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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2022年8月 

28/ アップリンク京都 ぜんぶ、ボクのせい
6732
松本優作監督脚本作品。
白鳥晴都主演。川島鈴遥、オダギリジョー、松本まりか、若葉竜也、中野太賀、片岡礼子、駿河太郎、木竜麻生ほか。
捨てられた少年、世間に適合しない男、親の期待を重圧としか感じない少女、3人のひと時の傷のなめ合いを優しい目線で描いている。
心情の描き方とか、80年代ミニシアター系の懐かしいタイプの演出がすごくいい。ある意味、邦画が進化してないとも言えるけど。
オダジョーの真骨頂とも言える演技。
★★★★☆
27/ TOHOシネマズなんば NOPE ノープ
IMAX字幕ver.
6731 NOPE
ジョーダン・ピール監督脚本製作作品。アメリカ映画。
ダニエル・カルーヤ主演。キキ・パーマー、ブランドン・ペレア、マイケル・ウィンコット、スティーブン・ユァン、キース・デビッドほか。
アメリカの片田舎の牧場を経営する黒人家族。ある日、父親が空から降ってきたコインに頭部を直撃され死亡する。医師の判断は航空機からの落下物。しかし主人公である息子には疑念があった。それは空に舞う何かだった。
つくりとしてはM・ナイト・シャマランに似て、超常現象を描いているはずが人間の仕業だったりその逆だったり。まさに設定命という感じ。
ストリーの要素して過去のチンパンジーの殺戮事件を体験として描いているのが、今作はそれが最大級のブラフとして、実際は最高のVFXとデザインで別次元の映像で仕上げた感じ。
展開に少し雑なところもあるけど、ダニエル・カルーヤの白目が白すぎてコントラストが怖く見えていいねー。
エンドクレジットの背景が、鮮やかなオレンジから赤に変わり黒になっていくというのも意味深でいい。
★★★★★
27/ TOHOシネマズなんば 異動辞令は音楽隊!
6730
「ミッドナイトスワン」の内田英治監督脚本原案作品。
阿部寛主演。清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、板橋駿谷、渋川清彦、光石研、倍賞美津子、六平直政、岡部たかし、見上愛、酒向芳ほか。
予告ではコメディのような描き方をしてたけど、実際は冒頭の特殊詐欺に襲われる女性がリアルに描かれてびっくり。
それを捜査するのが、昭和の刑事よろしくダサいスタイルで汗だくになりながら、暴力も辞さないセクハラ人間。同期からも後輩からも嫌われ、いよいよ上司に嫌われて音楽隊に飛ばされてしまう。
そこからは事件と音楽隊の同時進行で進んで行き、コメディ要素と人間関係が強くなり、映画としての深みが増してゆく。
逆に言うと事件が希薄にはなっていくので、ちょっともったいない気はするけど、こういうスタイルの映画もあっていいかという感じ。
★★★★☆
26/ イオンシネマシアタス心斎橋 DC がんばれ!スーパーペット
字幕ver.
6729 DC League of Super-Pets
ジャレッド・スターン監督製作作品。アメリカ映画。
声の出演にドウェイン・ジョンソン、ケヴィン・ハート、ジョン・クラシンスキー、ディエゴ・ルナ、キアヌ・リーブスほか。
キャッチーな声優が聞きたかったので、字幕版を探して初心斎橋のイオンシネマ。安くでも見られて一石二鳥。
その上、すごく面白い。
レックス・ルーサーが引き寄せたオレンジの隕石にパワーを得たペット達。そこにスーパーマンのペットである空を飛びヒートビームを放つクリプトン星の犬、クリプトが共闘して本家ジャスティス・リーグを助け出すという展開。
しっかり今のジャスティスリーグ、レックス・ルーサーを踏襲したうえで、ペットに焦点を当ててコメディ要素満載に、しかしDCの正編になぞった作り方になっているためワクワクが止まらない。
★★★★☆
21/ イオンシネマ京都桂川 バイオレンスアクション
6728
瑠東東一郎監督脚本作品。
橋本環奈主演。杉野遥亮、鈴華央士、馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉、佐藤二朗、城田優、高橋克典、岡村隆史ほか。
簿記の専門学校に通う、夜のバイトは殺し屋という少女。
同名作品のコミックを実写化。けど原作は読んでない。漫画ぽいキャラのオンパレード。そこはいい。けど殺戮を繰り返す中、血しぶきは飛ぶけど、返り血は浴びない。アクションもカット割りが激しくて、あきらかに胡麻化してる感が強くて嘘っぽい、と残念な演出が多い。
橋本環奈と城田優の演技がいい感じ。
★★☆
20/ MOVIX京都 ソニック・ザ・ムービー/ソニックvsナックルズ
吹き替えver.
6727 Sonic the Hedgehog 2
ジェフ・ファウラー監督作品。アメリカ映画。
主演のソニックはベン・シュワルツ(吹き替えは中川大志)が声を当てている。ジム・キャリー、ジェームズ・マースデン、チカ・サンプター、ナターシャ・ロスウェル、リー・マジュドゥープ、アダム・バリー、ナックルズの声にイドリスエルバほか。
前作からの続編で、キノコの惑星に飛ばされたロボトニックが地球に帰還し、ソニックに復讐しつつ宇宙的破壊力を持つマスターエメラルド巡って、ナックルズと三つ巴のアクションを繰り広げるというもの。
新登場のテイルズ、ナックルズは魅力的だけど、上映時間が長いせいで全体が間延びした感じ。
★★★
20/ TOHOシネマズ二条 サバカン SABAKAN
6726
金沢知樹初監督脚本作品。
番家一路、草なぎ剛主演。原田城之佑、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、岩松了、村川絵梨、福地桃子、ゴリけんほか。
1980年代に小学生だった主人公の回想を描いたジュブナイル。
長崎に住む小学生の主人公の夏休みの1ヶ月ほどを生き生きと描いている。その裏で人と人との関係も丁寧に描いていて感動できる。
日本版「スタンド・バイミー」と言ってもいいすばらしさ。
★★★★★
13/ アップリンク京都 プアン/友だちとよばせて
6725 One for the Road
バズ・プーンビリヤ監督脚本作品。タイ映画。ウォン・カーウァイ製作総指揮。
トー・タナポップ主演。アイス・ナッタラット、プローイ・ホーワン、ヌン・シラパン、ビオーレット・ウォーティア、オークベープ・チュティモン、タネート・ワラークンヌクロほか。
白血病で残り少ない人生に、元友人(主人公)をドライバーにタイの有名な場所に元恋人に会いにでるロードムービー。
多分、1/3は寝てしまって、つながりがわからない・・・、というのが正直なところ。
★★★
13/ MOVIX京都 野球部に花束を
6724
ポイントで鑑賞。
飯塚健監督脚本作品。
醍醐虎汰朗主演。黒羽麻璃央、駒木根隆介、市川知宏、小沢仁志、高嶋政宏、三浦健人、里崎智也(本人役)ほか。
原作は同名コミックらしいが、そこは知らない。
ものすごく分かりやすい主人公の目線から描いた、野球部入部から2年生になるまでを描いた、ゴリゴリの青春映画。
それを今風な面白い演出で盛り上げていてすごい楽しめた。
やっぱ青春映画は大好きです。
★★★★★
11/ MOVIX京都 TANG タング
6723
三木孝浩監督作品。
二宮和也主演。満島ひかり、小手伸也、奈緒、武田鉄矢、かまいたちほか。
第3のAIを持つ野良ロボットTANGと出会ったニートな男の冒険もの。
しかし焦点が合ってないのか、クズ人間が主人公だからか、全然共感できんわー。
かまいたち2人の演技もひどいし、そうしてみると他の役者の演技も全員オーバーアクトで全然なじめない。その上、VFXが致命的にダメな感じ。TANGと人間が触れ合うシーンのVFXが何世代前のハリウッド映画かと思うほどのひどさ。
★★☆
7/ アップリンク京都 L.A.コールドケース
6722 City of Lies
ブラッド・ファーマン監督作品。アメリカ・イギリス映画。
ジョニー・デップ主演製作総指揮。フォレスト・ウィテカー、トビー・ハス、デイトン・キャリー、シェー・ウィガム、マイケル・パレ、ザンダー・バークレイ、ルイス・ハーサムほか。
2パックとノートリアス・B.I.G.の暗殺を捜査する一刑事の生き様を描いたノンフィクション小説をベースに描かれている。
登場人物のほとんどが実在の人物で、警察内の汚職とか、驚くほどの腐敗っぷりにびっくりするやら、あきれるやら。
ジョニー・デップは、いい感じに小規模作品に出演続けてるけど、訴訟もひと段落したからこれからは大作に返り咲いてほしいね。
★★★☆
6/ MOVIX京都 GのレコンギスタⅤ 死線を越えて
6721
富野由悠季総監督作品。
5部作の最終作。
やっぱ固有名詞に理解が追いつかない。ただただエモい戦闘シーンの連続の最終作。
なんか色々、TVシリーズを端折ってるなとここら辺で思い出す遅さ…。
入場者特典:Gレコ&富野由悠季監督作品(エルガイム)フィルムコマセット
★★★

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