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難易度の目安 基 本:★☆☆
普 通:★★☆
やや難:★★★
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【2次関数のグラフの平行移動】
教科書では,上記の平行移動に関する公式(0)→@が基本として書かれているが,以下に述べる対称移動,点対称移動,平行移動に関するものは,図を描いて見れば分かることなので,公式として覚えなくても,結果は書けるようにしておくとよい.・・・(0) のグラフをx軸の正の向きにp,y軸の正の向きにqだけ平行移動してできるグラフの方程式は ・・・@ である. @→A
をx軸に関して対称移動すると,
• 凹凸は逆になる:a→−a
• 頂点のy座標は,符号が逆になる:q→−q @→B
をy軸に関して対称移動すると,
• 凹凸は変わらない
• 頂点のx座標は,符号が逆になる:p→−p
【例題】★☆☆
(解答)2次関数のグラフは,放物線をx軸方向にカ,y軸方向にキだけ平行移動した放物線である. (2016年度千葉工業大)
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【3点を通る2次関数の方程式】
与えられた3点を通る2次関数の方程式を求めるには,求めるべき方程式を とおいて,上記の点の座標を代入して,連立方程式を解けばよい.(ただし,は互いに異なるものとする)
【例題】★☆☆
(解答)3点(−1, 2), (0, −1), (1, 0)を通る2次関数のグラフの頂点の座標はである. (2000年度静岡理工科大)
求める2次関数の方程式を とおくと,このグラフが3点(−1, 2), (0, −1), (1, 0)を通ることから,次の連立方程式が成り立つ. 2=a−b+c −1=c 0=a+b+c この連立方程式を解くと,a=2,b=−1, c=−1 2次関数の方程式は,となるから,この式を変形して頂点の座標を求める 頂点の座標は,・・・(答) |
【問題】★☆☆
(解答)y軸に平行な軸を持ち,3点(−1, 4), (0, −1), (1, −4)を通る放物線の頂点の座標は(, )である. (2000年度千葉工大)
求める2次関数の方程式を とおくと,このグラフが3点(−1, 4), (0, −1), (1, −4)を通ることから,次の連立方程式が成り立つ. 4=a−b+c −1=c −4=a+b+c この連立方程式を解くと,a=1, b=−4, c=−1 2次関数の方程式は,となるから,この式を変形して頂点の座標を求める 頂点の座標は,・・・(答) |
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