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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2022年3月 

27/ TOHOシネマズ二条 ベルファスト
6174 BELFAST
ケネス・ブラナー監督脚本製作作品。イギリス映画。
ジュード・ヒル主演。カトリーナ・バルフ、ジュディ・デンチ、コリン・モーガン、ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズほか。
ケネス・ブラナーの自伝的作品。ベルファストに住む少年のを中心に、宗教関係で弾圧される激動の日々を描いている。
冒頭は、穏やかで先進的な今のベルファスト空撮を鮮やかなカラーで描き、1968年に引き戻されると、ノスタルジックにモノクロで描かれる。そこでも虚構(希望、憧れ)の世界はパートカラーとして再現され、その思いの深さに感銘する。特にばあちゃんのめがねに移りこんだ映画の鮮明なカラーは、その時の観た人の気持ちを反映してて感動。
しかし宗教に盲信するのはあかんな。
★★★★☆
26/ イオンシネマ京都桂川 ナイトメア・アリー
6173 Nightmare Alley
ギレルモ・デル・トロ監脚本製作督作品。アメリカ映画。
ブラッドリー・クーパー主演。ルーニー・マーラ、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンス、ロン・パールマン、デビッド・ストラザーン、メアリー・スティーンバージェンほか。
訳ありな主人公。迷い込んだクリープショーに潜り込んで一緒に生活する中、野心のままにイリーガルな方法で金儲けを続けていくのだが…。
いつも通りのアンダーグラウンドな世界を描いたデル・トロワールド。意外と普通に描かれたクライマックス直前までが、クライマックスで一気にいつもの世界に転落していく。
転落=絶望、と言える演出に後味の悪さというか独自のデル・トロワールドが見事。
★★★★☆
21/ TOHOシネマズ二条 ガンパウダー・ミルクシェイク
6172 Gunpowder Milkshake
ナポット・パプシャド監督脚本作品。フランス・ドイツ・アメリカ作品。
カレン・ギレン主演。レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、黒江・コールマン、アダム・ナガイティス、ミッシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティほか。
職業殺し屋を母に持った主人公。主人公も当たり前のように殺し屋になっていて、ある件で終われる身となり、子連れともなり、次々来る刺客をかわし生き残るために戦っていく。
カレン・ギレンは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のネビュラ役だったのね。ずっと特殊メイクで、ずっと怒ってるからわからんかったw共演者も豪華。
闇医者でもある歯科医院での格闘シーンと、駐車場でもカーアクションシーンが秀逸。
予想以上にアクションに勢いがあるのはフランスも絡んでるからか。なるほど。
★★★★☆
21/ TOHOシネマズ二条 KAPPEI カッペイ
6171
ポイントで鑑賞。
「64」「チア☆ダン」の平野隆監督作品。
伊藤英明主演。上白石萌歌、西畑大吾、大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太、倉悠貴、浅川梨奈、橋本じゅん、森永悠希、岡崎体育、鈴木福ほか。
若杉公徳の同名コミックを原作としたコメディ。ノストラダムスの大予言が起こらなかった2022年。それを予測した無戒殺風拳の奥義を会得した戦士がお役御免となり一般人になるしかなくなる。そこから起こるカルチャーショックの数々w
監督は常識的な方なのでw普通のコメディで悪くない。その上、エピローグに当たるクライマックスが奇想天外で、こういうのもあり、と思える。
無戒殺風拳の4人がすごい楽しそうに演じていて、幸せになるw
★★★☆
19/ MOVIX京都 SING/シング:ネクストステージ
6170 SING 2
ガース・ジェニングス監督脚本出演(ミス・クローリー)作品。アメリカ映画。
声の出演に、マシュー・マコナヘイ、トリー・ケリー、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、ニック・クロール、リーズ・ウェザースプーン、ジェニファー・ソーンダース、ファレレル・ウィリアムス、ボノほか。
シリーズ2作目。前作で立て直した地方のシアターで盛り上がる中、より大都会で成功したいと不正を起こしてでもオーディションを受けに行く。そして伝説のクレイ・キャロウェイの共演を約束にミュージカルを上演するまでこぎつけるが…。
とにかく出演動物すべてがかわいい。とにかくかわいい。愛らしすぎてそれだけで涙が出るw
今回は、ゲストキャラの狼の女の子や、ストリートダンサーの猫、マネージャーのおっさん猫、ライオンのクレイ・キャロウェイ、メガネザルにテングザルなんかが魅力的。
劇中劇の盛り上がりや、往年の名曲(プリンスのレッツゴークレイジーにはとろける)の替え歌とかどこを切っても見事。
★★★★★
13/ MOVIX京都 銀河英雄伝説DIE NEUE THESE 激突 第一章
6169
特別料金(1900円)にて鑑賞。
多田俊介監督作品。
シーズン3の第1部25話から28話までを長編化。
ヤンの養子になるユリアンの初陣と、ミッターマイヤーとロイエンタールの友情とラインハルトに繋がる過去を描いている。
安定の展開。分かりやすい構図と、キャラ設定。観に来てるのがおっさんばっかりも同じ。
今回は今風にリファインされた戦闘機が克明に表示されてて興味深い。
入場者特典:2週目「名言かるた:お~け」
★★★☆
12/ TOHOシネマズ二条 THE BATMAN ザ・バットマン
IMAX2D字幕ver.
6168 THE BATMAN
マット・リーヴス監督脚本製作作品。アメリカ映画。
ロバート・パティンソン主演。ゾーイ・クラヴィッツ、ジェフリー・ライト、アンディ・サーキス、ポール・ダノ、コリン・ファレル、ジョン・タトゥーロほか。
バットマン=復讐者として活動を始めてまだ2年目のブルース・ウェイン。そこにリドラーと名乗る愉快犯が連続殺人をはじめ、ゴードン刑事と連携して解決しようとする展開。
そこにキャットウーマン、ペンギンも絡んでダークにヘヴィーに進んでいく。
そこここのアイコンはノーラン版3部作に似ているが、ストーリーテリングはハードボイルドなバットマン。鼻筋の太い、耳が小さいマスクは、フランク・ミラーのバットマンぽいところも個性的。けどロバート・パティンソンは線が細くてちょっと不釣り合い。なおかつ上映時間の長さは、ここまで必要だった?とは思う。
入場者特典:IMAX限定ポスター
★★★★☆
6/ MOVIX京都 シラノ
6167 Cyrano
ジョー・ライト監督作品。イギリス・アメリカ映画。
ピーター・ディンクレイジ主演。ヘイリー・ベネット、ペルビン・ハリソン・Jr.、ベン・メンデルソーンほか。
原作の「シラノ・ド・ベルジュラック」は過去にもジェラール・ドパルデュ主演の「シラノ・ド・ベルジュラック」や、スティーブ・マーティン主演の「いとしのロクサーヌ」、劇中劇のような「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」など数多く映像化されている。
今作は舞台であるミュージカルを、小人症のシラノと従妹の美女ロクサーヌの関係を描いている。
ベーシックとも言えるストーリーは安心の安定感、そこにミュージカルが加わってすばらしい仕上がりになっている。
このご時世だからか、単に重なっただけか「ウエストサイドストーリー」「チクチクブーン」「ライフウィズミュージック」と立て続きに良質なミュージカルが公開されてて、音楽で前向きになり、心が暖かくなるのでいいですね。
★★★★★

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