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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2023年11月 

26/ MOVIX京都
7050
北野武監督脚本編集作品。
ビートたけし主演。西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、木村祐一、大森南朋、浅野忠信、遠藤憲一、勝村政信、桐谷健太、岸部一徳、寺島進、小林薫、荒川良々、津田寛治、寛一郎ほか。アマレス兄弟や、福島淳もいい役で出演。
豊臣秀吉を中心に、織田信長が天下布武直前から本能寺の変の後の大返しまでを独特の解釈で描いている。
数多く芸人を起用し、戦国時代を斜めから切った脚本、そしてラストカットまで北野武。もうサブいぼ立ちまくり。
今作は、「アウトレイジ」でインテリヤクザを好演した加瀬、謎な立ち位置の木村祐一、大森南朋と荒川良々もいい演技してるなー。
タイトル通りの首を落とすシーンを克明に描写したのは今作が初じゃないかなー。
★★★★★
24/ T-joy京都 メカバース 少年とロボット
吹き替えver.
7049 Heavens:The Boy and His Robot
リッチー・ホー監督脚本撮影美術衣装音楽製作作品。シンガポール映画
ジョナサン・シー主演。
ワームホールを作り出し、星間移動できるようになった未来。一番貴重な天然物質は水になり、それを巡り火星人と星間紛争が起こっていた。そんな中、頭はいいが体力がイマイチの主人公は、紛争で亡くした父と行方不明の母の後を追い、AI搭載ロボット(通称はないようだ)乗りとなるため、訓練生としてアカデミーの門を叩く。
監督がどれほどジャパニーズサブカルチャーの影響を受けたか存分にわかる作品。それがなければ★★☆だった。というくらい脚本はイマイチ。けど情熱は近年稀に見るほどビンビン伝わってくる。ひとまずはそれでいいんじゃないかなー。次回作に期待、ということで。
しかしキャストの情報がなさすぎてなんか腹立つ。
入場者特典:スペシャルトレーディングカード(1/5:カイ)
★★★
24/ イオンシネマ京都桂川 ロスト・フライト
7048 Plane
ブラックフライデー1000円鑑賞クーポンで鑑賞。
ジャン=フランソワ・リシェ監督作品。アメリカ映画
ジェラルド・バトラー主演。マーク・コルター、ヨーソン・アン、ダニエラ・ピネダ、トニー・ゴールドウィン、ポール・ベン=ビクター、レミ・アデレケ、ジョーイ・スロトニックほか。
14人の乗客(一人の殺人者を含む)を乗せた旅客機が、悪天候で不時着したのは反乱軍が統治している危険な島だった…。
脱出劇、遭難劇、テロとの対決、仲間に犯罪者がいる、もう驚くほど使い古された題材をうまく継ぎ接ぎにして仕上げたアクション劇。前半の馬鹿な奴に振り回される展開に辟易しながらも、後半の乗客の救出から島からの脱出までのシークエンスは十分楽しめる。
「ルーク・ケイジ」で主演張ってたマーク・コルターが今作でも死ぬほどかっちょいい。
★★★☆
23/ MOVIX京都 翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~
7047
武内英樹監督作品。
GACKT主演。二階堂ふみ、杏、片岡愛之助、藤原紀香、川崎麻世、加藤諒、益若つばさ、堀田真由、アキラ100%、朝日奈央、和久井映見、小沢真珠、北村一輝ほか。
シリーズ2作目は、埼玉に海を作るために和歌山の白浜の砂を分けてもらいに行くが、関西は大阪の全国植民地化計画にするための凶行の真っ最中だった。
冒頭から変なテンションで進んで行き、最後までそのテンションで終わるのが残念。特に関西地区のシークエンスはテンポが悪く、ネタになる笑いどころしか面白いシーンがなかった。
しかし有名企業の協賛が多かったり、ゆるキャラ大挙出演してたり、各県に関わりがあるのであろう役者の出演の多さだったり、注目度は十分だとは思う。
しかし、千里子はどこに出てた?
★★★
19/ アップリンク京都 JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】
7046 JFK Revisited:Through the Looking Glass
オリバー・ストーン監督作品。アメリカ映画
名作「JFK」の監督が、ジョン・F・ケネディ暗殺の新たな証言を基に描いたドキュメンタリー。
オリバー・ストーン本人が出演し、ウーピー・ゴールドバーグとドナルド・サザーランドがナレーションを担当。
オズワルドを犯人としてでっち上げ、無茶苦茶な検死で混乱させられ、結果単独犯の凶行で済まされてしまう。
しかし、隠ぺいされた事実が開示され始め、証言者が次々真実を明かしていくと、驚きの事実が明るみに出ることになる。
ケネディの「正義の人」はアメリカという組織にとっては目の上のたんこぶで、邪魔な存在だったのである。
こんなに慕われ信頼された大統領は今までもこれからも出ないだろうってほどのすばらしい人格者だったことがわかる。
★★★★
18/ TOHOシネマズ二条 スラムドッグス
7045 Strays
ジョシュ・グリーンバウム監督作品。アメリカ映画
出演にウィル・フォーテ、カメオ出演にデニス・クエイド。声の出演にウィル・フェレル、ジイミー・フォックス、アイラ・フィッシャー、ランドール・パークほか。
どうしようもだらしない男が、付き合っている彼女が気に入ったから飼っていた犬。その犬に浮気をばらされて、出ていくときに意固地になって犬を手放さなかった男。しかしどうしようもなく愛せなく、憎しみしかわかない男は、たどり着けないほど遠くに捨てることにする。そしてその犬はその男のチンポをかみちぎるという復讐をはじめる。
犬4匹が主人公で違和感なく口パクのCGで補完してるところはさすが。しかしとにかく下品。チンコマンコにうんこしっこも満載で、主人公の男はオナニーしまくりでチン毛剃りまくり。
絶対、あの犬たちは臭いはず。洗わんといられんはず、としか思えないw
その上、ほんまに嚙みちぎってしまうんや、と。
★★☆
18/ MOVIX京都 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
7044
古賀豪監督作品。
ゲゲゲの鬼太郎の親の話を描いた長編アニメ。
主人公が水木だったり、そこここに知った顔の妖怪が出てきたりと悪くはないけど、もっと邪悪でホラー味の強い内容かと思ってたら違った。
その上、東映伝統のアニメタッチが古臭くて、チープに見えてしまうのが残念。湯浅監督のような、もっと革新的な何かを求めていたんだけどね。
入場者特典:描き下ろしビジュアルカード
★★★
18/ MOVIX京都 駒田蒸留所へようこそ
7043
ポイントで鑑賞。
吉原正行監督作品。
「SHIROBAKO」のP.A.WORKS製作のオリジナル長編アニメ。
ウィスキーの蒸留所の生きのこりとそれを取材するネットニュースの関係を描いている。
まるで実写のような展開とか演出は、そこはP.A.WORKS。しかし背景はグラフィティで目の覚めるような色遣いで心地いい。
90分ほどの間に起こすイベントしてはてんこ盛りだが、まぁ、定番とも言えるものばかりで少し盛り上がりに欠けるとは思う。
入場者特典:「Dear my future」がダウンロードできるピンナップカード
★★★★☆
12/ MOVIX京都 法廷遊戯
7042
深川栄洋監督作品。
永瀬廉主演。杉咲花、北村匠海、戸塚純貴、黒沢あすか、やべけんじ、柄本明、生瀬勝久、筒井道隆、大森南朋、倉野章子、タモト清嵐ほか。
ロースクールで就学する、在学中に司法試験に合格した秀才。孤児院で育った男女の同級生3人。そして司法試験に合格した3人はそれぞれの道に進むのだが、中の一人に脅迫状が届くようになる。そんな中、秀才が殺害されてしまう。その犯人が同級生の女性で、彼女を弁護するのがその友達である主人公になる。
文章にすると説明が難しいwとにかく予告では疑似裁判かと思ってたけど、ほんまの法廷映画だった。
設定はさすがにおもろいけど、やっぱ幼く見える主人公格たちの違和感が拭えない。
入場者特典:ステッカー
★★★☆
11/ TOHOシネマズ二条 生欲
7041
「桐島、部活辞めるってよ」「何者」の朝井リョウの同名小説を、岸善幸監督編集作品。
稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、山田真歩、宇野祥平、渡辺大知、徳永えり、岩瀬亮、坂東希、山本浩司ほか。
心に穴の開いた桐生夏月、目に見えるものしか信じられない検事、寺井啓喜その二人を中心とした群像劇。それぞれがクロスし、自分の生き方を照らすことになっていく。
「フェチ」を題材にした人間模様。明確に異性交遊を推進する奴らとの乖離するさまが、痛いほどわかる。
ほぼクライマックスの大どんでん返しによって、えらいことになってしまうけど、そのえらい事にも覆らない同士の思いはすごいと思った。こんな知り合いがいればもっと人生楽しかっただろうなー。と。
★★★★★
11/ TOHOシネマズ二条 マーベルズ
IMAX3D字幕ver.
7040 The Marvels
ポイントで鑑賞。
ニア・ダコスタ監督脚本作品。アメリカ映画
ブリー・ラーソン主演。テヨナ・パリス、イマン・ベラーニ、ゾウイ・アシュトン、パク・ソジュン、サミュエル・L・ジャクソンほか。
MCUの完全なる正史としてのキャプテン・マーベルを中心とした、女性で構成されたマーベルズの活躍を描いている。
キャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァース)の過去の汚点と、カマラ・カーンの家族のコメディリリーフと、モニカ・ランボーのサノスによる悪行の影響をベースに、いつも通りの壮大なアクションが観れる。
しかも、エピローグ1には、ヤング・アベンジャーズの始まりと、X-MENとの融合が描かれて最高の繋がりになった。
しかし「アベンジャーズ:エンド・ゲーム」で一旦終わっちゃってるので、これ以上にのものを見せるとなると大変だなー。
3D深度:★★★
入場者特典:ポストカードセット
★★★★★
5/ アップリンク京都 サタデー・フィクション
7039 蘭心大劇院 Saturday Fiction
ロウ・イエ監督編集製作作品。中国映画
コン・リー主演。マーク・チャオ、パスカル・グレゴリー、トム・ブラシア、オダギリジョー、中島歩、ワン・チュアンジュン、チャン・ソンウェイほか。
真珠湾攻撃前の上海に来た有名女優。力で駐留する日本軍。日本軍の機密を盗もうと暗躍する中国軍。そしてその均衡が崩れる…。
ジェームズ・ボンドのスパイとは違う、やっぱ地味にしか感じない駆け引き。後半の銃撃戦&死にまくりがまだましに仕上がってるけど、これがないと何してるの?ってなってしまう。スパイモノ、合わないんかなー。ずっと雨で、気が滅入るのもあるし。
★★★
4/ TOHOシネマズ二条 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
7038 Killers of the Flower Moon
ポイントで鑑賞。
マーティン・スコシージ監督脚本製作作品。アメリカ映画
レオナルド・デュカプリオ主演製作総指揮。リリー・グラッドストーン、ロバート・デ・ニーロ、ジェシー・プレモンス、タントゥー・カーディナル、カーラ・ジェイド・マイヤーズ、ジョン・リスゴー、ブレンダン・フレイザーほか。
実際にオクラホマ州で起こった先住民連続殺人事件をベースに描かれたサスペンス。
さすがに冒頭から、続々殺されていく今風の演出。3時間40分という恐ろしい上映時間でも退屈はしない。
への字口のヘタレを演じたら世界一のデカプー。今作でもなんかの賞に引っ掛かってほしいところ。
★★★★★
3/ 109シネマズ箕面 ゴジラ -1.0
SCREEN X
7037
山崎貴監督脚本VFXゴジラデザイン作品。
神木隆之介主演。浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介ほか。
「シン・ゴジラ」からどう次回作に繋げるかと思ったら、演出も脚本も正統派に戻しての製作は逆にさすがという感じ。第2次大戦末期、大戸島に上陸した巨大生物に蹂躙された主人公。復員で無事焼野原の日本に帰国し、数奇な運命で出会った子連れの女性と同居し一般人として生きていくも、再び巨大生物ゴジラが東京上陸を許してしまう。そこからゴジラ討伐することに・・・
べたべたのラストシーンは賛否が分かれるところだろうけど、子供向きとして考えると、これくらいハッピーエンドでもいいのかも。怪獣がゴジラだけってのも余分な脂肪がなくていい。ゴジラのデザインは、シンを超えた形でありつつヒロイックさも感じる継承され形。マズル部分がシリーズ屈指のかわいさでもある。
初SCREEN X!!これはすごい!!製作者側にすれば、いらんことさせてってなるのかもしれないけど、この演出は唯一無二。左右スクリーンの上に映写機がちょっと光りすぎるのが気になるくらいで、これはいい。
★★★★★

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