■ 次の関数 y=x2 (図1)においては,xが1から3まで変化するとき(xは2増加),yは1から9まで変化します(yは8増加). このとき,関数 y=x2の「変化の割合」は といいます.
xの増加量=xの最後の値−xの最初の値=3−1=2 です.
yの増加量=yの最後の値−yの最初の値=9−1=8 です.
■ また,次の関数 y=−x2 (図2)においては,xが0から2まで変化するとき(xは2増加),yは0から−4まで変化します(yは4減少).このとき,関数 y=−x2の「変化の割合」は といいます.(yが減少するときの増加量はマイナスで表わします.)
xの増加量=xの最後の値−xの最初の値=2−0=2 です.
yの増加量=yの最後の値−yの最初の値=−4−0=−4 です.
|