monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2015年7月


26/ MOVIX京都 アリのままでいたい
3Dver.
4925
鴨下潔監督、栗林慧撮影総監督作品。
劇中に登場するのは、栗林慧本人と、地獄のミサワデザインのキャラが動く、箸休めのどうでもいいアニメ。それ以外は、本物の昆虫達。
ナレーションにDAIGO、吉田羊、杉咲花の3人。
栗林慧さんの故郷長崎を舞台に、カブトムシとカマキリ、トンボを中心に特殊なカメラ「アリの目カメラ」を使って生態を興味深く描いている。
50年生きてきてカブトムシの放尿シーンを始めてみた。
その特殊カメラのおかげか、3D深度が異常に広く、特に昆虫の接写シーンは酔いそうになるくらいの立体化。
どうでもいいアニメとDAIGOのナレーションのせいでテンポが崩れて、NHKのドキュメンタリーにしたいのか、民放のバラエティにしたいのか分からなくなってるところが残念。
3D深度:★★★★★
入場者特典:LaQ立体昆虫パズル“チョウ”
★★☆
25/ TOHOシネマズ二条 パージ
4924 THE PURGE
レイトショーで鑑賞。
ジェームズ・デモナコ監督脚本作品。
イーサン・ホーク、レナ・ヘディ、アデレイド・ケイン、マックス・バークホルダーほか。
とにかく穴だらけの法律、1年に1度だけどんな犯罪を犯してもOKという「パージ(開放)法」が可決実施されている未来のアメリカ。
こういうホラー(近代ホラーと言うほうが正しいかなー)は、だいたい余計な事をするヤツがいてこそ次のステップに繋がる。今作は、主人公一家のヲタクな息子。こいつがめんどくさい。そして、この台詞怪しいなと思ったとおりの展開に、なるほどーと思ったものの、これからどうするの?的な悲惨な顛末に、そこら辺はいかにもホラーらしくていいw
★★★
20/ MOVIX京都 HERO
4923
MOVIXの日価格(1100円)で鑑賞。
鈴木雅之監督作品。
木村拓哉主演。
2度のTVシリーズと、1度の劇場版を経ての劇場2作目。
今作は、前シリーズのヒロイン、松たか子と、今シリーズのヒロイン、北川景子との三角関係を軸に、交通事故の案件から大使館を巻き込んだ一大事に発展していって、結局破天荒なキムタクのおかげで無事解決という、いつものパターン。
★★★
20/ MOVIX京都 リアル鬼ごっこ
4922
MOVIXの日価格(1100円)で鑑賞。
園子温監督脚本作品。
トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜、高橋メアリージュン、磯山さやかとほぼ全編に登場するのは、女性のみ。
唯一、キャストされた男性は斉藤工。モブで多数(20人ほど?)登場するも1シーンのみ。街中のエキストラもすべて女性と言う凝りよう。
アルモドバルの女性至上主義ぽい絵になっていて気持ち悪い。
ストーリーは、原作を読まずにタイトルからインスパイアされただけでの脚本なので、今までに公開された3作とは全く違う内容になっていて、原作ファンから結構なブーイングを浴びているらしい。自分としては、原作に全くの興味がないのでどうでもいい感じ。
けど面白ければよかったんだけど、こういう展開かーというところで残念な印象になってしまった。
しかし「極道大戦争」と双璧な作りで、今作は
虚構(ゲーム)の世界の主人公が実は現実の主人公だったという顛末。なるほどとは思ったけど、その展開にスプラッターシーンの繰り返しと言う、そういうシーンを撮りたかっただけ?
★★☆
19/ TOHOシネマズくずはモール インサイドヘッド
吹き替えver.
4921 INSIDE HEAD
ピート・ドクター監督原案脚本、ロニー・デル・カルメン共同監督原案作品。
ピクサー20周年記念作品。
吹き替え版がメインで公開されてるので、時間の都合で仕方なく吹き替え版を観る。
主演に竹内結子、大竹しのぶ、佐藤二朗ほか。
12歳の主人公の感情を擬人化し、それぞれに理性を持たせて行動させると、実は様々な感情が繋がった人間の中ではどうなっているのか、というのを具現化している。そのそれぞれの感情と、思い出という過去の遺産(負の遺産)によって成り立つ人間を、主人公目線、両親目線で描いていて、誰でもどこかにリンク出来るようにで、観ている側の感情がかきむしられる。
同時上映は「南の島のラブソング」海底火山を擬人化して恋愛を描いている。地球規模のモチーフに海洋生物や、アジサシなどが自然に絡んできてすごく雄大で、やさしい作品に仕上がっている。
“今日のあなたは、どんな気持ち?”<感情リンク>ストラップ
★★★★★
12/ TOHOシネマズ二条 バケモノの子
4920
細田守監督脚本原作作品。
役所広司、宮崎あおい、染谷将太、大泉洋、リリー・フランキー、広瀬すず、黒木華ほか。
一応、バケモノ世界という空想の空間を舞台にしてるけど、主人公の前向きな生き方を緻密に描いているだけと言うまっすぐな作品。
そこにいかにもな修行や、実はの伏兵を仕込んだりして展開を面白くし、結果そういう顛末に据えますかー、と一筋縄では済ませないわなー。
細田監督作品は作品数が増えるごとに斜め目線がなくなって、素直に観える様になってきたと思う。
チコのふわふわマスコット
★★★★★
12/ MOVIX京都 映画
ひつじのショーン
バック・トゥ・ザ・ホーム
4919 Shaun the Sheep The Movie
ポイントで鑑賞。
アードマン・スタジオの長編新作。
実際、発せられた言葉は単語くらいで、基本、擬音の羅列で進む脚本。なので分かりやすい展開と、大げさなアクションでお子様にぴったりなアニメ。
素でいるとかわいい主人公達だけど、喋ると口が左右にゆがんで出てくるので一気に個性的になってアードマンらしくなる。
今作も動物に翻弄される主人公(牧場主)だが、規模がちょっと違いすぎてw記憶喪失にまでなってしまうという、完全に事件w
★★★☆
11/ MOVIX京都 ストレイヤーズ・クロニクルズ
4918
瀬々敬久監督作品。
岡田将生主演、成海璃子、白石隼也、染谷将太、伊原剛志、石橋蓮司ほか。
生まれつき改造された寿命の限られた子供達の悲劇のアクションムービー。
しかし、そのアクションが浮ついてて、ほとんどダメな感じでもったいない。ハリウッドムービーのように、見せ方をもっとがんばらないと。
またインサートのフォントが腐ってる。よくこんな文字を採用したな、と。
日本のX-MENを作りたかったんかなー。と言っても遺伝子操作と、他の生物と掛け合わせで作った子供達だから、そもそも成り立ちが違うけど。
★★☆
11/ TOHOシネマズくずはモール ターミネーター:新起動
ジェニシス
3D字幕ver. TCX DOLBY ATMOS
4917 TERMINATOR GENISYS
ポイントで鑑賞。
アラン・テイラー監督作品。
アーノルド・シュワルツェネガー主演、ジェイソン・クラーク、エミリア・クラーク、ジェイ・コートニー、J・K・シモンズ、イ・ビョンホンほか。
1作目から巻き込んでの、ある意味リブート作品。つまりシリーズ3と4はなかったことになってしまった。特に4は面白かったから残念。
T-800が老化する設定wや、ナノマシンで構成された新型ターミネーターや色々工夫がしてあり、なおかつ過去に未来に行ったり来たりと、がんばった脚本。
そもそもタイムスリップモノは破綻しないと作れないので、細かい事は言わない。とにかく前作までよりは上回ってたらそれでOK。つまりケレン味がどれだけ出せるか、だね。そういう意味では、4以上にいい出来ではある。
3D深度:★★★★★
入場者特典:エンドスケルトンうちわ
★★★★★
5/ TOHOシネマズ二条 チャイルド 44
森に消えた子供たち
4916 CHILD 44
「デンジャラス・ラン」のダニエル・エスピノーサ監督作品。
主演にトム・ハーディ(「マッドマックス」)とノオミ・ラパス。共演にゲイリー・オールドマン、ジョエル・キナマン(リメイク「ロボコップ」)、ジェイソン・クラーク(「ターネーター」)、ヴァンサン・カッセル、マックス・フォン・シドーがカメオ出演してる。
ロシアの連続殺人鬼アンドレイ・チカチーロの事件をベースに、当時のロシアの政治的思想、政治的行動に遮られ、人としてのあり方を確立してゆく主人公の話。
連続殺人の解明をメインにしているわけではなく、当時のロシアの個人と言うアイデンティティがあまりに不自由な国を知らしめる意味も込めた脚本なのかと思われる。
最近は推理モノがないから、あっても雑だし、こういうのこそそっちをメインにして欲しかった。
特製LEDブックライト
★★★
5/ T-JOY京都 コードギアス 亡国のアキト
第4章 憎しみの記憶から
4915
特別料金(1200円)にて上映。
赤根和樹監督作品。
今となっては戦闘シーンが派手であればあるほど「面白い」と思ってしまう。つまり本筋は、つまらないのだ。
TVシリーズのギアスと、いうほど繋がりがないように感じるので。
★★★
4/ TOHOシネマズくずはモール アベンジャーズ
エイジ・オブ・ウルトロン
4914
ジョス・ウィードン監督脚本作品。
シリーズ2作目。マーベル・シネマティック・ユニバースとしては、11作目。
今回から登場したキャラクターは、スカーレット・ウィッチ、クイックシルバー、ウルトロン、ヴィジョンの4人。
強烈な戦闘シーンから始まり、今回の根幹になるウルトロンの誕生。双子の超人と、そこから新たに生まれたヴィジョンという関係が、分かりやすく設定しなおされてすごくいい。
前作までの個性的なキャラクターを保ちつつも、付かず離れずがうまく表現されて、世界を舞台に破壊を繰り返し、次回作「キャプテンアメリカ:シビル・ウォー」に繋げると言う荒業もやってのけている。
しかし元々
マグニートーの息子であるクイックシルバーをいとも簡単に殺してしまうのは驚きである感動でもある。
そのあとの新生アベンジャーズ(キャップ、ブラックウィドゥ、ウォーマシン、ファルコン、スカーレット・ウィッチ、ヴィジョン)も、ちょっと軍色が強くなって、間違った方向に行きそうでwさてどうなる?って感じ。
ウルトロン・タッチペン
★★★★★

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