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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め

★★★★☆
ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2023年3月 

26/ MOVIX京都 長ぐつをはいた猫と9つの命
吹き替えver.
6823 Puss in Boots:The Last Wish
ジョエル・クロフォード監督作品。アメリカ映画
声の出演にアントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、フローレンス・ピュー、オリビエ・コールマン、レイ・ウィンストンほか。
吹き替えでは、山本耕史、土屋アンナ、中川翔子、木村昴、津田健次郎などが当てている。
ドリームワークスアニメーション最新作。配給会社ロゴは、マーベルやDCのように、キャラクター(「バッドガイズ」「ヒックとドラゴン」「カンフーパンダ」「ボスベビー」「トロールズ」「シュレック!」)が次々登場しドリームワークスの釣りをする少年に挨拶していくといういい感じになってた。
9つの魂を持つ猫のプス。しかし無駄使いが過ぎて、スペアがなくなりそれを取り戻すために願い星を探す旅に出ることに。
今作は、「スパイダー・バース」なみに意欲的なCGアニメと、「エヴァ」や「進撃の巨人」のようなカメラワークを使って、すばらしい仕上がりになっている。そこに超魅力的な登場キャラクターが縦横無尽に活躍するのでたまらん。
★★★★★
25/ イオンシネマ京都桂川 シング・フォー・ミー、ライル
吹き替えver.
6822 Lyle,Lyle,Crocodile
ウィル・スペック&ジョシュ・ゴードン監督製作作品。アメリカ映画
ウィンズロウ・フェグリー主演。ハビエル・バルデム、コンスタンス・ウー、ストーク・マクネイリー、ブレット・ゲルマン、ライルの声にショーン・メンデスほか。
山師のようなマジシャンが探し当てた、人間の言葉を喋ることはできないけど歌うことはできるクロコダイルを見つけ興行に利用すようとするもあがり症のためうまくいかない…。そのせいで住むところを追われ、そこに引っ越してきた家族と、クロコダイルライルの友情を描いた作品。
主役に当たる少年が不細工すぎて、ブレる。ハビエル・バルデムが予想以上にいい人を演じていて、なんか身内のような目線で観てしまうw
アメリカ映画の悪い癖で、リアルに描いたワニの目だけ人の様でやっぱり違和感はあるかなー
久々に劇場の不具合で上映途中に中断した。
★★★
25/ イオンシネマ京都桂川 ロストケア
6821
前田哲監督脚本作品。
長澤まさみ主演。松山ケンイチ、鈴華央士、坂井真紀、戸田菜穂、柄本明、藤田弓子、梶原善、峯村リエ、やす、岩谷健司、井上肇ほか。
介護施設職員が41人もの要介護者を毒を盛って殺害していた。
主人公はそれを告発する検事。調べていけばいくほど闇が見えて、また自分の境遇にも重なって複雑な感情になっていく。
自分も必ずしも関係のない境遇でもないし、当事者にもなりえるので、自分もずっと複雑な感情で観てしまった。
長澤まさみ、松山ケンイチを超えた柄本明の怪演がすばらしい。
★★★★☆
24/ TOHOシネマズくずはモール グリッドマン ユニバース
6820
配信舞台挨拶付き
雨宮哲監督作品。
TVシリーズ、ダイナゼノンTVシリーズを経ての劇場公開版。ユニバースとタイトルについてるゆえんが、今はやりのマルチバースだったという展開に、げっそり。
グリッドマン、ダイナゼノンの主人公たち総出演ちょっと感動したけど、ストーリーには感動できなかった。
前売り特典:クリアファイル-第一弾-
入場者特典:キャストサイン入り坂本勝描き下ろしミニ色紙-第一週-
★★☆
21/ TOHOシネマズ二条 THE SON 息子
6819 THE SON
TOHOシネマズデイ価格(1200円)で鑑賞。
「ファーザー」のフロリアン・ゼレール監督脚本原作製作作品。イギリス映画
ヒュー・ジャックマン主演。ローラ・ダーン、バネッサ・カービー、ゼン・マクグラス、ヒュー・クァーシー、アンソニー・ホプキンスほか。
離婚した2人の一人息子を巡り、愛情と心情の末に大変な展開に。
分かりやすい展開に、衝撃的なラストと言われても予想出来てしまって、イマイチ盛り上がらなかった。
★★★
20/ アップリンク京都 零落
6818
竹中直人監督作品。浅野いにお原作の同名コミックを映像化。
斎藤工主演。趣里、MEGUMI(兼プロデューサー)、玉城ティナ、山下リオ、吉沢悠ほか。カメオでしりあがり寿に安達祐実。
売れっ子漫画家。8年続いた連載が終わって、そのキャリアが揺らぎだし、それが本人の心情まで狂い始める…。
好きな原作者に好きな監督だから観たけど、もっと早くにそれを気付くべきだったw
予想以上に重い。展開もATGぽくて懐かしさもあり。
★★★
19/ TOHOシネマズ二条 シャザム!神々の怒り
IMAX2Dver.
6817 Shazam! Fury of the Gods
デビッド・F・サンドバーグ監督作品。アメリカ映画
ザカリー・リーバイ主演。アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、レイチェル・ゼグラー、アダム・ブロディ、ジャイモン・フンスー、ルーシー・リュー、ヘレン・ミレン、クーパー・アンドリュース、マルタ・ミランスほか。
シリーズ2作目。かといってDCUに絡むかというと最後まで絡まない。自称地元のスーパーヒーローなので、ジャスティス・リーグには基本絡まない。
分かりやすい展開で、アメコミっぽい笑いとネタ満載で観ていて楽しい。
「ブラックアダム」に続き、本作ではエピローグにワンダーウーマンの登場に、感情最高潮。
いよいよDCUの合流かと思われた矢先、フロントマンに就任したジェームス・ガンがリブートする事を発表し、これでひとまずシャザム!は終わってしまった…。残念ではある。
★★★★★
19/ MOVIX京都 シン・仮面ライダー
6816
庵野秀明監督脚本コンセプトデザイン作品。
池松壮亮主演。浜辺美波、柄本佑、竹野内豊、斎藤工、塚本晋也、手塚とおる、西野七瀬、森山未來、大森南朋、長澤まさみ、本郷奏多、松尾スズキ、松坂桃李ほか。
ストーリーは、まんま初代の仮面ライダーをベースに描いているため、そこここの細かな設定以外は基本同じ世界観。しかし後半になるにつれよりヘヴィな内容の展開に変わって行き、今まで見た仮面ライダー映画の中でも最高の仕上がりになっている。
ライダーも2号まで登場し、怪人も数えきれないほど登場する。これこそがワクワクの源。「ウルトラマン」でもやってくれたけど、入れ替わり立ち代わり怪人が登場し、ある意味仮面ライダーに刈られていく展開にぞくぞくするし、併せて仮面と言われるゆえんの正確な表現とか見事。
演出というかカメラワークというか、まさに庵野ムービーと言えるカット割りで、これぞ!!ってところもすばらしい。
おやっさんと滝の立ち位置もいいし、ルリルリの顛末も切なくていい。
予告でこんなにしょっぱい絵で大丈夫か?と思ってたけど、全く問題なかった。
入場者特典:シン・仮面ライダーカード
★★★★★
12/ MOVIX京都 マジック・マイク ラストダンス
6815 Magic Mike's Last Dance
スティーブン・ソダバーグ監督作品。アメリカ映画
チャニング・テイタム主演製作。サルマ・ハエック・ピノー、アユブ・ハーン=ディン、ジェメリア・ジョージ、イーサン・ローレンス、ジュリエット・モタメッドほか。
シリーズ3作目にして最終作。監督は1作目から復帰のソダバーグ。
前2作から続きと言えば続きだけど、完全に繋がってるような作り方ではない感じだね。
破産してバーデンダーのバイトをしてたら、チャリティパーティの会場でイギリスの富豪の女性と出会い、あれよあれよという間に大仕事を仕上げてしまうという展開。
何かが起こるというほど事件があるわけじゃなく、何が見せたかったと考えると男性ストリップダンサーのショータイムか・・・。
★★★
11/ イオンシネマ京都桂川 オットーという男
6814 A Man Called Otto
マーク・フォスター監督製作総指揮作品。アメリカ映画
トム・ハンクス主演。マリアナ・トレビーニョ、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、レイチェル・ケラー、トルーマン・ハンクスほか。
原作はスウェーデンの「幸せなひとりぼっち」。未見なので比べられない。
へんくつ者のオットー。その町内にメヒコから引っ越してきた家族が何かと関わりだして、心が解けてゆく様を描いている。
オットーのへんくつに向かう人生と町内の環境を描き、そこに今のオットーの心情も追加して丁寧に演出されているので、なんだか80年代のハートウォームムービーぽくて、懐かしさもあったり、素直に感動できる名作。
★★★★★
5/ TOHOシネマズ二条 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
IMAX2D字悪ver.
6813 Everything Everywhere All at Once
「スイス・アーミー・マン」のダニエルズ(ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート)監督脚本製作作品。アメリカ映画
ミッシェル・ヨー主演。キー・ホイ・クワン、ステファニー・スー、ジェイミー・リー・カーティス、ジェームズ・ホン、ジェニー・スレイト、ハリー・シャム・Jr.ほか。
うまくいってないランドリーの営業、中国から呼んだ父親、微妙にすれ違いが続く夫と、ゲイの娘。そんな環境の主人公に次々おかしな事が起こり始める。
複数の自分と複数の職業、それに併せた戦闘能力。マルチバースが何たるかとか、どういう状況に置かれてるのか、最後まで説明のないまま展開し、最後には第3の壁まで登場して、もう脳がついていかない。やっぱマルチバースという設定は嫌いだわ。
ミッシェル・ヨーを見てるだけで幸せだけど、こんな痛々しいのはいいかなー。
前売り特典:エブエブアイズシール
★★★★
4/ T-joy京都 ブラックライト
6812 Blacklight
「ファイナル・プラン」のマーク・ウィリアムズ監督脚本製作作品。オーストラリア映画
リーアム・ニーソン主演。エミー・レイバー=ランプマン、テイラー・ジョン・スミス、エイダン・クインほか。
フィクサーと呼ばれるFBIの調整役が、町中で警官に乱暴したいわくつきの青年を助けたことから生きる方向性が変わっていく。
「96時間」以来、同じようなアクション映画に出続けているリーアム・ニーソン。さすがに高齢になったからか、動きが遅くて大丈夫かと思ったら、設定は孫のいるおじいちゃんになってた…。そこまでしてアクション映画に出たいかな…。
それとタイトルの意味が分からん。
★★☆
4/ TOHOシネマズ二条 フェイブルマンズ
6811 The Fabelmans
スティーヴン・スピルバーグ監督脚本製作作品。アメリカ映画
ガブリエル・ラベル主演。ミッシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、ジャド・ハーシュ、ジュリア・パターズ、オークス・フェグリー、ロビン・バートレット、クロエ・イーストほか。
スピルバーグの自伝的映画。最近の映画としては正直、地味な内容だけど、「映画」を巡る情熱を心から育んでいっている展開に感動。
ポール・ダノが普通の人を演じてたり、セス・ローゲンのちょけっぷりがいい。けど、メインは学生生活なんで2人ともそこは希薄なんだけどね。
★★★★☆

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