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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2019年8月 


31/TOHOシネマズ二条 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
IMAX2D字幕ver.
5720 ONCE UPON A TIME IN…HOLLYWOOD
クエンティン・タランティーノ監督脚本製作作品。
レオナルド・デュカプリオ主演。ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ティモシー・オリファント、アル・パチーノ、ルーク・ペリー(遺作)、ダコタ・ファニング、マイク・モーほか。
予告を観たときは、あータランティーノらしい展開なんだろうなーと思った(実際そうだったけど)けど、いやー全然斜め上だったわ。いや、タイトルをよく見ると、すべてが集約されてるんだけどね。タランティーノがどれだけハリウッドが好きか、改めて分かった感じ。
こんなにすごい映画は初めて見た。
★★★★★
30/MOVIX京都 引っ越し大名
5719
犬童一心監督作品。
星野源主演。高畑充希、高橋一生、及川光博、濱田岳、小澤征悦、富田靖子、松重豊、西村まさ彦ほか。
「超高速!参勤交代」シリーズに続く土橋章宏原作の時代劇をエンタテインメントに特化した時代劇として映像化。笑いあり涙あり、アクションありの幕の内的内容。なので100点ではないけど、ちゃんと面白い。
ピエール瀧も出演パートをカットされず上映されてて一安心。やっぱ元に戻ってほしい。
★★★★☆
25/MOVIX京都 ニノ国
5718
百瀬義行監督作品。日野晃博製作総指揮原案脚本。
声に山崎賢人、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、伊武雅刀、ムロツヨシほか。
よくある、現世とアナザーワールドの繋がりに翻弄させられる主人公たちの話。
絵も脚本ももっとがんばらないとジブリは抜けないと思います。
★★☆
25/MOVIX京都 永遠に僕のもの
5717 El Angel
ルイス・オルテガ監督作品。ペドロ・アルモドバル製作。
ロレンソ・フェロ主演。チノ・ダリン、ダニエル・ファネゴ、セシリア・ロスほか。
すげー話だ。主人公の性格は大幅に変えてるとはいえ、実話をベースにしてるという事で、こんなに簡単に人を殺められるんだ、と。
これが快楽殺人の目線かという感じ。なので人が殺されることに哀愁が一切ないのだ。
総ての行動に常軌を逸してて、どんなに美しいかろうが恐ろしさしかないのがすごい。
★★★☆
24/TOHOシネマズくずはモール ロケットマン
TCX DOLBY-ATMOS 2D字幕ver.
5716 ROCKETMAN
レイトショーで鑑賞。
デクスター・フレッチャー監督作品。
タロン・エガートン主演。ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ジェマ・ジョーンズ、ブライス・ダラス・ハワード、スティーブン・グレアムほか。
集団セラピーの中で思い出を回顧していくという展開。そこにミュージカル要素を入れたり、妄想ぽいことを入れたりという感じ。
どうしても「ボヘミアン・ラプソディ」と比べてしまうけど、盛り上がり的にはこちらの方が下かな。曲的にもイマイチ。というか言うほど知ってる曲なかった…。そもそも彼の奇天烈な衣装が受け付けない。
けど、そもそもの生い立ちの不幸さ加減が見事。
★★★★☆
23/MOVIX京都 おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜
5715
瑠東東一郎監督作品。
田中圭主演。林遣都、内田理央、吉田鋼太郎、金子大地、伊藤修子、沢村一樹、志尊淳、眞島秀和、大塚寧々ほか。
TVシリーズの人気から劇場版に。
冒頭、これはあかんやつかと思ってたら、吉田鋼太郎が出てきて、一気に面白くなる。
ゲストが主導になってたり、無意味な海外ロケがあったりと、ダメな設定の劇場版だけど、予想以上にいい出来。
ポスターのハート形の爆発は、別のものを連想してしまうので、どうなんだろw
★★★★
18/MOVIX京都 ダンスウィズミー
5714
矢口史靖原作監督脚本作品。
三吉彩花主演。やしろ優、ムロツヨシ、三浦貴大、宝田明、chayほか。
相変わらず総天然色の東宝映画の雰囲気のあるミュージカル。
それには宝田明の存在が大きい。
どのシーンをとってもセットに見えてしまうのがすごいw
★★★☆
18/MOVIX京都 イソップの思うツボ
5713
浅沼直也、上田慎一郎、中泉裕矢監督脚本作品。
石川瑠香主演。井桁弘恵、紅甘、斎藤陽一郎、藤田健彦、高橋雄祐、桐生コウジ、渡辺真起子、佐伯日菜子ほか。
実は主人公は3人だからか、なんだか視点のよく分からない話。設定が荒唐無稽過ぎるからかな?
イベント的な3人監督らしいけど、あまり意味なかったように思うんだけど…
★★★
17/T-JOY京都 命みじかし、恋せよ乙女
5712 Kirschbluten & Damonen
レイトショーで鑑賞。
ドーリス・デリエ監督脚本作品。
ゴロ・オイラー主演。入月絢、ハンネローレ・エルスナー、エルマー・ウェッパー、樹木希林ほか。
親日の監督の日本を舞台にした5作目の本作。
OPとED、原題で使われた、妖怪と幽霊が全編のベースになっていて、それがわかりにくくもあり、分かりにくいからホラーなうすら寒さも感じる。
主人公のアル中からの瀕死(原因が明確化されてないところも怖い)になって、そこにまとわりつく実は「…」だったという展開も、兄弟の不仲も、ネオナチの父に反発する甥っ子も、すべてが主人公の歯車を狂わせるための手段という感じ。
ヨーロッパ映画らしいエンタテインメント性のない、問題をいろいろ投げかけた作品。なので、正直面白くない。
★★
16/MOVIX京都 よこがお
5711
深田晃司監督脚本編集作品。
筒井真理子主演。市川実和子、池松壮亮、須藤蓮、小川未祐、吹越満ほか。
映画だから登場人物に何かあると思うのが当然で、主人公の素行の表と裏の顔の微妙に違う危うさが主題かと思ったら、そこではなく抗うことのできない悪影響がずるずると主人公を巻き込み、引きずり込んでゆく様を描いていて緊張感にやられた。
ATGの作品群にも似た、暗い、重い、人の生きる力を感じる名作だと言える。
いわゆるマスゴミと、思わぬところからの砲撃に遭う主人公に痛々しさが見事。
★★★★☆
11/TOHOシネマズ二条 ライオンキング
IMAX2D字幕ver.
5710 THE LION KING
ジョン・ファブロー監督作品。
声にドナルド・グローヴァー、セス・ローゲン、キウェテル・イジョフォー、ビリー・アイクナー、ビヨンセ、ジェームズ・アール・ジョーンズ、アルフレ・ウッダードほか。
99%CGでリメイクされた本作。アニメ版と違い、ミュージカルのシーンが極端に少ないけど、まぁ、それが正解かな。
それよりなにより超実写版と言われている今作だけど、確かに実写ぽいけど、生っぽくはなくて、まるでリアルなぬいぐるみみたいな感じ。
同監督による「ジャングルブック」の人のいないバージョン、つまり指標のない実写ということで、新ジャンルの実写と言ってもいいかもしれない。これが人にも可能なら、いよいよ役者が必要なくなるという事でもあるかもしれない。(そんなことは起きないだろうけどね)
★★★☆
10/T-JOY京都 ピータールー マンチェスターの悲劇
5709 PETERLOO
レイトショーで鑑賞。
マイク・リー監督脚本作品。
ロリー・キニア、マキシン・ピーク、デイヴィッド・ムーアスト、ピアース・クイグリーほか。
イギリスで起きた有名ない事件の顛末を描いた作品。
情報の一方通行時代に起こった悲劇というか、惨劇というか。なんでことになるんや、的な悲惨な内容。
有名な俳優は使わず、いかにもイギリス人って感じの風体の役者が大挙して出演してるから異国情緒がすごい。
★★★
3/MOVIX京都 風をつかまえた少年
5708 THE BOY WHO HARNESSED THE WIND
「それでも夜は明ける」「ドクター・ストレンジ」のキウェテル・イジョフォー監督脚本出演作品。
マックスウェル・シンバ主演。アイサ・マイガ、リリーバンダ、フィルベール・ファラケザ、レモハン・ツィバ、ノーマ・ドゥメズウェニほか。
アフリカはマウアイで育った少年の実話。
こんな過酷な環境でも人は生活していくのだなー、と思った。
★★★
3/TOHOシネマズ二条 ワイルド・スピード/スーパーコンボ
IMAX2D字幕ver.
5707 Fast & Furious:Hobbs & Shaw
ポイントで鑑賞。
デビッド・リーチ監督作品。
ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム主演製作。イドリス・エルバ、バネッサ・カービー、クリス・カーティス、ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズほか。
主演2人のアイデンティティをベースに、ド派手なアクションが繰り広げられる。劇中にタイトル通りのカーアクションは少ないけど、超未来バイクや、カスタムカーの登場で、楽しめる。
イドリス・エルバの敵役がワクワクするほどかっちょいい。結局、負け続けだけどね。
一応「ワイルドスピード」シリーズのスピンオフだけど、名前を借りただけ、の感覚だと思った。
まだシリーズを続けるようだけど、いよいよヴィン・ディーゼルの手から離れるように気がして寂しい。
★★★★☆
2/T-JOY京都 ドラゴンクエスト ユア・ストーリー
5706
レイトショーで鑑賞。
八木竜一&花房真監督作品。山崎貴総監督脚本作品。
声に佐藤健、有村架純、波瑠、坂口健太郎、山田孝之、ケンドーコバヤシ、安田顕、古田新太、松尾スズキほか。
「ドラゴンクエストX」をベースにしているらしいけど、やったことないので比較出来ない。
3代続く=それだけ時間が経つという脚本に、ここまでの大河ドラマとは思わなかったので、悪い意味で予想外だった。
つまり、もしゲームも全く同じ展開なら、ゲームだから成り立ったもので、今作ではあまりに敵が無能すぎて何のスリルも感じなくなってしまっていた。
★★★☆

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