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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2018年5月 


27/ MOVIX京都 ファントム・スレッド
5398 PHANTOM THREAD
ポール・トーマス・アンダーソン監督脚本作品。
ダニエル・デイ=ルイス、ヴィッキー・クリープス主演。レスリー・マンヴィル、ブライアン・グリーソンほか。
主人公の偏執的なファッションに振り回される関係各位。そこに新たにダイナーのウェイトレスが見初められて、事態が変貌していく。
中盤から後半に進む起承転結の「転」と「結」が予想外でびっくり。
え!?こんなこと起こるの?って感じ。
★★★★
27/ MOVIX京都 友罪
5397
瀬々敬久監督脚本作品。
生田斗真、瑛太、夏帆、佐藤浩市主演。山本美月、富田靖子、村上淳、奥野瑛太ほか。
いわゆる少年Aのその後に関わる主人公の話かと思ったら、上記の4人が主人公で、それぞれ別件の事件に関わって、それを背負いながら生きているという群像劇だった。特に佐藤浩市は、少年A(瑛太)は関わりが一切なくまるで少年Aの件をぼやかすような、逆に印象付けるような演出で展開していくちょっと不思議な脚本。
すべての出演者の体当たり演技が痛々しい。痛々しすぎて辛い。そんな中で夏帆が予想外に痛い。
★★★☆
26/ TOHOシネマズくずはモール 犬ヶ島
吹き替えver.
5396 ISLE of DOGS
ウェス・アンダーソン監督原案脚本制作作品。
声の出演にビル・マーレイだのジェフ・ゴールドブラムだのスカーレット・ヨハンソンだのが名を連ねているが、吹き替え版を見たので意味なし。
ちなみに吹き替え版を観てよかったと思えた珍しい作品になったw
元々舞台が日本ということで、ネイティブじゃない日本語が横行した中で、犬が英語をしゃべってたのを、犬をすべて日本語に変換して、おかしな日本語はそのまま使っているので、実は雰囲気はそんなに変わって感じない。しかし世界観はしっかり受け止められたので、吹き替え版ありだなといったところ。
映画としては、いままでのアンダーソン作品の中でも上位に入る面白さ。これも邦訳されたおかげ50%という感じもする。
登場する日本人のフィギュアの造形がちゃんと日本人ぽいのもいいところ。
オムニネット限定フィギュア6体セット前売り
★★★
25/ MOVIX京都 宇宙戦艦ヤマト2202
第5章 煉獄篇
5395
羽原信義監督作品。
デスラーの幼少時代に、キーマンの生い立ちそしてヤマトでの立ち位置、土星軌道上での地球軍とガトランティスの決戦、そのとき起こる大事件。
そんな感じ。
すごい深い話ばかりでしっかりした脚本がいいけど、ちょっと1話ごとの話のテーマが違いすぎて・・・w
最終話の最後5分はやりきれなくて、あれ?あいつ、そんなことになる?とは思った。
入場者特典:複製キャラ原画・メカ設定線画(1週目)
★★★★★
20/ MOVIX京都 GODZILLA
決戦機動増殖都市
5394
MOVIXの日価格(1100円)で鑑賞。
静野孔文&瀬下寛之監督作品。
声の出演に宮野真守ほか。
アニメシリーズ3部作の2作目。前作から、ゴジラ討伐に地球に降り立った主人公たちが潜伏した先に出会った先住民(地球人)と、メカゴジラの残骸(というナノシティ)で、新たに討伐することになって…。
なるほど虚淵玄が書きそうな話だ。「ゴジラ」という題材を使って、まったく別物を作り出し、なおかつ十分面白く仕上げるという手腕。
次回は、キングギドラ登場。また斜め上行くキャラクターに変化してるのかしら。
★★★★
20/ TOHOシネマズ二条 ランペイジ 巨獣大乱闘
IMAX3D字幕ver.
5393 RAMPAGE
ブラッド・ペイトン監督製作作品。
ドウェイン・ジョンソン主演製作総指揮。ナオミ・ハリス、ジェフリー・ディーン・モーガン、マリン・アッカーマンほか。
原作は8bitのテーブルゲーム。それをここまで壮大に展開させるとはさすがハリウッド。
予告では残念な感じだったけど、いやいやどうしてこういうハリウッド映画を待ってたのだ。勧善懲悪、悪は悪に徹して、その末路もえらいことになって、善は善として苦境に立ち向かう。わかり安すぎて笑える。
怪獣大決戦的な展開で大好きです。
3D深度:★★★☆
★★★★☆
19/ TOHOシネマズ二条 仮面ライダーアマゾンズ
THE MOVIE 最後の審判
MX4D2Dver.
5392
レイトショーで鑑賞。
石田秀範監督作品。
藤田富主演。谷口賢志、武田玲奈、加藤貴子、藤木孝、ゲストにキョウ暢雄ほか。
TVシリーズ(アマゾンプライム)から、暗い話やなーと思ったら、その倍暗い映画に仕上がってた。
基本設定はよくできてたけど、じゃあ面白いかというと、そんなに…。
新しいライダーも、そんなに…。
入場者特典:A4ミニポスター
★★☆
18/ TOHOシネマズくずはモール のみとり侍
5391
「後妻業の女」の鶴橋康夫監督脚本作品。
阿部寛主演。寺島しのぶ、豊川悦司、斉藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、松重豊、前田敦子ほか。
冒頭からバカ殿に言いつけられた通りに、男娼に成り下がった主人公の顛末。
あれ?コメディじゃないの?前半と後半(クライマックス)で目線が違うんだけど…。
最近多いなー、2つ(3つ)の脚本をミックスさせた作品。と思った。
★★☆
13/ TOHOシネマズ二条 モリーズ・ゲーム
5390 MOLLY'S GAME
アーロン・ソーキン監督脚本作品。
ジェシカ・チャステイン主演。イドリス・エルバ、ケヴィン・コストナー、マイケル・セラ、ジェレミー・ストロングほか。
人には生まれ持っての運不運が付きまとうのかも知れないと思える。兄弟の中で唯一のオリンピック不出場者の主人公。頭がいいだけに、レヴェルの高いバイト(闇カジノ)を任されたら、それを自分のものにしてしまって違法としてFBIに捕まるわ、ロシアンマフィアにリンチに会うわ、もう踏んだり蹴ったり。
最近の映画は、リアル過ぎて怖い怖い。そんなに??そんなに殴る?とか。そこが本題じゃないんだけどね。
ここまで鼻っ柱の強い女性は日本人では珍しいのではないかと思う、そんな作品。
前売り特典:ポーカーチップ・ミラー
★★★
13/ MOVIX京都 孤狼の血
5389
白石和彌監督作品。
松坂桃李主演。役所公司、真木よう子、ピエール瀧、石橋漣司、江口洋介、竹之内豊ほか。
孤高の老刑事、役所公司に振り回されながら、自分の使命をまっとうしようとする若い刑事、松坂桃李を中心に広島のやくざの抗争を描いている。
コピーにあったように「アウトレイジ」の向こうを張ってると言ってるけど、いやいやこっちのほうが倍面白いし、倍スリリング。それは芸術性ではなく、ドラマチックであるというところかと思う。
松坂桃李会心の1作だと思う。
★★★★★
12/ T-JOY京都 フロリダ・プロジェクト
5388 THE FLORIDA PROJECT
レイトショーで鑑賞。
ショーン・ベイカー監督脚本編集製作作品。
ブルックリン・キンバリー・プリンス(子役)主演。ウィレム・デフォー、ブリア・ブネイト、バレリナ・コット(子役)、クリストファー・リベラ(子役)、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズほか。
フロリダのディズニーワールドに隣接するモーテルを住居にしてる生活力のない母親を持つ女の子の話。
とにかくホワイトトラッシュの母親の生き方が許せない。生きるためにそれに併せた娘が痛々しい。
まじめなママ友がかわいそすぎる。
入場者特典:ステッカー
★★☆
11/ TOHOシネマズくずはモール ボストン・ストロング
5387 STRONGER
レイトショーで鑑賞。
デビッド・ゴードン・グリーン監督作品。
ジェイク・ジレンホール主演製作。ミランダ・リチャードソン、タチアナ・マズラニー、ネイサン・リッチマンほか。
ダメ人間の典型が、ボストンマラソンの爆弾テロに巻き込まれて、両足ひざから下を無くし、重度の身体障害者になって、さてどうしようって、何もする気ないんかい!!
びっくりするほど向上心のない主人公が書いた自伝を映画化。なのではじめから終わりまで主人公がめんどくさい。やっと前向きになったのが映画の終わる直前だもの。
ホワイトトラッシュのクズ家族にも辟易。
★★☆
5/ MOVIX京都 機動戦士ガンダムORIGIN Y
誕生 赤い彗星
5386
安彦良和総監督、今西隆志監督作品。
シャアと赤いザクの誕生、終焉に向かうはずの戦争がレビルによって激化してしまうところとか、物悲しくも見える1年戦争の始まりが描かれている。
そこに「機動戦士ガンダム」の主人公たちが関わっていくるというプロローグが希望に見える。
ついにORIGINシリーズが終わってしまった…。
こんな時が来るものなのか…。
入場者特典:描き下ろしミニ色紙(明貴美加)
★★★★★
4/ MOVIX京都 サバービコン
5385 SUBURBICON
ジョージ・クルーニー監督脚本製作作品。コーエン兄弟共同脚本。
マット・デイモン主演。ジュリアン・ムーア、オスカー・アイザック、ノア・ジュプ、グレン・フレシュラー、アレックス・ハッセルほか。
おそろしく得体の知れない内容。何じゃこりゃな展開ばかり。
ひとつの新興住宅で起こる2つの出来事。その両方に関わっているのは、白人の子供だけという奇妙な展開。その上、登場人物が場当たり的な動き方しかしないので見ていて一層不安になる。そんな映画。
ダーク・キャッスルエンタテインメントが制作に連ねているので、ある意味ホラーと言っても差し支えないかと思う。
★★★☆
4/ MOVIX京都 ホース・ソルジャー
5384 12 STRONG
ニコライ・フルシー監督作品。
クリス・ヘムズワース主演。マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ、ウィルアム・フィクトナー、ジェフ・スタルツほか。
911の報復としてタリバン軍攻撃に向かった12人のアメリカ陸軍特殊部隊の勇姿を描いている。
決死の覚悟というより、なんとしても生きて帰るという使命感と信頼感が作戦を成功させたと思えた。
装備品が魅力的なんだよねー。ミリヲタとしては。
★★★★
3/ TOHOシネマズ二条 君の名前で僕を呼んで
5383 Call Me by Your Name
レイトショーで鑑賞。
ルカ・グァダニーノ監督作品。ジェームズ・アイボリー脚本。
アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメ主演。マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサールほか。
少年のひと夏の淡い恋の物語。それも恋愛なのか、ライバル心なのか本人にもわからないような目線が気恥ずかしい。
さすがジェイムズ・アイボリーの脚本だと感心。
★★★★☆
3/ TOHOシネマズ二条 アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー
MX4D3D吹き替えver.
3D深度:★★★★☆
★★★★★

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