上の問題のように,xが増えるとyが減るような関係のうち
xy=k (上の問題ではkが12)
すなわち
の関係で変化するとき,yはxに反比例するといいます.
単にxが増えたときにyが減るだけでは反比例とは限りません.
<反比例でない例>
総ページ数が100ページの本のうち,読んだページ数xと残りのページ数yの関係 y=100−x
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上の問題ではx,yは「長さ」でしたのでx,yとも「正の数」になりますが,負の数も考えられるような問題では,xy=kが成り立つようなx,yを負の数についても考えます.
xy=12 の場合はxが負の数のときyも負の数になります.
y=12÷(負の数)
y=12÷x の関係をグラフにすると次の図のようになります.
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