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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2021年01月 


30/ MOVIX京都 ヤクザと家族 THE FAMILY
5973
「新聞記者」の藤井道人監督脚本作品。
綾野剛主演。舘ひろし、尾野真千子、市川隼人、北村有起哉、磯村勇斗、寺島しのぶ、岩松了、駿河太郎、二宮隆太郎、豊原功補、康すおん、菅田俊ほか。
反グレの主人公が結果的に極道の道に入って、令和の生きにくい世の中を実感するという展開。
昔の任侠モノとは違う第3代世代とも言える今の時代のヤクザを描いた、逃げ道というか生きる道というかのない閉塞的な立場のリアリティが哀しい。
市川隼人がこれだけの役で終わらんやろ、と思ってたら最後の最後に突き抜けてくれてうれしいw
無神経なSNSはクソっていうことが改めて知らされる。
★★★★★
30/ MOVIX京都 アート・オン・スクリーン
天才画家ダ・ヴィンチのすべて
5972 LEonardo:The Works
フィル・グラブスキー監督作品。イギリス映画。
スクリーンで稀代のアーティストをフィーチャーしたドキュメンタリーシリーズの第1弾。
ナレーションを廃し、有名な作品をダ・ヴィンチの歴史と共に高名な研究家、美術館館長などが紐解いて行く。
すごい興味深い展開は、同じ構図の作品を何点も描いているという事。ゴッホの「ひまわり」のように数は多くないが、同じ構図を2点作って、1点は依頼人に、もう1点は売りに出すつもりだったんじゃないか、とか。未完(だろう)作品とか。
すげーなー。やっぱダ・ヴィンチはすげーなーって感じ。続編も楽しみ。
★★★☆
24/ イオンシネマ京都桂川 さんかく窓の外側は夜
5971
ポイントで鑑賞。
森ガキ侑大監督作品。日本映画。
志尊淳主演。岡田将生、滝藤賢一、平手友梨奈、和久井映見、マキタスポーツ、桜井ユキ、筒井道隆、新納慎也ほか。
幼少から異界のものが見える青年と、除霊師の青年が出会い難事件の手伝いをする過程で出会った“呪い”に関する関わりを描いている。
ストーリー自体は面白いんだけど…、演出が悪いのか脚本が悪いのか、全員台詞回しに間を取っていてなんだかまどろっこしい。
後半、とにかくそこばかり気になってもったいない。
演出で、主人公の見える世界の人々は、みんな黒い服、黒いアイテムを持っていて、気持ち悪かった。
★★★
23/ MOVIX京都 ガメラ大怪獣空中決戦
Dolby Cinema 4Kデジタル修復ver.
15日からのアンコール上映。
コロナで2度目の緊急事態宣言発令で、またどんどん新作が延期される中、去年久々に観て感動しまくったので、リバイバル上映も観ることに。
オプチカル合成、着ぐるみにセット、ギニョールと特撮のオンパレードがいい。
確かに脚本に雑なところはあるけど、盛り上がることには違いない。
入場者特典:フィルムしおり(特報①&②)
★★★★★
16/ TOHOシネマズ二条 キング・オブ・シーブズ
5970 King of Thieves
ジェームズ・マーシュ監督作品。イギリス映画。
マイケル・ケイン主演。ジム・ブロードベント、トム・コートネイ、チャーリー・コックス、ポール・ホワイトハウス、マイケル・ガンボン、レイ・ウィンストン、フランチェスカ・アニスほか。
往年の犯罪者が集まって、金庫破りの実話をベースにしたクライムムービー。
往年というだけあってメインキャストの1人以外老人だし。イギリスらしいグレーの空と小雨だし。老人だし下が緩いし…。
なんだか哀しくなるけど、ウィットがそれをカバーしてる感じ。
★★★☆
15/ TOHOシネマズくずはモール アンチ・ライフ
5969 Anti-Life
レイトショーで鑑賞。
ジョン・スーツ監督作品。カナダ映画。
コディ・カーリス主演。ブルース・ウィリス、カラン・マルベイ、レイチェル・ニコルズ、ティモシー・V・マーフィ、トーマス・ジェーン、カサンドラ・クレメンテ、ジョニー・メスナーほか。
これは一体…。
驚きの映像表現だ。2021年になって宇宙船をミニチュアで再現してるのを観るとは。海外の映画は「VFX」かと常識かと思ってたら違うのもあるんだと、目からうろこ。
セットの素材も安いし、演技もくさいし、合成も腐ってる。設定も雑だし。伏線も回収しないし。
ここまでひどいのは70年代の映画以来じゃね?
ブルース・ウィリスは、なんか弱みでも握られたのか?
10/ MOVIX京都 おとなの事情 スマホをのぞいたら
5968
光野道夫監督作品。原作はイタリアの映画「Pefettie」。日本映画。
東山紀之主演。常盤貴子、益岡徹、田中浩正、木南晴夏、渕上泰史、鈴木保奈美、室龍太ほか。
いわくありの7人の年一の食事会で起こるシチュエーションムービー。
今の時代らしい、背景にディザスターとLGBTをレイアウトしてるので、思いが重なる人には響くだろうな、と思う。
浮気するとか、男女の情事は定番すぎて特に何も感じない。
★★★★☆
9/ TOHOシネマズ二条 大コメ騒動
5967
ポイントで鑑賞。
本木克英監督原案作品。日本映画。
井上真央主演。夏木マリ、立川志の輔、吹越満、鈴木砂羽、舞羽美海、三浦貴大、柴田理恵、木下ほうか、室井滋、石橋蓮司、西村まさ彦ほか。
大正時代に実際にあった富山で起こったコメ騒動を描いた作品。
女性陣が外仕事がメインの役のため、みんな日焼けしたメイクをしてて一瞬誰か分かりにくくてw
★★★
9/ TOHOシネマズ二条 スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーロー
5966 Stuntwoman:The Untold Hollywood Story
エイプリル・ライト監督作品。アメリカ映画。
ミッシェル・ロドリゲス製作総指揮出演。エイミー・ジョンソン、アリマ・ドーシー、シャーリーン・ロイヤー、ジニー・エッパー、ジュール・アン・ジョンソンほかスタントウーマン多数。
スタントウーマンのドキュメンタリー。
必要だったのに差別され続けた女性のアクションスタントの歴史をインタビューと、メイキング映像で綴ったエモーショナルな作品。
矢継ぎ早にインタビューを繋げた編集が、ちょっとついていくのが難しいと思うけど、やっぱ“メイキング”というジャンルは面白いね。
★★★★☆
03/ MOVIX京都 新感染半島 ファイナル・ステージ
5965 PENINSULA
ヨン・サンホ監督脚本作品。韓国映画。
カン・ドンウォン主演。イ・ジョンヒョン、キム・ドユン、イ・レ、イ・イェウォン、キム・ミンジェ、ク・ギョファン、クォン・ヘヒョほか。
前作「新感染」から4年後の世界。1日で崩壊した韓国。北朝鮮との国境が閉鎖されているため、まさに韓国のみが崩壊し亡国となってしまった世界。
そこに町中に放置された現金を改修するという闇ミッションを課せられた韓国人と、半島に生き残り帝国を築いた軍人2組の三つ巴に全速力のゾンビの大群が重なった素晴らしいアクション。
今作は列車内ではなく町全体なので、移動は4輪車。そのカーアクションに、ゾンビの暴走にと見どころ満載。
ハリウッド超大作に負けない絵作りがとにかくすごい。
★★★★★
02/ TOHOシネマズ二条 燃えよデブゴン TOKYO MISSION
5965 肥龍過江 Enter the Fat Dragon
「るろうに剣心」シリーズの谷垣健治監督作品。中国映画。
ドニー・イェン主演製作。ニキ・チョウ、ウォン・ジン、ルイス・チョン、テレサ・モウ、竹中直人、丞威(岩永ジョーイ)、渡辺哲、葉山豪、バービーほか。
空間を使ったアクション演出と、ドニー・イェンの生来のアクションが織り交ざってすごい生身のアクションシーンの連発。
しかし同じアジアでありながら、おかしな(象徴的な)日本の街並みをセット化するのはもうやめてほしい。さすがに日本人のスタッフがいるから、文字の間違いはなかったけど密集感がひどい。
それに中国映画はなんでここまで日本を馬鹿にするのか。羨ましさの裏返しかも知れないけど、なんか見てて疲れるわ。
★★☆

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