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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!
2021年06月 

27/ イオンシネマ京都桂川 夏への扉 キミのいる未来へ
6048
ポイントで鑑賞。
ロバート・A・ハインラインの同名SF小説を三木孝浩が監督。
山崎賢人主演。清原果那、藤木直人、夏菜、眞島秀和、浜野謙太、田口トモロヲ、高梨臨、原田泰造ほか。
1995年から2025年にコールドスリープしたロボット工学を生業とする主人公。並行して物質移送からタイムワープを開発した教授も巻き込んで自分の人生に立ち向かう様を描いている。と言っても邦画ですからハリウッド映画みたいな派手さはない。
「Arc」と比べるとSF味が分かりやすくて、ちゃんとVFXしてるけどやっぱ地味だね。そこを見せたいわけじゃない、は今はいいわけになるよ、と思う。
清原果那と猫のベーコン(「ねことじぃちゃん」その他CM多数)が最強。あと藤木直人のアンドロイドが、「アベンジャーズ」のヴィジョン並みにいい感じ。
★★★★
26/ MOVIX京都 Arc アーク
6047
「愚行録」「蜜蜂と遠雷」の石川慶監督脚本編集作品。
芳根京子主演。寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、井之脇海、中川翼、中村ゆり、倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫、鈴木咲ほか。
プラスティネーションという人間を生前の状態で保存するという会社に見出された主人公。その一族が開発した老化を防ぐ点滴によって人生が変わっていく。
冒頭のダンスシーンがチープすぎて、それに合わせて主人公の芳根京子の作品との違和感が最後まで続いて、乗り切れない。
後半登場するベテラン俳優、小林薫、風吹ジュン、倍賞千恵子が作品に重圧感を出しててやっと観れる感じになったと思う。
★★★
25/ TOHOシネマズくずはモール ピーターラビット2/バーナバスの誘惑
6046 Peter Rabbit 2:The Runaway
ウィル・グラッツ監督脚本製作作品。アメリカ映画。
ローズ・バーン主演。ドーナル・グリーソン、デビッド・ウイェロウェほか。声の出演にジェームズ・コーデン、マーゴット・ロビー、エリザベス・デビッキほか。
前作からの続きで、主人公2人の結婚式から始まり、ピーターラビットの原作を扱うという劇中劇のような仕様になっている。
おっさんウサギのバーナバスの口周りが白髪になってるのがキュートすぎるw
動物たちの擬人化した姿があまりにも違和感がなくて見事。これは人間の演者が大変だったろうな、とつくづく思える。鶏の眼球が動いてるのがちょっと気になるけど。
★★★★
20/ MOVIX京都 シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
「さよなら」はまた会うためのおまじないの言葉。
入場者特典:キャストサイン入り”綾波レイ(仮称)/式波・アスカ・ラングレー”リバーシブルミニポスター
EVA/EXTRA EXTRA
★★★★★
19/ MOVIX京都 クワイエット・プレイス 破られた沈黙
Dolby Cinema
6045 A Quiet Place Part 2
ジョン・クラシンスキー監督脚本制作出演作品。マイケル・ベイ製作。アメリカ映画。
エミリー・ブラント主演。キリアン・マーフィー、ミリセント・シモンズ、モア・ジュプ、ジャイモン・フンスーほか。
前作からの続きだけど、冒頭にプロローグぽくモンスター(エイリアン)の発生起源を描いている。これには好感度上がるけど、監督兼主人公の夫が、一瞬にしてモンスターの性質を見切ってるのが笑った。
そこからは定番の言う事を聞かない登場人物たちのドタバタ劇。ほら、言わんこっちゃない、の連打。
しかし今作はそれで進んでいくから仕方ないか。
あとモンスター(エイリアン)の頭部の内側の色が地球にいる生物のようにピンクなんだよね。動物としてリアルだけど、ちょっと創造性には欠けるかなーと思ったり。
Dolby Cinemaのチョイスは良かった。
★★★☆
19/ MOVIX京都 映画大好きポンポさん
6044
杉谷庄吾【人間プラモ】の同名コミックを平尾隆之が監督脚本化。
ニャリウッドという架空の映画の都を舞台に、天性のプロデューサー能力のある少女と、監督を夢見て下働きをしている主人公の話。
モノ作りを題材にした作品は面白くないわけがないんだけど、今作はそこここにノイズが入っていて感情移入し難かった。
主人公の描き方(コミュ障と、どもる台詞)がウザすぎて面白い脚本なのにという感じ。
最近、感じる声優の無理やり出してる音(租借音など)や、アニメ声が一層受け付けなくなって来てるなー。
★★★
19/ MOVIX京都 モータルコンバット
Dolby Cinema
6043 Mortal Kombat
サイモン・マッコイド監督製作作品。ジェームズ・ワン製作。アメリカ映画。
ルイス・タン主演。ジェシカ・マクナミー、ジョシュ・ローソン、真田広之、浅野忠信、ジョー・タスリム、チン・ハン、メカッド・ブルックス、ルディ・リン、マックス・ファンほか。
同名のゲームをベースにファンタジックアクションに仕上げた、前作(1996年)と比べると100点な出来。
とにかく元々アジアンテイストなキャラクターがメインで使われてたのをちゃんと踏襲してくれてるのがいい。
今のVFXが作品にたぶんに影響して、チープな作品に仕上がってないのも高評価。特に前作が酷かったから。
まるで豆腐のようにつぶれる人体のスプラッタ表現も原作通りでいい感じ。
★★★★
18/ TOHOシネマズくずはモール RUN ラン
6042 Run.
アニーシュ・チャガンティ監督脚本作品。アメリカ映画。
キーラ・アレン主演。サラ・ポールソン、オナリー・エイムズ、サラ・ソーン、パット・ヒーリーほか。
未熟児で生まれ何重苦の慢性疾患および歩行困難による車いすの娘を大学受験の年齢になっても過保護に育ててるところに、自分に与えられている薬に疑問を持ってしまい、調べていくと…。というサスペンス。
そもそもの車いすに乗った女性と、それを阻止する母親ではどちらが勝ってるかというと圧倒的に母親だよね。完全に無理ゲーなんだよなー。そこで何とか機転を、と言うほど方法もないし、しかしちゃんとまわっていくところがちょっと信じがたい。それと母親の立ち位置、すごいスマートだし、夫はいないし、仕事何してるの?だし、疑問だらけ。
主人公の出生の秘密とか、エピローグとか胸糞悪い設定もなんだかなー、と思わざるを得ない。
設定のエクストリームさについていけなかった俺の負け。
★★☆
13/ MOVIX京都 漁港の肉子ちゃん
6041
渡辺歩監督作品。明石家さんま企画。「円卓」「きいろいぞう」の西加奈子原作。
声に大竹しのぶ、Cocomi、中村育二、山西惇、マツコ・デラックス、吉岡里帆ほか。
大阪から男に騙されるごとに北上していった母娘。たどり着いた東北の漁港で生きていく様を描いている。
STUDIO 4℃制作、小西賢一総作画監督のおかげですばらしい仕上がり。
西加奈子らしい人情の深みのある作品。
★★★★☆
12/ T-joy京都 シドニアの騎士 あいつむぐほし
Dolby Surround 7.1ch
6040
瀬下寛之総監督、吉平“Tady”直弘監督作品。
TVシリーズ2本、劇場版1本に続く、シリーズ最終作。
ガウナとの最終決戦と、主人公谷風とつむぎの恋愛のゆくえ。すべての決着がつく。
しかし間が開きすぎて、忘れてるわ。感動も薄いわ。けどつむぎがかわいいわ。
入場者特典:1/450スケールフィギュア「二零式衛人 劫衛」
★★★
12/ MOVIX京都 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
Dolby Cinema
6039
村瀬修功監督作品。
「逆襲のシャア」の続編にあたる今作。「シャアの反乱」から12年後のハサウェイ・ノアが主演で反連邦分子「マフティ」の指導者でもある。
OPでCGぽくてあまり好きじゃないけど、逆シャアのモビルスーツが登場たり、ニュータイプの片鱗を見せながらも回想シーンや台詞でクエス・パラやが出てきたりとまだまだ引きずっているハサウェイ。そこに今作のアイコン的ガンダム、ペーネロペーとクスィーがクライマックスで登場という憎い演出。
「ポケットの中の戦争」のように、モビルスーツの巨大感を視覚的に見せているところが面白い。

3部作の1作目なので次回に期待。
前売り特典:クリアファイル
入場者特典:Dolby Cinema鑑賞記念pablo uchida特製イラストカード、劇場版「Gのレコンギスタ」第1部&第2部無料視聴コード
★★★★★
12/ MOVIX京都 キャラクター
6038
ポイントで鑑賞。
永井聡監督脚本作品。劇中コミックの制作は古屋兎丸。
菅田将暉主演。Fukase、高畑充希、中村獅童、小栗旬、中尾明慶、松田洋治、小木茂光、小島聖、宮崎吐夢、岡部たかしほか。
才能はあるけど華のない漫画家の卵がひょんなことから殺人現場で犯人を見てしまったことで覚醒してしまいベストセラーを生み出すことになる。
その漫画家と殺人事件を追う刑事、犯人それぞれの並行で描いているところが面白い。
コミックを原作にしないコミックを題材にした珍しい作品。なのでコミックを揶揄してところもありそうだと思ってたけど、確かに題材はその通りかもしれないけどクライマックスまでの展開のうまさに感心。
★★★★★
12/ MOVIX京都 Mr.ノーバディ
6037 NOBODY
イリヤ・ナイシュラー監督作品。アメリカ映画。
ボブ・オデンカーク主演。クリストファー・ロイド、コニー・ニールセン、RZA、アレクセイ・セレブリャコフ、マイケル・アイアンサイドほか。
泥棒に入られた時、抵抗をしなかった主人公。その裏に何かある。そして決定的な事件を起こして、ロシアンマフィアに狙われることに。
なめてた相手が凄腕でした、の典型的例のアメリカンアクションムービー。
正直、目新しいところがないのが残念。
しかしこの時期に公開してくれただけでも100点とも言える。
★★★
11/ ステーションシネマ梅田 「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択
6036
佐藤敦紀監督作品。福井晴敏脚本構成監修。
「2199」と「2022」を新カットで繋げたモキュメンタリーのようなしつらえ。
「2022」の次元の狭間の話とか、クローンの話とか、改めて福井さんらしい小難しい荒唐無稽な設定が妙なリアリティがある。
前売り特典:「宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち」複製原画&設定資料セット(カット袋入り)
入場者特典:生コマフィルム
★★★☆
6/ T-joy京都 カムバック・トゥ・ハリウッド!!
6035 THE COMEBACK TRAIL
ジョージ・ギャロ監督脚本製作総指揮作品。アメリカ映画。
ロバート・デ・ニーロ主演。トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマン、ザック・ブラフ、エミール・ハーシュ、エディ・グリフィン、ケイト・カッツマン、ブレメル・デシュタニほか。
3流映画プロデューサーが起死回生に出した案が、老俳優を事故死に見せかけて保険金をせしめるというもの。裏目に出る仕掛け人とか、老人はオワコンじゃない、というメッセージも悪くない。
出演者やキャラクターにハリウッドの新規則でもある、人種的性別的マイノリティも出演しているのも分かりやすくていい。
正統派コメディという展開で、予想以上に面白い。
エピローグのトロマ系予告もサントラも80´sぽくていい。
前売り特典:ポストカードセット
★★★★
5/ イオンシネマ京都桂川 クルエラ
6034 CRUELLA
クレイグ・ギレスビー監督作品。アメリカ映画。
エマ・ストーン主演。エマ・トンプソン、ジョエル・フライ、ポール・ウォーター・ハウザー、エミリー・ビーチャム、マーク・ストロング、カービー・ハウエル=バプティストほか。
「101匹わんちゃん」の悪役であるクルエラ・デ・ビルの誕生を描いた作品。
「プラダを着た悪魔」にも似たファッションを舞台に、師弟関係から彼女自身のオリジンに繋がる展開。どこにも抜け目がなく全編すばらしい。
アバンギャルドなデザイナーであるクルエラ(エステラ)のエマ・ストーンに、憎そいエマ・トンプソン、ジャスパーとホーレス役の2人も超魅力的。
★★★★★
5/ MOVIX京都 コンティニュー
6033 BOSS LEVEL
ポイントで鑑賞。
「バッドボーイズ:フォーライフ」のジョー・カーナハン監督脚本製作作品。アメリカ映画。
MCU「ウィンターソルジャー」クロスボーン役のフランク・グリロ主演製作。メル・ギブソン、ナオミ・ワッツ、ミッシェル・ヨー、ケン・チョン、アナベル・ウォーリス、ウィル・サッソーほか。
主人公がタイムリープで同じゲーム状態を続けるているというところから始まる。で、それはなんでかというと…説明できるほどしっかり説明してないんだよね。豪華な出演者のわりに脚本が弱い。
そのうえエンディングが??説明台詞で終わらされても評価低いけど、なんだこりゃで終わるのはもっとなー。
★★☆
4/ TOHOシネマズ二条 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット
6032
英勉監督脚本作品。
浜辺美波主演。高杉真宙、森川葵、藤井流星、池田エライザ、松田るか、柳美稀、岡本夏美、中村ゆかり、三戸なつめ、矢本悠馬、小野寺晃良、松村沙友里ほか。
カメオで田中圭。唯一とも言える大人役で中川大志。
劇場作品2作目。
今回は新たな敵、関西ジャニーズの安いアイドルが強敵で登場する。
全編学園内で進むので、ある意味シチュエーションムービーとも言える。
「カイジ」シリーズでも思ったことだけど、八百長が当たり前の賭け事がそんなに楽しいか、と思う。ということはアトラクションとしての賭け事なのか?
TOHOのアンケートで200円引きで観たけど、たった200円かよ、は拭えない気持ち。
★★★☆
4/ TOHOシネマズ二条 るろうに剣心 The beginning
IMAX2Dver.
6031
大友啓史監督脚本作品。
佐藤健主演。有村架純、高橋一生、村上虹郎、江口洋介、安藤政信、北村一輝ほか。
ついにシリーズ最終作。あーもったいない。
今作は、1作目の剣心に繋がるエピソード0という位置。
「スターウォーズ」もそうだけど、祖はやっぱメインストリームになる前なんでちょっと地味だろうなと思ったけど、こぢんまりはしてたけど予想以上にいい内容でした。
徳川が抱えていただろう隠密が敵だったり、幕末の華、新選組ががっつり出てきたりといい感じ。
窪田正孝はゾンビか、と思ったりw
★★★★★
4/ TOHOシネマズ二条 グリーンランド
6030 GREENLAND
リック・ローマン・ウォー監督作品。アメリカ映画。
ジェラルド・バトラー主演製作。モリーナ・バッカリン、デビッド・デンマン、ホープ・デイビス、ホルト・マッキャラニー、スコット・グレン、ロジャー・デイル・フロスト、アンドリュー・バイロン・バチェラーほか。
大気圏で消えると思われた彗星が粉々になって地球に降り注ぐという本格的ディザスタームービー。
健康で必要な職業として政府に選ばれた家族が主人公で、大小降り注ぐ隕石に逃げまどいながら生き延びる展開。
現実で考えるとこういう行動になるんだろうな、とは思うけど、とにかく主人公家族がバカすぎて仕方ない。
自分の年齢のせいか、とにかくバカは嫌いだわ。賢くてけど境遇に耐えられなくて、それでも頑張って前に進む、というのが見たい。
前売り特典:サバイバル絆創膏
★★☆

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