monthlymovielog

ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2025年7月 

※ネタバレありです

28/ アップリンク京都 エレベーション 絶滅ライン
7253 Elevation
ジョージ・ノルフィ監督作品。アメリカ映画
アンソニー・マッキー主演製作。モリーナ・バッカリン(「デッドプール」シリーズ)、マディー・ハッソン、ダニー・ボイド・Jr.ほか。
突然地面から湧いて出た甲殻系のモンスター「リーパー」によって人類は駆逐され、かろうじて逃れた人々はなぜか標高2500mのラインからは侵入してこない性質を利用して生きていた…。
息子のために2500m以下にある病院に残った医療素材を取りに、過去リーパーと戦ったことのある科学者の女性と、主人公の狩り仲間である女性と共に危険に挑むんだけど、男1人、女2人という組み合わせは今風で面白い。その上、女性2人の方が闊達で力強いのも今風。
ただモンスターのデザインがダサすぎで、VFXも最小限というのも見え見えで全体に安っぽい。そこがもったいない。
やっとのことで倒したリーパーは機械仕掛けだったことで、作った張本人は誰かという展開になり、最後のカットに繋がっていく。なるほど続編を見越してるか。このままじゃ無理臭いけど。
入場者特典:本国ポスタービジュアルチラシ
★★★☆
27/ TOHOシネマズ二条 映画 仮面ライダーガウ お菓子の家の侵略者
映画 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード
7253
杉原輝昭監督作品。
知念英和主演。日野友輔、庄司浩平、宮部のぞみ、中島颯太、木村彗人、澤本夏輝、世界、塚本高史、千歳まち、滝澤諒ほか。
TVシリーズをまともに見てない中での鑑賞はきつい…。
お菓子をモチーフにがっつりお菓子を立体化してるのが、どちらかというと戦隊モノの敵ぽい気がしんでもない。しかしモチーフの面白さは随一。
入場者特典:ゴチソウBOOK
★★★
26/ TOHOシネマズ二条 劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
7252
鬼滅シアターで100円プラスの劇場でポイントで鑑賞。
外崎春雄監督作品。
いよいよ最終決戦の無限城内での死闘を描いている。
ストーリーは納得だし鬼が酷いのはわかるけど、憎いからって嬲り殺すとか正義側がいうべきではないのでは?とか思ったり。それにやっぱりキャラクターの独白がうるさい。まるでラジオドラマのように状況説明してくれている。
しかし2時間半は長すぎるね。せめて2時間にして4部作すればいいのに。
★★★★☆
26/ TOHOシネマズ二条 ファンタスティック・フォー ファースト・ステップ
IMAX2D字幕ver.
7251 The Fantastic Four:First Steps
マット・シャックマン監督作品。アメリカ映画
ペドロ・パスカル主演。バネッサ・カービー、エボン・モス=バクラック、ジョセフ・クイン、ジョン・マルコビッチ(声)ジュリアン・ガーナー、ポール・ウォルター・ハウザー、ラルフ・アイネソンほか。
MCUのシリーズとしてリブートされた超名作。タイトル通り往年のファンタスティック・フォーのはじまりを時代通りに描いている。
レトロフィーチャーに彩られたアメリカで、宇宙放射線を浴びた4人の科学者がそれぞれの能力を発動しアメリカを救うヒーローとなる。
白人4人と、国民から全幅の信頼を得ている、しかも科学者だけではなく金銭的にも成功した4人というのが、いかにも当時のアメリカらしくていい。
しかし現在のレートにも寄り添って、多国籍な国民が登場ってのもいい。
やんわりした世界観が今までのMCUと違った雰囲気で、これもありだね。ギャラクタスが少し小さい気もするけど、実体化で再現してるのは及第点。シルバーサーファーが女性ってのは、脚本の設定がそうなってるから仕方ないけど、特に光彩があるのは違和感しかない。
ポール・ウォルター・ハウザーはモールマンってのも気が利いてる。
入場者特典:コレクタブルカード:IMAXver.
★★★★★
25/ T-joy京都 小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜
7250
石原立也監督作品。
京アニのTVシリーズ2期に続く劇場新作。
親子とは何かを知ったカンナが、なぜドラゴンの世界から追放されたのかが分かり、父親であるキムンカムイとの関係と、ドラゴンの世界での戦争を引き起こそうとする魔法使いの陰謀、小林さんの立ち回りを描いている。
さすがの京アニである安定の作画力。そこに3Dで表現された背景が空間を演出していてすばらしい。
根本的なところなんだけど、小林さんの三白眼とボーイッシュなスタイルと物腰がずっと見てきてるのに、違和感w
入場者特典:5週目入場者特典「カンナ名シーンフィルム風しおり」(1/10)
★★★★☆
20/ なんばパークスシネマ 顔を捨てた男
7249 A Different Man
アーロン・シンバーグ監督脚本製作総指揮作品。アメリカ映画
セバスチャン・スタン主演製作総指揮。レイナード・レインスベ、ジョン・キーテイング、マラカイ・ウィアー、アダム・ピアソン、マイケル・シャノン(本人役)ほか。
顔の表皮が肥大角質化し常人じゃない顔になってしまう病気を患った主人公。そのせいで前向きになれず、鬱々と生きていたが、治験を受けたことによって元の顔に戻ってしまう。隣に引っ越してきた見境のない自称脚本家との恋愛と、突然現れた同じ顔の、しかし驚くほど前向きな男との関係を描いている。
A24製作らしい、切り口の不思議な映画。どこを向いてるのかと思ったら基本的なところでした。人を妬む事が自分に返ってくるで、って感じかな。
最後に食ったレストランが日本食で不思議な感じがしたりw
★★★★
19/ TOHOシネマズ二条 夏の砂の上
7248
玉田真也監督脚本作品。
オダギリジョー主演製作。高石あかり、松たか子、森山直太朗、高橋文哉、篠原ゆき子、満島ひかり、斎藤陽一郎、光石研、花瀬琴音、浅井浩介ほか。
長崎、雨の降らない暑い夏。主人公は、一人息子を事故でなくして妻とうまくいってない。働いていた造船会社がつぶれて無職で、そんな時に奔放な妹から娘を一時的に預かってほしいと持ちかけられる・・・。
とにかく負のオーラしかまとってない主人公が痛々しい。驚きの指を落としたり、雨が降っただけで爆発的に盛り上がったり、鬱屈した精神が全編を覆っている感じ。
通勤するより早く起きて、通勤電車に乗る時間より早く開演というのは、体に悪いわ。全然入ってこなかった。
★★★
13/ MOVIX京都 スーパーマン
DOLBY CINEMA 2D字幕ver.
7247 Superman
ジェームズ・ガン監督脚本製作作品。アメリカ映画
デビッド・コレンスウェット主演。レイチェル・ブロズナハン、ニコラス・ホルト、エディ・ガテギ、アンソニー・キャリガン、ネイサン・フィリオ、イザベラ・メルセド、スカイラー・ギソンド、プルイット・テイラー・ビンス、フランク・グリロ、ズラッコ・ブリッチほか。
新たなDC STUDIOSのはじまりの1作目。
スーパーマンの祖を描くのではなく、すでに人気も認知も獲得したうえで、アンチであるルーサーの一派による執拗なフィジカル、メンタル攻撃にさらされるスーパーマン。そこに政府のアンチスーパーヒーロー組に、めんどくさいジャスティス・ギャングも関わって大転回。
さすがガン。カメラもぐるんぐるん周る上に、脚本も驚くほどのスピード展開。そこに怪獣だの別次元だのクローンだのがゾクゾク登場する展開に笑うしかない。
そこにピースメイカーとスーパーガールに、ガンの弟もカメオで登場w
最高か。
★★★★★
12/ 109シネマズEXPOCITY スーパーマン
IMAXレーザーGT 2D字幕ver.
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大阪万博のブルーインパルス飛行競演によって、万博公園周辺が渋滞で駐車場に入れず本編開始から40分経ってからの入場になり、評価に値しないので無印。
入場時に係の人から丁寧に対応していただき、席も中央だったので今からだと他の観客に迷惑のかかるので移動を許可していただいて、座りやすい席を設定していただいて快適に入場、鑑賞出来た。
それだけで今回は100点。こんな経験は二度としたくないけど、まぁいい経験だったかな、と。
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6/ TOHOシネマズ二条 ババンババンバンバンパイア
7246
浜崎愼治監督作品。
吉沢亮主演。板垣李光人、原菜乃華、笹原高史、音尾琢真、関口メンディーm、満島真之介、堤真一、眞栄田郷敦、映美くららほか。
450年生き続けているバンパイアである森蘭丸。ある日、バンパイアハンターを振り切って逃げた先にいたリヒトに一目ぼれ。彼に助けられ彼の家業である銭湯で働くことになる。
女子受けするBL展開に、バンパイアのしっかりした設定を上乗せしてコメディで味付けした感じ。
もっと面白くなるはずなんだけど、全体に薄味でもったいない。
★★★
5/ T-joy京都 ヘルボーイ ザ・クルキッドマン
7245 Hellboy:The Crooked Man
ブライアン・テイラー監督作品。アメリカ映画
ジャック・ケーシー主演。ジェファーソン・ホワイト、アデライン・ルドルフ、リア・マクナマラ、スザンヌ・バーティッシュ、ジョセフ・マーセル、マーティン・バシンダル、ハンナ・マーゲットソンほか。
ヘルボーイシリーズとしては4作目に当たる本作。原作者であるマイク・ミニョーラが本格脚本を執筆した本作。
有名な原作である「捻じくれた男」を映像化で、1950年代のアメリカ、アパラチア山脈の魔女に偶然出くわし壮絶な戦いが始まる。
これを言い出すときりがないんだけど、初代ヘルボーイのロン・パールマン以外、ヘルボーイに見えないんだよねー。ヘルボーイのコスプレイヤー。
その上、原作に忠実に再現してるが上に、原作のアーティスティックな再現が一切なされてないのも残念な点。
T-joyの悪い癖か、音響がおかしくてすげーうるさかった。音で驚かせようとしてもそこまでは恐くなくてなんだかもったいない。
★★★☆
3/ TOHOシネマズなんば かたつむりのメモワール
7244 Memoir of a Snail
アダム・エリオット監督脚本製作作品。オーストラリア映画
声の出演にサラ・スヌーク、ジャッキー・ウィーバー、コディ・スミット=マクフィー、ドミニク・ピノン、エリック・バナ、マグダ・ズバンスキー、ニック・ケイブ、トニー・アームストロングほか。
オスカーに長編アニメ部門でノミネートされたオーストラリア映画。
主人公は口唇裂で生まれた双子の姉、生まれたときに母を亡くし、そのせいで必死に働いた(大道芸人)父は事故によりアル中になってしまい早々に亡くなる。孤児なった2人は、それぞれ里親に貰われていくも、弟はひどい目に遭い、主人公も自由過ぎる両親に放置される中、街で知り合った老婆のピンキーと親友になり、初めての愛も得るが…。
とにかくダウナーな展開で、寂しくなってしまう。それくらいアート性の高い作品。
入場者特典:ピンキーステッカー
★★★☆


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