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♪♥♫♦∀== 難易などの目安 ==∳♣♬∅♠
《考え方》 基本★,普通★★,難しい★★★ 《計算量》 少ない☆,普通☆☆,多い☆☆☆
◆三角形の角の二等分線と比◆
△ABCにおいて,∠Aの二等分線と辺BCとの交点をDとするとAB:AC=BD:DC が成り立つ。
初めて聞いた人は,DがBCの中点になるのかと思うかもしれませんが,そうはなりません。この定理の通り,AB:ACの比に分けられます。
(証明)CからADに平行な直線をひき,ABの延長線との交点をEとおくと ∠BAD=∠CAD(仮定) ∠BAD=∠AEC(同位角) ∠CAD=∠ACE(錯角) したがって ∠AEC=∠ACE 2つの角度が等しいから,△ACEは二等辺三角形になり, AE=AC ゆえに AB:AC=AB:AE=BD:DC(平行線と比例の関係) |
【問題1】右の図のように,円Oの円周上に3つの点A, B, Cがある。∠ABO=40°であるとき,∠xの大きさを答えなさい。 (2025年度 新潟県公立高校入試問題)
※以下の説明では,「見やすく」「分かりやすく」するために,@A・・・などと書いているが,記述式の答案にするときは,それぞれ,∠OAB,∠AOBなどと書く方がよい.
ただし,以下に登場する多くの問題は,「問1小問セット」などの問題で,途中経過不要の穴埋め問題が中心なので,下書きは自分が見やすければよい. ※他の問題も同様
「Oが円の中心」という条件をどう使うか
⇒ OA=OB(=半径)が言える ⇒ ∠AOB=2∠ACB(中心角と円周角の関係)が言える
(考え方1)
@が分かる→Aが分かる→xが分かる
•Oが円の中心だから,OA=OB(=半径)@=40° •△OABの内角の和は180°だから @+A+40°=180° A=100° •弧 \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AB}}\)の中心角がAだから,円周角∠xは,その半分 ∠x=50°…(答) |
◆円周角◆
【問題2】右の図のように,点Oを中心,線分BCを直径とする円がある。この円周上に3点A, D, Eがあり,線分DEは点Oを通り,線分ACと平行である。 このとき,∠BAEの大きさを求めなさい。 (2024年度 佐賀県公立高校入試問題)
•BCが直径だから∠BAC=90° •さらに,DE∥ACだから ∠BDE=90° •△OBDは直角三角形だから ∠DOB=40° •円周角∠BAE=xに対応する中心角は,∠BOE=2xだから 2x+40°=180° x=70°…(答)
【問題3】右の図のように,異なる5点A, B, C, D, Eが同じ円周上にあり,AE∥BDである。このとき,∠BDCの大きさを求めなさい。 (2025年度 佐賀県公立高校入試問題)
「64°,95°」という2つの条件を使える図形を考える
•AE∥BDにより,平行線の錯角は等しいから∠FAG=∠DGA 64°+@=95° @=31° •同一の弧\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}\)に対する円周角は等しいから A=@=31°…(答) |
◆円周角◆
【問題4】右の図1で,2点A, Cは線分BDを直径とする円Oの周上の点である。また,\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AD}}=\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CD}}\)である。線分BAを点Aの方向に延長した直線と,線分CDを点Dの方向に延長した直線の交点をEとする。 ∠ABD=29°のとき,∠AEDの大きさとして正しいものを,次のア〜オの中から1つ選んで,その記号を書きなさい。 ア 16° イ 29° ウ 32° エ 42° オ 58° (2025年度 茨木県公立高校入試問題)
「\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AD}}=\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CD}}\)」という条件をどう使うか
⇒ 円周角∠ABD=∠CBDが言える
「BDは直径」という条件をどう使うか
⇒ 直径BDの上に立つ円周角∠BCD=90°が言える ∠BAD=90°としてもよい。
(考え方1)
@が分かる→∠BCD=90°→Aが分かる
•\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AD}}=\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CD}}\)だから,円周角∠ABD=∠CBD@=29° •BDが直径だから,∠BCD=90° A=90°−(29°+29°)=32°→ウ…(答) (考え方2) ♪♫→多面的に別解を考える:思考力がUP←♬♠
@が分かる→Bが分かる→∠ABD=90°→Aが分かる
•\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AD}}=\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CD}}\)だから,円周角∠ABD=∠CBD@=29° •「円に内接する四辺形の向かい合う1組の内角の和は180°」だから ∠ABC+∠CDA=180° 58°+∠CDA=180° ∠CDA=122° B=58° •BDは直径だから∠BAD=90° ∠DAE=90° A=90°−B=32°→ウ…(答) |
◆円周角◆
【問題5】次のの中の「あ」「い」に当てはまる数字をそれぞれ答えよ。 右の図2で,点Oは線分ABを直径とする円の中心であり,3点C, D, Eは円Oの周上にある点である。 5点A, B, C, D, Eは右の図2のように,A, D, B, E, Cの順に並んでおり,互いに一致しない。 点Bと点E,点Cと点D,点Dと点Eをそれぞれ結ぶ。 線分CDが円Oの直径,\(\displaystyle \stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AC}}=\frac{2}{5}\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AB}}\)のとき,xで示した∠BEDの大きさは あい 度である。 (2024年度 東京都公立高校入試問題)
弧の長さの関係\(\displaystyle \stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AC}}=\frac{2}{5}\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AB}}\)から中心角∠AOCが分かる
•\(\displaystyle \stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AC}}=\frac{2}{5}\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AB}}\)だから@が分かる→Aが分かる→xが分かる @=180°×\(\displaystyle\frac{2}{5}=72^{\circ}\) •Aは@の対頂角だから,@に等しい A=72° •xは中心角Aに対応する円周角 x=36°…(答) |
◆円周角◆
【問題6】右の図1において,∠xの大きさを求めなさい。 ただし,4点A, B, C, Dは円周上の点であり,点Mは直線ACと直線BDの交点,点Nは直線ADと直線BCの交点である。 (2024年度 鳥取県公立高校入試問題)
(考え方1)
xを1つの角とする三角形に目をつける
•同一の弧\(\displaystyle \stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CD}}\)の円周角は等しいから(△ACNなど) @が分かる Aが分かる\(\Big\}\)→Bが分かる→xが分かる @=20° •△BCMにおいて,∠Mの外角は,他の2つの内角の和に等しいから 80°=20°+A A=60° •B=180°−60°=120° •△ACNの内角の和は180°だから ∠x+120°+20°=180° ∠x=40°…(答) (別解1) ♪♫→多面的に別解を考える:思考力がUP←♬♠
•右の図で△ABMの内角の和は180°だからC+D=100° •△ABNの内角の和は180°だから C+D+40°+∠x=180° したがって, ![]() そんな!?未知数CDを束にして使うなんて,高校生の答案じゃん ∠x=40°…(答) (裏技別解2):生徒に教えても委員会?? 問1の小問セット:あと1分で答えだけ書きたいとき ♠♣途中経過は秘密の答案 ♥♦
一般の場合に成り立つ\(\stackrel{ \stackrel{\circ}{\Longrightarrow} } {\stackrel{\Longleftarrow}{\times}}\)特別な場合にも成り立つ
•Cを40°ぐらいにしておくと,Dは60° 40°+60°+40°+∠x=180° ∠x=40° •Cを50°にしておくと,Dは50° 50°+50°+40°+∠x=180° ∠x=40° どちらでも行けるから,∠x=40°…(答) |
◆円周角◆
【問題7】図1において,点Oは線分ABを直径とする円の中心であり,3点C, D, Eは円Oの周上にある点である。5点A, B, C, D, Eは図1のように,A, D, B, E, Cの順で並んでいる。また,点D, O, Eは一直線上にあり,\(\displaystyle \stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AC}}=\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CE}}\)である。 このとき,次の(1),(2)に答えなさい。 (1) △ABC≡△EDCとなることを証明しなさい。 (2) AB=8 cm, ∠ABC=18°のとき,点Aを含まない\(\displaystyle \stackrel{\huge\frown}{\mathrm{EB}}\)の長さを求めなさい。 (2024年度 山梨県公立高校入試問題)
@が分かる→Aが分かる→Bが分かる→Cが分かる→\(\displaystyle \stackrel{\huge\frown}{\mathrm{EB}}\)が分かる
•@:∠ABC=18°•Aは@に対する中心角だから A=36° •\(\displaystyle \stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AC}}=\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CE}}\)だから B=36° •A+B+C=180°だから C=180°−(36°+36°)=108° •弧の長さは中心角に比例するから 108°:180°=\(x:4\pi\) \(180x=108\pi\) \(\displaystyle x=\frac{108\times 4}{180}\pi=\frac{12}{5}\pi\hspace{3px}(cm)\)…(答) |
◆円周角◆
【問題8】右の図のように,円Oの周上に5点A, B, C, D, Eがあり,線分AD, CEはともに円Oの中心を通る。 ∠CED=35°のとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2025年度 和歌山県公立高校入試問題)
「ADは直径」という条件をどう使うか
⇒ 直径ADの上に立つ円周角∠ABD=90°が言える
(考え方1)
∠ABCで
•ADは直径だから@が分かる→x=@+90° ∠ABD=90° ![]() 「CEが直径」という条件を使わずに解けている?? 入試問題では,めったにない? @=35° •∠x=90°+35°=125°…(答)
「CEは直径」という条件をどう使うか
⇒ 直径CEの上に立つ円周角∠CBE=90°が言える
(考え方2)
@が分かる
•CEは直径だから∠ABCでAが分かる→x=A+90° ∠CBE=90° •OE=OD=(半径)だから @=35° •@の∠ADEとAの∠WBEとは,同一の弧\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AE}}\)の円周角だから,等しい A=35° •∠x=90°+35°=125°…(答) |
◆円周角◆
【問題9】図で,A, B, C, Dは円周上の点で,線分ACは∠BADの二等分線である。また,Eは線分ACとBDとの交点である。 ∠DEC=86°, ∠BCE=21°のとき∠ABEの大きさは何度か,求めなさい。 (2025年度 愛知県公立高校入試問題)
(考え方1)
△ABDで
•@の∠BDAと∠BCEとは,同一の弧\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AB}}\)の円周角だから,等しい@が分かる→Aが分かる→Bが分かる→x @=21° •△AEDにおいて「∠Eの外角は他の2つの内角の和に等しい」から 86°=@+A A=65° •仮定により,「ACは∠BADの二等分線である」から B=A=65° •△ABDの内角の和は180°だから x+@+A+B=180° x+21°+65°+65°=180° x=29°…(答) |
【問題10】右の図のように,円Oの周上に4点A, B, C, Dをとり,直線ADと直線BCとの交点をPとします。∠CAD=22°, ∠ADB=57°のとき,∠APBの大きさxを求めなさい。 (2025年度 埼玉県公立高校入試問題)
@が分かる→△BPDで∠Dの外角=@+x
•同一の弧\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{DC}}\)の円周角,∠DACと@は等しい@=22° •△BPDで∠Dの外角=@+x 57°=22°+x x=35°…(答) (考え方2) ♪♫→多面的に別解を考える:思考力がUP←♬♠
Aが分かる→△ACPで∠Cの外角=22°+x
•同一の弧\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AB}}\)の円周角,∠ADBとAは等しいA=57° •△ACPで∠Cの外角=22°+x 57°=22°+x x=35°…(答) (別解裏技1):生徒に教えても委員会??図を見ていると,直線BDが円の中心Oを微妙に通っているように見えるが??「BDを直径と考えても解けるか?」
一般の場合に成り立つ\(\stackrel{ \stackrel{\circ}{\Longrightarrow} } {\stackrel{\Longleftarrow}{\times}}\)特別な場合にも成り立つ
※BDが直径であっても,なくても成り立つ結果は,BDが直径であっても成り立つ(逆は言えない)
@=22°A=57° BDが直径のとき C=33° B=33° x=90°−(@+B)=35°…(答) (問1などの小問セットで穴埋め問題のときは,答えが合えばよい.大問で途中経過を文章化するときは,これではダメ) (別解裏技2):生徒に教えても委員会??図を見ていると,∠ABDと∠DBCが等しいようにも見えるが??「これらが等しい場合にも解けるか?」 ※上記と同様にして,「一般の場合に成り立つ結果は,特別な場合にも成り立つ」
@=22°A=57° ∠ABD=∠DBCのとき B=22° D=180°−(@+A+B)=79° x=180°−(@+B+D+22°)=35°…(答) (問1などの小問セットで穴埋め問題のときは,答えが合えばよい.大問で途中経過を文章化するときは,これではダメ)
どうしようもなくなったとき,「答えだけがほしい」とき,あと1分で答えだけが必要なとき⇒都合のよい仮定を作ってもよい
(ただし、図が描けないような仮定はだめ。途中経過を答案に書いてはいけない) ♪〜おこられても,しらんけど〜♪ |
【問題11】右の図で,4点A, B, C, D は円Oの周上の点であり,線分ABは円Oの直径である。このとき,∠xの大きさを求めなさい。 (2025年度 秋田県公立高校入試問題)
「ACは直径」という条件をどう使うか
⇒ 直径ACの上に立つ円周角∠ADC=90°が言える ∠ABC=90°としてもよい。
(考え方1)
Aが分かる→Bが分かる→xが分かる
•△ABEにおいて,「∠Eの外角は,他の2つの内角の和に等しい」から,A+44°=80°A=36° •△ADCは,∠D=90°の直角三角形だから,A+B=90° B=54° •Bとxは同一の弧\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AD}}\)の円周角だから等しい x=54°…(答)
(考え方2)多面的に別解を考えると,思考力がUP
Aが分かる→Eが分かる→xが分かる
•△ABEにおいて,「∠Eの外角は,他の2つの内角の和に等しい」から,A+44°=80°A=36° •AとEは同一の弧\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{DC}}\)の円周角だから等しい E=36° •△ABCは,∠B=90°の直角三角形だから,E+x=90° x=54°…(答)
(考え方3)多面的に別解を考えると,思考力がUP
@が分かる→Cが分かる→Dが分かる→xが分かる
•△ADCは,∠D=90°の直角三角形だから,@+44°=90°@=46° •@とCは同一の弧\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}\)の円周角だから等しい C=46° •Dと80°とは対頂角だから等しい D=80° •△ABEの内角の和は180° C+D+x=180° 46°+80°+x=180° x=54°…(答) |
◆円周角◆
【問題12】次のの中の「い」「う」に当てはまる数字をそれぞれ答えよ。 右の図1で点Oは線分ABを直径とする円の中心であり,2点C, Dは円Oの周上にある点である。 4点A, B, C, D は図1のようにA, B, C, D の順に並んでおり,互いに一致しない。 点Bと点D,点Cと点Dをそれぞれ結ぶ。 線分ABと線分CDとの交点をEとする。 点Aを含まない \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}\) について, \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}=2\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AD}}\),∠BDC=34°のとき,xで示した∠AEDの大きさは,いう度である。 (2022年度 東京都公立高校入試問題)
「ABは直径」という条件をどう使うか
⇒ 直径ABの上に立つ円周角∠ADB=90°が言える
「\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}=2\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AD}}\)」という条件をどう使うか
(解答)⇒ 弧の長さが2倍になれば,中心角も円周角も2倍になる ⇒ ∠BDC=2∠ABD
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◆相似比◆
【問題13】図で,点C, Dは線分ABを直径とする円Oの周上の点であり,Eは直線ABとDCとの交点で,DC=CE, AO=BEである。 円Oの半径が4 cmのとき,次の@,Aの問いに答えなさい。 @ △CBEの面積は、四角形ABCDの面積の何倍か,求めなさい。 A 線分ADの長さは何cmか,求めなさい。 (2022年度 愛知県公立高校入試問題B)
「A, B, C, Dが円周上の点」という条件をどう使うか
⇒ 「円に内接する四辺形の向かい合う1組の角の和は180°になる」から ∠DAB+∠DCB=180° ∠ECB+∠DCB=180° から ∠DAB=∠ECBが言える
「DC=CE, AO=BE」という条件をどう使うか
⇒ DC=CE=l, AO=OB=BE=4 (cm)とおくと 相似図形 △CBE(∽△DOE)∽△ADE から,相似比の等式 CE:BE=AE:DEが使える ![]() @ ABCDは円に内接する四角形だから ∠ECB=∠DAB…(1) △CDEと△ADEについて • ∠Eは共通 • (1)により∠ECB=∠DAB 2つの三角形で,2組の角がそれぞれ等しいから △CBE∽△ADE…(2) \({\rm CE:BE=AE:DE}\) そこで,DC=CE=l(cm)とおくと \(l:4=12:2l\) \( 2l^2=48\) \( l^2=24\) \( l=\sqrt{24}=2\sqrt{6}\hspace{5px}(cm)\) (2)により,相似図形の面積比は,相似比の2乗(比)だから \({\rm \triangle CBE:\triangle ADE}=(2\sqrt{6})^2:12^2\) \(=24:144=1:6\) △CBE:⏢ABCD=1:(6−1)=1:5 △CBEの面積は,⏢ABCDの面積の\(\displaystyle\frac{1}{5}\)倍…(答) A △DOE∽△ADEだから \({\rm DO:OE=AD:DE}\) \( 4:8={\rm AD}:4\sqrt{6}\) \( 8{\rm AD}=16\sqrt{6}\) \( {\rm AD}=2\sqrt{6}\hspace{5px}(cm)\)…(答) (別解) △OADはOA=ODの二等辺三角形だから ∠OAD=∠ODA これにより,DOは∠ADEの二等分線になるから AD:DE=AO:OE \( {\rm AD}:4\sqrt{6}=4:8\) \( 8{\rm AD}=16\sqrt{6}\) \( {\rm AD}=2\sqrt{6}\hspace{5px}(cm)\)…(答) |
◆相似比◆面積比◆
【問題14】右の図のような円があり,異なる3点A, B, Cは円周上の点で,△ABCは正三角形である。辺BC上に,2点B, Cと異なる点Dをとり,2点A, Dを通る直線と円との交点のうち,点Aと異なる点をEとする。また,点Bと点Eを結ぶ。 AB=4 cm, BD:DC=3:1であるとき,△BDEの面積は何\(cm^2\)か。 (2025年度 香川県公立高校入試問題)
△BDE∽△ADCを示して,相似比の2乗で面積比を求める
(解答)△BDEと△ADCについて •∠DBEと∠DACとは,同一の弧\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{EC}}\)の上に立つ円周角だから等しい •∠BEDと∠ACDとは,同一の弧\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{AB}}\)の上に立つ円周角だから等しい 以上により,2組の角がそれぞれ等しいから,△BDE∽△ADC 次に,右図で,\({\rm HD=DC=1,AH=2\sqrt{3},AD=\sqrt{13}}\) だから,△ADCの面積をS,△BDEの面積をTとおくと \(\displaystyle S=\frac{2\sqrt{3}\times 1}{2}=\sqrt{3}\)…(1) \(S:T=(\sqrt{13})^2:3^2=13:9 \)…(2) (2)より \(9S=13T\) \(\displaystyle T=\frac{9}{13}S=\frac{9}{13}\sqrt{3}\hspace{3px}(cm^2)\)…(答) |
◆相似比◆
【問題15】図1〜図3のように,円Oの周上に4点A, B, C, Dがあり,AB=ACとする。また,線分ACとBDの交点をEとする。 このとき,次の(1)〜(3)に答えなさい。 (1), (2) 略 (3) 図3において,\(\displaystyle {\rm AE}=4\hspace{2px} cm,{\rm EC}=1\hspace{2px} cm \), \(\displaystyle {\rm CD}=\frac{5}{3}\hspace{2px} cm\)とする。 このとき,線分BCの長さを求めなさい。なお,途中の計算も書くこと。 (2025年度 石川県公立高校入試問題)
△ABEと△DCEについて
以上により,2組の角がそれぞれ等しいから△ABE∽△DCE 次に,BE=lとおくと AB:BE=DC:CE \(\displaystyle 5:l=\frac{5}{3}:1=5:3\) 何と!たまたま,偶然!△ABEは5:3:4になっている⇒直角三角形 運不運だけで,解けるか解けないが決まる!こんな話があってよいのか!? △BCEは,∠E=90°の直角三角形 \({\rm BC}=\sqrt{3^2+1^2}\) \(=\sqrt{10}\hspace{3px}(cm)\)…(答) |
◆円周角◆弧の長さ◆![]() ![]()
図7において,3点A, B, Cは円Oの円周上の点である。AC上にAB=ADとなる点Dをとり,BDの延長と円Oとの交点をEとする。また,点PはAE上を動く点であり,CPとBEとの交点をFとする。ただし,点Pは点A, Eと重ならないものとする。 このとき,次の(1),(2)の問いに答えなさい。 (1) 図8は,図7において,点Pを∠EFC=∠ABCとなるように動かしたものである。 このとき,PA=PCであることを証明しなさい。 (2) 図9は,図7において,点Pを∠EPC=90°となるように動かしたものである。 \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}:\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CE}}=4:5\),∠CFD=49°のとき,∠ABEの大きさを求めなさい。 (2024年度 静岡県公立高校入試問題)
(1)
PA=PCを証明するには,△PACの両底角が等しいことを示せばよい。
右の図で言えば,D=Fを示せばよい
•AB=ADだから△ABDの両底角は等しい@=A •AとBは対頂角 A=B •CとDは弧 \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{EC}}\)の円周角 C=D…(#1) •△OCFにおいて,∠Fの外角は,他の2つの内角の和に等しいから B+F=E •仮定によりE=@+Cだから B+F=@+C F=C…(#2) (#1)(#2)より,D=F △PACの両底角が等しいから,PA=PC…(証明終) (2)
• \(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}:\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CE}}=4:5\)をどう使うか
中心角が4:5⇒円周角が4:5とすればよい • ∠EPC=90°をどう使うか △PFEが直角三角形 ∠FEP=41°
•∠ABE=xとおく•\(\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{BC}}:\stackrel{\huge\frown}{\mathrm{CE}}=4:5\)だから∠EAD=5θ, ∠BAD=4θとおける •∠EPC=90°だから ∠FEP=90°−49°=41° •△EADにおいて,∠Dの外角は,他の2つの内角の和に等しいから x=5θ+41°…(#1) •△ABDの内角の和は180°だから 2x+4θ=180°…(#2) (#1)(#2)を連立方程式として解く (θ=7°,) x=76°…(答) |
◆円周角◆面積比◆
【問題17】右の図のような台形ABCDがあり,AD∥BCである。また,3点A, C, Dを通る円と辺ABは,点A, Bと異なる点で交わり,その交点をEとする。このとき,次の問いに答えよ。 (1) △ABC∽△DCEを証明せよ。
(2) さらに,点Eを通り,直線BCに平行な直線と,辺AC, DCの交点をそれぞれF, Gとする。点Eが辺ABの中点で,AB:DC=8:7のとき,次の問いに答えよ。 ア △ABCの面積をSとおくとき,△DEGの面積をSを用いて表せ。また,その求め方を言葉や数,式などを用いて説明せよ。 イ AD:BCを最も簡単な整数の比で表せ。 (2025年度 福井県公立高校入試問題)
2つの三角形が相似であることを証明する方法は3通りある。
(2)ア • (1)の結果から,△ABC∽△DCEで、辺ABとDCが対応する AB:DC=8:7だから,△ABCと△DCEの面積比は \(8^2:7^2=64:49\) • AD∥EG∥BCで,AE=EBだから,DG=GC 面積比は△DEG=△CEG したがって △ABC:△DEG=64:24.5=128:49 S:△DEG=128:49 \(\displaystyle{\rm \triangle DEG}=\frac{49}{128}S\)…(答) イ AD=l, BC=Lとおき,ADからBCまでの距離をhとおいて,上記の結果を表す • \(\displaystyle S=\frac{Lh}{2}\)…(#1) • \(\displaystyle{\rm EF=\frac{L}{2},FG=\frac{l}{2}}\) \(\displaystyle{\rm EG=\frac{L}{2}+\frac{l}{2}=\frac{L+l}{2}}\) \(\displaystyle{\rm \triangle DEG}=\frac{L+l}{2}\times\frac{h}{2}\div 2\)…(#2) ![]() この問題を,時間内に解ける中学生は,エライ! \(\displaystyle\frac{L+l}{2}\times\frac{h}{2}\div 2=\frac{49}{128}\times\frac{Lh}{2}\) \(\displaystyle\frac{L+l}{4}=\frac{49}{128}\times L\) \(\displaystyle 128(L+l)=4\times 49L=196L\) \(\displaystyle 128l=68L\) \(\displaystyle L=\frac{128}{68}l=\frac{32}{17}l\) \({\rm AD:BC}=l:L=17:32\)…(答) |
◆円周角◆平行線◆相似比◆三平方の定理◆
【問題18】右の図は,∠ACB=90°の直角三角形ABCである。線分ACを直径とする円の中心をOとし,円Oと辺ABとの交点をDとする。点Eは線分DC上にあって,OE⊥DCである。点FはOEの延長と辺BCとの交点である。また,点Gは線分BE上にあって,GF⊥BEである。 このとき,次の各問いに答えなさい。ただし,根号がつくときは,根号のついたままで答えること。 (1) △ABC∽△ODEであることを証明しなさい。 (2) AB=6 cm, AC=4 cmのとき, @ 線分DEの長さを求めなさい。 A 線分GFの長さを求めなさい。 (2024年度 熊本県公立高校入試問題)
•直径
⇒円周角は90° •平行線 ⇒同位角,錯角が使える •相似図形 ⇒比例の関係が使える •これらで解決しない部分 ⇒三平方の定理で,正確に埋めていく
(1) △ABCと△ODEとで2組の角が等しいことを示せばよい•OE⊥DEだから @+A=90° •OD=OC(半径)だから @=B •ACは直径だから,AD⊥DC C+B=90° これらから,C=A △ABCと△ODEは1つの角が直角 以上により,△ABCと△ODEとで2組の角が等しいから,互いに相似…(証明終) @ •(1)の結果から OD:DE=AB:BC…(#1) •△ABCは∠C=90°の直角三角形だから,三平方の定理により \({\rm AC^2+BC^2=AB^2}\) \({\rm 4^2+BC^2=6^2}\) \({\rm BC^2}=36-16=20\) \({\rm BC}=\sqrt{20}=2\sqrt{5}\)…(#2) (#1)(#2)より \(2:{\rm DE}=6:2\sqrt{5}\) \(6{\rm DE}=4\sqrt{5}\) \(\displaystyle {\rm DE}=\frac{4}{6}\sqrt{5}=\frac{2}{3}\sqrt{5}\hspace{2px}(cm)\)…(答)
A△CAD∽△BACだから BA:AC=CA:AD \(6:4=4:{\rm AD}\) \(\displaystyle{\rm AD}=\frac{16}{6}=\frac{8}{3}\) したがって \(\displaystyle{\rm BD}=6-\frac{8}{3}=\frac{10}{3}\) ![]() *こんな話を生徒に教えても委員会! ※この問題に手を付けると,時間内に解けないかもしれん! 捨てる問題を見分ける判断力も必要 \(\displaystyle{\rm BE^2}=(\frac{10}{3})^2+(\frac{2}{3}\sqrt{5})^2=\frac{120}{9}\) \(\displaystyle{\rm BE}=\frac{2\sqrt{30}}{3}\) DB∥EF (AB∥OF)だから \({\rm DB:EF=AC:OC}=2:1\) \({\rm EF}=\frac{5}{3}\) DB∥EFにより,錯角は等しいから,△EDB∽△FGE BE:ED=EF:FG \(\displaystyle \frac{2\sqrt{30}}{3}:\frac{2}{3}\sqrt{5}=\frac{5}{3}:{\rm FG}\) \(\displaystyle {\rm FG}=\frac{10\sqrt{5}}{9}\times\frac{3}{2\sqrt{30}}=\frac{5\sqrt{6}}{18}\hspace{2px}(cm)\)…(答) |
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