monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2015年5月


31/ MOVIX京都 新宿スワン
4902
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
園子温監督作品。
綾野剛主演。山田孝之、伊勢谷友介、沢尻エリカ、山田優ほか。
ヤンマガの同名コミックを実写化。これがそういう色なんだろうけど、マガジンは相変わらずはぐれものを題材にしてるんですね。
色々切り口があるようですが、今回はキャッチが主人公。
まぁ、いいように書いてるなー。こんな志のキャッチがいるわけがないwwwww
今回は綾野剛の演技の幅を見られて良かった、だけかな。
★★☆
31/ MOVIX京都 夫婦フーフー日記
4901
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
前田弘二監督作品。
佐々木倉之助、永作博美主演。杉本哲太、高橋周平ほか。
ブログから書籍化されるという、最近ではよくあるケースの映画化。
大変だ大変だと言ってても、自分で茶化してるようで乗り切れない。一応、泣かすシーンはあるけど、泣かせたいのか、笑わせたいのか微妙な演出?脚本?のせいで思い入れが深まらない。
永作の演技は超安定でいいですねー。
★★★
30/ TOHOシネマズ二条 ピッチ・パーフェクト
4900 Pitch Perfect
レイトショーで鑑賞。
ジェイソン・ムーア監督作品。
アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、ブリタニー・スノウ、エリザベス・バックスほか。
ポスターが配布された時点で「セックス&ザ・シティ」のような恋愛沙汰を描いた作品かーと思ってたけど、全然違って大学のアマチュア・アカペラサークルのサクセスをコメディタッチで描いた快作だった。
容赦ない落とし方で笑わせたり、しっかり歌える役者を揃えてたりと、どっちも超満足。その上!歌われる曲が70〜80年代のアメリカンポップスが中心なんで、よく知ってる曲ばかりで、アガルアガルw
★★★★★
30/ T-JOY京都 誘拐の掟
4899 A WALK AMONG THE TOMBSTONES
スコット・フランク監督脚本作品。
リーアム・ニーソン主演。ボイド・ブルックス、ブライアン“アストロ”ブラッドリーほか。
「ラン・オールナイト」に続いてのクライムアクションムービー。
こうも連続で同じような作品に出るなー、と思っていたら一応違うんだねー。
前者は、生きるために悪人のなって、抜け出せなくなった男。こちらは元刑事である事件をきっかけに私立探偵になった男。
恐ろしい殺人シーンも、その結果も出てこないので、サイコサスペンスの様相だけど、主人公のアクションに重きを置いたものだったのが残念。
リーアム“ヨロシク”手ぬぐい
★★★☆
24/ MOVIX京都 駆け込み女と駆け出し男
4898
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
原田眞人監督脚本作品。
原案は井上ひさしの小説「東慶寺だより」。
東慶寺を舞台に江戸時代の女性の生き様を描いている。
大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり主演。樹木希林、キムラ緑子、木場勝己、内山里名ほか。
さすがの井上ひさし。とにかく脚本がすばらしい。言葉遊びから、一言の重みから。
大泉洋はすごい役者になりましたねー。
★★★★★
23/ MOVIX京都 メイズ・ランナー
4897 THE MAZE RUNNER
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
ジェイムズ・ダシュナー原作のラノベをウェス・ボールが映像化。3部作の1作目。
若手の主演格はディラン・オブライエン、カヤ・スコデラリオ、トーマス・ブロディ=サングスター、ウィル・ポールター、アムル・アミーン、キー・ホン・リーほか。ベテランではパトリシア・クラークソンほか。
まずは思ってた以上には面白かった。けどやっぱり展開のすべてが唐突すぎて、各人の展開に思い入れが出来ないので特に感情を高ぶらせる事なく静観という感じ。そもそもの設定(太陽の膨張により地球が死滅とか、それと並行して蔓延する新種のウイルスによる人類の激減とか)のわりに主人公の閉じ込められた空間の緑の多さに疑問だったり、謎の機械と融合した生命体(これは人間と合成したミュータント?)の存在といい、中二病ぽいなー。
★★★
23/ TOHOシネマズくずはモール チャッピー
4896 CHAPPiE
ニール・プロムガンプ監督共同脚本作品。
シャールト・コプリー、デーヴ・パテル、ニンジャandヨーランディ・ヴィッサーほか。シガニー・ウィーヴァーとヒュー・ジャックマンがすごくいい役で出演。
南アを舞台に「第9地区」「エリジウム」に続く近未来ハードコアSFの3本目。
3本の中では一番、地に足付いたと思ったら・・・後半、おかしなことになってきたでーとw
宇宙人、機械化人間、次は
完全機械化ときたかー。
とにかく主人公チャッピーの特撮全般がすばらしい。ライバルのムースもすばらしい。チンピラのニンジャ&ヨーランディもすばらしい。
毎回、劇中のキャラクター誰かを、相当憎そい役に設定するプロムガンプもすばらしい。
ボクが描いた“チャッピー”イヤホンジャック・ストラップ
★★★★★
14/ T-JOY京都 ゼロの未来
4895 THE ZERO THEOREM
テリー・ギリアム監督作品。
クリストフ・ヴァルツ主演。デヴィッド・シューリス、ルーカス・ヘッジス、メラニー・ティエリーほか。
またノンクレジットでマット・デイモンが重要な役どころで登場。最近の隠し刀っぷりがハンパないw
退廃した世界観はまさにギリアム節。そんな絵作りの画面で解析の仕事の携わる主人公の、自我の意味を探す話。
強烈に意味がわからない展開。いや各シークエンスの意味は分かるけど、その背骨が何のことかわからんw
ポストカード
★★
14/ TOHOシネマズ二条 シグナル
4894 THE SIGNAL
ウィリアム・ユーバンク監督共同脚本作品。
ブレントン・スウェイツ主演。オリビア・クック、ボー・ナップ、ローレンス・フィッシュバーン共演。
冒頭のモキュメントカットから、中盤一転してシチュエーションムービーになって、最後は大どんでん返しでシャマラン化。
中盤、もうちょっと小出しにしてくれてもいいと思ったほどのクライマックスの展開は、SF好きにするとテンションMAXになれます。
けど悪い意味でwシャマランの再来。
ポストカード
★★★★☆
14/ MOVIX京都 ラン・オールナイト
4893 RAN ALLNIGHT
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
ジャウム・コレット=セラ監督作品。
リーアム・ニーソン主演。エド・ハリス、ジョエル・キナマン、ヴィンセント・ドノフリオ、ボイド・ホルブルック、コモンほか。
どうしたんやリーアム・ニーソン。なんでアクションばっかり出てるんや。今回は、一層ゴリゴリのアクション(車とガンだけど)クライムムービー。
ありがちな設定、アイルランドコミュニティの元殺し屋。家族とも絶縁されて、半アル中の主人公に、その息子の危機に「昔取った杵柄」のパワー全開で街中駆け巡って敵対する相手を殺しまくる・・・。
元々殺し屋=激しく過去が黒い、って役をよくニーソンが受けたなーと。と思ったらクライマックスにこうなるのかーと言う展開。これがなければこの役を受けなかっただろうな、と。
★★★☆
13/ TOHOシネマズ二条 ブラックハット
4892 blackhat
マイケル・マン監督作品。
クリス・ヘムズワース主演。ワン・リーホン、タン・ウェイ、ヴィオラ・デイヴィス共演。
犯罪者として収監されている天才ハッカーと、香港の原発をハッキングしたテロリストの対決を描いている。
前半はその原因を探るために、よくあるハッキングを追うまでを、そして中盤びっくりするほどの起承転結の転になって、そこからは一気に復讐劇に変わってジェットコースター状態。
脚本の姿勢というか目線の違いになんかついていけない、と思ったけどこういう展開もありなんかなーと考えると改めて思う。
アメリカにいるのは冒頭数10分で、あとはアジアに移動してて、これって完全に中国資本のハリウッドムービー。あまりにあからさまで笑える。
★★★☆
13/ TOHOシネマズくずはモール Zアイランド
4891
ポイントで鑑賞。
品川ヒロシ監督脚本作品。
芸能生活30周年および出演映画111本の哀川翔主演。風間俊介、RED RICE、宮川大輔、窪塚洋介、中野英雄ほか。
鶴見辰吾と、鈴木砂羽、クーちゃんの演技、というか役がすばらしい。
コメディシーンのくどさとか、なんかどっか観た事あるシーンがそこここにあったりとか、うーん。脚本かなー、ダメなのは。
★★★
10/ MOVIX京都 脳内ポイズンベリー
4890
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
水城せとなの同名少女コミックの実写化。
佐藤祐一監督作品。
真木よう子、西島秀俊主演。神木隆之介、吉田羊、古川雄輝、成河ほか。
この夏、ディズニーアニメで公開する「インサイドヘッド」と同じ設定の感情ごとに擬人化して、それぞれが競合するという展開。
今作は少女漫画らしく恋愛に終始するのだが、よく考えると頭の中の感情に性別があるのがちょっと笑う。男に女の性格が分からないように、女に男の性格が分かるとは思えない。感情による性別の差だろうけど、ちょっと違和感。
★★☆
9/ TOHOシネマズくずはモール 百日紅
-Miss HOKUSAI-
4889
杉浦日向子原作の同名コミックを原恵一がアニメ化。
杏、松重豊、濱田岳、高良健吾ほか。
素直なアニメーションの中に親子愛があふれる佳作。
冒頭にお栄が母親と自分の分の弁当(お昼ご飯)を買ってきて食べるシーンがあるけど、江戸の時代からほか弁のようなものがあったのかと感心。
また浮世絵に関しての目線も興味深く感心しきり。
クリアファイル
★★★★
8/ T-JOY京都 ビリギャル
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
4888
土井裕泰監督作品。
有村架純、伊藤淳史主演。野村周平、あがた森魚、安田顕、吉田羊、田中哲司ほか。
実話なんで脚色してるでしょとか、またオチないんでしょとか思ったら、予想を裏切る面白さ。
どちらかと言うと、「情熱大陸」でも取り上げられた塾講師(伊藤淳史)が主人公なんだけどね。その一風変わった授業(?)が功を奏するということを証明したのが今作の主人公。基礎的素質があってこその偏差値急上昇かもしれないけど、ここまで清い展開には映画らしくていい。
バリバリの名古屋弁(と言っても語尾くらいだけど)の映画も久々に見た気がする。
★★★★
6/ T-JOY京都 コードギアス 亡国のアキト
第3章 輝くもの天より堕つ
4887
赤根一樹監督作品。
シリーズ3作目にしてやっと、元主人公2人登場!!
それ以外は特筆するところはない。
入場者特典:生コマフィルム
★★★
1/ TOHOシネマズ二条 海にかかる霧
4886 HAEMOO
「グエムル」のポン・ジュノ製作脚本、シム・ソンボ監督脚本作品。
キム・ユンソク、パク・ユチョン、ムン・ソングン、キム・サンホ、ハン・イェリほか。
またやってくれました。韓国映画。限界をギリギリ超えた人間心理を激しく描いている。
儲けられなくなった漁師が選んだ密入国の手助け。そこからの転落の仕方がハンパない。
その容赦なさに、逆に笑えてきて・・・すごいw
主演の一人、元東方神起のパク・ユチョンが、若い頃の石原裕次郎に見えて、いい意味で存在感がある。
マグネット
★★★★★
1/ TOHOシネマズ二条 THE NEXT GENERATION
パトレイバー 首都決戦
4885
押井守監督脚本作品。
筧利夫、福士誠治、千葉繁、真野恵里菜、高島礼子。ゲストに森カンナ。
7章13話に続く、初長編実写映画。
全作観てるから分かるけど、見てない人が「映画」としてコレをはじめて見るとナンじゃコレらしいです。やっぱシリーズモノの弱点ですな。けど、劇場限定じゃなく全国公開なんだよね、これ。
作品としては、なんとアニメ劇場長編作「パトレイバーU」の続編になるのね。
これは・・・一層敷居が・・・上がるよね。
というのが一般的目線ですが、個人的にはすげーよく出来てると思います。ていうか変に伏線を張り巡らせず、1本筋をしっかり描いているのがいい。
押井、ちゃんとやれば出来るじゃん、って感じ。
唯一気になるのが、シリーズ通してだけど主役格の登場人物全員、1作目の焼き直しをしていて、何でそんな事をする必要があったのか全く理解が出来ない、というところ。
イングラム フィンガーパペット
★★★★☆
1/ MOVIX京都 フォーカス
4884 Focus
映画の日(1100円)で鑑賞。
グレン・フィカーラ&ジョン・レクア監督脚本作品。
ウィル・スミス、マーゴット・ロビー主演。
クライマックスのどんでん返しに特に微動だもせず…。
スリの手法も見せないので、あーうまいんだ程度。今の世の中、犯罪映画は成立しないのかもしれない。
★★☆

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