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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2019年3月 


30/T-JOY京都 大脱出2
5641 ESCAPE PLAN 2:HADES
スティーブン・C・ミラー監督作品。
ホアン・シャオミン、シルベスタ・スタローン主演。デイブ・バウティスタ、ジェイミー・キング、ジェシー・メトカーフ、タイタス・ウェリバー、カーティス・“50セント”・ジャクソンほか。
「MEGAザ・モンスター」と同じで、金を出してる会社に寄り添った作り方をするとこうなるという見本。
冠にスタローンとバウティスタ(「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」)を持ってきてるけど、主演は中国人じゃん。
それになんだ、この話。SFなの?現代なの?話が雑すぎてどこを観たらいいのか結局分からなかった。
★★
30/TOHOシネマズ二条 ダンボ
IMAX2D字幕ver.
5640 DUMBO
ティム・バートン監督製作総指揮作品。
コリン・ファレル、ニコ・パーカー、フィンリー・ホビンス主演。マイケル・キートン、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーン、アラン・アーキンほか。
バートン印だから絶対ブラックな話かと思ったら、そんなにエグみはなかった。マイケル・キートンとエヴァ・グリーン(「ミス・ペレグリンと〜」)の狂気的な表情が添った感じかな。
リアルに表現すればするほど普通の象にしか見えないのが、いいのか悪いのか。
後半のドリームランド崩壊シーンは、そこまでせんでええやろ的な演出でしたけど、まぁそれはそれ。なので映画としては普通の出来だったかな。
前売り特典:ポストカードセット
★★★★
23/MOVIX京都 ビリーブ 未来への大逆転
5639 On the Basis of Sex
ポイントで鑑賞。
ミミ・レダー監督作品。
フェリシティ・ジョーンズ主演。アーミー・ハマー、ジャスティン・セロー、キャシー・ベイツ、サム・ウォーターストン、スティーブン・ルートほか。
実際に女性の権利を勝ち取るために戦ったアメリカの女性弁護士の話。
自分が生まれたあたりの時代は、まだまだ女性の権利がなかったんだと思いました。
フェリシティはこういう自立した女性の役が多い?てかフェリシティっていい名前だなー。
★★★☆
22/MOVIX京都 ブラック・クランズマン
5638 BlacKkKlansman
スパイク・リー監督脚本製作作品。
ジョン・デビッド・ワシントン主演。アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、ヤスペル・ペーコネン、コーリー・ホーキンスほか。
実話をベースにした衝撃なストーリー。まるで冗談みたいな展開で進んでいき、結果大変な事になっていくという。
そもそも黒人差別から、逆手を取ってKKKに潜入することを思いつき、そのまま実行して、そのまま進んでしまうという、まさに映画みたいな話。
リーらしくいろいろオマージュを混ぜ込んだり、エンドクレジットで実際にあったシーンを入れたりとある意味、エンタテインメントに秀でてる。
★★★★☆
21/TOHOシネマズ二条 バンブルビー
MX4D3D吹き替えver.
5637 BUMBLEBEE
トラビス・ナイト監督作品。
ヘイリー・スタンフェルド主演。ジョン・シナ、ホルヘ・レンデボルグ・Jr、ジェイソン・ドラッガー、パメラ・アドロン、ジョン・オーティスほか。
「トランスフォーマー」シリーズでいうと6作目になるけど、時間軸的には一番古い設定。
今作は、いつものマイケル・ベイは製作に回ったため、ちょっと違った切り口の演出になっている。時代設定が80年代のためか、演出のテンポが遅く、ちょっとイラつく。
前シリーズで映画用にリデザインされたオートボットとディセプティコンが、今作で時代が遡るということでデザインも元々のおもちゃの「トランスフォーマー」の寄せていて郷愁がすごい。そこに、自分の青春時代に聞きまくったa-haやティアーズフォーフィアーズなんかの曲が掛かりまくるというおっさんホイホイ状態。
主人公のバンブルビーやディセプティコンが複数にトランスフォームするのは魅力的。
3D深度:★
前売り特典:バンブルビー×キューピー=バンブルピー
★★★★☆
17/TOHOシネマズ二条 キャプテン・マーベル
IMAX3D字幕ver.
5636 CAPTAIN MARVEL
アンナ・ボーデン&ライアン・フレック監督作品。
ブリー・ラーソン主演。サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルソーン、ジャイモン・フンスー、リー・ペイス、アネット・ベニング、ジュード・ロウ、ラシャナ・リンチ、クラーク・グレッグほか。
「インフォニティ・ウォー」のラストシーンに登場したページャーの意味がわかる作品。
今、キャプテン・マーベルか?と思ってたら、冒頭のマーベルロゴで一気に持っていかれて、スタートレック並みのSFの世界観が続き、ガールズパワーとコズミックパワー全開のストーリーで完全にヤラれた。アメコミ映画で、まだこんなに見せ方があったんだと改めて感心。
3D深度の具合もよく、あふれるような映像美も体感できる。
何よりMCUフェーズ3最終作(「エンド・ゲーム」)に繋がる超重要作に位置するところもニクい。
3D深度:★★★★★
前売り特典:オリジナルトレカ:キャプテン・マーベルセット
★★★★★
17/TOHOシネマズ二条 ふたりの女王 メアリーとエリザベス
5635 Mary Queen of Scots
ポイントで鑑賞。
ジョージ・ルーク監督作品。
サーシャ・ローナン主演。マーゴット・ロビー、ジャック・ロウデン、ジョー・アルウィン、ガイ・ピアーズ、デビッド・テナントほか。
イギリスのスコットランドとイングランドの、日本でいう大奥とか、戦国時代の謀略劇とかと同等の、身内で殺しあう頭取り物語。
ストーリーは粛々と進んでいくが、あまりに残虐すぎて目が離せない。
一番、思ったのは宗教に盲信するのは最低のことだということかな。それを使って操るクズも最低かな。
★★★★☆
16/MOVIX京都 ウトヤ島、7月22日
5634 Utoya 22.juli
エリック・ポッペ監督製作総指揮作品。
アンドレア・バーンツェン主演。エリ・リアノン・ミュラー・オズボーン、ジェニ・スベネビク、アレクサンデル・ホルメン、インゲボルグ・エネス、ソロシュ・サダットほか。
実際に起こったノルウェーでのテロ事件をまんま映画化。
「まんま」が曲者で、主演である女性に張り付いたワンカットで描いているのだが、それがたまにどこ目線?ってなってしまう。カメラはそこにはいない目線なんだ。
それに国民性だと思うけど、意見の食い違いが激しくて、動揺の仕方も激しくて、ただの演出かもしれないけど、逃げまどい方が左から右に、右から左にと、どこに逃げてるのかわからなくなる。
なので、言うほど感情移入できなった。
★★☆
15/T-JOY京都 まく子
5633
レイトショーで鑑賞。
鶴岡彗子監督脚本作品。
山崎光、新音主演。須藤理彩、草なぎ剛、つみきみほ、村上純、橋本淳、根岸希衣、小倉久寛ほか。
少年のジュブナイルを描いた久々に感じた秀作。
第二次成長期になって困惑する主人公に、一層の困惑ネタである同級生の不思議ちゃんが引っ越してきて…。
極々普通の青春モノかと思ったら、あら変な方向に行ったぞ。そのまま押し切ったぞ。けど、感動しまくれるぞ。
なんだこれは。そんな映画。
★★★★★
9/TOHOシネマズ二条 サイコパス Sinner of the System Case.3
恩讐の彼方に_
5632
塩谷直義監督原案作品。
TVシリーズ1期のメインキャストだった狡?慎也を主人公に、映画の後を描いている。
ごくありがちな設定と展開が逆に安心のストーリーに感じるのは、自分が歳とったからか…。
最新技術と原住民の住む世界の融合が面白い。
やっぱりシリーズ最終作も70分に満たない時間で強気な上映価格。
入場者特典:設定資料集B
★★★☆
9/TOHOシネマズ二条 シンプルフェイバー
5631 A SIMPLE FAVOR
ポール・フェイグ監督作品。
アナ・ケンドリック主演。ブレイク・ライブリー、ヘンリー・ゴールディング、リンダ・カーデリーニ、ジーン・スマート、ルパート・フレンドほか。
実話を基にしてるというのが、最後のテロップで分かって逆に引くわって展開。
最近少なくなった感じのある、ホラー寄りではないクライムサスペンス。
アナ・ケンドリックが主人公の上にいつもの雰囲気で演じるから、コメディと勘違いしてしまうけど、結構真面目で引き込まれる。
前売り特典:クリアポストカード
★★★★
8/MOVIX京都 運び屋
5630 THE MULE
クリント・イーストウッド主演監督製作作品。
ブラッドリー・クーパー、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシアほか。
実話をベースに脚本化されたクライムムービー。
犯罪と分かっても進んで密輸した白人老人(差別を差別と思ってないところがw)の根性が笑えるほど強烈。老人だからという括りではない肝の据わった感じ。
この歳になってもこんなに創造力が衰えないなんて、イーストウッドはすごいなー。
★★★★★
3/TOHOシネマズ二条 スパイダーマン:スパイダーバース
IMAX3D字幕ver.
5629 SPIDER MAN:Into the SpiderVerse
ボブ・ペルシケッティ&ピーター・ラムジー監督作品。
声にシャメイク・ムーア、ジェイク・ジョンソン、ヘイリー・スタンフィールド、リーブ・シュレイバー、ニコラス・ケイジ、マハーシャラ・アリ、リリー・トムリン、ゾーイ・クラヴィッツ、クリス・パイン、スタン・リーほか。
CGアニメに手書きを加えた特徴的な絵が面白い。しかし、3Dの場合、フォーカスの手前のキャラの輪郭がスクリーントーンのような効果がちょっとうっとうしい。
いろんな時空のスパイディ対キングピン軍団ってのがうれしい。
主人公のマイルス・モラレスの青春を描いているのも、あーいいなーって感じ。いかにもスパイディ。
3D 深度:★★★☆
前売り特典:缶バッジ(スパイダー・グウェン)
★★★★★
3/TOHOシネマズ二条 移動都市 モータル・エンジン
吹き替えver.
5628 MORTAL ENGINES
クリスチャン・リバース監督、ピーター・ジャクソン脚本製作作品。
ヘラ・ヒルマー、ロバート・シーアン主演。ヒューゴ・ウィービング、ジヘ、ローナン・ラフテリー、レイラ・ジョージ、スティーヴン・ラングほか。
原作は4部作の同名小説。
想像力満開なすごいイマジネーションを掻き立てる作品。
ジブリの「ハウルの動く城」「天空の城ラピュタ」の要素もあり、「戦闘メカザブングル」のランドシップの雰囲気もあり、「スターウォーズ」のポッドレースの趣もあり、おいしいとこ取りな感じ。
★★★★☆
2/T-JOY京都 THE GUILTY ギルティ
5627 DEN SKYLDIGE
グスタフ・モーラー監督脚本作品。
ヤコブ・セーダーグレン主演。イェシカ・ディナウエ、ヨハン・オルセン、オマール・シャガウィーほか。
デンマーク映画。
シチュエーションサスペンスという内容としては完ぺきな作品。驚きの警察の緊急電話を受ける部屋のみという。
電話からの音と、普通の会話の差が、一層緊張感を出してる。
制作費が安いだろうけど、効果的な演出の作品。
★★★★☆
2/MOVIX京都 宇宙戦艦ヤマト2202
第七章 新星篇
ライブヴューイング付き
5626
特別料金1600円+ライブヴューイング400円。
羽原信義監督作品。
最終作に当たる23話から25話までの本作。リアルタイムで「〜愛の戦士たち」を観て号泣した口なんで、この展開にはちょっと納得いかない。
せっかく今まで映画オリジナルキャラクターの活躍とか、既存キャラクターの立ち位置を工夫したりしてたけど、完結させるために収拾さたように思えた。
「ライブヴューイング」を観るのは初めてだ。京都はおとなしいから盛り上がらないんだよねー。
入場者特典:複製キャラ原画/メカ設定線画/「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」キャラ設定画
★★★☆
1/MOVIX京都 グリーンブック
5625 GREEN BOOK
ピーター・ファレリー監督脚本製作作品。
ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ主演。リンダ・カーデリニ、ディミテル・D・マリノフほか。
まだまだ根強い黒人差別のあるアメリカ南部にコンサートツアーに行く、エリート黒人に同行するイタリア移民の粗野な男。旅の過程で、お互いの存在を認めだし、徐々にかけがえのない関係になっていく。
南部にわざわざ行く理由や、常に一人になる意味のある理由。もう何重苦も抱えてる黒人。教養のない力任せで家族思いのイタリア人。
ヴィゴの役に対しての太り方や、マハーシャラの素晴らしい演技が見事。
あまりにもドラマチックで、心が温まる名作。
★★★★★

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