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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2019年5月 


31/T-JOY京都 アナと世界の終わり
5671 Anna and the Apocalypse
レイトショーで鑑賞。
ジョン・マクフェール監督作品。
エラ・ハント主演。マルコム・カミング、サラ・スワイヤー、クリストファー・ルヴォー、マルリ・シウ、ベン・ウィギンズ、マーク・ベントン、ポール・ケイほか。
ディズニーの向こうを張ったタイトルからティーンエイジゾンビミュージカルといった内容まで、さすがイギリス映画(アメリカとの合作)らしいシニカルな笑いの名作。
ミュージカルはド直球な曲のオンパレード。そこにティーンエイジャーらしい歌詞が乗って、中盤からはゾンビが襲ってくるという不思議世界になるという展開。そのどれもが真剣に演出されてるからすごくいい。
まさに現代の「ロッキーホラーショー」。
★★★★★
26/MOVIX京都 ベン・イズ・バック
5670 BEN IS BACK
ピーター・ヘッジス監督脚本製作作品。
ジュリア・ロバーツ主演。ルーカス・ヘッジス、コートニー・B・ヴァンス、キャスリン・ニュートンほか。
今、流行りwの薬物中毒者の子供を持つ母親の話。
けど日本と違って薬物の範囲が広いのは、ドラッグストアで買えるということもあるんだろうね。
ジュリア・ロバーツの自分を律した態度で息子に向かう姿がすばらしい。
クライマックスから先の家族の生き方が問われる終わり方も、最近のなんでも結末を見せる脚本じゃなくていい。
★★★★☆
25/ MOVIX京都 空母いぶき
5669
若松節朗監督作品。福井晴敏企画。伊藤和典×長谷川康夫脚本。
西島秀俊主演。佐々木蔵之介、玉木宏、高嶋政宏、市原隼人、佐藤浩市、斉藤由貴、本田翼、小倉久寛、中井貴一ほか。
佐藤浩市のインタビューでいろいろネットで騒がれていますが、特に問題はなく十分楽しめた。
原作とは違って、なんだかよく知る雰囲気の作品だと思ったら、企画と脚本がよく知る人たちだった。
確かに原作と違い敵国が誰?って感じで、なおかつ戦闘シーンが基本コンソールだったりブリッジだったりで、ある意味ごまかされてると思ってしまうのは製作者側にしたらマイナスだと思う。それでも原作通り戦術で勝り、専守防衛を貫く日本を描いたのは悪くない。
配役も映画オリジナルの記者2人がちょっとウザいけど、まぁ目線を民間人に寄せるのには必要だったんだろうなという事で、そのほかは見事にはまっていて違和感ない。
入場者特典:兵庫の城PR「決算!忠臣蔵」クリアファイル
★★★★
25/ TOHOシネマズくずはモール プロメア
5668
今石洋之監督作品。
声の出演に松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人、古田新太、小山力也ほか。
これこそ日本の回答だ、と言わんばかりの素晴らしい勢いの画質。
「スパイダーマン:スパイダーバース」が最高傑作のアニメと言われてるけど、それ以上に観やすく、なおかつ日本らしい躍動感と脚本がすばらしい。
製作者に関わりのある「グレンラガン」や「キルラキル」「フリクリ」「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」の画質、雰囲気、センスを受け継いで昇華させているのが見事。
前売り特典:クリアファイル
入場者特典:「ガロ編」超先行視聴シリアルコード付きキャラクターカード「3:イグニス」
★★★★★
24/ MOVIX京都 神と共に 第一章:罪と罰
5667 Along with the Gods:The Two Worlds
キム・ヨンハ監督脚本作品。
ハ・ジョンウ、チャ・テヒョン主演。チュ・ジフン、キム・ヒャンギ、イ・ジョンジェ、D.O.、キム・ドンウクほか。
最近の映画らしい余韻のない導入部で、そのまま観客をファンタジーに無理やり引き込まれてそのまま最後まで。
途中号泣ありの展開はさすが韓国映画。というか韓国映画は喜怒哀楽のどれもMAX演出だと改めて思い知らされた感じ。
後編は今回の主人公の弟と、3人の使者のオリジンを描いているようで、前後編とはいえ全くの別物という感じ。
入場者特典:みうらじゅん作画ステッカー
★★★★☆
19/MOVIX京都 居眠り磐音
5666
本木克英監督作品。
松坂桃李主演。柄本佑、柄本明、木村文乃、芳根京子、谷原章介、中村梅雀杉野遥亮ほか。
脚本はべたべたの時代劇だけど、殺陣が今風、というかエンタテインメント満載で、すごい楽しめた。
今風の両替で儲ける的なストーリーも面白い。
出演者も芸達者で違和感もなく、特に柄本明がすばらしい。
入場者特典:特別文庫「居眠り磐音 劇場版00」
★★★★★
19/MOVIX京都 アメリカン・アニマルズ
5665 AMERICAN ANIMALS
バート・レイトン監督脚本作品。
エバン・ピーターズ、バリー・コーガン主演。ブレイク・ジェナー、ジャレッド・アブラハムソンほか。
実話を基にというか、実際に犯罪を犯した主人公の今の姿がインタビュー形式(ドラマにも登場する人もいる)で登場するので、まるでバラエティの再現ドラマみたいだった。
よく「オーシャンズ11」だとか「レザボアドッグス」とかと比較されてるけど、犯した犯罪のしりぬぐいは一切しないし、そもそも成功してないから何を言ってるのかと思った。
★★★☆
17/T-JOY京都 レプリカズ
5664 REPLICAS
レイトショーで鑑賞。
ジェフリー・ナックマノク監督作品。
キアヌ・リーヴス主演製作。アリス・イヴ、トーマス・ミドルディッチ、ジョン・オースティンほか。
なんだか懐かしい展開の脚本。80年代のトンデモ科学を現代で披露した感じ。
タイトル通り複数の複数人間が出てきて、さてどうする(どうなる)と思ったら、すんなり総てを受けれて予想外の展開に。
その上、エピローグに意味深な出来事まで付け加えて、これからどうなるの?とか倫理は完全無視??とか、すげーフリーダム。
けど、キアヌのやりたいことはこれなんでしょうね。すごく分かるw
★★★☆
12/MOVIX京都 甲鉄城のカバネリ 海門決戦
5663
荒木哲郎監督脚本作品。
半年ぶりの劇場オリジナル新作。
よくあるゲストキャラが敵とそのバックボーンとしての登場に、今までの主人公の心情を織り交ぜたいい感じの脚本。
画質も悪くないけど、1時間ちょっとなので映画としては物足りない。
★★★
12/MOVIX京都 ラ・ヨローナ〜泣く女〜
5662 The Curse of La Llorona
マイケル・チャベス監督作品。
リンダ・カーデリニ主演。マデリーン・マックグロウ、ローマン・クリストウ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケスほか。
ジェームズ・ワン製作のホラーシリーズ。今回はメヒコの逆恨み女子との攻防を描いている。
定番の怖さとクライマックスのVFXでテンション上がる。
次回作は、アナベルアベンジャーズらしいw
★★★☆
11/TOHOシネマズくずはモール オーヴァーロード
5661 OVERLORD
ジュリアス・エイバリー監督作品。J・J・エイブラムス製作。
ジョバン・アデポ主演。マティルド・オリビエ、ワイアット・ラッセル、ビルウ・アスベック、ジョン・マガロ、イアン・デ・カーステッカー(どこかで見たことあるなーと思ったら「エージェント・オブ・シールド」のフィッツだ)ほか。
まるでFPSのSFアクションゲームのような内容。というかゲームがより映画に近くなったということかもしれない。
主人公とヒロインの信念が、周りを巻き込み犠牲にしていく展開は、好きじゃない。馬鹿にしか見えないから。まぁ賢かればなんでもいいというわけではないけど、主人公の一途さが馬鹿っぽく見えるのは否めない。
設定としてして使われる超人開発については、シャマランと同じくアメコミ映画の向こうを張った目線っていうのがわかる。
インターネット前売り
★★★☆
6/TOHOシネマズ二条 名探偵ピカチュウ
MX4D3D吹き替えver.
5660 Pokemon Detective Pikachu
ロブ・レターマン監督脚本作品。
ジャスティス・スミス主演。キャスリン・ニュートン、渡辺謙、ビル・ナイ、ライアン・レイノルズ、リタ・オラほか。カメオで竹内涼真。
吹き替えでは主人公は竹内涼真なんで違和感はない(カメオ出演の本人に台詞はない)けど、ピカチュウが西島秀俊(=ライアン・レイノルズ)ってのはちょっと違う気がする。もっとブロークンでいいと思うんだけどね。
ポケットモンスターが大挙出演しているけど、ほぼ実写に合わせてリデザインされてるけど、それが違和感ないんだ。ある程度の原作に対するリスペクトはここ十何年かの傾向なんで、リデザインも悪くないということろか。
脚本は突拍子もないためいいとは思えなかったけど、十分楽しめる。
前売り特典:捜査メモ帳
★★★★
5/MOVIX京都 ドント・ウォーリー
5659 Don't Worry, He Won't Get Far on Foot
ガス・ヴァン・サント監督脚本編集作品。
ホアキン・フェニックス主演。ジョナ・ヒル、ルーニー・マーラ、ジャック・ブラック、マーク・ウェバー、ウド・キアほか。
アメリカの風刺漫画家の生き方を描いた内容。
何より共感できるのは、マイノリティの生き方や「神」を頼らない自己啓発。
生きることの喜びを感じる名作。
★★★★★
5/MOVIX京都 映画 賭ケグルイ
5658
英勉監督脚本作品。
渡辺美波主演。高杉真宙、宮沢氷魚、池田エライザ、矢本悠馬、福原遥、伊藤万理華、松田るかほか。
TVシリーズ2シーズン目と合わせて製作発表された、ある意味TVSPに近いような作品。
しかし総集編ではなくオリジナルストーリーなので、十分映画としての見ごたえはある。
アニメのように黒目が小さくなったり光ったりと面白い演出があり楽しめる。
主人公の一人である高杉真宙が超ウザい。
★★★☆
4/109シネマズエキスポシティ アベンジャーズ:エンドゲーム
IMAX次世代レーザー3D字幕ver.
MX4D吹き替えとは違いIMAX3Dはさすがの高画質、ワイド画面がこれぞ映画!って感じ。
また吹き替えではすべて日本語になってるから気づかなかったけど、ジェレミー・レナーが真田広之と対峙したときのブロークンジャパニーズにびっくり。
主人公はアイアンマンとキャップとソーなので、やっぱいい位置で立ち回ってるけど、女性陣の戦う姿も対DC用にセッティングしてて楽しめる。
フェイズ4に繋がるだろう伏線が多くてワクワクする。
3D深度:★★★★★
★★★★★
3/MOVIX京都 ザ・フォーリナー/復讐者
5657 THE FOREIGNER
「007ゴールデンアイ」「007カジノロワイヤル」のマーティン・キャンベル監督作品。
ジャッキー・チェン主演製作。ピアース・ブロスナン、オーラ・ブラディ、レイ・フィアロン、チャーリー・マーフィほか。
イギリス中国アメリカ合作だけど、ほぼイギリスを舞台にした中国映画。まぁ、主演がジャッキーなのでそれでいいと思う。
ピアース・ブロスナンは、007繋がりで出てくれたのかな?敵役はめずらしい気がするけど。
とにかく全編ジャッキーが痛々しい。映画の中の過去の経験から今回の事件、併せて本人の老化もひどい。
★★★
2/MOVIX京都 僕たちのラストステージ
5656 STAN & OLLIE
ポイントで鑑賞。
ジョン・S・ベアード監督作品。
スティーヴ・クーガン、ジョン・C・ライリー主演。シャリー・ヘンダーソン、ニナ・アリアンダ、ダニー・ヒューストン、ルーファス・ジョーンズほか。
日本では「極楽コンビ」として人気はを博したコメディアンの往年を描いている。子どもの頃に見た記憶がある程度。
映画としては面白くないわけではないけど、ありがちで分かりやすい展開が、予告でいうほどそこまで感動することもなく…。
ジョン・C・ライリーが恐ろしく本人に似ているのが笑える。それと仕事以外でも常にボケまくってるのは、日本だけじゃないんですねー。こんな人近くにいたらウザいだけだよな。
★★★☆

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