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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2022年2月 

27/ TOHOシネマズ二条 ライフ・ウィズ・ミュージック
6166 MUSIC
シーア監督脚本原案製作作品。アメリカ映画。
ケイト・ハドソン主演。レスリー・オドム・Jr.、マディ・ジーグラー、メアリー・ケイ・プレイス、ベト・カルビーヨ、ジュリエット・ルイス、キャシー・ナジミー、ヘクター・エリゾンド、ベン・シュワルツ、ティグ・ノタロほか。
自閉症のミュージックは、脳になだれ込む音を遮断するために常にヘッドフォンをしている。そのあふれ出る大好きな音楽と、身近な人とのコラボ(ミュージカル)を具現化した最高にイカした映像と、切ない現実世界を描いている。
ケイト・ハドソンは、本人か最後まで分からないまるでシネイド・オコナーのような坊主頭。なおかつドラッグディーラーで、過去アルコール依存症だったという全然ダメな姉を演じている。
若手俳優が中心の映画だけど、ジュリエット・ルイスにヘクター・エイゾンドと脇もいい。
障害を持つ家族の悲哀をカラフルな映像で描いていて全編感動。
★★★★★
26/ MOVIX京都 ナイル殺人事件
6165 Death on the Nile
ケネス・ブラナー監督製作主演作品。アメリカ映画。
ガル・ガドット、アーミー・ハマー、トム・ベイトマン、アネット・ベニング、ラッセル・ブランド、アリ・ファザル、ドーン・フレンチ、ローズ・レスリー、エマ・マッキー、ソフィー・オコネドー、ジェニファー・ソーンダースほか。
2度目の映画化。基本内容は一緒。富豪の夫妻のエジプト旅に絡む殺人事件を名探偵ポアロが解決していくというもの。
前作と比べると冒頭のポアロの名探偵の素質を丁寧に描いているところとか、主人公を明確にポアロにしたところが全く違う。エピローグも個性的に仕上げている。
★★★★
23/ イオンシネマ京都桂川 ドリーム・プラン
6164 King Richard
レイナルド・マーカス・グリーン監督作品。アメリカ映画。
ウィル・スミス主演製作。(嫁のジェイダ・ピンケット・スミスは製作総指揮)アンジャニュー・エリス、サナイヤ・シドニー、デミ・シングルトン、トニー・ゴールドウィン、ジョン・バーサルほか。
最強の黒人プロテニスプレイヤー、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹を育てた父親にフォーカスした実話ベースのスポコンもの。
実際にはテニスをしてない父親の英才教育が功を奏してめきめき頭角を現す姉妹。もう漫画みたいな展開。そこに親父の癖の強さが前面に出てきてドラマチックな仕上がりに。
ディズニーアニメ「シンデレラ」の件がすばらしいエピソード。
原題は父親の素行と名前を、シェイクスピアのリチャード3世に掛けていて洒落が利いてていいですね。
★★★★★
20/ MOVIX京都 オペレーション・ミンスミート
6163 OPERATION MINCEMEAT
ジョン・マッデン監督作品。イギリス映画。
コリン・ファース主演。マシュー・マクファディン、ケリー・マクドナルド、ペネロープ・ウィルトン、ジョニー・フリン、ジェイソン・アイザックスほか。
ドイツ軍からシチリア島を奪還するために画策したイギリスのMI6の活躍を描いている。
実話を基にしてるから荒唐無稽な作戦が映画的ではあるけど、実際のスパイ活動があまりにも地味で、前半観ているのが辛くなるほど。一瞬、007のようなスパイガジェットも登場するけど、単なるサービスカットかな。
★★★
19/ イオンシネマ京都桂川 アンチャーテッド
ULTIRA DOLBY ATMOS 字幕ver.
6162 UNCHARTED
「ゾンビランド」シリーズ「ヴェノム」のルーベン・フライシャー監督製作総指揮作品。アメリカ映画。
トム・ホランド主演製作総指揮。マーク・ウォルバーグ、アントニオ・バンデラス、ソフア・アリ、タティ・ガブリエル、マヌエル・ド・ブラ、スティーブン・ウォディントン、ピンギ・モリほか。
プレイステーションオリジナルゲームとしての同名アクションゲームを原作とした冒険活劇。マゼランの隠し財宝が今回のお宝。
絵的にはすごい頑張っていて迫力満点だけど、原作であるゲームは1本道でありながらプレイヤーの力量に委ねられるところも大きいから、そういうところは映画では再現できないのでちょっと残念かな。単純にハラハラドキドキが足りなかっただけかも知れないけど。
トム・ホランドがすげー鍛えててびっくり。
★★★★
13/ イオンシネマ京都桂川 355
6161 THE 355
「X-MEN:ダークフェニックス」のサイモン・キンバーグ監督脚本製作作品。イギリス映画。
ジェスカ・チャステイン主演製作。ペネロペ・クルス、ダイアン・クルーガー、リピタ・ニョンゴ、セバスチャン・スタン、ファン・ビンビン、エドガー・ラミレスほか。
コロンビアのマフィアが作ったデジタル機器をコントロール出来るデバイス巡り、世界中のスパイが暗躍するという話。
CIA、MI6、フランスの諜報員、そこにメヒコの精神科医と、最期は中国の諜報員が関わって、裏切り裏切りの連続。クライマックス近くの予想外の殺戮とかすごい頑張った脚本ではある。
出演者は豪華だし面白い展開ではあるけど、しかし女性諜報員同士の慣れ合いぽく見えるのと、アクションがイマイチなのが残念。もったいない。
★★★☆
12/ MOVIX京都 ノイズ
6160
ポイントで鑑賞。
廣木隆一監督作品。
藤原竜也主演。松山ケンイチ、神木隆之介、黒木華、伊藤歩、渡辺大知、鶴田真由、余貴美子、柄本明、永瀬正敏、大石吾朗、寺島進、菜葉菜、波岡一喜ほか。
筒井哲也の同名コミックが原作。
愛知の離島。限界集落を盛り上げる若者たち。そこに問題を起こす種が蒔かれ・・・。
不思議なテンションで不愉快な思考の主人公たち。なんか変だと思ったら、冒頭から殺人が起こり、次々連鎖的に事件が起こっていく。「羊の木」にも似た雰囲気の設定とか空気感かと思ったら、違う方向に行くのがすごい。
★★★★☆
11/ イオンシネマ京都桂川 ウエスト・サイド・ストーリー
ULTIRA DOLBY ATMOS 字幕ver.
6159 WEST SIDE STORY
スティーブン・スピルバーグ監督製作作品。アメリカ映画。
アルセン・エルゴート主演。レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デビッド・アルバレス、ジョシュ・アンドレス、コリー・ストール、リタ・モレノ(兼製作総指揮)、マイク・ファイストほか。
1961年の同名映画のリメイク。何十年か前にリバイバルを観ていて、それと何も変わりがないように思えたのでなぜ作ったのか…。
当時の出演者はほぼ白人だったり、ダンスのレヴェルを上げたり、衣装をより華やかにしたりという話は
聞くけど、それが、今の時代に必要な事だったのかと。
2時間半という上映時間も観ていてつらかった。
★★★
6/ TOHOシネマズ二条 ゴーストバスターズ:アフターライフ
IMAX2D字幕ver.
6158 Ghostbusters:Afterlife
ジェイソン・ライトマン監督脚本作品。アイバン・ライトマン製作。ダン・エイクロイド原作製作総指揮。アメリカ映画。
マッケンナ・グレイス主演。フィン・ウルフハード、ポール・ラッド、キャリー・クーン、アニー・ポッツ、ローガン・キム、セレステ・オコナー、アーニー・ハドソン、ダン・エイクロイド、ビル・マーレイほか。カメオでシガニー・ウィバーも登場し超豪華な布陣。
舞台は現代、80年代にNYで起こったゴースト騒動は過去のものとなり、スペングラー博士の死後、家族である娘と孫の2人が最期の地であるオクラホマ州のド田舎に行くことになる。そこで祖父の過去を知る科学ヲタクの孫娘。そこから新たなゴーストバスターズが動き始める。
全編、1作目の「ゴーストバスターズ」の雰囲気を踏襲したすばらしい絵作り。なおかつ孫娘が主人公というジェンダー的にも、世代的にもきれいに交代した形で見事な脚本。なおかつオリジナルメンバーも登場と、もう何もいう事はない。ハロルド・ライミスを想う気持ちがクライマックスのシーンに繋がっている。
前作「ゴーストバスターズ」のあまりにもこれじゃない感を完全に払拭してくれた、おっさんホイホイの名作。
前売り特典:ミニマシュマロマンミニサイズハンカチ
入場者特典:IMAX限定ミニポスター&全劇場オリジナルヴァレンタインカード
★★★★★
5/ MOVIX京都 宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後編-STASHA-
6157
安田賢司監督作品。
新勢力デザリアムとの最後の戦い。イスカンダルとガミラスの関係、古代進とデスラーとの関係を描いている。
こんな設定だったっけ??って思いつつ、すげー感動かというほどの感動はないけど、わかりやすくていいんじゃね。程度の感じ。
入場者特典:複製原画「森雪、スターシャ、メルダーズ」
★★★
5/ MOVIX京都 大怪獣のあとしまつ
6156
三木聡監督脚本作品。
山田涼介主演。土屋太鳳、濱田岳、眞島秀和、ふせえり、六角精児、岩松了、MEGUMI、嶋田久作、笹野高史、西田敏行、オダギリジョー、染谷将太、菊地凛子ほか。
大怪獣が現れ、光に包まれたら死んでいるという設定。そこから話が始まる。怪獣の処理方法に右往左往する様子と、それを担当した主人公格の若者たちの関係を描いている。
三木監督の常連がストーリーをかき回し、シニカルな笑いをわざと作り出してて、今作はそこがキーポイントになっている。賛否あるかもしれないけど、今作はそこが面白い。
そしてクライマックスの展開。唖然というか、あっけにとられるというか、そこに落ち着かせたかとある意味納得というか、すごい複雑な気持ち。
けど「ゴジラ」も「ウルトラマン」も向こうに回した姿勢はすごい好き。
★★★★☆

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