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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2025年6月 

※ネタバレありです

29/ MOVIX京都 でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
7243
三池崇史監督作品。
綾野剛主演。柴咲コウ、小林薫、木村文乃、亀梨和也、大倉孝二、光石研、北村一輝、小澤征悦、高嶋政宏、美村里江、峯村リエ、東野綾香、迫田孝也ほか。
実話を基にしている、教師の児童に対する「いじめ」を題材に描いている。
どういう展開かと思ったら、王道の法廷シーンから始まり、各人の立場から思惑を再現しつつ過去にさかのぼり構成されたもので、ある意味三池映画としても安心して観られる展開。正直、三池監督がこれを演出?とは思ったけど、この内容は前向きでらしくはないけどw手腕がすごいと思わせてくれる。
そして、これは!「怪物」の基になった実話を基にしてるのか!!と推察。(あくまで推察)
★★★★★
28/ TOHOシネマズ二条 F1エフワン
IMAX2D字幕ver.
7242 F1:The Movie
ジョセフ・コシンスキー監督製作作品。アメリカ映画
ジェリー・ブラッカイマー、ルイス・ハミルトン製作。
ブラッド・ピット主演製作。ダムソン・イドリス、ケリー・コンドン、ハビエル・バルデム、トビアス・メンジーズ、シェー・ウィガム、キム・ポドゥニア、サラ・ナイルズ、ジョセフ・バルデラマほか。
NASCARでくすぶっていた主人公に、元チームメイトでライバルのチームプロデューサーがF1の世界に引き抜く。そこでチームメイトの若手との確執や、チームからの信頼を得るまでかと思ったら、クライマックスが予想外の展開でこれが2025年の答えか、と思わせてくれた。
冒頭のデイトナ24からF1の世界転戦、エピローグのバハカリフォルニアのラリーまで、主人公のレースジャンキーさを見せて、そのたぐいまれなレースの組み立て能力を納得させて映画として成立させている。
過去のレース映画にない新しい切り口が開いた口が塞がらない。それくらいエモーショナルでファンタスティック!!
★★★★★
28/ TOHOシネマズ二条 LUPIN THE ⅢRD THE MOVIE 不死身の血族
7241
小池健監督作品。
「次元大介の墓標」「血煙の石川五エ門」「峰不二子の嘘」「銭形と2人のルパン」(アマプラ)に続く、小池監督シリーズ最新作。
前作からの敵が続々登場し、謎の島に乗り込んだ一行は不死身の男に襲われ命の危機に陥ってしまう。
シリーズ最終作かと思ったら終わってないし。なんだこの終わり方。ちょっと斜め上すぎてどうすんの?って思ってる。
もう1回見ないと…。配信でいいけどね。
入場者特典:㊙原画集
★★★
26/ TOHOシネマズ二条 フロントライン
7240
ポイントで鑑賞。
関根光才監督作品。
小栗旬主演。松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介、森七菜、桜井ユキ、美村里江、吹越満、光石研、滝藤賢一ほか。
2020年パンデミックの発端として記憶される、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客と乗組員、コロナに立ち向かう厚生省の最前線とDMATの医師団を描いている。
ドキュメンタリーではなくよりドラマチックに演出されているんだと注釈で知るが、これこそがエンタテインメイントの映画というものだと思える。邦画の最高峰に近い作品だと思える。
正直、派手なアクションも血みどろの争いもなにもない。それでいて一瞬たりとも目が離せない。より一層のリアリティを描いていてすばらしい。
★★★★★
22/ MOVIX京都 メガロポリス
7239 Megalopolis
フランシス・フォード・コッポラ監督脚本製作作品。アメリカ映画
アダム・ドライバー主演。ジャンカルロ・エスポジート、ナタリー・エマニュエル、オーブリー・プラザ、シャイア・ラブーフ、ジョン・ボイド、ローレンス・フィッシュバーン、タリア・シャイア、ジェイソン・シュワルツマン、ダスティン・ホフマン、キャサリン・ハンターほか。
ロシア帝国が3000年続いた現在を描いているトンデモ設定。新進の建築家と、身内である政治家との確執を描いている。
とにかくトンデモすぎてついていけなかったw
それでもコッポラに賛同する名優が多いのかダスティン・ホフマン、ジョン・ボイドを久々銀幕で拝見できた。シャイア・ラブーフもぶっ飛んでてすばらしい演技を見せてくれている。
★★★
21/ TOHOシネマズ二条 28年後・・・
7238 28 Years Later
ダニー・ボイル監督製作作品。イギリス・アメリカ映画
アレックス・ガーランド脚本製作、キリアン・マーフィー製作総指揮。
アルフィー・ウィリアムズ主演。ジョディ・カマー、アーロン・テイラー=ジョンソン、ジャック・オコンネル、レイフ・ファインズほか。
28日後の次は28年経っていた。イギリスで起こったウイルスは、ヨーロッパ全土に広がるも駆逐され、イギリス本土のみ隔離させられ未踏の地となっていた。
そんな中、潮の満ち引きによって移動できる小島で生き抜いている人々が主人公。初めてイギリス本土に上陸し、資源を探すというミッションを担った少年が、父の浮気に嫌気がさし病に犯された母を連れてドクターと呼ばれる男に会いに抜け出す。
爆走するウイルスに侵された狂人は、ほぼ全裸でさすがヨーロッパ映画っぽい。容赦なく局部も見せて、一層の悲壮感と恐怖をあおっている感じ。
★★★★☆
21/ 109シネマEXPOCITY 罪人たち
IMAXレーザーGT字幕ver.
7237 Sinners
3ポイント利用で1300円で鑑賞。
ライアン・クーグラー監督脚本製作作品。アメリカ映画
マイケル・B・ジョーダン主演(2役)。ヘイリー・スタンフィールド、メイルジ・ケイトン、ジャック・オコンネル、ウンミ・モサク、ジェイミー・ローソン、オマー・ミラー、デルロイ・リンドーほか。
奥人差別が続くアメリカ南部に羽振りよく帰ってきた双子の主人公。町はずれの紡績工場跡を買い取り黒人専門のダンスホールを作る事にする。そこにネイティブアメリカンに追われたヴァンパイアが逃げてきて対決が始まる・・・。
それはまるで「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のようでした。しかし、切り口が面白い。前半、黒人差別の問題提起、後半ヴァンパイアの大乱闘。最後はKKKの掃討という感じ。
しっかりしたVFX。アクションに演技が、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」との差だと思える。
★★★★★
20/ TOHOシネマズなんば 機動戦士 GUNDAM GQuuuuuuX Biginning
IMAXシアター
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4度目のGQuuuuuuXは初IMAXで鑑賞。と言ってもIMAX規格でも何でもないので、ただ輝度の高いスクリーンの大きい劇場での鑑賞。
それでもしっかりIMAX料金(900円)徴収されるし。
今回も入場者特典狙い。
TVシリーズ最終回前に再上映ということは!でエンドクレジット後、なんか発表あるんちゃうん、の気満々の観客でしたが、一切なく…。
とにかく有終の美というところでしょうか。
入場者特典:ガンダムGQuuuuuuX DESIGN WORKS 3
★★★★★
15/ T-joy京都 JUNK WORLD
吹替ver.
7236
堀貴秀監督原案キャラクターデザイン絵コンテアニメーター造形撮影照明効果音VFX編集音楽声優作品。
「JUNK HEAD」に続く3部作の2作目。
「JUNK HEAD」に繋がるオリジンという位置。けど「JUNK HEAD」ほどはっちゃけてないのが残念。と言ってもスタッフも製作費も潤沢になったはずだから、そりゃはっちゃけられないよねー、とは思う。
吹き替え版を観たので、何を言ってるかよく分かって悪くはないけど、そこもはっちゃけてない要素かも知れない。
前売り特典:ポストカード型全国共通特別鑑賞券
入場者特典:オリジナルA5ステッカー
★★★☆
14/ MOVIX京都 We Live in Time この時を生きて
7235 We Live in Time
ジョン・クローリー監督作品。イギリス・フランス合作
フローレンス・ピュー主演。アンドリュー・ガーフィールド、グレース・デラニー、リー・プライスウェイト、イーファ・ハインズ、アダム・ジェームズほか。
ゲイ(女性)のシェフ、アルムートと恋愛関係になったシリアルの会社に務めるトバイアスの出会いから別れまでを描いた作品。
癌にり患したアルムートは少ない人生をどう生きるか、精一杯生きるためどうするかを明るく描いていて邦画にない展開が素晴らしい。
それに合わせて脚本と編集が今までにない演出で見事。時間軸を時系列ではなくバラバラに組み合わせることによって、立体的に2人も人生が紐解かれていくという展開。
え!?ゲイだったの?とかなれそめがそれ?とか。またさらっと、子供を作ることの苦難とか、癌と闘う主人公とか、よく出来ている。
★★★★☆
14/ イオンシネマ京都桂川 ドールハウス
7234
矢口史靖監督脚本原案作品。
長澤まさみ主演。瀬戸康史、池村碧彩、本多都々花、田中哲司、風吹ジュン、安田顕、今野浩喜、西田尚美、品川徹ほか。
不慮の事故で亡くした娘の代わりに導かれるように等身大の人形を手に入れ、ドールセラピーのようにかわいがるも妊娠が発覚し、それを機に軽んじられだす。その後奇怪なことが起こりはじめ、人形が呪われていることが分かり…。
矢口監督初のホラー。すばらしい脚本。ホラーの王道らしい展開で、J-HORRORらしくない全編明るい絵作りも面白い。
次女の人形に呪われた時の顔に、会場に男の子が叫び声を上げて、これはいい映画wって思った。
★★★★☆
8/ MOVIX京都 リロ&スティッチ
DOLBY CINEMA 2D字幕ver.
7233
ディーン・フライシャー・キャンプ監督作品。アメリカ映画
マイア・ケアロハ主演。クリス・サンダース(スティッチの声)、シドニー・エリザベス・アグドン、コートニー・B・バンス、ザック・ガリフィアナキス、ビリー・マグヌッセン、ティア・カレル、エイミー・ヒル、カイポ・デュドワほか。
2002年に公開されたアニメ「リロ&スティッチ」を完全実写化。それ以外、何を言えば?w
配役も問題なく、今の時代まんまCGで作れるんやと、勢いは感じたけどそもそも作る必要はあったのか?とは思う。
最近のディズニーは全部そんな感じやね。コンテンツの使いまわしが酷い。
入場者特典:特別フォトカード
★★★★
7/ TOHOシネマズ二条 MaXXXine マキシーン
7232 MaXXXine
タイ・ウェスト監督脚本編集製作作品。アメリカ映画
ミア・ゴス主演。エリザベス・デビッキ、モーゼス・サムニー、ミシェル・モナハン、ボビー・カナベイル、リリー・コリンズ、ジャンカルロ・エスポジート、ケヴィン・ベイコンほか。
「X」「Pearl」に続くシリーズ3作目。ハリウッドを目指してポルノビデオに出ているマキシーン。ホラー映画の準主役を勝ち取るも、周辺で連続殺人が起こり始め、自分にも及びだすのだが…。
ゴアシーンは健在なのに、シリーズ3作目ともなると出演者が有名俳優多数でびっくり。ホラー映画としての展開は平凡だけど、「サイコ」のベイツモーテルのセットが出てくるとか、現実とリンクさせてる展開も面白い。
★★★★
7/ MOVIX京都 ぶぶ漬けどうどす
7231
冨永昌敬監督作品。
深川麻衣主演。室井滋、豊原功補、松尾貴史、小野寺ずる、片岡礼子、大友律、若葉竜也、山下知子、森レイ子、幸野紘子、守屋えみほか。
京都の老舗扇子屋の息子と結婚した主人公。仕事のなくなった主人公は、京都の老舗の裏を赤裸々に描くため上京して見たものをそのまま漫画エッセイにして好評を得るも…。
主人公と同行の漫画家がとにかくド厚かましくて不愉快極まりない。取材と言いながら何にも手伝わないし、京都に魅了されたら自分勝手に正義をかざすし。
結局、騒動の原因は義父だったけど、そんなんどーでもええほどうっとうしい主人公。
あと室井滋の京都弁がなってない。うそんってほど下手だった・・・。
★★☆
6/ TOHOシネマズなんば 国宝
7230
李相日監督作品。
吉沢亮主演。横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、渡辺謙、田中泯、永瀬正敏、宮澤エマ、三浦貴大、森七菜、見上愛、嶋田久作、黒川想矢、越山敬達ほか。
1964年から現在までの一人の歌舞伎役者を中心に描いた超大河ドラマ。主人公は長崎のヤクザの血で、その時出くわした歌舞伎役者に拾われ同じ歌舞伎役者の女形を目指すことになる。様々な苦難の先に待っているものは…。
監督が主演の吉沢亮を当て書きで描いた脚本はさすが本物。ちなみに脚本は奥寺佐渡子。
出演者すべてがすばらしい役割で見事。
李監督らしい“家族”とか“血”の業を描いていてさすが。
★★★★★
1/ TOHOシネマズ二条 か「」く「」し「」ご「」と「
7229
中川駿監督脚本作品。
奥平大兼主演。出口夏希、佐野晶哉、菊池日菜子、早瀬憩、ヒコロヒーほか。
「君の膵臓をたべたい」の住野よるの同名小説を映画化。
高校の男2人、女3人の仲間。それぞれの人を見極める方法の違いを、エフェクトで描いて日々の機微を描いている。
主人公5人を順繰りに、相手を想う目線を実在化して表現していて初めの1人はおもろい!!って思ったけど、残りの4人はくどい。その上、その特殊能力と思ってたのは全員が持っている、ということはそれぞの持つ思いやりだった、ということか。
ファンタジーじゃなくいい感じの恋愛映画だった、ということで。
★★★

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