■ 回答集計と各ページの分析
*** 【回答集計と分析・高校】 ***
数I/ 数A/ 数II/ 数B/ 数III/ 数C/
[測定条件と信頼性]
■高校■ == 数学B ==
■ページ名 「数学的帰納法(不等式)」
../kou2/inductive_method3.htm
■主な内容  例題を見ながら数学的帰納法による不等式の証明の仕方を身につけるもの
■要約・解説 初めの解説は50行以上ある「最初の問題に着手するまでの時間」は7分56秒で,解説はよく読まれている.
■この集計の作成年月日:2009.11.18 ■集計期間2009.08.29〜2009.11.01 ■期間中のこのペ−ジに対するアンケート回答数/読まれた回数:11件/411件=2.7%
グラフ1

グラフ2
■小問数
7問

■ヒント
なし

■入力方式
マウス選択
(多対多選択)

■問題の見え方
一度に全部見える形
回答者の内訳は,高二以下45%,高三27%,卒業生27%
1題当たりの所要時間は17秒.
平均滞在時間は13分43秒.
 左のグラフ1は問題ごとの正答,誤答,無答の割合(正誤は最初の採点)で,黄色で示したものは初め誤答で再試行の結果正答に変った割合を表わす.
 グラフ2は横軸が問題番号,縦軸は直前の操作以降その問題の採点までの経過時間(秒)を表わす.ただし,第1問は初めからの時間.
 グラフ3は問題ごとの試行回数を表わす.(ただし,同一問題を16回以上試行した答案については16回と見なす.)

証明が佳境にさしかかる第6問で試行回数が多くなっている.(理論的にはこの値には幅があるが,k=1のときの値を入れる.)

学習開始時において平均正答率は80%台で,ほとんどの回答者はこの頁の問題ができる.
この頁の学習により,正答率は83.1%から97.4%へ変化し,ここで扱った項目に関して14.3%の成績アップが見込まれる.
グラフ3


■ページ名 「(各駅停車)ベクトルの内積」
vec_product_intelligent.htm
■主な内容  回答者の弱点を直しながらベクトルの内積を身につけていくもの
■要約・解説 9頁の各頁にある「最初の問題に着手するまでの時間」は21秒・・・これが1頁目の解説が読まれた時間で,少しは読まれている.
■この集計の作成年月日:2009.12.06 ■集計期間2009.06.07〜2009.11.23 ■期間中のこのペ−ジに対するアンケート回答数/読まれた回数:11件/477件=2.3%
グラフ1

グラフ2

グラフ3
■小問数
9頁

■ヒント
なし

■入力方式
空欄書き込み

■問題の見え方
1頁ずつ順に表示
回答者の内訳は高2以下が30%,高3が40%,卒業生が30%
1頁当たりの所要時間は2分36秒
平均滞在時間は39分25秒
 左のグラフ1は問題ごとの正答,誤答,無答の割合(正誤は最初の採点)で,黄色で示したものは初め誤答で再試行の結果正答に変った割合を表わす.
 グラフ2は横軸が問題番号,縦軸は直前の操作以降その問題の採点までの経過時間を表わす.ただし,第1問は初めからの時間.
 グラフ3は問題ごとの試行回数を表わす.(ただし,同一問題を16回以上試行した答案については16回と見なす.)

正答率のグラフが所要時間,試行回数のグラフとほぼ逆になっており,どのグラフも困難度を率直に表わしている.
 第1頁から第4頁までベクトルの成分計算だけを扱う限り簡単と受け止められているが,第5頁において矢印ベクトル(図示したベクトル)と内積の関係を扱うと,急にできなくなる.
 通常よく行われる「頭ごなしの導入」(図形で導入→成分では証明)の場合と比べて,納得度は高いと考えられるが正答率は特に良い訳ではない.
答案の整合性
 3頁目まで行った者だけが送信できる設定になっているため第4頁以後を行わなかった者があり,表1に見られるように第3頁までとそれ以降とは答案の整合性が低い.

学習開始時において平均正答率は50%台で,半分近くの回答者はこの頁の問題を処理できない.
この頁の学習により,正答率は56.6%から75.8%へ変化し,ここで扱った項目に関して19.2%の成績アップが見込まれる.
表1
  第1問 第2問 第3問 第4問 第5問 第6問 第7問 第8問 第9問
I-T相関 0.33 -0.47 0.23 0.65 0.80 0.70 0.87 0.70 0.47
I-R相関 0.20 -0.57 0.01 0.49 0.69 0.53 0.79 0.53 0.34

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