monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2015年4月


26/ MOVIX京都 寄生獣 完結編
4883
山崎貴監督脚本VFX作品。
CGとライブの融合が相変わらず見事。
原作の哲学的な展開も、猟奇的な展開もしっかり描いていて、さすが昭和のコミック。
ラストが原作と微妙に違うところが気にはなったけど、まぁそれを差し引いても最高の出来。
★★★★★
25/ MOVIX京都 シンデレラ
4882 Cinderella
ケネス・ブラナー監督作品。
リリー・ジェームズ、ケイト・ブランシェット、ヘレナ・ボナム=カーター、リチャード・マッデンほか。
ストーリーは言わずもがなの展開なので特に取り上げる事はないけど、今までと違う点が特撮の向上に伴う、ファンタジーシーンの演出。
要素を残しつつ変化していく家畜や庭に住むトカゲたち。微妙にキモさを残しつつ人間化していくのはさすがハリウッドと言ったところ。
ケネス・ブラナーの堅実な演出も安心材料。
同時上映の「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」は、すごい勢いで展開するのでついていくのに必死w
★★★☆
25/ MOVIX京都 龍三と七人の子分たち
4881
北野武監督作品。
藤竜也、近藤正臣、中尾彬、安田顕、下条アトム、勝村政信、ビートたけしほか。
今までとはちょっと違うコメディタッチの仁侠映画に仕上がっている。そこにバスと乗用車のカーチェイスなども盛り込まれ、まるでジャッキー・チェンの香港映画の様相で面白い切り口だと思う。
相変わらず細かいパーツも後々生かされてるところも満足。
北野監督作品の中でも上位に入るほどのいい出来。
★★★★☆
19/ TOHOシネマズ二条 エイプリルフールズ
4880
ポイントで鑑賞。
TVドラマ出身の石川淳一初劇映画監督作品。
戸田恵梨香、松坂桃李、寺島進、高橋努、浜辺美波、高嶋政伸、リリイ、窪田正孝、滝藤賢一、富司純子、里見浩太朗ほかの、群像劇。
いくつかの筋から細かく絡んで展開し、後半で泣かしにかかる展開。
出演者が演じる役が、それぞれ今まで観たことのあるような役ばかりで意外性がない。
結局、何処にもって行きたいのか微妙に分かりにくい演出がさすがTVドラマ出身という感じ。
★★★
19/ MOVIX京都 マジック・イン・ムーンライト
4879 Magic in the Moonlight
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
ウディ・アレン監督脚本作品。
コリン・ファース、エマ・ストーン主演。アイリーン・アトキンス、マーシャ・ゲイ・ハーデンほか。
コート・ダジュールを舞台に、奇妙な立場の恋愛劇を軽妙に描いているところはさすがウディ・アレン。
言葉遊びも面白く、やさしい人間関係も見ていて楽しい。
★★★★
18/ TOHOシネマズ二条 セッション
4878 WHIPLASH
レイトショーで鑑賞。
デイミアン・チャゼル監督脚本作品。
マイルズ・テラー主演。本作でオスカーの助演男優を受賞したJ・K・シモンズ、ポール・ライザー、ネイト・ラング共演。
音楽映画にありがちなサクセス系かと思いきや、どんでん返しに次ぐどんでん返し。後半のドキドキ感は予想を上回ってすばらしい。
主人公の性格の悪さや、師匠のサディスティックな教育法とか、クライマックスに向けての設定と考えると良く設計された脚本だと思う。
★★★★★
18/ TOHOシネマズくずはモール ワイルド・スピード
スカイミッション
4877 FAST&FURIOUS 7
ジェームズ・ワン監督作品。
シリーズ7作目にして、ポール・ウォーカーの遺作になった本作。
極悪人を絵に描いたような敵(ジャイモン・フンスーと我らがジェイソン・ステイサム)と、正義の味方(カート・ラッセル)の登場に、グレーだった立場が一気に正義に傾きそれを貫く展開。その清さが最近では逆に珍しく小気味良い。
アクションもCGが手伝ってか妥協もないし、ポール・ウォーカーのダブル(CGらしい)がちょっと無表情だけど、それも気にならないほど主人公達のキャラ立ちっぷりがパワー全開でいい。
エンドクレジット前の追悼シーンと曲には号泣出来る。なんだか邦画のような展開にも100点。
前売り特典:オリジナル3連キーホルダー(ワイルドver.)
入場者特典:"ファミリーの証"ステッカー
★★★★★
12/ T-JOY京都 カイト
4876 KITE
ラルフ・ジマン監督作品。
インディア・アイズリー主演。サミュエル・L ・ジャクソン、カラン・マッコーリフ共演。
梅津泰臣原作の同名アニメ(R指定)を原作に、近未来の荒廃したアメリカを舞台に繰り広げられる殺戮劇。
と言っても言うほどスプラッターでもゴアでもなく、アクションもすげーってほどでもなく、ファッションもどこかで見た感じだし、何処を切っても残念な出来。
入場者特典:梅津泰臣描き下ろしイラストステッカー
★★☆
12/ MOVIX京都 バードマン
あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
4875 BIRDMAN or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督脚本製作作品。
マイケル・キートン主演。エドワード・ノートン、エマ・ストーン、ナオミ・ワッツ、ザック・ガリフィアナキス共演。
オスカー4冠を受賞したある意味、問題作。
「バードマン」聞き間違えると「バットマン」とも取れる、キートンの人生まんまを演出しているようなそんな、元スーパーヒーロー役で名を馳せた俳優の再起をかけた舞台のドタバタを描いている。
とにかくマイケル・キートンがすばらしい。元々顔つきが異常者なのに、正常を振舞って活躍しようとしてもボロがでまくってw劇中で起こる超能力現象は、普通に出来そうに思えるから笑える。
★★★★★
5/ MOVIX京都 ソロモンの偽証
後編・裁判
4874
先行上映のため定価(1800円)で鑑賞。
成島出監督作品。
完結編の後編は、日本では珍しい裁判をメインにした作品に仕上げているけど、内容は実際の裁判とは違い、主催の中学生目線の必要事項を開示していくという展開。
前作からテンションの下がらない続編は珍しい。下がらないどころか、感情を鷲掴みにされるほどの展開がすごい。
主人公である少年少女の勢いがすばらしい。ここまでやらせるかという。
★★★★★
5/ MOVIX京都 ジヌよさらば〜かむろば村へ〜
4873
鑑賞クーポン(1200円)で鑑賞。
いがらしみきお原作コミックを、松尾スズキが監督脚本出演。
松田龍平、阿部サダヲ、松たか子、西田敏行、片桐はいり、荒川良々、村杉蝉之介、伊勢志摩、モロ師岡、皆川猿時ほか。二階堂ふみがインパクトのある役で出てるけど、カメオ的な位置なので驚かせ程度かな。
お金アレルギーの主人公を巡って、松尾スズキ率いる劇団大人計画の主要俳優達と、おかしく神秘的な人間模様を描いていて、なんだか日本の原風景、というかいつか見た田舎の生活を垣間見るようなそんな作品になっている。
それでも原作よりマイルドなキャラ設定になってるところが笑える。そこら辺は、さすがいがらしみきおらしい。
★★★★☆
4/ TOHOシネマズ二条 ジュラシック・アイランド
4872 DINOSAUR ISLAND
レイトショーで鑑賞。
マット・ドロモント監督作品。
ダリウス・ウィリアムズ、ケイト・ラスムッセンほか出演。
オーストラリア映画らしい、誰?の出演者たち。その上、演技が全然うまくない。
ある意味主人公である恐竜は、最新の仮説に則った羽の生えたものを採用しており、巨大鳥類になっていていい感じ。色も極彩色で悪くないと思ったけど、青赤の取り合わせが多くて、バリエーションが少なく感じた。
あと、実写とCGの合成部分がまだまだ甘いね。
これって劇場用じゃなくて、博物館とかで上映する用なのかな?
入場者特典:恐竜ブック
★★☆

BACK