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【三角形,平行線,外角の高校入試問題(2)】
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【問題】
解答を見る右の図のように,∠C=90°, ∠D=120°の四角形ABCDがある。同じ印をつけた角の大きさが等しいとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2023年徳島県公立高校入試問題)
== 三角形・四角形の内角の和:基本 ★ ==
右図の四角形ABCDの内角の総和は,360°であるから
三角形の内角の総和は,180°である 四角形の内角の総和は,360°である 2∠y+2∠z+120°+90°=360°
2∠y+2∠z=150°
∠y+∠z=75°
右図の三角形ABEの内角の総和は,180°であるから ∠x+(∠y+∠z)=180°
∠x=180°−75°=105°···(答)
中学校の教科書で,図の中はxと書き,式の中は∠xと書くようです |
【問題】
解答を見る図2で,l∥mのとき,∠xの大きさは何度か,求めなさい。 (2024年兵庫県公立高校入試問題)
== 平行線の同位角,錯角:基本 ★ ==
⇒問題文に書かれた条件を集約できる1つの三角形を探す (解説1) 右図の赤で示した三角形ABCの内角の和が180°になることを使って,∠xを求める. そのとき,l∥mという条件から,∠xの錯角が∠ACB=∠xとなることを使う. A=120°,B=20°だからA+B+∠x=180°により ∠x=40° 40度 ···(答) 「三角形の外角は,これと隣り合わない2つの内角の和に等しい」という定理を使って 「Aの外角60°は20°+∠x」から,∠x=40°としてもよい (解説2) 右図の青で示した三角形PQRの内角の和が180°になることを使って,∠xを求めてもよい. その場合に,l∥mという条件は,平行線の同位角として,Pの外角が60°に等しいという形で使われる. ◎はっきり言えば(解説1)の方が分かりやすい (∵)図が「ゆったりと大きく見える方」が,見やすいから 見やすい≡間違いが少ない ∠x=40° 40度 ···(答) 解説1と同様に,三角形の外角で考える答案もできる. |
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【問題】
解答を見る右の図のように,正方形ABCD,正三角形PQRがある。このとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2025年秋田県公立高校入試問題)
== 平行線の同位角,錯角:基本 ★ ==
![]() ▼正方形,正三角形 ⇒ 衣装が多過ぎて,見方がわからん ◎正方形 ⇒ AD∥BCだけを使う ◎正三角形 ⇒ ∠Q=60°だけを使う ∠x+25°=60°
∠x=35°
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【問題】
解答を見る右の図のような,平行四辺形ABCDがあり,∠BADは鈍角である.辺BCをCの方に延長した直線上にBD=BEとなる点Eをとる。 ∠ABD=20°, ∠DCE=60°であるとき,∠CEDの大きさは何度か。 (2024年香川県公立高校入試問題)
==二等辺三角形:基本 ★ ==
問題文に書かれた条件を集約できる1つの三角形を探す
(解説1)右図の三角形BEDにおいて ∠DBE=40°
∠BED=∠BDE
∠DBE+∠BED+∠BDE=180°
∠BED=(180°−40°)÷2=70° ···(答) |
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【問題】
解答を見る右の図のように,AB=ACである二等辺三角形ABCがある。また,頂点Aを通る直線lと,頂点Cを通る直線mがあり,lとmは平行である。このとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2024年佐賀県公立高校入試問題)
= 二等辺三角形:基本 ★ =
• AB=ACだから,二等辺三角形ABCの両底角∠Bと∠Cは等しい ∠B=∠C=∠yとおく
• △ABCの内角の総和は180°だから2∠y+54°=180°
∠y=(180°−54°)÷2=63°
• l∥mだから,∠x+54°+∠y+44°=180°
∠x+54°+63°+44°=180°
∠x=19°
(別解) 後半部分を次のように求めることができる• Bを通り,l, mに平行な直線を引くと ∠x+44°=∠y=63°
∠x=19°
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【問題】
解答を見る右の図のような△ABCにおいて,辺BC上に点Dをとったとき,AD=BD =CDとなった。 ∠ACB=35°のとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2025年三重県公立高校入試問題)
= 二等辺三角形:基本 ★ =
• △ADCはAD=CDの二等辺三角形だから ∠CAD=∠ACD=35°
• △ADCにおいて,∠Dの外角は,他の2つの内角の和に等しいから∠ADB=70°
• △ABDはAD=BDの二等辺三角形だから∠DAB=∠x
• △ABDの内角の総和は180°だから2∠x+70°=180°
2∠x=110°
∠x=55° ···(答)
(別解)AD=BD=CDであるから,Dは三角形ABCの外接円の中心になる.さらに,BCが直径になるから,∠CAB=90°の直角三角形になる. ∠x=90°−35°=55° ···(答)
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【問題】
解答を見る右の図で,l∥mのとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2024年山口県公立高校入試問題)
==平行線の同位角:基本 ★ ==
(解説1) l, mに平行線を1本追加して,76°の角度を2つに分ける
右図のように,l, mに平行な直線nを引く(同位角,錯角の性質が使いやすい形にする) 30°+∠x=76° ∠x=46° ···(答) |
【問題】
解答を見る図2において,l∥mのとき,∠xの大きさは何度か。 (2025年長崎県公立高校入試問題B)
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【問題】
解答を見る右の図で,l∥mのとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2023年青森県公立高校入試問題)
==平行線の同位角:基本 ★ ==
(解説1)
問題文に書かれた条件を集約できる1つの三角形を探す
右図の赤で示した三角形の内角の和から,72°が求まり,その同位角から,直線lとなす角も72°となる. 青で示した三角形の1つの外角72°は,それと隣り合わない2つの内角の和に等しいから 25°+∠x=72° ∠x=72°−25°=47°···(答) |
【問題】
解答を見る右の図のような平行四辺形ABCDがあり,BEは∠ABCの二等分線である。∠xの大きさを求めなさい。 (2023年富山県公立高校入試問題)
• AB∥DCだから,∠ABC=180°−100°=80°
• ∠EBC=∠ABC÷2だから,∠EBC=40° • AD∥BCだから,∠x=180°−∠EBC=140°···(答) |
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【問題】
解答を見る右の図のように,△ABCがあり,点Dは辺BC上にある.AB=12cm, AC=8cm, CD=6cm, ∠ABC=∠DACのとき,線分ADの長さを求めなさい。 (2023年秋田県公立高校入試問題)
==相似図形:基本 ★ ==
(解説1)
2つの△ABCと△DACについて,
△ABCと△DACについて,「2組の角がそれぞれ等しい」とき,これらの三角形は相似である ∠ABC=∠DAC (赤で示した角)
∠BCA=∠ACD (共通:青で示した角)
だから,△ABC∽△DACしたがって ∠BAC=∠ADC (緑で示した角)
![]() 順序が重要 12:8=AD:6
8AD=12×6
\( \displaystyle \mathrm{AD}=\frac{12\times 6}{8}=9\hspace{3px}(cm) \) ···(答)
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【問題】
解答を見る右の図の四角形において,∠xの大きさを求めなさい。 (2025年群馬県公立高校入試問題)
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【問題】
解答を見る図2で,∠xの大きさを求めよ。 (2025年奈良県公立高校入試問題)
【問題】
解答を見る右の[図]において,∠xの大きさを求めなさい。 (2024年大分県公立高校入試問題)
==外角:基本 ★ ==
問題文に書かれた条件を集約できる1つの三角形を探す
(解説1)右図の青色の三角形ABEにおいて Eの外角106°は,他の2つの内角の和に等しいから 28°+A=106° B=78° 右図の赤色の三角形BCDにおいて Bの外角78°は,他の2つの内角の和に等しいから 43°+∠x=78° ∠x=35° ···(答) (※ 三角形の内角の和は180°ということから,∠AEB, ∠DBCを求めていっても解ける) |
【問題】
解答を見る右の[図]において,∠xの大きさを求めなさい。 (2025年大分県公立高校入試問題)
==外角:基本 ★ ==
問題文に書かれた条件を集約できる1つの三角形を探す
(解説)• 右図の緑色で描いた三角形ABCの内角の総和を考える • 赤色で描いた三角形について,∠Bの外角は,他の2つの内角の和に等しいから 45°+36°=81°:ABCの内角∠B
• 青色で描いた三角形について,∠Cの外角は,他の2つの内角の和に等しいから32°+31°=63°:ABCの内角∠C
• 緑色で描いた三角形ABCの内角の総和は∠x+81°+63°=180°
∠x=36° ···(答)
(参考) 一般に,五角形の星芒形(五芒星)の頂角の和は180°になる。 しかし,六角形の星芒形(ダビデの星,六芒星)の頂角の和は180°ではなく360°になります。 結果を覚えるのではなく,求め方(外角を使った計算方法)に慣れるようにしましょう。 |