monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2014年2月


23/ T-JOY京都 ダラス・バイヤーズ・クラブ
4678 DALLAS BUYERS CLUB
ジャン=マルク・ヴァレ監督編集作品。
マシュー・マコナヘイ主演。ジャレッド・レト、ジェニファー・ガーナー、スティーブ・ザーンほか。
テキサスはダラスの実在したHIVに感染したカウボーイの自力で抗生剤を輸入(違法)し、感染患者に会費のみで配る。
HIVに感染するのは同性愛者でしかなく、感染すると唾液でさえ感染源になると信じられた時代。その上、同性愛差別も酷く、主人公もそんな一人だったものが、自分が感染する事によって変わっていく心情が心に染みていく。
マシューの激痩せもそうだけど、クィア役のジャレッド・レトがまたすばらしい。この人は毎回全然違った顔で演技してくれて、最高の役者の一人だと思う。
★★★★★
23/ T-JOY京都 モーレツ☆宇宙海賊
亜空の深淵
4677
佐藤竜雄監督脚本作品。
ラノベ「ミニスカ宇宙海賊」シリーズのTVアニメについでの劇場アニメ化。
ゲストキャラと主演のマリカの親との関係が明らかになりつつ、「モーレツ☆〜」の世界を構築する重要な素材の新たな展開を描いている。
思った以上に面白いけど、予想の範疇の展開で新鮮味はあまり感じない。
入場者特典:サイン(印刷)入りポストカード(マリカ&グリューエルver.)、栞、新聞のセット
★★★
23/ TOHOシネマズ二条 キック・アス
ジャスティス・フォーエバー
4676 Kick-Ass 2
ジェフ・ワドロウ監督脚本作品。
クロエ・グレース・モレッツ、アーロン・テイラー=ジョンソン主演。クリストファー・ミンツ=ブラッセ、ジム・キャリー、ジョン・レグイザモ共演。
シリーズ2作目も主演2人は続投。
前作と比べアクション要素が上がり、青春の要素も前作のヲタクよりではなく、いかにも青春ドラマというところがすごくいい。
敵役の殺し屋連中の個性も大爆発で、前作から続投のクリストファー・ミンツ=ブラッセ(マザファッカー)も振り切った演技で面白い。
前作より面白い結果というシリーズもめずらしい。
変身ネックウォーマー(ヒットガールver.)
★★★★☆
22/ TOHOシネマズ二条 東京難民
4675
ポイントで鑑賞。
「半落ち」「夕凪の街桜の国」の佐々部清監督作品。
中村蒼主演。大塚千弘、青柳翔、山本美月、金子ノブアキ、中尾明慶ほか。
普通の大学生が半年で、ネカフェ難民→底辺のホスト→日雇い→ホームレスになるまでをリアルに描いている。
それを転落ととるか、転機ととるかは当人次第という見せ方に見えた。そこがよかった。
主人公のどう転ぼうと、タバコを吸い続ける様があさましくて、こいつは共感出来んなーと思ってたら、心根がいいヤツという映画らしい設定が助かってクライマックスがどう考えてもプラスになる可能性が低いのに、すがすがしい。
★★★★★
16/ TOHOシネマズ二条 土竜の唄
潜入捜査官 REIJI
4674
同名コミックを三池崇史が実写化。
生田斗真主演。堤真一、仲里依沙、遠藤憲一、岡村隆史ほか超個性派揃いの配役。
「新しき世界」のぶっとんだ設定の潜入捜査モノ。ぶっとんだ、というより・・・バカにした?wとも言える。さすが劇画が原作という感じ。
それをお得意の演出と脚本(宮藤官九郎)でうまく料理してて、予想を上回る面白さ。これが別の監督だったら、もっとチープに、もっと上っ面のみの映像での出来上がりになったと思う。
★★★★
16/ MOVIX京都 大統領の執事の涙
4673 THE BUTLER
「ペーパーボーイ」のリー・ダニエルズ監督製作作品。
フォレスト・ウィテカー主演。オプラ・ウィンフリー、ジェームズ・マーデン、ジョン・キューザック、ロビン・ウィリアムズ、ルーヴ・シュライバー、アラン・リックマン、ジェーン・フォンダ、テレンス・ハワード、キューバ・グッディング・Jr、レニー・クラヴィッツ、ヴァネッサ・レッドグレイヴの超豪華配役。
黒人の激動の時代を生きた一人の執事を描いた作品。
今までも何度も黒人差別の映画は映画は観たけど、ここまでいろんな運動の元に時代が移っていく様を描いたのは初めてじゃないかなー。
「物」から「道具」になり、「人」になる黒人の人権復権の大変さと、忠実で実直な執事の人生が絡み合う脚本がすごくいい。
★★★★☆
15/ TOHOシネマズ二条 エージェント:ライアン
4672 JACK RYAN:
SHADOW RECRUIT
レイトショーで鑑賞。
ケネス・ブラナー監督出演作品。
ジャック・ライアンシリーズとしては5作目、プリークウェルシリーズとしては1作目。やっぱ3部作かなー。
最近、ステレオタイプな役ばかりのクリス・パイン主演。これで、またエージェントw
共演にケヴィン・コスナー、キーラ・ナイトレイ。それにケネス・ブラナー。そのケネス・ブラナーが、ロシア人と聞いて、え!?って感じ。ロシア人に全く見えないんですけどー、と思ったら本人が監督かーいw
シェイクスピア俳優であり監督である彼が、最近は「マイティ・ソー」とか撮り出して、今度は「シンデレラ(実写版)」と!!
ドラマと言う視点では及第点以上の監督なんで何の違和感もないし、アクションもそこそこいい感じ。クライマックスの使い捨て感もいい感じ。
★★★★
11/ TOHOシネマズ二条 スノーピアサー
4671 SNOWPIERCER
「グエムル」のポン・ジュノ監督作品。
「キャプテンアメリカ」のクリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ジョン・ハート、エド・ハリス、ジェイミー・ベル、そして今回存在だけでも脅威なのに、恐ろしくインパクトのある、ある意味彼女だけを観に行っても損したとは言えないティルダ・スウィントン共演のSF。
温暖化を食い止めるべく投入された化学兵器によって大気が一瞬にして凍り、死の世界と化した地表を、1年掛けて無限軌道のように5大陸を走り続ける自走自活列車が舞台。
その超距離列車には、生きるためのすべてのものが自活して生きていけるというのだけど、あまりにトンデモ設定過ぎて・・・。いや、その着眼点は悪くないけどー。
乗車パスポート型オリジナルノート
★★★
9/ TOHOシネマズ二条 ラッシュ/プライドと友情
4670 RUSH
ロン・ハワード監督作品。
クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール主演。
実在のF1ドライバー、ジェームス・ハントとニキ・ラウダの確執にも似た友情の過程を描いている。
実在するF1のエピソードの中でも屈指の面白さだと思っているシーズンとドライバーを映像化、というだけで鳥肌モノなのに、あのロン・ハワードがメガホンと聞いてハズレるとは到底思えなく、まさにその通りの出来に仕上がっている。
チャレンジグなカメラワークは、ともすればドキュメンタリーにも、単なる記録映画にもなりえる題材を、ダイナミックなハリウッドムービーにのし上げている。
当時の風俗、空気感、音楽がまるでそこに存在し見てきたかのように感じさせてくれる。
ハント(マクラーレン)vsラウダ(フェラーリ)の図式の周りに、ティレ(たいれる)、リジェ、ロータスなどの名車に、アンドレッティ、イクス、レガッツォーニなどの往年の名ドライバーがちりばめられ最高の舞台である。またフェラーリ伝説のオーナー、エンツォ・フェラーリが激似。
ネックストラップ
★★★★★
9/ T-JOY京都 劇場版
TIGER&BUNNY
The Rising
4669
米たにヨシトモ監督作品。
劇場版としては2作目に当たるけど、前作から16ヶ月掛かっての続編なんで大丈夫かと思ったら、前作より面白く仕上がっていた。
豪勢なゲストキャラも多数登場するけど、主軸はTVシリーズからのヒーローたち8人の葛藤と活躍になっているので感情移入しやすい。
ちゃんと映画らしいダイナミックさもあり、シリーズ1面白いと思った。
前売り特典:「ぐったりタイガー」キーホルダー
入場者特典:数量限定!西田征史書き下ろしHEROES COLUMN CARD/ブルーローズ
★★★★☆
8/ T-JOY京都 新しき世界
4668 新世界
レイトショーで鑑賞。
パク・フンジョン監督脚本作品。
東のりそっくりのイ・ジョンジェ主演。ファン・ジョンミン、チェ・ミンシク共演。
潜入捜査官の主人公と、韓国マフィアの兄貴分、警察の恩師との関係を濃密に描いていく。
韓国映画らしい容赦ない暴力と、サスペンス。主人公の感情の移り変わりに心が奪われる。
「オールド・ボーイ」以来チェ・ミンシクの出演してる映画は、出来る限り観る様にしてるけど、やっぱハズレナシ?その上今回は、ファン・ジョンミンがすごい。サブイボたちまくる名演です。
韓国ノワールを見るのは初めてだけど、ここまで面白いとは思わなかった。
★★★★★
2/ TOHOシネマズ二条 アメリカン・ハッスル
4667 AMERICAN HUSSLE
デヴィッド・O・ラッセル監督脚本作品。
クリスチャン・ベール、ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレン、エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー出演。
実話をベースにしたクライムムービー。
チンケな詐欺カップルが市を巻き込んで、しまいにマフィアにまで目を付けられ、FBIまで巻き込んでの騒動に発展していくという、脚本がすばらしい。
あと、クリスチャン・ベールのだらしない体型と、ジェニファー・ローレンスのウザさもすばらしい。
カメオでロバート・デ・ニーロがラスベガスのカジノを牛耳る伝説のマフィアを往年の役まんまで登場して感動。
★★★★☆
2/ TOHOシネマズ二条 マイティ・ソー
ダーク・ワールド
4666 THOR
THE DARK WORLD
アラン・テイラー監督作品。
シリーズ2作目も配役は全く同じで違和感ナシ。
ストーリーとしては「マイティ・ソー」から3年、「アベンジャーズ」から1年経った時系列。
敵のデザインの良さと強大さ、「ソー」らしい次元の行き来、ロキとソーの腐女子萌えフラグの見事さwとか、見所満載。
次は「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」だっ!
3D深度:★★★
クリアファイル
★★★★☆
2/ TOHOシネマズ二条 ザ・イースト
4665 THE EAST
ポイントで鑑賞。
ザル・バトマングリ監督脚本作品。
ブリッド・マーリング主演。アレキサンダー・スカルスガルド、エレン・ページ、ジュリア・オーモンド、パトリシア・クラークソンほか。
政府に雇われたエコテロリストの潜入捜査団体(というより会社)から派遣された主人公の目線が変わっていく様を描いている。
自分の考え方としては、なんでもそうだけど「極」だの「原理主義」だのいう主義は単なるエゴであり、まさにテロリストと変わらない思うわけで。
劇中ではそれぞれの思いがあってしかるべきだけど、けどやっぱ強行する姿勢には嫌悪感しかないから、いくらそれぞれの境遇があるにしても共感は出来ない。
そのリアルさが強烈でいい。
★★★★
1/ TOHOシネマズ二条 バイロケーション【裏】
4664
映画の日価格(1000円)で鑑賞。
先月公開の【表】とどんだけ違うのかテンションMAXで行きつつ、なんだか怪しい気もしてたら・・・後者で大当たりだった・・・。
エピローグとエンドクレジットの主題曲が違うだけという残念さ。これならソフト販売の時に「もう一つのエンディングver.同時収録」とかにすれば売りになったと思うけど、劇場でここだけ違うので1000円以上払って観るのはある意味詐欺ですね。
まぁ、本筋が十分すぎるほど面白いので、2度見たから劣化するという事はないけど、上向きエピローグ(というよりトンデモ結末)を持ってくるんだったら、本編中も色々ちりばめてほしかった。
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1/ MOVIX京都 ウルフ・オブ・ウォールストリート
4663 THE WILF OF WALL STREET
映画の日価格(1000円)で鑑賞。
マーティン・スコシージ監督、レオナルド・デュカプリオ主演。
実在の株取引で不正し億万長者になった主人公の話。
株取引に才能を見出せて、ある意味アメリカンドリームを築けたのに、いかにもな顛末で転げ落ちていく。
そんな主人公に何の同情も感じない。
しかし、最近のデュカプはこんな役ばっかりやなー。
★★★★☆

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