんぎつね」。まんまストップモーション・アニメーションで短編映画化。
昔を思い出したり、話の切なさもあって感情的になってしまう。
30分弱の短い上映時間なんで、思いめぐらすほどの余裕はないけど、すばらしいストップモーション・アニメーションで癒される。
★★★★★
23/ T-JOY京都 グランド・ジャーニー
5873 Donne-moi des ailes
フランス・ノルウェイ合作の、ニコラ・バニエ監督脚本作品。
ジャン=ポール・ループ主演。メラニー・ドゥーテ、ルイ・バスケス、フレッド・ソレル、リル・フォッリ、ドミニク・ピノン、アリアンヌ・ピリー、フィリップ・マニャンほか。
ドキュメンタリー「WATARIDORI」に参加し、実際の映像も鳥類学者のクリスチャン・ムレクが息子と行ったことを映画化。
フランスからノルウェイに渡る希少動物ガンの渡りを人間が修正し、より安全に渡れるようにする。国境をまたいで移動するので、各国の対応に舞ってくれない動物にと面白く感動的に描いている。
ちょっとうまくいきすぎ?感はあるけど、ほんとのことだよねっていうのに驚き。前出の実際の映像では結構あっさりしてたけどね。
懐かしのドミニク・ピノン(「デリカテッセン」「エイリアン4」)が出てて、ちょっと嬉しかったり。
★★★★
19/ アップリンク京都 リトル・ジョー
5872 Little Joe
ジェシカ・ハウスナー監督脚本製作作品。
エミリー・ビチャム主演。ベン・ウィショー、ケリー・フォックス、キット・コナー、デビッド・ウィルモット、フェニックス・ブロサールほか。
イギリスの新進女性監督の女性らしい目線のSF。
サントラが雅楽などの日本の楽器を使ってモダンに仕上げたもので、どうやら日本人の伊藤貞司(故人)の曲を使っているので、不思議な日本感(寿司のデリバリーとかもある)が漂っている。
もうちょいアクションかホラーだかの要素が強かったら一層面白かったんだけど。叙情的過ぎたかな。
★★☆
18/ TOHOシネマズ二条 ダークナイト
IMAX 2D字幕ver.
5871 The Dark Knight
レイトショーで鑑賞。
2008年製作。クリストファー・ノーラン監督脚本原案製作作品。
クリスチャン・ベール主演。ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、マイケル・ケイン、マギー・ジレンホール、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、キリアン・マーフィー、エリック・ロバーツ、アンソニー・マイケル・ホールほか。
上映前に「TENET」の特別映像が上映されるということだったけど、これ以前観たやつだったので肩すかし。
IMAXと4Dでのリバイバルだけど、IMAXカメラで撮影されたシーンのみフルサイズのIMAXの画角になるのでスクリーンサイズは大きいし、輝度は高いから観やすいけど、新しさはそんなに感じない。
けど2008年から2020年まで間にジョーカーもバッツも様変わりして、「ダークナイト」シリーズがどれだけ「バットマン」らしかったかと思える。
被写体を回り込むカメラで緊張感とか存在感を再現してるところは監督らしいな、と改めて思う。
ほんとにヒース・レジャーは惜しいことをした・・・。
★★★★★
18/ MOVIX京都 悪人伝
5870 The Gangster,the Cop,the Devil
イ・ウォンテ監督脚本作品。
マ・ドンソク、キム・ムヨル主演。キム・ソンギュ、ユ・スンモク、チェ・ミンチョル、キム・ユンソクほか。
実話を基にしたやくざと警察のバディムービー。韓国らしい激しいアクションとゴア表現に、主演2人の魅力満載の名作。
ノンストップな展開が面白い。
★★★★★
17/ MOVIX京都 パブリック 図書館の奇跡
5869 The Public
エミリオ・エステベス監督脚本製作主演作品。
アレック・ボールドウィン、ジェナ・マローン、テイラー・シリーング、クリスチャン・スレイター、ジェフリー・ラッシュ、マイケル・K・ウィリアムズ、ガブリエル・ユニオンジェイコブ・バルガス、チェ・“ラムフェスト”・スミスほか。
アメリカの現実を軽妙に描いた佳作。
クライマックスの妙策もちょい感動できる。
★★★
12/ イオンシネマ京都桂川 透明人間
5868 The Invisible Man
リー・ワネル監督脚本原案製作総指揮作品。
エリザベス・モス主演。オリバー・ジャクソン=コーエン、オルディス・ホッジ、ストーム・リード、ハリエット・ダイア、マイケル・ドーマンほか。
今までの「透明人間」と違い、光学迷彩のスーツを開発した男の妻の追い詰められて混乱していく話。
主演のエリザベス・モスがあまりに個性的で、けどすごい演技力で引き込まれる。
脚本というか演出(かな)が舞台ぽくてある意味、すごく楽しく観られた。
ちょっとサントラが大げさ。
★★★★★
11/ TOHOシネマズ二条 WAVES/ウェイブス
5867 WAVES
トレイ・エドワード・シュルツ監督脚本製作作品。
ケルヴィン・ハリソン・Jr主演。テイラー・ラッセル、ルーカス・ヘッジズ、アレクサ・デミー、ニール・ハフ、クリフトン・コリンズ・Jr.、スターリング・K・ブラウン、レネー・エリス・ゴールズベリーほか。
アマレスの強豪校(?)に所属する主人公。左肩の故障から、彼女の妊娠と思わぬ方向に進む。
音楽に併せて作った絵作りが革新的。画面サイズを3つにしてるところも革新的。だけど各画面サイズの意味を追うのが大変w
後半主人公が変わるのが面白い。
★★★★
10/ アップリンク京都 サンダーロード
5866 Thunder Road
ジム・カミングス監督脚本編集音楽主演作品。
ケンダル・ファー、ニカン・ロビンソン、ジョセリン・デボアー、チェルシー・エドマンドソン、メイコン・ブレア、ビル・ワイズほか。
タイトルは主人公の亡き母が好きだったブルース・スプリングスティーンの「涙のサンダーロード」から。
バレイの先生だった母の葬式に、仕事着である警察の服を着たままイケてないダンスを踊って呆れられる。そこからガタガタと思惑が外れていって…。
そこここに見え隠れするオフビートな笑いの中にシリアスな事象が重なって切なくなる作品。
★★★★
5/ MOVIX京都 チア・アップ!
5865 POMS
ザラ・ヘイズ監督原作作品。
ダイアン・キートン主演製作総指揮。ジャッキー・ウィーバー、セリア・ウェストン、リー・パールマン、パム・グリア、アリーシャ・ボー、チャーリー・ターハンほか。
夫を亡くし自分も余命短い主人公が、終の棲家で選んだのが能天気な高級老人ホーム。そこで友人とチアリーディングを始めることになって…。
自分の母親くらいの歳女性の元気な姿を見るのは必要以上に感動してしまう。
パム・グリアと夫の関係とか、高校のチアリーダーとの関係とかすごくいい。
★★★★☆
5/ MOVIX京都 レイニーデイ・イン・ニューヨーク
5864 A Rainy Day in New York
ウディ・アレン監督脚本作品。
ティモシー・シャラメ主演。エル・ファニング、セリーナ・ゴメス、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、リーブ・シュレイバーほか。
主演3人を若手を使ったいつものウディ・アレン映画。
アリゾナの田舎大学の新聞記者と、NY出身の主人公のNYに取材旅行して移り変わる心情を描いている。
とにかく台詞が多い。小劇団の演劇のような雰囲気。
★★★
4/ イオンシネマ京都桂川 アンチグラビティ
5863 COMA
ニキータ・アルグノフ監督脚本作品。
ライナル・ムハメトフ主演。アントン・パンプーシュニー、ルポフ・アクショノーバ、ミロシュ・ビコビッチ、コンスタンチン・ラブロネンコほか。
ロシアのがっつりSF。ロシアでもVFX作れます的な作品。
新興宗教を傘に人体実験をするマッドサイエンティストの施策にはまった主人公の意識下の話。
脳の細胞ニューロンのような形に構成された世界。各島の重力は常にそれぞれの地面にあり、それぞれの角度にあった動き方をすると問題なく移動できる。
切り口は面白いけど、政府の関わりを一切出してないところがいかにもロシアぽいな、とうがった見方をしてしまう。
★★★
3/ TOHOシネマズくずはモール 一度も撃ってません
5862
レイトショーで鑑賞。
阪本順治監督作品。
石橋蓮司主演。大楠道代、岸部一徳、桃井かおり、佐藤浩市、妻夫木聡、新崎人生、寛一郎、前田亜季、柄本佑ほか。
初老の売れないハードボイルド作家の普段の生活を描いている。と言ってもそもそもが彼に関わる小説のネタになる人々が、クセモノばかりで、まさに小説よりも奇なりな展開。
出演者が豪華で、みなさん楽しそうで観ていてワクワクする。
★★★☆

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