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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め

★★★★☆
ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2023年5月 

28/ TOHOシネマズ二条 岸辺露伴 ルーヴルへ行く
6953
渡辺一貴監督作品。
高橋一生主演。飯豊まりえ、木村文乃、長尾謙杜、美波、安藤政信、白石加代子、池田良、前原晃、中村まこと、増田朋弥ほか。
黒い絵を中心に起こる事件を探って、結果パリのルーブル美術館まで行く羽目になる岸辺露伴と京香。
アニメにもなったけど、NHKのTVシリーズから映画化で、違和感もなくすんなり入り込める。
邦画の悪いところである、ブローアップは海外ロケっていうのを感じさせないいい感じの展開。
ただTVシリーズとたいして変わらないテンションが残念な感じ。
★★★
27/ TOHOシネマズ二条 クリード 過去の逆襲【特別短編付き】
IMAX2D字幕ver.
6952 Creed Ⅲ
マイケル・B・ジョーダン監督製作主演作品。アメリカ映画
テッサ・トンプソン、ジョナサン・メジャース、ウッド・ハリス、ミラ・デイビス=ケント、フロリアン・ムンテアナ、フィリシア・ラシャド、ホセ・ベナビデス、アンソニー・ベリューほか。
クリードシリーズ3作目。クリードの生い立ちと、それに絡んだ苦い過去を背景に、引退してたものをリングに返り咲かせる。
全体的には十分面白いんだけど、焦点が散漫な気がして、イマイチ乗り切れなかった。
上映時間の2/3はクリードは戦わないので、誰が主人公?ってなってしまった。
特別短編アニメが蛇足もいいところ。完結もしてないし、まるで予告の様で、いや予告なのか?どちらにせよIMAXで2Dアニメ観ると、こんなにしょぼいんか。
入場者特典;IMAX限定ミニポスター
★★★★
27/ TOHOシネマズ二条 波紋
6951
「かもめ食堂」の荻上直子監督脚本作品。
筒井真理子主演。光石研、磯村勇斗、安藤玉恵、江口のりこ、平岩紙、柄本明、木野花、キムラ緑子、ムロツヨシ、津田絵里奈ほか。
義父の介護を続ける息子を持つ女性。突然、夫が失踪しその間に新興宗教にのめりこむ。義父の死後半年経ってから癌を宣告された夫が帰ってきて、彼女の空間が歪み始める…。
筒井真理子快進撃。とにかく主演のパワーがすごい。それとラストシーンは感動的。
★★★★
26/ TOHOシネマズくずはモール 65 シックスティ・ファイブ
6949 65
「クワイエット・プレイス」の脚本家であるスコット・ベック&ブライアン・ウッズ監督脚本製作作品。アメリカ映画
アダム・ドライバー主演。アリアナ・グリーンプラット、クロエ・コールマンほか。
タイトルの65は65万年前の地球、という意味だった。
外宇宙から不治の病の子供を治す方法を見つけるため、危険な旅に出るのだが、案の定予想外のアステロイド群に突っ込んで未知の惑星に不時着。
そこは恐竜滅亡に繋がる隕石落下直前の地球だった。
生き残った主人公と言葉の通じない少女が、脱出カプセルまでの死のロードを行軍する。
なんか設定が雑い、というか粗が見えるように思えた。森の木が針葉樹なのは間違いないかもしれないけど、なんか普通の森だし、恐竜にほぼなじみがないというか、見た目古いなーと思った。
★★★
25/ イオンシネマ京都桂川 デスパレート・ラン
6948 Desperate Hour
「ソルト」のフィリップ・ノイス監督作品。アメリカ映画
ナオミ・ワッツ主演製作。コルトン・ゴボ、シエラ・マルトビー、クリストファー・マラン、ポール・ペイプ、アンドリュー・チャウン、ジェイソン・クラークほか。
シチュエーションムービーの極みとも言える、ほぼセットに金を掛けてない映画。
1年前に交通事故で父親を亡くした家族。ふさぎこむ息子に学校に行くように急かし、ジョギングに向かう母親。その道中でスマホでやり取りする様々な事象。
壁を修理に来る業者。仕事仲間。そして学校からのアラート。銃を持った男が高校に乗り込んだというのだ。そこから母親のスマホを使った活躍が始まる。
活躍と言っても、どうみてもいらん事しい、で警察の邪魔をしてるとも言える。そこがイライラしてしまう。そもそもどうなってるか全くわからない状況でのうろたえ振りが半端ない。めんどくさい葉は嫌にしか見えない。
しかし、最後の最後にその行動が大どんでん返し繋がるという、悪くない脚本。
出演者がほぼナオミ・ワッツなのも低予算さがうかがえる。
★★★
21/ T-joy京都 宇宙人のあいつ
6947
「ヒノマルソウル」の飯塚健監督脚本作品。
中村倫也主演。日村勇紀、伊藤沙莉、柄本時生、関めぐみ、細田善彦、山中聡、山里亮太ほか。
高知の海沿いの焼肉屋。そこの次男が23年前に土星から来た宇宙人だったが、1ヶ月後に帰らないと行けなくなり、帰るまでにいろいろ兄弟の悩み事を解決していく。
予想以上におもろい。がっつり宇宙人という設定とか、謎の力とか、予想以上に見せすぎない絵作りとか、登場人物の個性とかしっかりしてる。
★★★★
20/ TOHOシネマズ二条 最後まで行く
6946
藤井道人監督脚本作品。
岡田准一主演。綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、駿河太郎、柄本明、山中崇、駒木根隆介、山田真歩、杉本哲太ほか。
原作は2014年製作の韓国映画。
展開はほぼ一緒だけど、風俗の違いをうまく使って日本らしさをだしたところは面白い。日本版では、韓国版クライマックスのあと20分ほど暴力的なアクションが続く。
リメイクというと前作より面白くなくなると思ってしまうけど、今回はいい意味で裏切ってくれた感じ。
特にラストカットは、タイトル通りの絵作りでその先を考えさせられる名作である。
★★★★★
20/ TOHOシネマズ二条 ワイルド・スピード:ファイヤーブースト
IMAX2D字幕ver.
6945 Fast X
ルイ・ルテリエ監督作品。アメリカ映画
ヴィン・ディーゼル主演。ミッシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ジョン・シナ、ジョーダナ・ブリュースター、サン・カン、スコット・イーストウッド、ヘレン・ミレン、ブリー・ラーソン、リタ・モレノ、ジェイソン・モモア、ジェイソン・ステイサム、シャーリーズ・セロンほか。
2001年から続くシリーズ10作目で前後編の前編に当たる。11作で終わるという事だけど、続く気配を出し始めてるw
冒頭プロローグのように、今回の敵の顛末を描いて、そこでポール・ウォーカー登場!!と思ったら世界中を周る中で、過去の登場人物が次々登場し、本当にお別れ会のような展開に。そして極めつけはカメオでガル・ガドットとドウェイン・ジョンソンの登場。
ヴィンと仲たがいしたって有名だったドウェインだったけど、これも戦略だったのかと思うと、感動しきり。また新型デロリアンも登場し全編テンションMAX。
後編に続く終わり方だけど、ここまで展開に感動したのはもしかすると「帝国の逆襲」以来かもw
前売り特典:ワイスピ“デコかわ”ブーストシール
入場者特典:IMAX限定ミニポスター
★★★★★
14/ イオンシネマ京都桂川 メモリー
6944 MEMORY
マーティン・キャンベル監督作品。アメリカ映画
リーアム・ニーソン主演。ガイ・ピアース、モニカ・ベルッチ、タジ・アトウォル、レイ・フィアロン、ハロルド・トレスほか。
メヒコとの国境の町エルパソで、暗殺を生業としている男が、認知症になって、FBI、カルテルに追われる身となり…。
いままでのニーソンムービーと違って、絶対的な主人公として活躍するのではないのが、全然違った。それどころがえらいことになってしまうのだ。
ドラマチックではあるけど、アクション映画を期待すると裏切られる。
★★★☆
13/ MOVIX京都 TAR ター
6943 TAR
ポイントで鑑賞。
トッド・フィールド監督脚本製作作品。アメリカ映画
ケイト・ブランシェット主演。ノエミ・メルラン、ニーナ・ホス、ソフィー・カウアー、アラン・コーデュナー、ジュルア・グローバー、マーク・ストロングほか。
ドイツフィルの主席コンダクター、リディア・ター。彼女のパワフルで強引な生き方を描いた問題作。
実力はあって当然だが、とにかく自分勝手な主人公。メールで自殺に追い込んだり、誠心誠意対応してくれたマネージャーを副主席に推さなかったり。
最後は結局自分に帰ってきて、アジアの指揮者に落ち着くのだが、その時点でエンディングという、なんだ!何が起きるんだ!!ってなる。
★★★★
13/ TOHOシネマズ二条 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE
6942
塩谷直義監督作品。
2118年日本は司法制度をシビュラシステムに全委任する会議の最中、海外船舶が襲われその会議に必要な要人が殺害される。
殺害したテログループは元日本の軍人が率いる強硬派ピースブレイカー。その真意は…。
分かりやすい展開と、派手なアクションシーン、常森朱の衝撃的な行動がシリーズのなかでもすげー面白い1本だと思った。
前売り特典:A5クリアファイル
入場者特典:PSYCHO-PASS 10th MEMORIAL NOTE
★★★
6/ TOHOシネマズ二条 銀河鉄道の父
6941
成島出監督作品。
役所広司主演。菅田将暉、森七菜、坂井真紀、田中泯、豊田裕大、増岡徹、池谷のぶえ、水澤紳吾ほか。
宮沢賢治が生まれ、亡くなるまでを父親の目線で描いた号泣必至の物語。
驚くほどふらふらした青年期が危うい。とくに宗教に傾倒するところはあかん人になってるw
そこから妹の病気から書き始めた児童文学が、本人を開放し表現し始めこれぞ宮沢賢治に仕上がっていくさまが感動的。
クライマックスの「雨ニモマケズ」が刺さりまくる。
★★★★★
4/ TOHOシネマズ二条 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3
IMAX3D字幕ver.
6940 Guardians of the Galaxy Vol.3
ポイントで鑑賞。
ジェームズ・ガン監督脚本作品。アメリカ映画
クリス・プラット主演。ゾーイ・ソルダナ、デイブ・バウティスタ、カレン・ギレン、ポム・クレメンティエフ、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー、ショーン・ガン、チュク・イウジ、ウィル・ポールター、シルベスター・スタローンほか。
MCUフェーズ5の2作目に当たる本作。シリーズ3作目の「GOTG」。
「~/エンドゲーム」のあと、バードオブプレイもガモーラもいなくなったガーディアンズ。失意にくれるクイル。そんな中、突然ロケットが強襲され瀕死の重体に陥る。ガーディアンズのみなが彼のために奔走するという展開。
哀愁とシニカルなコメディを織り交ぜロケットの過去を描きながら、ガンガン盛り上がる展開。
相変わらずの壮大な特撮がすごい。没入感もすごい。やっぱマーベルはすごい。
これで当分MCUからジェームズ・ガンが外れてしまうのが残念。
3D深度:★★★★
入場者特典:IMAX限定ミニポスター、
1週目特典ステッカー
★★★★★
3/ TOHOシネマズ二条 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
IMAX3D吹き替えver.
---- The Super Mario Bros. Movie
吹き替えが字幕とは違う脚本という事で、観てみた。
分かりやすさは言うまでもなく、ユーザーを取りこぼさない台詞はさすが。
3D深度:★★★★☆
入場者特典:ステッカー付ハテナブック(ルイージ)
★★★★☆
2/ アップリンク京都 せかいのおきく
6939
阪本順治監督脚本作品。
黒木華主演。池松壮亮、寛一郎、佐藤浩市、眞木蔵人、石橋蓮司ほか。
町のし尿を集めて農家に売る商いを生業とする青年。長屋に落ちぶれた武士の父娘。今でいう雑紙を集めて再利用する生業をしている青年の青春物語。
さげすまれて生きる下肥買い。鬱積する心情。雑紙回収から下肥買いを手伝うことにした青年。その青年に恋をする元武家の娘。軽妙なテンポのコメディで進む。
スタンダードサイズのモノクロ画面。強烈でリアルな糞尿の再現にはこれが合ってるとは思う。それがまた詩的で力強く感情を揺さぶられる。
★★★★★
1/ MOVIX京都 聖闘士星矢 THE BIGINNING
DOLBY CINEMA 2D字幕ver.
6938 Knights of the Zodiac
映画の日価格(1700円)で鑑賞。
トメック・バギンスキー監督作品。日本映画
新田真剣佑主演。ファムケ・ヤンセン、マディソン・アイズマン、ディエゴ・ティノコ、マーク・ダカスコス、ニック・スタール、ショーン・ビーンほか。
古来神々の持つ力、小宇宙と書いてコスモと読む、謎のパワーを授かった主人公。そのパワーを巡って争う家族に巻き込まれた主人公という設定。そこで本来のペガサスのパワーを身に付け戦う。
とにかく荒唐無稽wさすが車田正美。
真剣佑のバキバキの筋肉美もすごいけど、ファムケ・ヤンセンとマク・ダカスコスが出てるだけで、もう100点。憎そいカシオス役が、「ターミネーター3」のジョン・コナーのニック・スタールだった!!びっくり!!
★★★

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