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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2020年02月 


29/イオンシネマ桂川 機動戦士ガンダム GのレコンギスタU
ベリル撃進
5826
富野由悠季総監督脚本作品。
全編戦闘シーンの2作目。次々と新型モビルスーツが登場し派手だけど、慣れてきた専門用語が、まだ早すぎて理解が追い付かないところが多い。
もうちょっとゆっくした展開でもいいんだけどね。
ドリカムが主題歌をドリカムが担当し久々に普通な曲が聞けた。
入場者特典:「エルフ・ブル」ペーパークラフト
★★★
29/TOHOシネマズ二条 劇場版 SHIROBAKO
5825
水島努監督作品。
2014年のTVシリーズから続いての完全新作劇場版。
前作から4年後という月日が流れ、武蔵野アニメーションの一時の栄華が過ぎ、下請けアニメ制作に成り下がっているところから始まる。
TVシリーズと同じく、「製作」にスポットライトを当て、そこに関わる人々の悲喜劇が見事に描かれている。
モノを作る人が見ると共感できるところが多く、上映時間の2時間があっという間。
入場者特典:関口可奈味描き下ろしミニ色紙「しずか、美沙、みどり」
★★★★☆
28/T-JOY京都 スケアリーストーリーズ 怖い本
5824 SCARY STORIES to Tell in the Dark
レイトショーで鑑賞。
「トロールハンター」のアンドレ・ウーヴレダル監督作品。ギレルモ・デル・トロ原案製作。
ゾーイ・コレッティ主演。マイケル・ガーザ、ガブリエル・ラッシュ、オースティン・ザユル、ディーン・ノリス、オースティン・エイブラムズ、ナタリー・ガンツホーンほか。
1968年のハロウィン、お化け屋敷と言われる廃屋を探検して見つけた「怖い本」。それを手に取ったせいで起こる恐怖体験を描いている。
主人公のグループであるお子達が、全員バカすぎてイライラする。その上、
元凶になった少女は生き残るってのはどうなん?プラス思考で終わらせるのは不安感なくて残念。
見せ方はデル・トロぽいけど、ファンタジー色は弱いかな。
★★★★
24/MOVIX京都 スマホを落としただけなのに
囚われた殺人鬼
5823
中田秀夫監督作品。
千葉雄大主演。白石麻衣、成田凌、鈴木拡樹、田中哲司、平子祐希、井浦新、高橋ユウ、音尾琢真ほか。
前作から4か月後の話で、また同じ場所から死体遺棄が発覚して、犯人がハッカーでもある「M」と特定され、前作の犯人の手を借りて解決しようとする展開。
小説だったら面白かったかもしれないけど、脚本がひどい。台詞が浮ついてるのか、役者が大根なのか、とにかく感情移入出来なかった。
ホラー要素やサスペンス要素も弱くて、どこ目線で描きたいのかも感じられなかった。
★★☆
23/イオンシネマ桂川 スキャンダル
5822 BOMBSHELL
ジェイ・ローチ監督製作作品。
シャーリーズ・セロン主演。ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー、ジョン・リスゴー、マルコム・マクダウェル、ケイト・マッキノン、コニー・ブリットンほか。
実話であるFOXのCEOロジャー・エイルズのセクハラを告発した女性アンカーの勇気の話。
ストーリーはわかりやすい展開。それよりなによりオスカーを受賞した、CGではない特殊メイクで仕上げたシャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、ジョン・リスゴーが誰かわからないほど変化しててすばらしい。
★★★★
22/TOHOシネマズ二条 ミッドサマー
5821 MIDSOMMER
レイトショーで鑑賞。
「ヘレディタリー」のアリ・アスター監督脚本作品。
フローレンス・ビュー主演。ジャック・レイナー、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ウィル・ポールター、ウィルヘルム・ブロングレンほか。
完全に「食人族」と同じ匂いのするモキュメンタリー感満載のホラー。ホラーと言っても猟奇ではあるけど、そもそもが風習であるならそういうものかなーと思わざるを得ない。なので、前作と比べると、恐怖感は少ない。どちらかというとゴア表現が強烈な感じ。
主人公の大学生のグループがどいつもウザい。
北欧っぽい歌曲が、普段と違って不愉快に感じるサントラもすごいなー、二度と聞きたくないw。
★★★★
21/T-JOY京都 チャーリーズエンジェル
5820 CHARLLE'S ANGELS
レイトショーで鑑賞。
「ピッチパーフェクト」でも才能を発揮したエリザベス・バンクス監督脚本出演作品。ドリュー・バリモア製作総指揮。
クリステン・スチュワート、ナオミ・スコット、エラ・バリンスカ主演。パトリック・スチュワート、ジャイモン・フンスー、サム・クラフリン、ジョナサン・タッカー、ノア・センティオネほか。
2003年のリブート版、2011年のTVシリーズに続いての再リブート作品。
軽妙なアクションとおしゃべりが旧来通りですごい楽しめる。そこに敵の強さと、予想外のカースタントが頑張ってる感じ。
主演の3人がキュートで、リブート毎に低年齢化してる感じが今風。その上、アメリカだけじゃなく世界規模の組織になってるのも時代か。
冒頭で過去のエンジェルのスチールで出てきて、テンション上がったけどそれ以上にエピローグでカメオで初代エンジェルのジャクリーン・スミスの登場は感動した。その上、
チャーリー役だし。
★★★★☆
16/MOVIX京都 グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜
5819
ポイントで鑑賞。
成島出監督作品。
大泉洋主演。小池栄子、濱田岳、松重豊、犬山いぬ子、木村多江、皆川猿時、緒川たまき、橋本愛、水川あさみほか。
戦後の元気になりつつある日本を舞台に、女性にだらしない男の話。
とにかく小池栄子に尽きる。すばらしいコメディエンヌっぷり。見事な演技。
★★★★☆
15/MOVIX京都 ACCA13区監察課 Regards
5818
特別上映(1500円)で鑑賞。
夏目真悟監督作品。
2017年TVアニメ化された同名作品のOVA特別上映(1週間、1日1回なので正式には劇場公開作品とは言えないけど)。
思った通り、うすぼんやりした記憶の続きだったので、キャラクターが出てくるたびに、あーいたなー、あーこういう立ち位置だったなー、と思い出す程度。
そもそもがJAZZをベースにゆったりした展開の、こじゃれたアニメだったのでその続編としては、どう続くのかと思ったら、1時間しかない内容だったので、やっぱダイジェストぽくなってたなー、という印象。
入場者特典:オノナツメ書き下ろしコースター
★★☆
15/ブルク7 1917
DOLBY CINEMA 2D字幕ver.
5817 1917
サム・メンデス監督脚本製作作品。
ジョージ・マッケイ主演。ディーン=チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、アンドリュー・スコット、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチほか。
第一次世界大戦のフランスを舞台にイギリス軍とドイツ軍の拮抗した状態の中、伝令を受けた青年の物語。
主人公は監督の祖父をモデルにして、その祖父から聞いた話を映像化してる。
カメラは全編1カットで撮影され、そこがオスカー受賞したところ。
唯一、主人公が気絶するシーンで暗転するから、そこでカットが途切れたとも言えるけど、しかしここまで1カットにしたのはすごいと思う。そこには今のVFX技術が大いに助けている部分だとも言える。
肉弾戦だった当時の戦争の悲惨さが裏に見え隠れする中、主人公の感情の起伏と躍動感が素晴らしい。
入場者特典:DOLBY CINEMA限定ステッカー
★★★★★
14/MOVIX京都 影裏
5816
大友啓史監督作品。
綾野剛主演。松田龍平、筒井真理子、中村倫也、國村隼、永島暎子、安田顕ほか。
東日本の3・11を軸に、主人公のマイノリティと、謎の親友の裏側を描いたヒューマンドラマ。
最近の東北の映画は心の奥に刺さる作品が多い。
主人公の行動に共感して心が痛くなった。
★★★★☆
9/MOVIX京都 グッドライアー 偽りのゲーム
5815 The Good Liar
「グレイテスト・ショーマン」の脚本のビル・コンドン監督製作作品。
ヘレン・ミレン主演。イアン・マッケラン、ラッセル・トベイ、ジム・カーターほか。
ただの詐欺師の話かと思ったら、第二次世界大戦の時代から続く怨恨が関わっているという、意外と深い話だった。
★★★
8/イオンシネマ桂川 ヲタクに恋は難しい
5814
ハッピー55(1100円)で鑑賞。
福田雄一監督脚本作品。
高畑充希、山崎賢人主演。佐藤二朗、ムロツヨシ、斎藤工、菜々緒、賀来賢人ほか。
ヲタクの幼馴染が恋愛に発展する様をミュージカル仕立てで描いた作品。最近、ミュージカルが多いのが映画全盛時代ぽくてうれしい。
ヲタクである自分でも忌み嫌うタイプのヲタクを的確に描いていて、やっぱキモイなーと認識。こんな人たちと友達にはなりたくないわ。
だって話題が自分の好きなものだけなんでしょw一般常識ない人はダメだわ。
★★★
8/イオンシネマ桂川 ザ・ピーナッツバター・ファルコン
5813 THE PEANUT BUTTER FALCON
ハッピー55(1100円)で鑑賞。
タイラー・ニルソン&マイケル・シュワルツ監督脚本作品。
シャイア・ラブーフ、ザック・ゴッツァーゲン主演。ダコタ・ジョンソン、ジョン・ホークス、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ブルース・ダーン、ジョン・バーンサルほか。
過失で最愛の兄を亡くした弟と、身寄りがなく介護施設から抜け出したダウン症の青年、そこに介護施設から追ってきた女性が加わったロードムービー。
不器用な生き方しかできない主人公たちの愛おしい友情が心を揺さぶる秀作。
★★★★★
7/T-JOY京都 グリンゴ 最強の悪運男
5812 GRINGO
レイトショーで鑑賞。
ナッシュ・エドガートン監督製作作品。
「グローリー」のデビッド・オイェロウォ主演。ジョエル・エドガートン(監督の弟、「SWE2&E3」)、シャーリーズ・セロン、タンディ・ニュートン(「ソロ:スター・ウォーズ・ストーリー」)、ユール・バスケス、アマンダ・セイフライト、シャルト・コプリー(「第9地区」)ほか。
舞台はアメリカからメヒコにと幅広いし主人公の立ち位置が変わるけど、「誘拐」をベースにしたシチュエーションムービー。
予想外の豪華な出演者に、悪くない脚本。こういう展開はいいね。
★★★★
2/MOVIX京都 嘘八百 京町ロワイヤル
5811
武正晴監督作品。
中井貴一主演。佐々木蔵之介、広末涼子、友近、山田裕貴、加藤雅也、竜雷太、森川葵、前野朋哉ほか。
シリーズ2作目の騙し合い人情劇は、堺から京都に舞台を移して、しかし内容的には同じ展開。逆に言うと安パイで何も問題なく観られるということ。
芸達者な役者が勢ぞろいで、こてこての関西弁で、そこで中井貴一の孤軍奮闘、というか素晴らしい演技。
シリーズ化するのかな?
★★★☆
1/TOHOシネマズ二条 バッドボーイズ フォーライフ
5810 BAD BOYS FOR LIFE
ファーストデイで鑑賞。
アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督作品。
ウィル・スミス主演製作。マーティン・ローレンス、バネッサ・ハジェンズ、ジェイコブ・スキピオ、ジョー・パントリアーノ、ケイト・デル・カスティーリョほか。
最近変なSFや、文芸系に走ってるウィル・スミスがウィル・スミスたる役と言える、破天荒でちょっと抜けた男が似合いすぎて安心する。
とにかく容赦なく射撃して(射撃されてw)、殺しまくって解決するバディムービー。そこに前2作からの経年劣化がストーリーの軸となってて、途中でどんでん返し的告白があって、思わぬ方向に展開して決着するという展開。
すげー面白いのだが、その思わぬ方向の許容の大きさが、大きすぎてそこはあかんやろとwまぁ、ええかじゃねーだろ、とw
★★★★☆
1/TOHOシネマズ二条 AI崩壊
5809
ファーストデイで鑑賞。
入江悠監督脚本作品。
大沢たかお主演。賀来賢人、岩田剛典、田牧そら、松嶋菜々子、玉城ティナ、三浦友和、広瀬アリスほか。
正直、観る前はまた外した映画(邦画)作って…、と思ってたけど、予想以上にいい出来だった。
VFXもセットも浮いてないし、邦画もここまで来たんだと思えた。
唯一、今から10年後で、2020年の自動車が一線で走ってるのはおかしいと思う。そこは何とかしてほしかったところ。
★★★★
1/TOHOシネマズ二条 ナイブス・アウト
5808 KNIVES OUT
ファーストデイで鑑賞。
「SW最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督作品。
ダニエル・クレイグ主演。アナ・デ・アルマ、クリス・エヴァンス、ジェイミー・リー・カーティス、クリストファー・プラマー、トニ・コレット、ドン・ジョンソンほか。
最近の推理ものは推理と言いつつ何も謎めいてないし、推理もしてないから、それからするとよく出来た内容だと思う。
出演者の豪華さも往年のクリスティ原作の推理ものぽくて悪くない。
★★★★

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