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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2020年06月 


28/イオンシネマ京都桂川 ランボー ラスト・ブラッド
5861 Rambo:Last Blood
エイドリアン・グランバーグ監督作品。
シルベスタ・スタローン主演脚本原案。パス・ベガ、セルヒオ・ペリス=メンチェータ、アドリアナ・バラッザ、イベット・モンレアル、オスカル・ハエナダほか。
シリーズ5作目。
今作は地元に帰って姪の命に係わる事件に巻き込まれ、おなじみの戦闘に展開していくというもの。
前作同様ゴア描写が容赦ない感じで、ホラー映画違うところが主人公が狩る側ってことw
70歳を超えてもなおここまでたくましい男を演じられるのはすごいと思う。
★★★★☆
27/MOVIX京都 ワイルド・ローズ
5860 Wild Rose
トム・ハーパー監督作品。
ジェシー・バックリー主演。ソフィー・オコネドー、ジュリー・ウォルターズ、ジェイミー・シーベス、クレイグ・パーキンソン、ジェームズ・ハークネスほか。
イギリスが舞台のカントリーミュージックを歌い続けるセミプロの女性が主人公。
冒頭から出所シーンで、ダメ人間をアピール。とにかく夢を追い続け、子供も生活も破綻寸前。
そもそもイギリスでカントリーって、もう脳がずっとついていけないwイギリス人がブロークンイングリッシュの極みのような歌詞を歌うってのが面白い。
とんとん拍子に事が進むのかと思ったら、くじかれるくじかれる。そしてクライマックスのオリジナル曲。これを待っていたような気がする2時間弱だった。
★★★★
27/T-JOY京都 ソニック・ザ・ムービー
字幕ver.
5859 SONIC the Hedgehog
ジェフ・ハウラー監督作品。
ジェームズ・マースデン主演。ソニックの声にベン・シュワルツ、チカ・サンプター、ジム・キャリー、リー・マジュドゥーブほか。
SEGAのロゴに、あのSEGAのキャッチーをかぶせるオープニングから、エピローグのテイルズの登場まで、隅から隅までソニック愛にあふれた作品。
初出のスポットでソニックのあまりの出来にSNSで大炎上し、公開延期して大幅にデザインを改修されて、原作とそん色ない出来に仕上がっている。
Dr.エッグマンを好演しているジム・キャリーもすばらしい。
予想を上回るいい出来。
前売り特典:ベビーソニック“ミニカワ”フィギュアキーホルダー
★★★★☆
26/アップリンク京都 SKIN/スキン
5858 SKIN
2019年アカデミー賞短編映画賞受賞「SKIN」同時上映。
ガイ・ナティーヴ監督脚本製作作品。
ジェイミー・ベル主演。ダニエル・マクドナルド、ビル・キャンプ、マイク・コルター、ヴェラ・ファーミガ、ダニエル・ヘンシュオールほか。
白人至上主義でレイシスト(差別主義者)の主人公。属するグループが完全にテロ行為(殺戮行為)に走る中、その意味に疑問を持ち出し、そこから抜けようとする。
実話をベースにしていて、当然ながら結末はわかってるので、サスペンスフルではないけど、常に薄氷を踏むような立ち位置が危なっかしくてドキドキしっぱなし。
その上、短編の「SKIN」の衝撃と言ったら…。
改めて人種差別の理不尽さを痛感できる作品。
★★★★★
21/TOHOシネマズ二条 エジソンズ・ゲーム
5857 THE CURRENT WAR
シネマイレージデイ価格(1200円)で鑑賞。
アルフォンソ・ゴメス=レホン監督作品。マーティン・スコシージ製作総指揮。
ベネディクト・カンバーバッチ主演製作総指揮。マイケル・シャノン、ニコラス・ホルト、トム・ホランド、キャサリン・ウォーターストンほか。
かのエジソンとウェスティングハウスの電化覇権争いの様を描いた作品。そこに電気自動車のテスラの元になった、ニコラ・テスラが絡んで面白くなっていく。
偉人と言われてる人は大体完璧な性格のように描かれることが多いけど、どちらかというとクセモノが多いという事が改めて感じる内容。
★★★☆
20/TOHOシネマズ二条 ドクター・ドリトル
IMAX2D字幕ver.
5856 Dolittle
シネマイレージデイ価格(1200円)で鑑賞。スティーヴン・ギャガン監督脚本作品。
ロバート・ダウニー・Jr.主演製作総指揮。ハリー・コレット、マイケル・シーン、ジム・ブロードベント、アントニオ・バンデラス、ジェシー・バックリー、カシア・スムトゥアニク、カーメル・ラニアードほか。
動物の声にエマ・トンプソン、ラミ・マレック、オクタビア・スペンサー、トム・ホランド、クメイル・ナンジアニ、マリオン・コティヤール、セレーナ・ゴメスと超豪華。
いつものドゥーリトルで、そのままの立ち位置で自分的には特に新鮮味は感じない。違いは特撮が今までのより格段に上がっているので、何の違和感もなく観られるくらいか。
原作は小学生の時に読んでるけど、
ドラゴンって出てきたっけ?読み返さないとなー。
ドリトルという日本の呼び方が耳障りでウザい。
★★★☆
20/TOHOシネマズ二条 水曜日が消えた
5855
吉野耕平監督脚本VFX作品。
中村倫也主演。石橋菜津美、深川麻衣、中島歩、休日課長、きたろうほか。
フェミ男ぽくもあり、男ぽくも見える主演は適役。
交通事故で人格が7つに分かれ曜日ごとに出現するようになった主人公。検体で生活してるのか、全然生活感が見えないけど、とにかくその実直で几帳面な「火曜」を中心に展開してゆく。ある日、火曜が水曜も続けて生きていくことになり、それがきっかけで多重人格が崩れていく…。
登場人物が少なく、一昔前ならSFだけど、今の時代、そういうもの(多重人格)は認知されているので、そこまでミステリアスでもなく、脚本勝負の1本。
7人の人格キャラを演じる中村倫也をもっと見たかった。
★★★
14/TOHOシネマズ二条 ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語
5854 Little Woman
TOHOシネマズデイ(1200円)で鑑賞。
「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグ監督脚本作品。
シアーシャ・ローナン主演。エマ・ワトソン、フォローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、ローラ・ダーン、ティモシー・シャラメ、。メリル・ストリープ、クリス・クーパーほか。
かの「若草物語」を作家である4姉妹の2女の立場から描いた作品。
やっぱこの時代に生きることは出来ないわとつくづく思える南北戦争時代。
末娘以外とシャラメとクリス・クーパーがすばらしい。シアーシャ・ローナンはすでに大女優の貫禄だな。
後半の畳みかけるエピソードの展開がいい。
★★★★☆
13/TOHOシネマズ二条 ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷
5853 Haunt
「クワイエット・プレイス」のスコット・ベック&ブライアン・ウッズ監督脚本作品。イーライ・ロス製作。
ケイティ・スティーブンス主演。ウィル・ブリテン、ローリン・マクレイン、アンドリュー・コールドウェル、シャジ・ラジャ、スカイラー・ヘルフォードほか。
アメリカのホラーらしいキャッチーなキャラクターが大挙するシチュエーションホラー。
ハロウィンに町はずれの怪しい私設お化け屋敷に入り込んで大惨事という話。
お化け屋敷の職員wが全員個性的なマスクを付けていて、それが素顔とリンクしてるというのがいい。
主人公側の攻防も小気味よくてバカじゃないのも悪くない。
★★★★☆
13/TOHOシネマズ二条 グッド・ボーイズ
5852 Good Boys
ジーン・スタプニツキー監督脚本作品。セス・ローゲン製作。
ジェイコブ・トレンブレイ主演。キース・L・ウィルアムズ、プレンディ・ヌーン、モリー・ゴールド、リル・レイ・ハウリー、ウィル・フォーテほか。
3人の少年の性と趣味と友情の物語。気になる女の子とキスゲームを成功したい主人公と、歌(ミュージカル)をやりたい友人、と離婚が決まってふわふわした気持ちの友人。
親の使ってる性具がバンバン出てきたり、台詞で言い合ったりといかにもな展開だけど、主人公が10代なので丸見えなシーンは抑えてる感じ。
ちょっと空気感がオープン過ぎて自分の10代とは違うけど、理解できるシーンはそこここにあって楽しめた。
★★★★
12/T-JOY京都 ライブリポート
5851 Line of Duty
あの「大脱出2」のスティーブン・C・ミラー監督作品。
アーロン・エッカート主演製作総指揮。コートニー・イートン、ジェシカ・ルー、ベン・マッケンジー、ディナ・メイヤー、ジャンカルロ・エスポジートほか。
あの「大脱出2」の監督なので、全然面白いのでやっぱあれはいろいろあかんかったんやと思ったw
アーロン・エッカートは好きな俳優だけど、ここまで独り舞台かと思ったら、製作総指揮もかーい、ってなったw
まぁ、99分の上映時間のミニマルな時間内でがっつりアクションさせたらこうなるよね、って感じの脚本。もう無理やりだし、都合もよすぎるし。だから解決するんだけどね。
★★★☆
7/MOVIX京都 デッド・ドント・ダイ
5850 THE DEAD DON'T DIE
ジム・ジャームッシュ監督脚本作品。
ビル・マーレイ、アダム・ドライバー主演。ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィーニ、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・グローヴァー、ケイレヴ・ランドリー・ジョーンズ、ロージー・ペレズ、イギー・ポップ、セレーナ・ゴメス、トム・ウェイツほか。
豪華キャストのジャームッシュらしいオフビートな笑いのゾンビ映画。(けっしてホラー映画ではない)
漫才の掛け合いのようなブル・マーレイとアダム・ドライバー。愛嬌満載のクロ・セヴィーニ、立膝の仏像の畳の間で形を披露する「KILL BILL」風ティルダ・スウィントン。完全なヲタクのケイレヴ・ランドリー・ジョーンズと、出演者の誰もがすごくいいキャラクター。
北極を圧搾したせいで地軸がずれて地球全体に影響が出てしまい、死者が蘇ってしまう。アメリカの田舎町センターヴィルでも同様に混乱が起こりだしてしまう…。
脚本が最近のトレンドである、掴みである見せ場からオリジンを振り返るというものではなく、ちゃんと時系列に沿って進んでいくところが古臭くもあり、新鮮でもある。そこにティルダ・スウィントンの強烈な正体。これにノックダウンという感じ。
セオリー通りの設定と展開に、ジャームッシュらしい悲哀と笑いをなじませた怪作。
★★★★☆
7/MOVIX京都 ルース・エドガー
5849 LUCE
「クローバーフィールド:パラドックス」のジュリアス・オナー監督脚本製作作品。
ナオミ・ワッツ主演。ケルビン・ハリソン・Jr.、オクタビア・スペンサー、ティム・ロスほか。
一人の青年を中心に翻弄させられる大人を描いている。それは養子縁組した両親であり、彼の本性を疑っている歴史教師であり、校長先生である。
ナオミ・ワッツとティム・ロス、オクタビア・スペンサーの演技合戦といったところ。
★★★
6/TOHOシネマズ二条 ANNA/アナ
5848 ANNA
リュック・ベッソン監督脚本製作作品。エリック・セラのサントラもおなじみ。
サッシャ・ルス主演。ルーク・エバンス、キリアン・マーフィー、ヘレン・ミレン、アレクサンドル・ペトルフほか。
ベッソン印のほんまもん最新作。製作脚本作品がすごく多いので久々かと思ったら2017年の「ヴァレリアン」以来なんでそんなには経ってないのがわかる。
しかし自分の思っているベッソンと言えば、アクション映画では「ニキータ」であり「レオン」なんかが強烈なんで、今作も同系列ということで、心躍った。
結果、余すところなくベッソンで、なおかつ巧妙であり、キャッチーな脚本がすばらしい内容だった。
ハリウッド映画にない無国籍感が、今作も見事で、主演がロシア人、主な舞台がフランス、途中日本人観光客も出してくれたりと退屈しない。
★★★★★
6/TOHOシネマズ二条 ポップスター
5847 Vox Lux
ブラディ・コーベット監督脚本作品。
ナタリー・ポートマン主演製作総指揮、ジュード・ロウ(兼製作総指揮)、ラフィー・キャシディ、ステイシー・マーティン、ジェニファー・イーリ、ナレーションにウィレム・デフォーほか。
モキュメンタリーに近い、一人のスターの成り立ちを描いた面白い作品。
最近では似た作品に「ティーン・スピリット」があったけど、こっちはより映画らしい冒頭シーンから、クライマックスまで繋がっている。
予備知識を入れなかったせいで、冒頭の銃撃シーンに声を上げてしまった。そこからの人生は、ほんとに実在る人のようでいい感じ。ただスーパースターになったら、高確率でアル中と薬中になるのかと思わせてしまうのがステレオタイプに描きすぎかな、とも。そこは主演のナタリー・ポートマンが製作総指揮してるから納得なのか?
★★★

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