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♪♥♫♦∀== 難易などの目安 ==∳♣♬∅♠
《考え方》 基本★,普通★★,難しい★★★ 《計算量》 少ない☆,普通☆☆,多い☆☆☆ |
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◆三角形の角の二等分線と比◆
△ABCにおいて,∠Aの二等分線と辺BCとの交点をDとするとAB:AC=BD:DC が成り立つ。
初めて聞いた人は,DがBCの中点になるのかと思うかもしれませんが,そうはなりません。この定理の通り,AB:ACの比に分けられます。
(証明)CからADに平行な直線をひき,ABの延長線との交点をEとおくと ∠BAD=∠CAD(仮定) ∠BAD=∠AEC(同位角) ∠CAD=∠ACE(錯角) したがって ∠AEC=∠ACE 2つの角度が等しいから,△ACEは二等辺三角形になり, AE=AC ゆえに AB:AC=AB:AE=BD:DC(平行線と比例の関係) |
【問題1】図1のように,円周上に4点A, B, C, Dをとる。このとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2023年度 島根県公立高校入試問題)
(解答)∠BACと∠BDCは,同じ弧 \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}\) の円周角であるから等しい. ∠BAC=24° 次に,△BAEにおいて,「三角形の1つの外角は,それと隣り合わない2つの内角の和に等しい」から ∠x=48°+24°=72°…(答) …(答) |
【問題2】右の図の円Oで,∠xの大きさを求めなさい。 (2023年度 山口県公立高校入試問題)
(解答)右の図において,ピンク色で示した角度は,同じ弧 \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{PQ}}\) の円周角であるから等しい. 次に,水色で示した三角形の内角の和が180°であることから ∠x+87°+62°=180° ∠x=31°…(答) |
【問題3】右の図において、点C, D, Eは,ABを直径とする円Oの周上の点である。また, \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AC}}=\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AD}}\) である。 ∠CAB=57°のとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2023年度 山梨県公立高校入試問題)
(解答)ABが直径だから,∠ACB=90°,∠ABC=33° 弧 \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AC}}\) の上に立つ円周角は等しいから,∠AEC=33° さらに, \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AC}}=\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AD}}\) であるから,∠AED=33° ∠x=33°+33°=66°…(答) |
【問題4】右の図のように,円Oの円周上に3点A, B, Cをとります。∠BACの二等分線と線分BCとの交点をDとします。 次の問いに答えなさい。 問1 AD=CD, ∠BAD=35°のとき,∠ADCの大きさを求めなさい。 問2 略 (2023年度 北海道公立高校入試問題)
(解答)
ADは∠BACの二等分線だから∠BAD=∠CAD=35° 次に,△ADCはAD=CDの二等辺三角形だから ∠ACD=∠CAD=35° △ADCの内角の和は180°だから ∠ADC=180°−(35°+35°)=110°…(答) |
【問題5】右の図で,6点A, B, C, D, E, Fは,円Oの周上の点であり,線分AEと線分BFは円Oの直径である。点C,点Dは \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BE}}\) を3等分する点である。 ∠AOB=42°のとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2023年度 秋田県公立高校入試問題)
(解答)
(考え方1):中心角∠BOCを求めると,その半分として円周角∠xが求まる∠BOC=∠COD=∠DOEで ∠BOC+∠COD+∠DOE+42° =180°だから ∠BOC=(180°−42°)÷3=46° ∠x=∠BOC÷2=23°…(答) (考え方2):△OEFにおいて,∠FOEは対頂角∠AOB=42°に等しい また,△OEFは,OE=OFの二等辺三角形だから,∠OEF=∠OFE \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}=\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CD}}=\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{DE}}\) だから,その円周角は等しい ∠BFC=∠CFD=∠DFE=∠x △OEFの内角の和は180°だから 3∠x+3∠x+42°=180° 6∠x=138° ∠x=23°…(答) |
【問題6】右の図のような,線分ABを直径とする円Oがあり,円周上に2点A, Bと異なる点Cをとる。線分AB上に,2点A, Bと異なる点Dをとる。2点C, Dを通る直線と円Oとの交点のうち,点Cと異なる点をEとする。点Aと点C,点Bと点Eをそれぞれ結ぶ。 ∠BCE=35°, ∠ADC=60°であるとき,∠BECの大きさは何度か。 (2023年度 香川県公立高校入試問題)
(解答)
∠BECと∠BACとは,弧 \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}\) の上に立つ円周角だから,それらの角度は等しい。そこで,∠BACを求める。 線分ABは直径だから,∠ACB=90° ∠ACD=90°−35°=55°…(1) また,問題の仮定により,∠ADC=60°…(2) △ADCの内角の和は180°だから,(1),(2)により ∠DAC=∠BAC=180°−(55°+60°)=65°…(答) |
◆円周角◆角の二等分線◆
【問題7】右の図のように,円Oの円周上に3点A, B, Cをとり,△ABCをつくる。 ∠ABCの二等分線と線分AC,円Oとの交点をそれぞれD, Eとし,線分AEをひく。点Dを通り線分ABと平行な直線と線分AE, BCとの交点をそれぞれF, Gとする。 このとき,あとの各問いに答えなさい。 ただし,点Eは点Bと異なる点とする。 (1) △ABD∽△DAFであることを証明しなさい。 (2) AD=6 cm, DF=3 cm, BC=10 cmのとき,次の各問いに答えなさい。 @ 線分ABの長さを求めなさい。 A 線分DGの長さを求めなさい。 (2023年度 三重県公立高校入試問題)
(解答)
(1) △ABDと△DAFについて
(2) @ (1)の結果からAB=xとおくと x:AD=AD:DF x:6=6:3 3x=36 x=12 (cm)…(答) A BEは∠ABCの二等分線だからAB:BC=AD:DC 12:10=6:DC 12DC=60 DC=5 次に,AB∥FDだからDG=lとおくとAB:AC=l:DC 12:(6+5)=l:5 11l=60 \(\displaystyle l=\frac{60}{11}\hspace{5px}(cm)\)…(答) |
◆円周角◆角の二等分線◆面積比◆
【問題8】図Tのように,線分ABを直径とする円Oの円周上に点Cをとり,△ABCをつくる。∠Cの二等分線と辺ABとの交点をDとする。 このとき,次の1, 2の問いに答えなさい。 1 ∠CAB=25°のとき,∠CDBの大きさを求めなさい。
2 図Uは,図Tにおいて,線分CDを延長した直線と円Oとの交点をEとし,線分BE上にCB∥DFとなる点Fをとったものである。AC=6 cm, BC=3 cmとするとき,次の(1)〜(3)の問いに答えなさい。 (1) △BCD∽△DBFであることを証明しなさい。 (2) 線分DBの長さを求めなさい。 (3) △DEFの面積を求めなさい。 (2023年度 宮崎県公立高校入試問題)
(解答)
1 ABは直径だから,∠C=90°CDは∠Cの二等分線だから,∠DCA=45° 「三角形の1つの外角は,それと隣り合わない2つの内角の和に等しい」から ∠CDB=∠CAD+∠DCA=25°+45°=70°…(答)
2
\({\rm AC^2+CB^2=AB^2 }\) \({\rm 6^2+3^2=AB^2 }\) \({\rm AB^2}=36+9=45\) \({\rm AB}=\sqrt{45}=3\sqrt{5}\) 次に,CDは∠Cの二等分線だから \({\rm AD:DB=AC:CB}=6:3=2:1\) \({\rm DB}=\sqrt{5}\)…(答)
\(\displaystyle{\rm \triangle ABC}=\frac{6\times 3}{2}=9\) \(\displaystyle S={\rm \frac{\triangle ABC}{3}}=3\) 次に,\({\rm DF}\)の長さを求める \(\displaystyle {\rm CB:DB=DB:DF}\) \(\displaystyle {\rm 3:\sqrt{5}=\sqrt{5}:DF}\) \(\displaystyle {\rm 3DF}=5\) \(\displaystyle {\rm DF}=\frac{5}{3}\) さらに,\(T\)を求める \(\displaystyle S:T=3^2:(\sqrt{5})^2=9:5\) \(\displaystyle T=\frac{5}{9}S=\frac{5}{3}\) 面積比は相似比の2乗比だから \(\displaystyle x:(x+T+S)=(\frac{5}{3})^2:3^2=\frac{25}{9}:9=25:81\) \(\displaystyle x:(x+\frac{5}{3}+3)=25:81\) \(\displaystyle 81x=25(x+\frac{14}{3})\) \(\displaystyle 56x=25\times\frac{14}{3}\) \(\displaystyle x=\frac{25\times 14}{3\times 56}=\frac{25}{12}\)…(答) |
◆円周角◆相似図形◆
【問題9】右の図のように,円Oの周上に5点A, B, C, D Eがこの順にあり,線分ACと線分BEは円Oの直径である。また,AE=4 cmで,∠ABE=30°, ∠ACD=45°である。線分ADと線分BEとの交点をFとする。 このとき,次の問い(1)〜(3)に答えよ。 (1) 円Oの直径を求めよ。 (2) 線分EFの長さを求めよ。 (3) 線分ACと線分BDとの交点をGとするとき,△OBGの面積を求めよ。 (2023年度 京都府公立高校入試問題)
(解答)
(1) BEは円Oの直径であるから,∠EAB=90°さらに,∠ABE=30°であるから,∠BEA=60° したがって,\({\rm AB=4\sqrt{3}(cm),}\) 直径は,\(\hspace{2px}{\rm BE=8\hspace{2px}(cm)}\)…(答) △OABは二等辺三角形で,∠OBA=∠OAB=30° また,∠ACD=45°だから,∠CAD=45° さらに,∠BAF=75°,∠BFA=180°−(75°+30°)=75° したがって,\({\rm BF=BA=4\sqrt{3}}\) \({\rm EF=8-4\sqrt{3}}\hspace{2px}(cm)\)…(答)
😢🥲
二角とその間の辺がそれぞれ等しいから,△OBG≡△EAF難し過ぎて,泣きです! そこで,△EAFの面積\(S\)を求める (2)の結果から,\({\rm EF=8-4\sqrt{3}}\hspace{2px}(cm)\) 正三角形△OEAの高さは,\(2\sqrt{3}\hspace{2px}(cm)\) \(\displaystyle S=\frac{(8-4\sqrt{3})\times 2\sqrt{3}}{2}=8\sqrt{3}-12\hspace{2px}(cm^2)\)…(答) |
◆円周角◆相似図形◆
【問題10】図9において,4点A, B, C, Dは円Oの円周上の点であり,△ABCはBA=BCの二等辺三角形である。ACとBDとの交点をEとし,点Eを通りADに平行な直線とCDとの交点をFとする。また,BD上にGC=GDとなる点Gをとる。 このとき,次の(1),(2)の問いに答えなさい。 (1) △BCG∽△ECFであることを証明しなさい。 (2) GC=4 cm, BD=6 cm, CF=2 cmのとき,GEの長さを求めなさい。 (2023年度 静岡県公立高校入試問題)
(解答)
2:FE=4:2 FE=1 さらに,以下のようにして,FE=FD=1が示せる ∠FDE=∠CAB(円周角) ∠CAB=∠BCA(二等辺三角形の底角) ∠FED=∠ADE(平行線の錯角) ![]() どひゃー 難し過ぎ! 10分で解くには, など,「塗り絵で見やすくする」のもお薦め
により,∠FDE=∠FED さらに,∠FDE=∠GCDだから △FED∽△GCD FD:DE=GC:CD 1:DE=4:3 \(\displaystyle {\rm DE}=\frac{3}{4}\) \(\displaystyle {\rm GE}=4-\frac{3}{4}=\frac{13}{4}\hspace{2px}(cm)\)…(答) |
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