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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め

★★★★☆
ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2023年9月 

30/ TOHOシネマズ二条 沈黙の艦隊
IMAX2Dver.
7018
吉野耕平監督作品。
大沢たかお主演。玉木宏、上戸彩、ユースケ・サンタマリア、中村倫也、生村蒼、水川あさみ、笹野高史、アレクス・ポーノビッチ、リック・アムスバリー、橋爪功、夏川結衣、江口洋介ほか。
TVアニメ化もされた超名作コミックの実写化。
保有することの許されない原潜を秘密裏にアメリカと共同開発していた日本。その就航後、艦長である海江田以下乗組員は、その原潜「シー・バット」を本拠地とした独立国「やまと」を建国し、世界から国境をなくすため動き始める…。
驚くほどの原作通りで、なおかつ登場する装備品(武器類)のリアリティがすばらしい。原潜「シー・バット」のデザインは、原作に併せているので、一歩古い感じはしたけど、リアルにそこにある感はたまらない。
舞鶴、横須賀、てつのくじら館に行きたくなった。
2時間で終わる話じゃないと思ったら、やっぱ続くぞ!!これはうれしい!!せめて3部作にしてほしい!!
★★★★☆
30/ T-joy京都 コカイン・ベア
7017 Cocaine Bear
誕生日クーポン(1200円)で鑑賞。
エリザベス・バンクス監督製作作品。アメリカ映画
ケリー・ラッセル、マーゴ・マーティンデイル、レイ・リオッタ、オールデン・エアエンクライク、オシェア・ジャクソン・Jr.、ジェシー・タイラー・ファーガソン、ブルックリン・プリンスほか。
実話がベースになっていて、麻薬の空輸中にCIAに追われたため上空から投げ捨てたコカインを熊が食ったという記事から発想を得た感じ。
麻薬密輸業者(マフィア)と、警察、森林警備隊、そこに住む家族が、熊とコカインを中心に血みどろのサバイバルを進行する。スラッシャーホラーとも言えるほどの容赦ない再現度(殺され方)とか、すげー面白い。まるでコメディ優先のような予告だけど、まったくそんなことはない力強い作品。
驚きのエリザベス・バンクス!!うそん、って思ったw正直、これで女性監督もなんでも撮れるんだ、と思えた革新的な1作になった。
残念ながらレイ・リオッタはこれが遺作の一つになった。
★★★★☆
24/ アップリンク京都 悪魔の追跡
7016 Race With the Devil
ジャック・スターレット監督作品。アメリカ映画
1975年製作公開のリバイバル上映。
ピーター・フォンダ主演。ウォーレン・ウォーツ、ロレッタ・スウィット、ララ・パーカーほか。
バイクレースを生業としてる友人同士が、休暇でそれぞれの彼女と4人でキャンピングカーを買ってスキーを楽しむために道のりも楽しみながらのバカンスだった。しかし初日の夜に、どう見ても悪魔信仰らしい団体の生贄の儀式を見てしまい、追われることになってしまう。
ピーター・フォンダの若いころの主演作を観るのは初めてかも。共演のウォーレン・ウォーツは、40年ほど前にTVで見た「デリンジャー」以来のファンだったので、懐かしくうれしかった。
クライマックスをどうするんかと思って、何種類か考えてた中の、なるほどな結末に納得。
★★★★☆
23/ TOHOシネマズ二条 ジョン・ウィック コンセクエンス
IMAX2D字幕ver.
7015 John Wick:Chapter 4
チャド・スタエルスキ監督製作作品。アメリカ映画
キアヌ・リーブス主演製作総指揮。ドニー・イェン、ビル・スカルスガルド、ローレンス・フィッシュバーン、真田広之、ランス・レディック、シャミア・アンダーソン、リナ・サワヤマ、イアン・マクシェーンほか。
前3作からの続きで最終作になる本作。闇社会から本格的に狙われるようになった主人公。いよいよ、ラスボスに当たるシンジケートのボスと対決することになる。
とにかく全編、ドンパチで人が死んでいくのだ。ハリウッドの有名監督がこのシリーズは映画ではなくゲームだ、って言ったことが全く納得出来る内容になり下がっている。そういうと前作からなんだけど。2作連続で、感情の動かない殺人を繰り広げられても退屈なだけで。
しかも1シークエンスの時間が長すぎて、だから3時間近い上映時間になってるんだ。これ1シークエンスを10分ほどに抑えたら、2時間半は切ると思うよ。
しかしアジア人最高峰のアクションスターが2人も出てるのは最高。
前売り特典:クリアファイル
入場者特典:IMAX限定ミニポスター
★★★
22/ TOHOシネマズくずはモール ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!
吹き替えver.
7014 Teenage Mutant Ninja Turtles:Mutant Mayhem
ジェフ・ロウ監督作品。セス・ローゲン脚本原案製作出演。アメリカ映画
声の出演にジャッキー・チェン、ジョン・シナ、アイス・キューブ、ジャンカルロ・エスポジート、ポール・ラッドほか。
タートルズのオリジンから、奇想天外な展開になる、ティーンのヒーローたちのスラップスティックコメディ。
クレヨンやパステルで落書き(グラフィティ)したようなタッチで全編描かれていてアーティティックですばらしい。その上。タートルズのキャラクターが、恐ろしく魅力的でさすがセス・ローゲン。
都合のいい展開ではあるけど、そういうのを忘れるほど面白い。
前売り特典:B6サイズオリジナル・ステッカー
★★★★☆
16/ MOVIX京都 グランツーリスモ
DOLBY CINEMA 2D字幕ver,
7013 Gran Turismo
ニール・ブロムカンプ監督製作作品。アメリカ映画
アーチー・マデクウィ主演。デビッド・ハーパー、オーランド・ブルーム、ジャイモン・フンスー、ジェリ・ハリウェル・ホーマーほか。
NISMOとPlayStationがゲーム「グランツーリズモ」の世界チャンピオンを実際のレーサーに仕立て上げた実話をベースに映画化された作品。
後半は嘘のような展開で、目を離せないほど面白い。
ハコ車のレースは、そんなに興味はないんだけど、パイロットの意識は当然ながらF1とは違うわけもなく、その苦悩やガッツ精神など感動できるシーンは多数。
その上、ブロムカンプ監督とくると、さすがの演出シーンがかっちょ良かったり。
レース映画の名作の一つになった、はず。
★★★★★
16/ MOVIX京都 名探偵ポアロ ベネチアの亡霊
DOLBY CINEMA 2D字幕ver.
7012 A Haunting in Venice
ケネス・ブラナー監督主演製作作品。アメリカ映画
カイル・アレン、カミーユ・コッタン、ジェイミー・ドーナン、ティナ・フェイ、ジュード・ヒル、ミッシェル・ヨー、エナ・レアード、ケリー・ライリー、リッカルド・スカマルチョほか。
ベネチアで隠居生活しているポアロの元に、腐れ縁のミステリー作家が訪ねてきて、いわくつき屋敷でのハロウィンパーティに参加することになるんだけど、そこで亡霊が出現したり殺人事件が起こったりし始める。
ここまでのホラー味のある映画は演出してこなかったから、多分、すごい意気込んで演出しただろうけど、まるでテラーハウス(お化け屋敷)の驚かせ方にしか見えなかったので、すごい安っぽい。カット割りと音で驚かせるんじゃなく、もっと静かに怖がらせる事も可能なのになー、と。
★★★
15/ TOHOシネマズくずはモール アリスとテレスのまぼろし工場
7011
岡田磨里監督脚本原作作品。
MAPPAのオリジナル長編アニメ。
トンネルのみで繋がった閉鎖された町。そこにある巨大製鉄所が爆発事故を起こす。空に亀裂が走り、それをふさぐ龍のような姿の突風。そこからその町の人々は爆発した季節である冬を永遠に繰り返す事になる・・・。
タイトルの意味がイマイチ分からんのですが、オリジナル脚本としてはすばらしい展開だと思う。作画も全編ぬかりなく、3Dでしか再現できない演出もふんだんで見ごたえある。
入場者特典:ポストカード
★★★★☆
9/ アップリンク京都 ウェルカム・トゥ・ダリ
7010 DALILAND
メアリー・ハロン監督作品。アメリカ・フランス・イギリス合作
ベン・キングスレー主演製作総指揮。バルバラ・スコバ、クリストファ・ブライニー、ルパートイ・グレイブス、アレクサンダー・ベイヤー、アンドレア・ペジック、エズラ・ミラーほか。
ダリの晩年を、ある画商の助手目線で描いた作品。
よくある激貧の芸術家ではなく、毎日パーティをして、作品を描けなくなって、画商からには偽リグラフを売られたりと、とにかくうかつな人生。同時代に生きていた岡本太郎と比べると、なんだかなーとは思ってしまう。
ベン・キングスレーは、ガンジーにもなってたし、すごいね。
入場者特典:チュッパチャップス
★★★
9/ アップリンク京都 オオカミの家
短編:骨
7009 La Casa Lobo
クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャ監督脚本製作作品。チリ映画
声の出演にアマリア・カッサイ、ライナー・クラウゼ。
日本では珍しいチリの映画。その上、ストップモーションアニメ。
あらすじは説明できないアバンギャルドな展開。
画面内でキャラクターが構築し、崩壊していくときの音が、細かいパーツがカサカサと寄せ集まるようなエフェクトが入っていたが、ちょっとくどいかなー。
★★☆
9/ MOVIX京都 ドラキュラ デメテル号最後の航海
7008 The Last Voyage of the Demeter
アンドレ・ウーブレダル監督作品。アメリカ映画
コーリー・ホーキンズ主演。アシュリン・フランシオーシ、デビッド・ダストマルチャン、ハビエル・ボテット、リーアム・アニンガム、ウッディ・ノーマンほか。
ブラム・ストーカー原作なんで正統派ドラキュラ映画。
ロシアの帆船がルーマニアの荷物をロンドンに届ける最中に起こる不可解な悲劇。
荷物の中にドラゴンの紋章が入った3m木箱から腐敗した土の中で眠るドラキュラが目ざめ乗組員を捕食始める。
ホーキンズ、ダストマルチャン以外は、覚えてない役者が多くて、それもあってどの順で殺されていくのか分からないのがよいw
ドラキュラとは書いてるけど、ヴァンパイア、ですよね。は原作がそう言ってるからいいか…いやドラキュラ伯爵なのかも知れないけど。
★★★★
3/ MOVIX京都 こんにちは、母さん
7007
山田洋次監督脚本作品。
大泉洋主演。吉永小百合、永野芽郁、宮藤官九郎、田中泯、寺尾聡、YOU、加藤ローサ、枝元萌、神戸浩、田口浩正ほか。
山田洋次90本目の本作は、相も変わらず下町の人々の生き様を描いた定番作品。
そこに吉永小百合が入ってきたら無敵だろう。と思ったらやっぱり違ったw
改めて思ったんだけど、なんでみんな棒読み演技になるのかと思ったけど、第1に脚本、そして第2に演出か、結局、要の総てがあかんのやなーと思うに至った。
スタイルとしての山田洋次という事であれば、自分には合ってないんだな。
★★★☆
3/ TOHOシネマズ二条 アステロイド・シティ
7006 Asteroid City
ウェス・アンダーソン監督脚本原案製作作品。アメリカ映画
ジェイソン・シュワルツマン主演。スカーレット・ヨハンソン、ジェフリー・ラッシュ、ティルダ・スウィントン、ブライアン・クランストン、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、スティーブ・カレル、マット・ディロン、ウィレム・デフォー、マーゴット・ロビー、ジェフ・ゴールドブラムほか多数。
クレーターを中心にした田舎町アステロイド・シティで起こる、摩訶不思議な体験を描いている。
が、ウェス・アンダーソンに掛かると、オシャンティで詩的なセリフ満載のオフビートな笑いに満ちた佳作。
★★★★
2/ イオンシネマ京都桂川 ホーンテッド・マンション
ULTIRA Dolby ATMOS 字幕ver.
7005 Haunted Mansion
ジャスティン・シミエン監督作品。アメリカ映画
ラスキー・スタンフィールド主演。ロザリオ・ドーソン、チェイス・ディロン、ティファニー・ハディッシュ、オーウェン・ウィルソン、ダニー・デ・ビート、ジェイミー・リー・カーティス、ジャレッド・レトほか。
ディズニーの同名アトラクションの2度目の映画化。
幽霊99体に憑りつかれた屋敷に引っ越すことになった母子。逃げることができなくなって、結局、神父に霊媒師に霊を撮れるカメラを開発した科学者(これが主人公)、大学教授も巻き込んで一大除霊を行くことになるが…。
毒にも薬にもならない映画。つまりどうでもいい脚本。
VFXはよく出来てるけど、すごいというほどではないかなー
★★★
2/ イオンシネマ京都桂川 スイート・マイホーム
7004
斎藤工監督作品。
窪田正孝主演。蓮佛美沙子、奈緒、中島歩、根岸季衣、窪塚洋介、松角洋平、吉田健悟、磯村アメリ、岩谷健司ほか。
寒い借家から戸建てを購入することで、恐ろしいことになっていく。
ネタありきの本作。設定としては実際よくあるので、驚きが少なかったので満点ではないけど、犯人の意外性や変態性は100点の面白さ。
斎藤工監督作品では初のビッグ・バジェットかな?エンタテインメント性の高い作品も撮れるんだと感心。
★★★★☆

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