monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2015年11月


29/ TOHOシネマズ二条 黄金のアデーレ
名画の帰還
4987 WOMAN IN GOLD
サイモン・カーティス監督作品。
ヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズ主演。ダニエル・ブリュール、ケイティ・ホームズほか。
実話を元に、クリムトの名画「アデーレの肖像」をめぐる、第二次大戦中の悲しい出来事を背景にした佳作。
オーストリア政府を相手取って裁判を起こし、身内の肖像がである「アデーレの肖像」の権利を勝ち取ったユダヤ人の女性。勝ち目のない裁判を描くのは、ハリウッドの常套手段なので、特に感動することもなく、実話なので一層淡々とした展開に感じられたところが残念。
ただ回想シーンの大戦中の逃亡劇はすばらしかった。裁判と関係ないけど。
ライアン・レイノルズは、色々な役をこなしていていい役者になったなー。
★★★
29/ TOHOシネマズ二条 亜人
第1部-衝動-
4986
ポイントで鑑賞。
「シドニア」のポリゴンピクチャーズ製作。瀬下寛之総監督、安藤裕章監督作品。
最近のコミックは、同軸上(現代の現在)でのドラマ化が苦手なのか、アイデア不足なのか、そこにトンデモ設定をプラスしてこその盛り上がりと考えているようで、今回は「死ぬと分かる人じゃなく亜人だった」設定。
その亜人も詳しくは解明されてないため、ストーリーが進むにつれ細か設定が解明されていくと言う、原作者の思惑通りというw
つまり見切り発進した連載コミックでも、あとから設定を継ぎ足していけばいいというお手軽さ。
それでもしっかり面白いので、十分かな。次回作が来年の5月だそうで、その間にTVシリーズも一区切りつく位の時間もあるし、ちょっと開き過ぎじゃない?
★★★☆
28/ MOVIX京都 リトル・プリンス
星の王子さまと私
4985
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
マーク・オズボーン監督製作総指揮作品。
声優にレイチェル・マクアダムス、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・フランコ、マリオン・コティヤール、ベニチオ・デル・トロ、ポール・ジアマッティ、アルバート・ブルックスなど超豪華。
サン=テクジュペリの「星の王子さま」をベースに、現代社会のシステムに翻弄される少女と、そのシステムに取り残された老人の友情を描いた名作。
「星の王子さま」のフランス人パイロットを老人に見立てたり、原作を引用するシーンが随所にあるので、「星の王子さま」を読みたくなってくる。
★★★★★
22/ MOVIX京都 FOUJITA-フジタ-
4984
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
小栗康平監督脚本作品。
オダギリジョー主演。中谷美紀、アナ・ジラルド、アンジェル・ユモー、リリィ、岸部一徳ほか。
戦前から近代まで活躍した画家、藤田嗣治を描いた作品。
ほとんどすべてのシーンが「引き」で撮ってて、これはTVサイズで観ると出演者の感情表現が分からなくレベルだと思った。
小栗康平の作品はあえて外してたけど、オダジョー主演と言う事で観てしまった…。やっぱ合わないわw
★★★
22/ TOHOシネマズ二条 Re:LIFE リライフ
4983 The Rewrite
マーク・ローレンス監督脚本作品。
ヒュー・グラント主演、マリサ・トメイ、J・K・シモンズ、アリソン・ジャネイ、クリス・エリオットほか。
グラントお得意のロマンティック・コメディ。とにかくド定番で、超安心印。
マリサ・トメイが歳を重ねてもとてもお美しいのに感心。
どうしようもないスターウォーズヲタクの大学生に失笑。
オリジナル“リライト(書き直し)”ペン
★★★★
22/ MOVIX京都 ムーン・ウォーカーズ
4982 MOONWALKERS
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
アントワーヌ・バルドー=ジャケ監督原案作品。
ルパート・グリント、ロン・パールマン主演。ロバート・シーハン、スティーヴン・キャンベル・ムーアほか。
ヒッピーの時代とアポロ計画の陰謀とCIAのエージェントが絡むとこうなる?w
パールマンの仏頂面と、グリントの口先だけの男のコンビネーションがすごくいいコメディ。
エンドクレジットの白ブリーフの太り方がヤバイ。
★★★☆
22/ TOHOシネマズ二条 ハンガーゲーム FINAL
レボリューション
4981 The Hunger Games:Mockingjay Part2
前作から引き続き、フランシス・ローレンス監督作品。
主演もオスカー女優ジェニファー・ローレンス。共演にジョシュ・ハッチャーソン、エイアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソン、エリザベス・バンクス、ジュリアン・ムーア、フィリップ・シーモア・ホフマン、ドナルド・サザーランドほか。
4作目にして最終作。
クライマックスの一瞬(どんでん返し)に、特に違和感を感じなかったのはラノベだから?と思ってしまう。そういう意味では、恋愛の対象がと行動がそれでいいの?と毎回思ってしまう展開は、日本人と違う感性だから?
カットニスの矢ペン
★★★☆
21/ TOHOシネマズくずはモール ガールズ&パンツァー
劇場版
4980
水島努監督作品。
TVシリーズ最終話からの続編であり、より規模を膨らませたトンデモ設定の世界。
そのトンデモ設定(コックピットが特殊カーボンで覆われているとかw)が、戦車を生かせているので観ていて楽しい。
ちゃんと最後には感動させてくれるので、トンデモ設定もありかと思える。
前売り特典:吉田玲子書きおろし小説
入場者特典:島田フミカネ描きおろしイラスト(島田愛里寿&みほ)
★★★★★
15/ TOHOシネマズ二条 グラスホッパー
4979
伊坂幸太郎の同名小説を、瀧本智行が映像化。
生田斗真主演。浅野忠信、山田涼介、菜々緒、村上淳、波瑠ほか。
冒頭から最後まで、日本じゃない日本の、渋谷の世界を描いている。そこに棲んでいるのは、殺し屋たち。次々出てくる殺し屋にある意味、笑える。
そこに一般人が絡むと、その一般人も異常に見えてくるから面白い。
菜々緒を筆頭に出演者が、すごい勢いで演技してるのもいい。
★★★★★
15/ TOHOシネマズ二条 <harmony/>ハーモニー
4978
伊藤計劃の同名小説を、なかむらたかし&マイケル・アリアスが映画化。
驚く展開のストーリー。というか重すぎで、アニメに合ってるか?というほどのレヴェル。それが逆に観ていて十分おなかいっぱいになれる。

しかし、スタジオピエロ製作の本作。アリアスらしく随所にCGを使ってるけど画質がイマイチ。振り返りシーンの顔が崩れるところは興ざめ。
★★★★
14/ TOHOシネマズくずはモール コードネーム U.N.C.L.E.
4977 THE MAN FROM U.N.C.L.E.
ガイ・リッチー監督作品。
ヘンリー・カヴィル、アーミー・ハマー、アリシア・ヴィキャンデル、ヒュー・グラントほか。
1960年代に一世風靡したスパイ「0011ナポレオン・ソロ」と同じ原作を映画化。なので名称は、聞いた事のある名前ばかりで既視感。そもそもその情報を入れないまま観たので、「ナポレオン・ソロ」という名前が出て来た時に!!となった。
戦後しばらくの、共産国と、資本国の差が激しい時代。それぞれのスパイが共闘する事になって起こる、コメディタッチのスパイアクション。TVシリーズでは、コメディの要素が強かったように思うんだけど、今作はそこまで笑わそうとはしてないので、スパイモノとしては少し個性に欠けるかなーという感じ。
それでもガイ・リッチー作品の中では出色の出来と言えると思う。
★★★
8/ TOHOシネマズ二条 劇場版MOZU
4976
ポイントで鑑賞。
羽住英一郎監督作品。
西嶋秀俊、香川照之、真木よう子、長谷川博己、池松壮亮がTvシリーズからの続投。
ビートたけし、伊勢谷友介、松坂桃李が新規参加。
やっぱTVドラマのアップグレードは海外かー、と思ってたらすげー大爆発に、キチガのような殺人者。
主人公たちが、ガンガン巻き込まれ危機が迫るという、邦画にはあまりない、エンタテインメントに徹した佳作に仕上がっている。
★★★★☆
8/ TOHOシネマズ二条 ミケランジェロ・プロジェクト
4975 THE MONUMENTS MEN
ジョージ・クルーニー監督主演作品。
マット・デイモン、ケイト・ブランシェット、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ジャン・デュジャルダンほか。
実話を基にした第2次大戦中に米軍が行った、ナチの略奪された美術品の奪還作戦を描いている。
最近の戦争映画によくある一つの事象、シークエンスに特化したものではあるけど、戦闘に特化はしてないので見た目、ちょっと不思議に緩い感じがクルーニー好みだったのかしらと思ってしまう。
美術に明るければ何気に置かれている、略奪された絵画が超1級というのがわかって面白い。
★★★
7/ TOHOシネマズくずはモール エベレスト3D
TCX DOLBY ATMOS 3D字幕ver.
4974 Everest
バルタザール・コルマウクル監督作品。
ジェイソン・クラーク、ジェイク・ジレンホール、ジョシュ・ブローリン、キーラ・ナイトレイ、ロビン・ライト、エミリー・ワトソン、サム・ワーシントンほか。意外と豪華な布陣。
1996年、商売としてエベレスト登山を始めた若者達と、それに寄りかかった登山者の災難を描いている。
どんなして撮ってるの?ほんまにエベレストに行ったの?ってほどリアルな特撮にVFXがすばらしい。
容赦ない自然との闘いをしっかり描いていて、やっぱ8800mOVERは怖いと思わせてくれる。
3D深度:★★★
★★★★★
7/ TOHOシネマズくずはモール PAN ネバーランド、夢のはじまり
TCX DOLBY ATMOS 3D字幕ver.
4973 PAN
シネマイレージ会員価格(1100円)+ATMOS料金(400円)で鑑賞。
「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト監督作品。
リーヴァイ・ミラー、ヒュー・ジャックマン、ルーニー・マーラ、ギャレット・ヘドランドほか。
極彩色のファンタジー。ピーター・パンの生い立ちを描いている。
そのピーターと、フックの関係とか、フックとタイガー・リリーの関係とか、うまくまとめていてその背景を知っていれば、一層楽しめるつくりになっている。
3D深度は、今年1,2を狙えるすばらしい設定。飛び出す!感満載で大満足です。
3D深度:★★★★★
★★★☆
3/ TOHOシネマズ二条 俺物語 !!
4972
河合勇人監督作品。
鈴木亮平主演。永野芽郁、坂口健太郎、寺脇康文、鈴木砂羽共演。
主演が今作も肉体改造で体を大きくさせて、原作そっくりになっているところがすごい。(男前過ぎるけど・・・)
けどヒロインや、親友が微妙に似てないんだよねー。
違和感というよりは、共感出来ない。その顔で、どこに行っても女子がメロメロになるとか、ありえんやろと。まぁ、原作そっくりと言う顔立ちの人間がいるとは思えないけど。
展開もじらしすぎで、間延びしてるところが否めなくてもったいない。
猛男の本気カレンダー
★★★

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