[解説] ■ 立体の表面積は「展開図」で考えるとよく分かります。 ア
右図アの立方体(正四角柱で縦横高さとも同じもの)の表面積 10×10=100(cm2)の正方形が6個あるから
イ
右図イの四角柱の表面積
底面:3×4=12(cm2)の長方形が2つ 図ウの円柱の表面積 底面:π×22=4π(cm2)の円が2つ
※ 数学用語の約束の問題として,
底面積=1つの底面の面積 側面積= 側面の面積の総和 だから,円柱,角柱の表面積=底面積×2+側面積 となります。 また,「底面積を求めよ」というときは,1つの底面の面積を答えます。 |
右図エの正四角錐(ピラミッド型)の表面積
エ
底面:4×4=16(cm2)の正方形が1つ 図オの円錐の表面積 まず,側面の展開図(扇形)の中心角を求めることが重要です。 図では,x=360×2÷6=120°
扇形の面積はπr2×中心角/360=12π(cm2) 次に,底面積はπ×22(cm2) 計16π(cm2)・・答 |
採点結果:正解,不正解
■問題■
3×4の長方形が2個→12×2=24
2×3の長方形が2個→6×2=12 2×4の長方形が2個→8×2=16 合計52(cm2)…(答) |
底面積が32π,上下2つあるから18π
底面の円周の長さが3×2×π=6πだから側面積は6π×8=48π 合計66π…(答) |
底面の半径が3cmだから,底面積は32π=9π…(1)
次に,底面の周と側面のおうぎ形の弧の長さが等しいことから,扇形の中心角Aを求める 3×2×π=6×2×π× 側面積は …(2) (1)(2)より27π…(答) |
底面の半径が3cmだから円周の長さは3×2×π.これが側面の長方形の横幅になります.
側面は横幅が6π,縦が5cmの長方形だから,面積は6π×5=30π(cm2)…(答)
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側面積は8×(13+5+12)=240(cm2)
底面は直角三角形で5×12÷2=30(cm2),2個あるから60(cm2)
300(cm2)…(答)
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側面は長方形で,縦の長さが8cm,横の長さは底面の円周の長さに等しい
側面の長方形の横の長さは8×πcm,縦の長さは8cmであるから,側面積は64π(cm2)…(答)
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立体は円柱になり,表面積は底面積×2=16π×2(cm2)と側面積8π×7(cm2)の合計になります
底面積2つで32π(cm2),側面積56π(cm2)の合計は88π(cm2)…(答)
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※以下,8番以後の問題を解くには,中学校3年生で習う三平方の定理が必要になります.まだ習っていない場合は,三平方の定理を習ってからやってください.
底面積はS1=42×π=16π(cm2)
側面の扇形の中心角をθとすると 側面積は
底面積16π(cm2),側面積24π(cm2)の合計は40π(cm2)→2…(答)
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母線の長さをL,側面の展開図における扇形の中心角をθとおくと
底面の円周と側面の扇形の弧の長さが等しいことから …(1) …(2)
…(答)
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直角三角形△ABCの面積は2×2÷2=2(cm2)
直角三角形△ABFの面積は2×4÷2=4(cm2) 直角三角形△BCFの面積は2×4÷2=4(cm2) 二等辺三角形△ABCの辺の長さは 二等辺三角形の頂点から底辺に降ろした垂線は,底辺を二等分するから,ACの中点をMとしたとき, ∠FMA=90°だから 三角形△BCFの面積は(cm2)
16(cm2)
…(答)
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■[個別の頁からの質問に対する回答][立体の表面積について/17.3.30]
問題もあり採点もできるのでその場で確認できていいと思います。
このような事が増えればもっと活用できるかと思います。
色なども使われていてどこか大切かわかりやすかったです。
■[個別の頁からの質問に対する回答][立体の表面積について/17.3.15]
=>[作者]:連絡ありがとう. 問題もあってすごく良かったです
=>[作者]:連絡ありがとう. |