monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2013年2月


25/ TOHOシネマズなんば バチェロレッテ
あの子が結婚するなんて!
4479 BACHELORETTE
レスリー・ヘッドランド監督脚本作品。ウィル・フェレル製作。
主演にキルスティン・ダンスト、アイラ・フィッシャー、リジー・キャプラン。共演にレベル・ウィルソン、ジェームズ・マースデン、アダム・スコットほか。
デブの同級生に「結婚」をされるという屈辱を描いた女子力満載のスラップスティック・ムービー。
キルスティン以外の2人がずっとラリってて、超ウザい。
ダメな方に転がりまくって最後は大団円って、都合よすぎじゃね?デブの子、もっと怒っていいよ。ってかデブなだけで、そんなにブスじゃないし。俺は、リジー・キャプラン押しですけどw
スペードグラスチャーム
★★☆
24/ MOVIX京都 草原の椅子
4478
ポイント利用(1000円)で鑑賞。
宮本輝の同名原作小説を成島出が映画化。
佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子主演。と、この3人もいい演技してたけど、今作でもパワー全開だったのが小池栄子。すばらしいキチガイ役をはつらつと演じている。
何だか不思議な縁で繋がった他人同士が織り成すドラマ。それが微妙に突拍子がなく、ちょっとついていけなかった。いや、みんな地に足付いてるんだけど、そんな展開ある?ってのが続くので、なんだか微妙ではある。
★★★☆
24/ T-JOY京都 牙狼
蒼哭の魔竜
4477
雨宮慶太原作監督脚本作品。
主演に小西遼生。ゲストのボスに松坂慶子。
今までのシリーズでも飛び抜けてファンタジー色の強い作品になってる。ファンタジーと言う分野はすごい好きだけど、得てして面白くない仕上がりになってしまうんだよね。今作もその憂いが大当たりと言ったところ。
起承転結をがんばって作ってるつもりかも知れんけど、見事に盛り上がりがない。カタルシスを感じられないのだ。
それに今回のもっとも残念なところが、物の世界の住人達が一般公募したようで、ヘタウマな立体物のアニメーションで、「マドカ☆まぎか」の劇団イヌカレーそっくりなのだ。雨宮カラーはすばらしいけど、ここだけは残念ながら二番煎じ感満載だった…。
前売り特典:mini GAROマイクロファイバー・タオル
入場特典:「ヴァンガード」コラボカード・黄金騎士ガロ
★★☆
23/ TOHOシネマズ二条 世界にひとつのプレイブック
4476 Silver Linings Playbook
レイトショーで鑑賞。
「スルイー・キングス」のデヴィッド・O・ラッセル監督脚本作品。
ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーバーほか。クリス・タッカーが予想外な役で登場。
説明が最小限の中で進んでいくので、すごい考えながら観てしまう、すばらしい映画。主人公が精神病棟に隔離されてるところから始まるんだけど、その原因と病気を全く説明しないまま進むので、何がそんなに主人公を苦しめてるの?と思って観てると微妙に行動の異常が感じられだす…。すごいなー。
で、クライマックスはこういう展開で感動まくれる。
デ・ニーロがこういう演技も出来るのかと感心。
★★★★★
23/ T-JOY京都 逃走車
4475 VEHICLE 19
南アフリカ製作のムクンダ・マイケル・デュウィル監督脚本作品。
ポール・ウォーカー主演製作総指揮。ナイマ・マクリーン共演。
流行のワンシチュエーションムービー。
エンディングのワンカット以外すべて車内からのカメラで進むと言う意欲作。
正直、絵がちょっと狭苦しい印象は拭えないが、ココまで徹底するとすがすがしい。
ポール・ウォーカーは、自分の立ち位置を知ってるのか、これしか出来ない(オファーされない)と思ったのか、自らカーアクションばかり出てる気がする。他にも出来そうな気がするんだけど。
脚本がよく出来ているので、突拍子もない設定wだけど、これはこれでありかと。
それにヨハネスブルグは、絵になるようで最近よく使われてるよね。ドラマチックな絵が撮れるのかな。
ステッカー
★★★★
17/ TOHOシネマズ二条 レッドライト
4474 RED LIGHTS
リミット」を撮ったスペイン出身のロドリゴ・コルテス監督脚本編集製作作品。
キリアン・マーフィー、シガーニー・ウィーバー、ロバート・デ・ニーロ主演。
「リミット」と違い、納得の展開だなーと思ったら!クライマックスで、そこに落とす!?的なオチ。ほほう、今回はこういう切り口か。
観客をギリギリまで誘導させといてのーってがうまいなー。けど、それってば監督的にはそっち側ってこと??
しかし、キリアン・マーフィーの尋常ならざる見た目は、ティルダ・スウィントンに匹敵するアブノーマルさ。大好きです。
知恵の輪
★★★★
17/ TOHOシネマズ二条 ゼロ・ダーク・サーティ
4473 ZERO DARK THIRTY
キャスリーン・ビグロー監督製作作品。
ジェシカ・チャスティン主演。ジェイソン・クラーク、ジョエル・エドガートン、エドガー・ラミレス、カイル・チャンドラーほか。
9・11の首謀者といわれるオサマ・ビンラディンの暗殺計画を克明に描いた作品。と言っても証言を元にしているので、おおむねフィクションでしょうね。ステルス・ブラックホークも想像で作ったとのこと。
ストーリーには関係ないけど、登場人物の男のほとんどがラウンド髭ボーボーでw、何度もこいつとこいつは同一人物?!って思ってしまったw
拷問に批難が集まってるらしいけど、必要なシーンなんであってしかるべきでしょうね。
それと分かってた事だけど、ゴリゴリの男っぽい作品を作り出すビグローの真骨頂とも言える名作と言えます。
重要機密ペン
★★★★★
17/ TOHOシネマズ二条 ダイ・ハード/ラスト・デイ
4472 A GOOD DAY TO DIE HARD
ポイントで鑑賞。
「エネミー・ライン」のジョン・ムーア監督作品。
シリーズ5作目はロシアを舞台に、前作の娘から息子をバディにドタバタアクションする。
冒頭のカーチェイスは、フランスのそれとは違いとにかく破壊破壊wそしてクライマックスは、ヘリコプター(Mi-26ヘイロー)vs人間というパワーの差対決で施設を大破壊ww他の映画と差別化は出来てるかもしれないけど、ちょっとがちゃがちゃし過ぎかな。
親父vs息子の台詞もいかにもマクレーンぽくていい。
ロシアの代表的なヘリが2機にウニモグ登場とかも上がるw
放射能に対する扱いがハリウッド映画らしく雑な感じにマイナスって感じ。
★★★☆
16/ T-JOY京都 ジャッジ・ドレッド
2D字幕ver.
4471 DREDD
レイトショーで鑑賞。
ピート・トラヴィス監督作品。
カール・アーバン(「LOTR」エオメル、「スター・トレック」マッコイ)主演。共演にオリヴィア・サールビー、レナ・ヘディ(「サラ・コナー・クロニクル」)ほか。
イギリスの同名バイオレンスコミックを原作に、以前スタローン主演で実写化はされているものの、ジャッジ・ドレッドじゃなくてもいいじゃん的演出で悲しかったのが、今回はまさに忠実に実写化した作品に仕上がっている。
スローモーという麻薬をキーワードに展開するんだけど、名前の通り吸うと景色がスロー(ハイスピードカメラ)に見えるという様をバイオレンスと絡めてうまく表現しててすごくいい。ジャッジの専用銃もバイクも原作通りで感動。
日本では前売りを東京の2箇所のみ、公開館数は関西では2館のみ、2D3Dそれぞれ公開はしてるけど、他の売れてる映画の間を縫った様な上映時間で、京都では最安で観られるのが2Dのレイトのみという状態…。3Dで観られなかったのが残念。
★★★★
16/ T-JOY京都 ヒンデンブルグ
第三帝国の陰謀
4470 Hindenburg
フィリップ・カーデルバッハ監督作品。
マクシミリアン・シモニシェック、ローレン・リー・スミス、グレタ・スカッキ、ステイシー・チーキ出演。
かのヒンデンブルグ号のドイツからアメリカまでの旅を描いている。
すごいオーソドックスな脚本で、ある意味切り口が平凡。けど、久々に安定した展開で悪くはない。
面白いけど分かりやすい展開がちょっと退屈。
書類が落ちないクリアファイル
★★★☆
11/ TOHOシネマズ二条 マリーゴールド・ホテルで会いましょう
4469 THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL
「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督作品。
ジュディ・デンチ、ビル・ナイ、トム・ウィルキンソン、マギー・スミス、デヴ・パテルほか。
年齢を重ねて思う人生から外れだした主人公達の軌道修正した先がインドだったというストーリー。
名優の競演とウィットに富んだ脚本がすごくいい。
インドはやっぱイギリスとの関係は切れないんだね、と思った。
ダイカットメモパッド
★★★★
10/ MOVIX京都 スタードライバーTHE MOVIE
4468
五十嵐卓哉監督作品。
全編オリジナルと思ってたら、ほぼTVシリーズを再構成したものに描き直しと新作を加えた映画。なんでびっくりするほど総集編。
いらんやろってエピソード満載で残念な感じに仕上がっている。
映画なら映画の展開でよかったんじゃないの?
前売り特典:超銀河☆フィルムカード
入場者特典:ポストカードセット(タクト&ボクシング部)
★★☆
10/ MOVIX京都 ゴーストライダー2
4467 GHOST RIDER
SPIRIT OF VENGEANCE
ポイント利用(1000円)で鑑賞。
「アドレナリン」「GAMER」のマーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラー共同監督作品。
マーヴルナイツブランドなんで暴力OKのアメコミシリーズ。
前作同様、悪くないキャラクターと設定のはずなのに、なんでこうも面白くなくなるか、という。
いや、バイクもV-MAXになってたり、ニコラス・ケイジのノリノリの演技もすごいし、特撮も格段に上がってる。特にカーチェイスのダイナミックさは昨今のアクション映画と同等のパワーを感じる。
けど、弛みまくってるんだよねw
★★★☆
10/ MOVIX京都 脳男
4466
ポイント利用(1000円)で鑑賞。
瀧本智行監督作品。脚本に成島出が入ってます。
生田斗真、松雪泰子、江口洋介出演。それに染谷将太と二階堂ふみのスーパー若手役者が今回もかき回しまくりでテンションあがるーw
主人公が、脳障害?精神障害?がある主人公と、精神科医、猟奇的爆弾魔の3人。警察じゃないところがミソ。つまり刑事モノというよりはクライムサスペンスかな。
回想シーンも爆発シーンもしっかり作ってて観ていて楽しいが、精神科医の今の日本のような甘すぎる姿勢にイライラしっぱなしだけどww
とにかく染谷将太と二階堂ふみですよ。この2人が出てる映画は必見、ということで!!
★★★★★
9/ T-JOY京都 PARKER/パーカー
4465 PARKER
ジェイソン・ステイサム主演と言う事で観たけど、監督がテイラー・ハックフォード(「愛と青春の旅立ち」)とな!!
共演に、ジャニファー・ロペス、マイケル・チクリス(「ファンタスティック4」)、ほかにすごいいいおっさんになったニック・ノルティ。
ヒロインがジェイ・ローになってるけど、位置的には敵役のボンドガールって感じ。その方がいいと思うよw
主人公は、筋の一本通った銀行強盗。スーパーヒーローでも超格闘家でもないただの人間だけど、常に先を読み冷静に身の丈に合った行動をすることによって人より抜きん出た結果を出す男。
とにかくかっちょいいのだ。やっぱステイサムはいいのだ。脳みそ空っぽのアクションスターと一筋違うのだ。
80年代ぽいけど、シーンごとに挿入されるフォントの3DCGがおしゃれで大好きですw
パンフなし
★★★★☆
8/ TOHOシネマズなんば ムーンライズ・キングダム
4464 MOONRISE KINGDOM
レイトショー価格で鑑賞。
ウェス・アンダーソン監督脚本製作作品。
主演はジャレッド・ギルマンとカーラ・ヘイワードの子役だけど、常連のビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン、ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン、ジェイソン・シュワルツマンと豪華配役。
正直この監督作品で観た「ロヤル・テネンバウム」「ファンタスティックMr.FOX」が、自分とは微妙にずれた感性だと思ったので敬遠してたけど、今作は時間が短いのもあったのか、すんなり面白く観られた。
ストーリーは相変わらずのオフビートな感じだけど、そこも悪くなかった。
★★★★
3/ MOVIX京都 アウトロー
4463 JACK REACHER
クリストファー・マッカリー監督脚色、トム・クルーズ主演製作作品。
共演にロザムンド・パイク、リチャード・ジェンキンス、ロバート・デュバルほか。
人気の同名原作の主人公は190cm近くあるそうで、トムは170ちょっとなんで色々言われたそうですが、確かに見た目の迫力不足は否めない感じ。けど、そこら辺はさすがのトム様。知的さの欠如がないままアクションスターになったって感じで、今までのハリウッドアクションスターとはちょっと違う見え方がした。
意外な人物が殺されたり、主人公の悪党に対する容赦なさとか、ベッソン節も健在で悪くない。
シリーズ化して欲しいけど、どうかな?
マネークリップ
★★★★
3/ MOVIX京都 ベルセルク
黄金時代篇V 降臨
4462
窪岡俊之監督作品。
シリーズ3部作の最終作。クライマックスの「蝕」がすばらしい。やっと原作どおりの絵が見られてシリーズ最高傑作です。
SEXシーンも隠さず見せてるところも原作遵守だし。CGCGした絵も少なかったし。
しかしこの終わりで続ける気、ないの?それだと残念。
今回も芸人枠があったようで2700の2人が当ててるんだけど、何処に出てたか全く分からなかった…。
それにしても京都では、ここまで売れてないかってほど入ってなかった…。シリーズモノでここまで入りが落ちてるのもかってほど。
クリアファイル
★★★★☆
2/ MOVIX京都 さよならドビュッシー
4461
レイトショー価格で鑑賞。
10年ぶりの利重剛監督脚本作品。
橋本愛、清塚信也主演のすごいベーシックなサスペンス。そこに音楽と言うソースが加わり、浮世離れしてることがしっくり来る華麗な推理モノに仕上がっている。
クライマックスの演奏前後、つまり真相解明シーンは感涙してしまった(そこまでではないと思うんだけどねーw)
主演の清塚信也ホンモンのピアニストと言う事で、すばらしい演奏&演技も見事。それに音楽学校の先生に大物声優2人が登場も意外w
★★★★☆
2/ T-JOY京都 R-18 文学賞vol.1
自縄自縛の私
4460
よしもとクリエイティブ配給、竹中直人監督作品。
平田薫主演。ピースの綾部、安藤政信、津田寛治共演。
タイトル通り、自分を縛って快感、と言うより安心感かな、を得る癖の主人公の話。
分かりやすい展開に、昨今省略されがちな
SEXシーン。しかも男優を一切見せないというすばらしさ。
やっぱ津田寛治の行ききった演技はいいね〜。最近おとなしかったからね〜w
「六月の蛇」に匹敵するエロさがいい。
自縄自縛キューピー
★★★★☆

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