monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2014年6月


29/ TOHOシネマズ二条 トランセンデンス
4744 Transcendence
ウォーリー・フィスター監督作品。
ジョニデ主演。レヴェッカ・ホール、モーガン・フリーマン、ポール・ベタニー、キリアン・マーフィー、ケイト・マーラほか。
キリアン・マーフィーも出てるからクリストファー・ノーラン作品かと思ったら、単に過去作でのスタッフが終結しての作品だった…。
回路に入ったAI、それも人の形をしたAIが、すべての回線を使って世界をのっとろうとする。それを冒頭の電気のなくなった世界から、そうなるまでの経緯として描いている。
ノーランの好きそうな世界ではあるが、切り口に天才的ひらめきのようなものが感じられなくて、なんだか平坦な展開だと思ってしまった。
ジョニデはいい役で出てるけど、ジョニデである必要はない役でもある。
おでかけディップICパスケース
★★★★
29/ TOHOシネマズ二条 ラストミッション
4743 3Days to Kill
ベッソン原案共同脚本、マックG監督作品。
主演にケヴィン・コストナー。アンバー・ハード、コニー・ニールセン、ヘイリー・スタインフェルド共演。
ベッソンらしいキレのあるアクションと、いつもありそうでなさそうな不思議な起因にテンションが上がるw
コスナーは脇が多かった最近の作品と比べて、さすがに主演となると輝きますな。こんな感じの変化球が似合うので、もっと色々出てほしいところ。
"ケヴィン"コースター
★★★★
29/ TOHOシネマズ二条 攻殻機動隊ARISE
border:3 Ghost Tears
4742
特別興行(1200円)で鑑賞。
浜名孝行監督作品。
シリーズ3作目は、トグサの合流。
ここまで細かく登場人物たちのバックグランドを描く事は求められてることなのか?と思ってしまう出来。
なんだかなるようにしてなった、と言う展開に意外性をどんどん感じなくなっていく。
また、画質が一気に下がった気がしましたが、どうでしょう。
入場特典:MANUAL BOOK 03
★★☆
28/ MOVIX京都 渇き。
4741
MOVIX会員入会特典(1000円)で鑑賞。
中島哲也監督作品。
役所広司主演。共演に小松菜奈、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、中谷美紀、黒沢あすか、オダギリジョーほか。
「嫌われ松子〜」「パコと魔法の絵本」「告白」の中島ムービーシリーズと言ってもいい、強烈な色彩と、心情を力で表現したような演出。
面白いけど、フラッシュバックで繰り返し出てくる陰影の強いシーンがちょっと苦手。
話が進むたびにキズだらけになっていく登場人物が痛い。
★★★☆
28/ T-JOY京都 オールドボーイ
4740 OLDBOY
スパイク・リー監督作品。
ジュッシュ・ブローリン主演。サミュエル・L・ジャクソン、エリザベス・オルセン、シャールト・コプリー共演。
日本のコミックから韓国映画になり、それと原作をベースにしたのが今作。内容は原作とも韓国版とも違い、特にラストはそういう切り口ですか、と感心。
理不尽な私設刑務所のようなところに押し込められて20年。その20年の意味が、徐々に分かりその20年後に開放される意味が強烈で怖い。
スパイク・リーというより理性の根源を問うつくりになっている。
★★★★
22/ TOHOシネマズくずはモール 円卓
こっこ、ひと夏のイマジン
4739
行定勲監督作品。
芦田愛菜主演の、ベタベタの大阪の子供のひと夏を描いたジュブナイルムービー。
そのベタベタが、今までにないくらい徹底してて、寒気がするくらい見事。
微妙に違う大阪弁の同級生や、在日、どもりの幼馴染。どれを取ってもリアリティに満ち満ちている。
芦田の姉役の三つ子が一人で演じているというをあとで知って驚愕したり、全身タイツの変質者が、ローリー寺西にしか見えない件も満点の一つw
★★★★★
22/ TOHOシネマズくずはモール 300帝国の進撃
3D字幕ver.
TCX、DOLBY ATMOS
4738 300
RISE OF AN EMPIRE
ノーム・ムーロ監督、ザック・スナイダー脚本製作作品。
前作からはレナ・ヘディとロドリゴ・サントロ、アンドリュー・ティアナンが続投。
新たな主演にサリバン・ステイプルトン、エヴァ・グリーン。
前作は、全体に銀残し風なカラーに仕上げていて、正直観にくい所が気になったり、結果の見えてる戦の顛末を見せられても落ち込むだけだったけど、今作は上向きのストーリーに全体に観やすい(アート系じゃない)タッチになって上がる上がる。その上、3D深度をすごく研究したのか、そもそも3Dの使い方はコレと決めて作ったのか、すばらしいけれん味たっぷりの映像になっていて、この3Dを観ずに何を見る?というくらいすばらしい。
敵であるペルシャは前作に続いて強大で容赦ないところも上がる。
3D深度:★★★★★
★★★★★
21/ TOHOシネマズ二条 サード・パーソン
4737
レイトショーで鑑賞。
ポール・ハギス監督脚本製作作品。
リーアム・ニーソン、キム・ベイシンガー、エイドリアン・ブロディ、ミラ・クニス、ジェームズ・フランコ、マリア・ベロほか。
パリ、ローマ、ニューヨークを舞台に観ていて死にそうなほど濃い群像劇。
ストーリーが進むと、どんどん各人の境遇が見えてきていい脚本。
それでも今までの監督作品と比べるとまだ甘いかなw
★★★☆
14/ TOHOシネマズ二条 春を背負って
4736
TOHOの日価格(1100円)で鑑賞。
木村大作監督脚本撮影作品。
松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、小林薫、新井浩文ほか。
前作「剣岳 点の記」からシリーズのように今回は立山の山小屋を舞台に家族の模様を描いている。
しっかり面白いけど。あまりの普通な展開とサントラがテンション下げる感じ。
豊悦が風来坊の山男を好演。
★★★
14/ TOHOシネマズくずはモール ノア 約束の舟
ドルビーアトモスver.
4735 Noah
ダーレン・アロノフスキー監督作品。
ラッセル・クロウ主演。ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンスほか。
特撮はすごいし、ドルビーアトモスもいい感じだったけど、聖書に書かれた物語である本作は、やっぱキリスト原理主義と言わざるを得ない展開。
啓示を受けた狂信者か、脳に異常があるから聞こえないはず見えないはずのものを感じるからか、とにかくノアと言う男は、神に逆らわなかった唯一の人間の末裔でありため、世界の大洪水を聞かされて〜、そこから先は有名ない話ですね。
で大多数の人間は同類を殺めたカインの末裔で、肉を食う(殺生)事を中心に生きていき、自分だけの利益のために存在すると言うもの。そうかー、今居るすべての人間がカインの末裔かー、とw
ていうかね、1つがいでその種が繁栄するはずないんですけどねー。肉食獣はどうするの?誰を自分の血と肉にするの?w
★★★☆
8/ TOHOシネマズ二条 ニード・フォー・スピード
4734 NEED FOR SPEED THE MOVIE
EAの同名レースゲームをベースにしたハリウッドでは多い、カーアクションムービー。
スコット・ワウ監督製作総指揮編集作品。
アーロン・ポール、ドミニク・クーパー(「キャプテン・アメリカ」「デビルズ・ダブル」)、イモージェン・プーツ、怪優マイケル・キートン出演。
コミック原作のハリウッド大作が多く登場する中、ゲーム系も負けじと映画化されてるけど、ほとんどがイマイチな感じの仕上がりだけど、これもどちらかと言うとイマイチな部類かな。
とにかくスーパーカーで、公道をレースします。終わり。そこに、それは違法ですよと言わんばかりに公僕が食い下がる。それが面白くない。今の時代、そうしないとアホなユーザーが多すぎて真似するから、こういうことしたら処罰を受けるんだよ〜って言わないといけないんでしょうね。そのせいですべてがイリーガルという位置になって、夢が0%って感じ。
マイケル・キートンの位置って、もしかして「仮面ライダー鎧武」のぐっさん?てことはぐっさん、ぱくり??w
★★★
8/ TOHOシネマズ二条 ポンペイ
3D字幕ver.
4733 POMPEII
ポール・W・S・アンダーソン監督製作作品。
キット・ハリントン、エミリー・ブラウニング主演。キャリー=アン・モス、アドヴェール・アキノエ=アグバエ、ジャレッド・ハリス。元々悪役顔のキーファ・サザーランドの名演技も見もの。
これがハリウッドだ!!と言わんばかりのディザスターっぷりwこの惜しみない見せ方は、嘘八百でもありでしょう。
いろいろ文句はあると思いますが、これはこれで正解例だと思う。
監督最高傑作とも言える作品で、近年では嫁のヨボビッチが1カットも登場しないw
3D深度は「アバター」と並列のすばらしさ。さすが初期の頃から3D撮影を導入してるだけの事はあり、カメラワークが絶妙で見事。
3D深度:★★★★★
★★★★☆
8/ TOHOシネマズ二条 ゴジラ
60周年記念デジタルリマスター版
4732
1000円にて2週間限定公開。
本多猪四郎&円谷英二監督作品。
宝田明、河内桃子主演。平田昭彦、志村喬共演。
言わずと知れた怪獣映画の祖である名作。改めて観ても、そのすごさに感動。
人間ドラマの中にある、得体の知れない恐怖。作り出してはいけないもの作ったものの使命。その力強い大和魂(侍魂?)は、最近の日本人にはない、もちろん自分にもないものであこがれるし、そうなりたいとも思える。
デジタルリマスターの威力と言うか、効力と言うか、とにかくモノクロでも鮮明でゴミ一つない画質がすばらしい。
★★★★★
7/ TOHOシネマズ二条 グランド・ブダペスト・ホテル
4731 The Grand Budapest Hotel
レイトショーで鑑賞。
ウェス・アンダーソン監督脚本発案製作作品。
レイフ・ファインズ、ティルダ・スウィントン、トニー・レヴォロリ、ジュード・ロウ、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラム、ハーヴェイ・カイテル、エドワード・ノートン、シアーシャ・ローナンほか豪華キャスト。
回想という形で進む在りし日の名物コンシェルジュと、時代背景、遺産を巡る陰謀を絵本のようなタッチで描いている。
平面的なカメラワークにこだわっていて、それがまた不思議な雰囲気を醸し出している。
個人的に監督作品で一番好きな映画。
★★★★☆
7/ T-JOY京都 女子ーズ
4730
福田雄一監督脚本作品。
主演に桐谷美玲。藤井美菜、高畑充希、有村架純、山本美月、佐藤二朗ほか。
キャラデザインの島本和彦のイラストそっくりの小さいおしりと、小ぶりな胸の桐谷美玲がすごい。初めていい役者に見えた。
怪人の造形もどれも良く出来ていて、なおかつ巻き込まれ型戦隊隊員の日常をベースに描いているため「ガッチャマン」のようにおかしなことになってない。
監督は去年今年と年3本撮っていて、以前の三池崇史監督とも肩を並べるほどの勢い。次回作の「アオイホノオ」が楽しみで仕方ない。
クリアファイル
★★★★☆
1/ MOVIX京都 MONSTERZ
4729
かの中田秀夫監督作品。
なのでホラー色がそこここに溢れてて、重圧感のある作品に仕上がっている。
藤原竜也、山田孝之、石原さとみ、田口トモロヲ、落合モトキ、太賀ほか。
冒頭のタイトルとエンドクレジットのタイトルが違い、そこがこの作品の根幹であると言える。
見せ方は面白いし、さすがの中田演出だけど、台詞が中ニ病を発症したような言い合いで笑えるw
平たく言うと日本のミュータント(X-MEN)映画。
★★★
1/ MOVIX京都 マンデラ
自由への長い道
4728 MANDELA:A Long Walk To Freedom
ジャスティン・チャドウィック監督作品。
「パシフック・リム」で好演したイドリス・エルパ主演。ナオミ・ハリス共演。
ネルソン・マンデラの大統領になるまでを描いたドラマ。
攻撃的であり、女好きであるマンデラを、獄中の酷い仕打ちを受けたマンデラを克明に再現してて、「人」としてのマンデラが描かれていて実に興味深い。
ただ正直なところ、ここまでの差別と言うのを感じた事がないので現実味がなく、想像力に欠ける自分の脳を残念思ってしまった。
★★★★
1/ MOVIX京都 THE NEXT GENERATION
-PATLABOR-
#02.98式再起動せよ
#03.鉄拳アキラ
4727
特別興行(1500円)で鑑賞。
辻本貴則(2話)、湯浅弘章(3話)監督作品。
今回は前回と違いよりパトレイバー色が強いと思ったけど・・・、残念ながら単に押井色の強いヲタク映画だった。
2話はヲタクっぽい笑いのコメディ。3話は立喰師風味のコメディ。
ガンダムやダグラムのパロディとか全然笑えネー。
まだ前半なので期待はしていきたいけど、大きな期待はやめとこう・・・。
入場者特典:鉄拳アキラトレカ
★★☆

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