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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2022年5月 

29/ TOHOシネマズ二条 トップガン マーヴェリック
IMAX2D字幕ver.
6193 TOP GUN:MAVERICK
「オブリビオイン」「トロン:レガシー」のジョセフ・コジンスキー監督作品。アメリカ映画。
トム・クルーズ主演。マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、グレン・パウエル、ルイス・プルマン、チャールズ・パーネル、パシール・サラディン、エド・ハリス、バル・キルマーほか。
「トップガン」から正しく過ぎた現在、上司になった不治の病のアイスマンからの依頼で、某国の核施設破壊の難題を現在のトップガンに教授するという命を受ける。
冒頭の前作の総集編のようなシーンとデンジャー・ゾーンの曲で、すでに腰砕けになり、名車KAWASAKI NINJA「GPZ900R」に乗ってプロローグシーンが始まり、新たな任務で新型H2Carbonに乗り換える印象的なシーン。
咽頭がんで声がまともに出なくなったヴァル・キルマーとの共演からの葬式シーン。ほかに前作を多く引用したカット構成にグッと来ないわけがない。
IMAXフルサイズの効果を感じられる空戦シーンが前作の使いまわしカットではない、すばらしい演出シーンの数々。名機F-18ホーネットに、某国の第5世代戦闘機、最期にF-14トムキャットも登場し感動が止まらない。
エンドクレジットの最期の最後に前作の監督トニー・スコットの感謝に感涙。
★★★★★
28/ アップリンク京都 クリーチャー・デザイナーズ ハリウッド特殊効果の魔術師たち
6192 Le complexe de Frankenstein
ジル・パンソ&アレクサンドル・ポンセ監督編集作品。フランス映画。
ドキュメンタリーなので出演に、ギレルモ・デル・トロ、ジョン・ランディス、ジョー・ダンテ、ケビン・スミス、リック・ベイカー、フィル・ティペット、スティーブ・ジョンソン、デニス・ミューレン、クリス・ウェイラスほかそうそうたるクリエイターの数。
ハリウッドのクリーチャー創造を時代に沿って生き証人たちにインタビューしまくった感動の名作。
特にロブ・ボッディンとリック・ベイカーの「ハウリング」と「狼男アメリカン」の関係とか、CGの台頭の時期「アビス」「T2」「ジュラシックパーク」の背景とか、「グレムリン」の成功によって「クリッター」などのパペット映画が続々作られたりとか、ヨーダのCG化による失敗とか、もう興味深い過ぎてワクワクが止まらない。
★★★★★
28/ MOVIX京都 犬王
6191
湯浅政明監督作品。キャラクター原案に松本大洋、音楽に大友良英。
声にアヴちゃん、森山未來、柄本佑、松重豊、津田健次郎ほか。
今年、鎌倉時代が流行で、そんな1本。
壇ノ浦で平家が打ち取られたあと、三種の神器の剣のせいで人生が変わった主人公。京の都で異形のもう一人の主人公、犬王と出会うことで新たな世界に踏み入ることに…。
キャッチーなサントラと、振付け(アニメーション)に、湯浅×松本の唯一無二のキャラクターが合わさって、すばらしい映像に仕上がっている。
入場者特典:ポストカードセット
★★★★
21/ MOVIX京都 鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー
6190
曽利文彦監督脚本作品。
山田涼介主演。本田翼、新田真剣佑、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、黒島結菜、渡邊圭祐、寺田心、内山信二、舘ひろし、山本耕史、風吹ジュン、佐藤流体、内野聖陽ほか。
2017年の前作から完結編2部作の前編。
前作から変わらない印象は、超高級なコスプレイヤー達の映画。前半のエドの錬成シーンが控え目なのはなんで?なんかじらされてる感が強い。
登場人物のボリューム感が足りないのは前作からだけど、アームストロングの山本耕史に、スカーの新田真剣佑、ブラッドレイの舘ひろしはひどい。メイのロン・モンロウは逆方向にひどい。
いいところは続編のため説明台詞が少ない事かな。それと後編に繋がる希望の持てる展開だったところ、かな。
公開2日目昼の時間でこの少なさは・・・。
入場者特典:スペシャルイラストカード第一弾「ティザーポスタービジュアル描き下ろしスペシャルイラストカード」
★★★
21/ MOVIX京都 銀河英雄伝説Die Neue These 激突 第三章
6189
多田俊介監督作品。
第3シーズン第3章。今回は33話~36話。
ヤンが査問会に招集されている最中に、帝国軍がガオエスブルク要塞をワープさせイゼルローンに正面対決することになる。しかし自由惑星同盟が上手で攻略を阻止するのだが…。
分かりやすい展開と退屈しない交戦の連続で面白いターンだった。
入場者特典:名言かるた も~ら
★★★☆
15/ MOVIX京都 流浪の月
6188
ポイントで鑑賞。
李相日監督脚本作品。
松坂桃李、広瀬すず主演。横浜流星、趣里、三浦貴大、多部未華子、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明ほか。
雨の公園で偶然出会い2ヵ月共同生活をしてたせいで、女児誘拐として犯罪者になった男と、被害者という関係を引きずったまま15年。
偶然の出会いから環境に影響が出始める。
前半、いやほぼクライマックスまで主人公に対する世間の仕打ちになんだかなーと思ってたけど、2人の強烈な境遇が明らかになるにつれ、なんか歪んでるぞと思わざるを得なくなってきた。
個人的には、ある意味ステレオタイプな目線と思わざるを得ない展開がちょっと納得できなかったり。
★★★★
14/ TOHOシネマズ二条 シン・ウルトラマン 空想特撮映画
IMAX2Dver.
6187
樋口真嗣監督作品。庵野秀明総監修企画製作脚本編集絵コンテ選曲。
斎藤工主演。長澤まさみ、有岡大貴、早見あかり、田中哲司、西島秀俊、山本耕史、岩松了、嶋田久作、益岡徹、長塚圭史、山崎一ほか。
初代ウルトラマンの物語をリメイク。冒頭に怪獣が日本にのみ出現し、脅威となっている模様を「ウルトラQ」の怪獣を使っておっさんホイホイからはじまり、続々「初代ウルトラマン」に登場した怪獣、星人が登場し、侵略に挑む。それを禍特対とウルトラマンが阻止する。という展開。そこにウルトラマンの事情と、光の国の闇が描かれる。
ウルトラマン対メフィラス星人、ウルトラマン対ゼットンのカメラワークと格闘が完全にエヴァンゲリヲン。実際は逆なんだよね。ウルトラマンをやりたかったエヴァンゲリヲンだから、それをウルトラマンで出来たことが彼にとっては本望だったんだろうなーと思って感動してしまう。
宇宙人というスタイルのアクションが調魅力的。あと白石和彌がカメオで出ててw
前売り特典:シン・ウルトラファイト鑑賞コード
★★★★★
7/ MOVIX京都 マイ・ニューヨーク・ダイアリー
6186 My Salinger Year
フィリップ・ファラルドー監督脚本製作総指揮作品。アイルランド・カナダ映画。
マーガレット・クアリー主演。シガニー・ウィーバー、ダグラス・ブース、サーナ・カーズレイク、ブライアン・F・オバーン、コルム・フィオール、セオドア・ペレリンヤニック・トゥルースデール、ハムザ・ハックほか。
J.D.サリンジャーの出版エージェントのアシスタントとして入社したジョナンナ・ラコフの自伝を映画化。
作家として夢みる主人公。90年代の老舗出版社のサリンジャー担当のエージェントのアシスタントとなり、ファンレターの簡易返答を繰り返すうちに疑問を持ち始め自分なりの言葉で返答始める。そんな時にサリンジャー本人から連絡があり…。
「プラダを着た悪魔」の出版社版との触れ込みで、楽しみに観たけど、なんだかぼやけてて共感という点では、相当掛け離れていた。
自分の時間もあるし、向上心はたいしてないし、彼氏ともとりあえずはうまくいってたし。何?どこに不満が??単に自分がどこに進めばいいのか分かってないだけの話だわ。
★★★
6/ MOVIX京都 死刑にいたる病
6185
白石和彌監督作品。
岡田健史主演。阿部サダヲ、岩田剛典、中山美穂、宮崎優、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、音尾琢真、吉澤健、岩井志麻子ほか。
17、8歳の少年少女を24人惨殺した男が主人公にコンタクトしてきて、立件された殺人のうちの1件が自分が犯したものではないと申告されて独自に調査し始めることに…。すると、次々と殺人犯と自分の関わりが明るみに出て来ることになり、思わぬ方向に進んでいく。
猟奇殺人が主題かと思ったら、マインドコントロールが主題で、もう怖い怖い。ホラー映画でもない限りストーリーが進むと内容が明るみに出て前向きになるのが普通だけど、今作は進むにつれどんどん不穏さが増して完全にホラー映画の様相になる。クライマックスなんて驚きの3倍って感じw
本筋と関係ないけど、傍聴席に阿曽山大噴火が座っててワロタ。
★★★★★
4/ TOHOシネマズ二条 ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス
IMAX3D字幕ver.
6184 Doctor Strange in the Multiverse of Madness
サム・ライミ監督作品。アメリカ映画。
ベネディクト・カンバーバッチ主演。エリザベス・オルセン、ソーチー・ゴメス、ベネディクト・ウォン、レイチェル・マクアダムス、キウェテル・イジョフォー、マイケル・スタールバーグほか。
「アベンジャーズ:エンドゲーム」から「スパイダーマン:ノーウェイホーム」を過ぎて、マルチバースの世界に引き込まれたDr.ストレンジ。マルチバースの扉を扱える新キャラ、アメリカ・チャベスを巡って、スカーレット・ウィッチとの死闘が始まる。
サム・ライミらしくホラー味がすごい。そして自分はマルチバースが苦手、と改めて思い知った。
マルチバースのストレンジの複数登場よりワクワクが止まらない登場キャラクターたちが、Disny+のTVシリーズからワンダヴィジョンからマキシモフ親子3人、初イルミナティとして登場するキャプテンアメリカ(What's If)にマリア・ランボーのキャプテンマーベル、ブラックボルト、FOXからいよいよ本格参戦のプロフェッサーX、MCU初登場のMr.ファンタスティック。今回もネイモアが省かれてるのが不憫すぎるw
とにかく登場人物が多すぎてワクワクが止まらない、と同時にマルチバースと相まって理解が追いつかない…。
3D深度:★★★★☆
入場者特典:IMAX限定ミニポスター
★★★★☆

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