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ここでは月単位に劇場で鑑賞した作品の一言感想を載せています。

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2018年2月 


25/ TOHOシネマズ二条 ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ
5352 The Big Sick
マイケル・ショウォルター監督作品。
クメイル・ナンジアニ本人が主演。ゾーイ・カザン、ホリー・ハンター、レイ・ロマノ、アヌパム・カーほか。
「8年越しの花嫁」とか「彼女が目覚めるその日まで」と微妙にかぶってる設定がちょっとw
けど、これも実話なんですよねー。まぁ、こういう話は映画にしやすいというところでしょうか。
彼女が原因不明の昏睡状態になって、そこに人種の障害が大きくかかわってややこしいことになっていく。
結末は、うまいこと2転3転して、わかりやすいところに落ち着く感じ。
★★★★
25/ TOHOシネマズ二条 The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ
5351 The Beguiled
ソフィア・コッポラ監督脚本製作作品。
コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、オオーナ・ローレンス、アンガリー・ライス、アディソン・リーケ、エマ・ハワードほか。
さすが女性らしい目線の内容。
女の園の中に男一人というハーレム状態が、思わぬ方向でどんどんねじ暮れ曲がっていく。その描き方がすばらしい。
恐ろしくも哀しい結末が、本当に当時に起こってそうで寒々しくなった。
★★★★★
24/ MOVIX京都 Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ
5350
松本淳監督作品。
TVシリーズからそのまま繋がったパラレルワールドで地球が危ないって感じの展開。そこにガッチャマン南部博士が絡んできてー。
せっかくジョーまでだして、4大タツノコヒーローも登場して、この体たらく。この盛り上がらない展開はなんでだろう。
これだけキャラクターを使ったら、もっと面白くできるはずなんだけどなー。
入場者特典:コースター(健&ジョー)
★★★
18/ TOHOシネマズ二条 グレイテスト・ショーマン
IMAX字幕ver.
5349 THE GREATEST SHOWMAN
マイケル・グレイシー監督作品。
ヒュー・ジャックマン主演。ザック・エフロン、ミッシェル・ウィリアムズ、レヴェッカ・ファーガソン、ゼンデイヤほか。
冒頭からテンション上がりまくりのサントラ。とにかくそれに尽きる。そこからのー、マイノリティ救済を金儲けの手段ともくろんだ主人公の幸運の積み重ねがサクセスストーリーとなっていっそう盛り上げる。
ザック・エフロンはいつ見ても生き生きとしていいねー。
★★★★★
18/ TOHOシネマズ二条 マンハント
5348 MANHUNT
ポイントで鑑賞。
ジョン・ウー監督作品。
福山雅治、チャン・ハンユー主演。桜庭ななみ、ハ・ジウォン、国村隼ほか。
どうしたジョン・ウー。やる気ないのか、そもそもまったく乗ってなかったのか。
おそろしくしょーもない。すべてのキャラが浮きまくって、敵のアジトwがうそ臭すぎる。
一番のびっくりが、台詞があって絵がなかったようで、2カットのみスチールで見せて台詞とかぶせているシーンがあって、あきれてものが言えない。学生の自主制作か?
★☆
18/ TOHOシネマズ二条 リバーズ・エッジ
5347
行定勲監督作品。
二階堂ふみ、吉沢亮主演。森川葵、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨ほか。
大好きな岡崎京子の原作コミックを映像化。
すげーなんだかここまで立体化かーという感じ。
バブリーとか、いじめとか、サブカルとかの最先端だった名作。
前売り特典:トートバッグ
★★★★★
17/ TOHOシネマズ二条 祈りの幕が下りる時
5346
レイトショーで鑑賞。
福澤克雄監督作品。
阿部寛主演。溝端淳平、田中麗奈、小日向文世、烏丸せつこ、キムラ緑子、伊藤蘭ほか。
2時間で完結する事件は、今となっては2時間ドラマと変わらない気がしてるけど、現実的には、2時間で終わってない時間軸があって、今作は2011年前から感情を呼び起こしてくれて、揺さぶられる。
人と人との繋がりの大切さとか、外せなさとか、せつなさとか、思った以上にいろいろ描いていて良作である。
★★★★★
17/ MOVIX京都 ロープ/戦場の生命線
5345 A Perfect Day
フェルナンド・レオン・デ・アラノア監督脚本製作作品。
ベニチオ・デル・トロ主演。ティム・ロビンス、オルガ・キュリレンコ、メラニー・ティエリー、フェジャ・ストゥカンほか。
東ヨーロッパの内戦に、NPOで関わる団体の人間を描いている。つまり何でも屋。
冒頭の井戸に投げ捨てられた死体を引き上げる作業から、最後は難民キャンプのトイレの詰まりの掃除まで。
キリスト教徒だから出来るのか知らないけど、ぼくはこんなことはしたくない。申し訳ない。
その中で起こるある子供の家族の事象。これが現実と、突きつけられる。
★★★☆
12/ TOHOシネマズ二条 スリー・ビルボード
5344 Three Billboards Outside Ebbing,Missouri
マーティン・マクドナー監督脚本製作作品。
フランシス・マクドーマンド主演。ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、ジョン・ホークス、ピーター・ディクレイジ、アビー・コーニッシュほか。
何だこの終わり方!!!!
とにかく、アメリカの片田舎の出来事だから、世界は静かなんだけど、個々の情熱の高さがすごい。強烈な何かが個々を突き動かしているのがすごい。
★★★★☆
12/ MOVIX京都 今夜、ロマンス劇場で
5343
武内秀樹監督作品。
坂口健太郎、綾瀬はるか主演。本田翼、北村一輝、中尾明慶、加藤剛ほか。
古臭い絵は、時代が昭和前期だからだろうけど、脚本も微妙に古臭く感じて感動が薄かった。
ちょっと期待しすぎたかもなー。
あと、坂口健太郎の口が嫌い。
★★★★
11/ TOHOシネマズ二条 劇場版マクロスΔ
激情のワルキューレ
5342
安田賢司監督作品。河森正治総監督。
どうやら新作?らしいというので見に行ったら、やっぱ総集編だった。
しかし、おもしろいのだ。すごく面白いのだ。まるでアイドル映画(それも地下系w)なのだ。
TVシリーズから、設定を変更し合間合間に新作カットをいれて、新曲満載ですごい勢いだ。
前後編に出来なかったからか、やけに長い尺がちょっと気になるけど、総集編としても近年まれに見るいい出来。
★★★★☆
11/ MOVIX京都 スターシップ・トゥルーパーズ
レッド・プラネット
5341
荒牧伸志&松本勝監督作品。
プロデュースが海外で、製作は日本というハイブリッドな「スターシップトゥルーパーズ」。
まるで1作目の「スターシップ・トゥルーパーズ」を焼き直したような内容。
恐怖でしかない敵対する甲殻類の宇宙生命は、嫌悪感を覚える容姿で容赦なく襲い掛かってくる。そこに紙切れのように死んでいく同胞。
悲しむ暇もなく、生きるために戦う主人公たち。そこに保身の上層部。
ボクらの求めていたのはこれなんだ、って感じ。
★★★★☆
11/ MOVIX京都 ほくの名前はズッキーニ
5340 Ma vie de Courgette
クロード・バラス監督作品。
1時間ちょっとの上映時間にすばらしいさまざまな感情を描いた登場人物が生き生きと描かれている。
監督の目線が低くて暖かいところが高感度大。
★★★★★
4/ TOHOシネマズ二条 不能犯
5339
白石晃士監督脚本作品。
松坂桃李、沢尻エリカ主演。新田真剣祐、間宮祥太朗、テッド・ワダ、岡崎紗絵ほか。
メンタリストが起こす殺人事件を描いているのだけど、おどろくほど凡庸な脚本に眠たくなった。
「デスノート」を書き直したようなストーリーが残念で仕方ない。
★☆
4/ TOHOシネマズ二条 羊の木
5338
吉田大八監督作品。
錦戸亮主演。木村文乃、北村一輝、松田龍平、優香、水沢紳吾ほか。
原作が山上たつひこと、いがらしみきおという異彩のコンビの同名コミック。
原作では11人の元犯罪者を6人に絞って、エピソードも変えて映画として成立するストーリーになっていて楽しめる。
劇中に登場する「のろろ祭り」の偶像が、いかにもいがらしみきおが描きそうなものだけど、原作ではある意味具象化してない。ここは原作どおりであってほしかったところ。
唯一、気になるところがそこだけかな。
★★★★☆
3/ イオンシネマ京都桂川 RAW〜少女のめざめ〜
5337 GRAVE
ネット前売り価格(1300円)で鑑賞。
ジュリア・デュクルノー監督作品。
ギャランス・マリリエ主演。エラ・ルンプフ、ラバ・ナイト・ウフェラ、ローラン・リュカ、ジョアンナ・ブレイスほか。
陰鬱な雰囲気が明らかにハリウッドにない世界で、起こることのベクトルもどんどんヨーロッパらしい世界に飲み込まれていく。
クライマックスに、違和感のない結末を持ってくるほどの力強いすごみはいままであまり見なかった演出である。
フランスとベルギーの合作で、フランス語映画。今年はいろんな国の作品を観てるなー。
★★★★★

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