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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2019年9月 


29/TOHOシネマズ二条 ヘルボーイ
5739 HELLBOY
ニール・マーシャル監督作品。
デヴィッド・ハーパー主演。ミラ・ヨボビッチ、イアン・マクシェーン、ダニエル・デイ・キム、サシャ・レインほか。
どうやら時代設定は前2作より前のようで、「B.P.R.D.」に知ってるキャラが全然出てこない。モンスター側にイノシシのグルアガッハにバーバ・ヤーガとコミックでおなじみのキャラが登場すのは悪くない。
エピローグでエイブ・サピエンの登場にテンション上がる。
唯一、デヴィッド・ハーパーのヘルボーイがみすぼらしくて嫌い。
前売り特典:限定原作コミック&ステッカーセット
★★★★☆
28/T-JOY京都 ライリー・ノース 復讐の女神
5738 Peppermint
レイトショーで鑑賞。
ピエール・モレノ監督作品。
脚本が「レプリカズ」のチャド・セント・ジョンというのが納得の内容。
ジェニファー・ガーナー主演。ジョン・オースティン、ジョン・ギャラガー・Jr.、ファン・パブロ・ラバ、アニー・イロンゼほか。
リュック・ベッソンの息のかかった監督らしい、往年の大暴れハリウッド低予算映画の趣wもう大好きな展開。
「エレクトラ」のジェニファー・ガーナー主演てだけで上がるし、この無理ありまくりの展開も全然OKだし、どんでん返し(というほどでもないけど)の心地よさも見事。
★★★★★
28/T-JOY京都 大脱出3
5737 Escape Plan:The Extractors
バースデーチケットで鑑賞。
ジョン・ハーツフェルド監督脚本作品。
シルベスタ・スタローン主演。マックス・チャン、デイブ・バウテスタ、デボン・サワ、ジェイミー・キング、マリース・ジョー、カーティス・“50セント”・ジャクソンほか。
スタローンが言ってる通り腐ってる前作とは全然テイストが違う仕上がり。もう脱出なんて関係ない、ただの復讐劇だw!!
あとは、中国資本で映画製作するのはいいけど、あまりに「中国」がでしゃばってて全編ウザい。
★★★
27/T-JOY京都 アナベル 死霊博物館
DOLBY 7.1ch
5736
レイトショーで鑑賞。
ゲイリー・ドーベルマン監督脚本。
マッケナ・グレイス主演。マディソン・アイズマン、ケイティ・サリフ、パトリック・ウィルソン、ベラ・ファーミガほか。
いつも通りのジェームズ・ワン印「死霊館」シリーズの最新作。今作はワンが言うように死霊館のアベンジャーズ的展開で、お化け屋敷の様相で楽しめる。
すげー怖い演出は、相変わらずなく、悪霊のキャラクターで見せてる感じ。
ただ、今回で一番怖かったのが、斜め後ろに座ってた女性がすすり泣いてたところ(ほんまにいたかどうかは定かではないw)
★★★☆
23/TOHOシネマズ二条 台風家族
5735
ポイントで鑑賞。
市井昌秀監督脚本作品。
草g剛主演。新井浩文、MEGUMI、中村倫也、尾野真千子、甲田まひる、若葉竜也、長内恵映里香、相島一之、斎藤暁、榊原るみ、藤竜也。
シチュエーションムービーに近い作りなのに、登場人物の立ち位置がどんどん変わっていく、すごい面白い脚本。
あれ?いつもの草g?とか思ったら、全然違った。こんなに変わるか、と。NEW MAPがんばりすぎやろ。
監督がお笑い出身ということらしいので、さすがの脚本だと思う。
★★★★★
22/TOHOシネマズ二条 HELLO WORLD
5734
1ヶ月フリーパスポートで7回目の鑑賞。
伊藤智彦監督作品。
声に北村匠海、松坂桃李、浜辺美波、福原遥ほか。
電脳世界とビッグデータ(?)を舞台にした時間軸を改変しようとする話。
いわゆるタイムパラドックスモノだけど、監督や脚本家はこれが正しいとしてストーリーを進めているけど、結局、どこにたどり着くのがいつも考えてしまう。
京都市内(宇治市もある)がロケ地になったという触れ込みだけど、あまりに自分の通ったところばかりで逆に笑ってしまった。
★★★
22/TOHOシネマズ二条 人間失格 太宰治と3人の女たち
5733
1ヶ月フリーパスポートで6回目の鑑賞。
蜷川実花監督作品。
小栗旬主演。宮沢えり、沢尻エリカ、三階堂ふみ、成田凌、千葉雄大、藤原竜也、瀬戸康史、高良健吾ほか。
監督らしい官能的な色遣いと、前作「ダイナー」にも出演した面々の楽し気な演技がすごくいい。
そもそものストーリーがゆったりしてるので、ちょっと退屈になるけど、まぁこの題材だとこんなもんかな。
★★★
21/TOHOシネマズ二条 アド・アストラ
IMAX2D字幕ver.
5732 AD ASTRA
1ヶ月フリーパスポートで5回目の鑑賞。
ジェームズ・グレイ監督脚本製作作品。
ブラッド・ピット主演製作。トミー・リー・ジョーンズ、ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、ドナルド・サザーランドほか。
久々に見る気がする超リアル空想科学映画。
しかも2時間の時間内に5回も大イベントが発生するってのも、あまり見ない。そのイベントどれもが予想だにしない展開だったり、大事故だったり。
地に足ついた「インデペンデンス・デイ」という感じ、かな。違うかw
★★★★☆
21/TOHOシネマズ二条 僕のワンダフル・ジャーニー
吹き替えver.
5731 A Dog's Journey
1ヶ月フリーパスポートで4回目の鑑賞。
ゲイル・マンキューソ監督作品。
キャスリン・プレスコット、デニス・クエイド主演。アビー・ライダー・フォートソン(「アントマン」で主人公の娘役)、マージ・ヘルベンバーガー、ヘンリー・ラウ、ベティ・ギルピンほか。
「僕のワンダフル・ライフ」の続編で、洋画には珍しく泣かせる系。
しっかり泣かせていただいて、気持ちよく観られた。
★★★★
20/MOVIX京都 エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ
5730 EIGHTH GRADE
ボー・バーナム監督脚本作品。
エルシー・フィッシャー主演。ジョシュ・ハミルトン、エミリー・ロビンソン、ジェイク・ライアン、ダニエル・ゾルガードリ、フレッド・ヘッキンジャーほか。
SNS世代の少女にフォーカスした青春モノ。
といってもいつの時代もする事、してる事は同じなんだと改めて知ることができた。
主演のエルシー・フィッシャーが背伸びしなくなった瞬間、すごくかわいく見えるのは本人の演技もあるけど、演出もあるんだろうと思える良さ。
★★★
19/TOHOシネマズ二条 SHADOW影武者
5729 影 SHADOW
1ヶ月フリーパスポートで3回目の鑑賞。
チャン・イーモウ監督脚本製作作品。
ダン・チャオ主演。スン・リー、チェン・カイ、ワン・チエンユエンほか。
まるで空気のように降り続く雨と、水彩画のような背景に、芸術品のような衣装と、武具が舞い踊る、さすがチャン・イーモウ。妥協が一切ない。
すべての立ち位置を陰陽の模様が効果的に語っていて様式美としても見事。
最近のアジア映画は、まるでアイドルのような役者を配役するようになってるのね。今回もペイ国の王がどう見てもアイドルぽいし。
★★★★☆
19/TOHOシネマズ二条 記憶にございません!
5728
1ヶ月フリーパスポートで2回目の鑑賞。
三谷幸喜監督脚本作品。
中井貴一主演。ディーン・フジオカ、小池栄子、斉藤由貴、佐藤浩市、草刈正雄、石田ゆり子、木村佳乃、吉田羊、ROLLY、宮澤エマ、濱田龍臣ほか。
久々の三谷絶好調作品。舞台で観てるような荒唐無稽でくるくる変わる場面が楽しく、2時間以上ある上映時間が全く退屈しない。
クライマックスのネタもいかにもぽくて素晴らしい。
中井貴一がとにかくいいけど、最近バラエティーでも振り切ってる木村佳乃の英語が全く違和感なく実は彼女が¥の功績が大きい気がした。
★★★★★
14/T-JOYj京都 荒野の誓い
DOLBY 7.1ch
5727 HOSTILES
レイトショーで鑑賞。
「クレイジーハート」「ファーナス」のスコット・クーパー監督脚本製作作品。
クリスチャン・ベール主演。ロザムンド・パイク、ウェス・スチューディー、アダム・ビーチ、ベン・フォスター、ティモシー・シャラメ、ジェシー・プレモンズほか。
最近多い同じキャストの出演する映画の同時期公開。今回はロザムンド・パイク。
とにかくすごい。最強のロードムービーであり、人と人の感情と、信じる心のパワーが激しく心を揺さぶる。
クリスチャン・ベールの演技もさることながら、ロザムンド・パイクもすばらしい。
DOLBY 7.1chも心地いい。
★★★★★
14/TOHOシネマズ二条 プライベート・ウォー
5726 A PRIVATE WAR
1ヶ月フリーパスポートで1回目の鑑賞。
マシュー・ハイネマン監督製作作品。
ロザムンド・パイク主演。ジェイミー・ドーナン、トム・ホランダー、スタンリー・トゥッチほか。
戦場記者メルビー・コルヴィンの生涯を描いたノンフィクション。
有名な隻眼の白人女性。その原因を作ったのがスリランカだったのか。この時期、スキューバダイビングに行くのに、乗り換え空港だった。危険だから動くなって言われたわ。とか思いながら。
とにかく劇中でも言ってる通り、飛んで火にいる〜をそのまま行動にしてる女性で、まぁ、いつかはこうなるだろう最後だったけど、実は確実性があっての暗殺だったという結末が、ドラマチック。
何もかもがけた外れのパワフルさと脆さ。
★★★★☆
8/MOVIX京都 フリーソロ
5725 FREE SOLO
エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ監督製作&ジミー・チン監督製作撮影作品。
アレックス・オノルド主演。トミー・コールドウェル、サンニ・マッカンドレスほか。
フリークライムの主人公の立ち位置を丁寧に描いたドキュメンタリー。
編集の勝利というところか。とにかく、引き込まれまくる。焦点にあてた人物(主人公)を中心に編集されてるし、分かりやすく起承転結も作ってるし、さりげないサントラも耳障りがいい。
久々に素晴らしいドキュメンタリーだ。「アトランティス」以来かもしれない。
★★★★★
8/MOVIX京都 アス
5724 US
ジョーダン・ピール監督脚本製作作品。
ルピタ・ニョンゴ主演。ウィンストン・デューク、シャハディ・ライト・ジョセフ、エヴァン・アレックス、エリザベス・モス、ティム・ハイデッカーカリ・シェルドン、ノエル・シェルドンほか。
やっぱ斜め上の設定で展開する丁寧な演出のサイコスリラー。といっても前作「ゲットアウト」で見た雰囲気と似てるせいで、そこまでの意外性を感じないのが二番煎じというところか。
それでも出演者が全員、二役演じるのは楽しいだろうな。
★★★★☆
6/MOVIX京都 ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝
-永遠と自動手記人形-
5723
藤田春香&石立太一監督作品。
あの事件から初の新作アニメになる京アニ作品。
ゲストキャラを軸に、主人公たちが立ち回るのはTVシリーズから変わらない展開なので仕方ない、としてもTVシリーズよりエモーショナルじゃなかったのがちょっと残念。
画力のレヴェルの高さは相変わらず。
入場者特典:暁佳奈、書き下ろし短編小説「シャルロッテ・エーベルフレイヤ・フリューゲルと森の王国」
★★★★
1/TOHOシネマズ二条 トールキン 旅のはじまり
5722 TOLKIEN
ドメ・カルコスキ監督作品。
ニコラス・ホルト主演。リリー・コリンズ、コルム・ミーニー、アンソニー・ボイル、パトリック・ギブソン、デレク・ジャコビ、ハリー・ギルビーほか。
主人公はあの「指輪物語」の原作者、J・R・R・トールキン。
彼の青春時代から第1次世界大戦に巻き込まれ、ファンタジー作家の基礎を作るまでを描いている。
波乱と言えば波乱だし、夢見がちなある意味ヲタクの先駆者とも言えるし、面白い立ち位置が興味深い。しかし、やはり人を豊かにするのはモノではなく人であるという事が改めて認識できる良作でもある。
★★★★
1/T-JOY京都 ブルー・ダイヤモンド
5721 SIBERIA
マシュー・ロス監督作品。
キアヌ・リーヴス主演製作。アナ・ウラル、パシャ・D・リチニコフ、ドミトリー・チェポベツキー、モリー・リングウォルドほか。
アメリカ×カナダ合作なのに舞台はロシアでほぼロシア語。
主人公の説明が一切ないため、仕事が何かわからないまま進んで、とにかく困ってる、そして不倫する、という展開。
情事の回数がAVほどある(大げさ)のに、あまりに淡白で特に何も感じない仕上がりになっている。
クライマックスのあっけなさもマイナス要因。多分、キアヌがしたかったことなんだろうけど、やっぱ目線はメジャーじゃないんだなぁ、と改めて思った1本。
★☆

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