◇絶対値記号の外し方(要点)◇ ○ |a| は絶対値記号の中身a の正負によって外れ方が変る.そこで,絶対値記号の中身=0 となる値を境目として,場合分けする. a<0 のとき,|a|=−a 0≦a のとき,|a|=a ○ |x−1| は,次のようにx の値で場合分けすれば,絶対値記号を外すことができる. (1) x<1 のとき,|x−1| =−x+1 (2) x≧1 のとき,|x−1| = x−1 ○ 2つの絶対値記号を外すには,3つの区間に場合分けする. |x+4|+|x−1| は,次のように場合分けすれば,絶対値記号を外すことができる. ![]() (2) −4≦x<1 のとき,|x+4|+|x−1|= x+4−x+1=5 (3) 1≦x のとき,|x+4|+|x−1|= x+4+x−1=2x+3 |
◇2次方程式の解の公式(要点)◇ 2次方程式 ax2+bx+c=0 (ただし,a≠0 )の解は, x= 特に,x の1次の係数が2の倍数のとき, 2次方程式 ax2+2b'x+c=0 (ただし,a≠0 )の解は, x= 例えば,2x2+6x+1=0 のときは, a=2 , b'=3 , c=1 として,x== |
半角数字(1バイト文字)で解答すること |
■[個別の頁からの質問に対する回答][絶対値記号2つの外し方について/17.2.11]
第5問1≦xのときx2+8x-13=0とありますがx2+9x-13=0ではないでしょうか。
=>[作者]:連絡ありがとう.2(3x+1)+3(x−1)=−x2+x+12においてxの係数は左辺の9だけでなく右辺の1もあるので,これを移項すると8になります. |