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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2022年9月 

25/ MOVIX京都 LAMB/ラム
6744 LAMB
バースデークーポン(1000円)で鑑賞。
バルディミール・ヨハンソン初監督脚本作品。アイスランド、スウェーデン、ポーランド映画。
ノオミ・ラパス主演。ヒナミル・スナイル・グブズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン、イングバール・E・シーグルズソンほか。
高原に羊飼いとして住む夫婦。その羊から羊でないものが生まれ生活が変わっていくことになる。
冬の雪山に謎の足音、羊舎前で止まり扉が開く、そして起こる奇跡。もうそれしかないでしょう。と思ったらその通りだった。登場した見た目も思った通りですげー上がるw
しかしアダ(生まれた子供)の特撮がよく出来てるなー。
ホラーともサスペンスとも言えない、グループ分けするとアンデルセンとかの童話な感じかな。
★★★★★
24/ 109シネマズ大阪エキスポシティ アバター ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター
IMAXレーザーGT3D字幕ver.
6743
定価(2900円)で鑑賞。
ジェームズ・キャメロン監督脚本編集製作作品。アメリカ映画。
サム・ワーシントン主演。ゾーイ・ソルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ミッシェル・ロドリゲス、ジョバンニ・リビシ、CCH・パウンダー、ウェス・スチュディ、ラズ・アロンソほか。
2009年公開の同名作をリマスター化した本作。前作でも違和感のなかった映像が一層美しく仕上がっている。
すごい攻撃的で差別的な地球人と、パンドラの原住民の攻防を当時の最新技術で描いている。そこに妥協のないのがすごい。
初回の公開以来の観映だったので、クライマックスの展開をすっかり忘れてたわ。
これで「アバターWOW」の下準備は完了!
3D深度:★★★★★
★★★★★
20/ アップリンク京都 ロッキーvsドラゴ
6742 ROCKY Ⅳ:Rocky vs Drago
シルベスタ・スタローン監督脚本主演作品。アメリカ映画。
ドルフ・ラングレン、タリア・シャイア、カール・ウェザース、ブリジット・ニールセン、バート・ヤング、ジェームズ・ブラウン、トニー・バートン、マイケル・パタキ、ストゥ・ネイハンほか。
1985年公開の同作品をスタローンみずからコロナ禍でやることがなくてw42分に及ぶ未公開シーンに差し替えて、4Kデジタルリマスター、5.1chサラウンド、シネスコにアスペクト比変更と今仕様に再編集した内容。
基本的な展開は変わらないけど、それぞれの目線、心情を当時から大きく変更した今作。国を背負うというのではなく、友情を強く押し出した内容に変わっている。
80年代はMV全盛の時代。今作も例にもれず、全編で5曲もロックが使用されているのはご愛敬。
★★★☆
20/ MOVIX京都 百花
6741
川村元気初監督脚本原作作品。
菅田将暉主演。原田美枝子、長澤まさみ、北村有起哉、岡山天音、永瀬正敏、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴ほか。
微妙な距離感の主人公と母親。過去に男ために捨てられたり、捨てた先の神戸で震災に遭ったり、認知症になっていったり、そしてキーワードの「半分の花火」。
親子、新しい家族、過去の因縁、思い出、台詞ではなく絵で見せるところはさすが川村元気のこだわりという感じか。
★★★
19/ T-joy京都 ヘルドッグス
6740
バースデークーポン(1200円)で鑑賞。
原田眞人監督脚本作品。
岡田准一主演。坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、金田哲、木竜麻生、吉原光夫、酒向芳、村上淳ほか。
深町秋生の同名小説を映画化。闇落ちした警官が、復讐を果たした末にそれを不問にするために潜入捜査官として生まれ変わり、関東の巨大ヤクザの組を撲滅するために暗躍する話。荒唐無稽ではあるけど、強烈な展開は映画向きで原田監督らしい群像劇も観ていてワクワクする。
岡田准一のアクションスターとしての地位もゆるぎないものになったのではないかと思うほど、よどみなく観ていて安心する。今作の拾い物はMIYAVI。これをハリウッドが観たら、またどこかで採用されるんじゃない、ってほど堂々としてかっちょいい。
坂口健太郎、松岡茉優、金田哲もいつもと違う役柄でいい感じ。
ロケ地に「バイオレンスアクション」で使われた廃ホテルを使ってて、最近よく使われてるんやなー、と感心したり、「沈黙のパレード」の出演者とかぶってる酒向芳と村上淳の役の違いがすばらしい。
★★★★★
18/ アップリンク京都 さかなのこ
6739
沖田修一監督脚本作品。
のん主演。柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、井川遥、三宅弘城、鈴木拓、宇野祥平、島崎遥香、豊原功補、朝倉あき、長谷川忍、さかなクン(兼原作)ほか。
さかなクンのエッセイをベースに今の位置まで築き上げた半生を描いている。
ちょっとぶつ切りな印象が残念だけど、よく出来てはいる。
しかし彼の行動を見守る母親、なぜかリスペクトする不良達の温かい目線が心地いい。
父親の三宅弘城のミズタコを絞めるシーンのスペクタクルが半端なくてw
★★★☆
17/ MOVIX京都 沈黙のパレード
6738
西谷弘監督作品。
福山雅治主演。柴咲コウ、北村一輝、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、岡山天音、村上淳、吉田羊、檀れい、椎名桔平ほか。
「ガリレオ」シリーズ映画としては3作目。
湯川が移り住んだ町で起こった誘拐殺人事件の顛末に絡めた人間劇。下町の隣組的精神と、村八分の青年と、先生と呼ばれる有識者。いかにもな図式に絡まる驚きの犯人がさすが東野圭吾ぽい。
★★★
11/ イオンシネマ京都桂川 ビースト
6737 Beast
バルタザール・コルマウクル監督製作作品。アメリカ映画。
イドリス・エルバ主演。シャルト・コプリー、イヤナ・ハリー、リア・ジェフリーズ、マーティン・マンローほか。
医師の主人公と娘2人は、思い出の地、南アフリカに亡き妻の思い出をたどる旅に来る。しかし密漁者による手負いのライオンによって窮地に立たされるのだった。
ていうか面白くないのだ。主人公家族3人がバカすぎて、したらあかんことを次々していくので、そこでハラハラが生まれるという残念な脚本。
もっと知恵のある映画を作ってくれ!
★★☆
10/ TOHOシネマズ二条 グッバイ・クルエル・ワールド
6736
大森立嗣監督作品。
西島秀俊主演。斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和、奥野瑛太、片岡礼子、奥田瑛二、鶴見辰吾、モロ師岡、若林時英ほか。
ヤクザの資金である金を強盗した謎の5人組。ヤクザがそれを許すわけもなく、お抱えの警察を使って追い詰めてゆく。そんな中で、情報を漏らした青年と、彼が恋した女性がヒットマンとして覚醒し一層のバイオレンス度が増してゆく。
前向きなクライムムービーかと思ったら、全編後ろ向きだった。
登場人物がほぼ全員ねじくれた性格で、共感できるところが一切ないw一切ないところがおもろい。
繋がりや展開に今風な説明台詞がないところはいいねー。
★★★★
10/ MOVIX京都 AKAI
6735
主演である赤井英和の実子、赤井英五郎監督作品。
ドキュメンタリーとして赤井英和の半生を描いている。やんちゃやけど、分かりやすくて好感しかない赤井さんが、高齢になっておとなしくなって訥々と話している様に涙しそうになる。
「なにわ友あれ赤井英和」でも何度も登場していた赤井さんの両親(共に故人)を久々に見られて、なんか親戚に久々に会ったようでうれしかった。
阪本順治監督作品「どついたるねん」からも効果的に引用。
しかし、当時のインタビュアーは下品やねー。
★★★★☆
3/ TOHOシネマズ二条 アキラとあきら
6734
ポイントで鑑賞。
三木孝浩監督作品。
竹内涼真主演。横浜流星、高橋海人、上白石萌歌、塚地武雅、ユースケ・サンタマリア、児嶋一哉、宇野祥平、石丸幹二、江口洋介、戸田菜穂、徳重聡、杉本哲太ほか。
バンカー(銀行員)の生き様を描いた池井戸潤お得意の同名小説を映画化。
映画化もあるけど、TVドラマの印象が強いので2時間でまとめると薄くなるかと思ったけど、しっかり憎そい奴は憎たらしいし、感動させてくれるところはがっつり泣かせるいい内容。
相変わらずの群像劇で、大量の出演者が豪華でいい感じ。
こんなにうまいこと会社経営とか銀行融資とか行くわけないやん、は言い出すと小説の意味に繋がってくるので、そこは言いっこなしかな。
★★★★★
3/ TOHOシネマズ二条 ブレット・トレイン
IMAX2D字幕ver.
6733 Bullet Train
デビッド・リーチ監督製作作品。原作は伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」。日本映画なんや…。
ブラッド・ピット主演。ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アンドリュー・小路、真田広之、マイケル・シャノン、バッド・バニー、ザジー・ビーツ、ローガン・ラーマン、福原かれん、サンドラ・ブロックほか。ライアン・レイノルズ、チャニング・テイタム、マシ・オカがカメオ出演。
東京から京都までの新幹線の中で繰り広げられる殺し合いを面白おかしく描いている。
舞台は謎な日本だけど、原作からは多国籍な設定に変更され、過去の出来事がバンバン外国になって、違和感の分散が半端ないw
日本であってもどこであっても、こんなことが起こる列車はイヤだwという。
前売り特典:オリジナル手汗ぬぐい
★★★★

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