monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2014年1月


26/ MOVIX京都 アイム・ソー・エキサイテッド!
4662 LOS AMANTES PASAJEROS
ペドロ・アルモドバル監督作品。
冒頭に登場するアントニオ・バンデラスとペネロペ・クルスのカメオ出演以外、覚えてる俳優はいない。
名作を次々生み出しているアルモドバルだけど、自分は今作が初見。
それが・・・サイアクだw
何だこの映画。ゲイを主人公で舞台を旅客機内だから、スラップスティックコメディだと思ったら言うほど笑えないし、相変わらず(と聞いている)のセックス描写は激しいし。何処を楽しめばいいのか分からんかった。
これがスペイン映画なら、自分は付いていけないなぁ。
ミニクリアファイル
★★
26/ MOVIX京都 小さいおうち
4661
山田洋次監督作品。
松たか子、黒木華、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子出演。
昭和前期のイケイケの日本を背景に青春時代を過ごした老人の回想と、平成に生きるゆとりな孫との会話で進んでいく。
関東大震災後、中国との続く戦争(というより日本の侵略)、そして第2次大戦という激動は背景のみで、一切そのシーンは出てこない。出てこないが台詞で日本国が上がったり下がったりする事で世相が分かるようになっている。それが一市民の目線なんだろうと思う。
そこに主人公達の思惑が交差する。
愛情深い名作。
におい袋
★★★★★
26/ T-JOY京都 オンリー・ゴッド
4660 ONLY GOD FORGIVES
ニコラス・ウィンディング・レフン監督脚本製作作品。
ライアン・ゴスリング主演。クリスティン・スコット・トーマス、ヴィタヤ・バンスリンガム共演。
「ドライヴ」の監督主演の2人が組んだコンビの今作は、舞台をタイに移しやりたい放題の外人と、強固に治安を守ろうとする警察(所長)の対立が主軸。
正直、クズ外人なんかどうなっても良いやんと思ってたら、最後までこの展開!?という。ある意味、「主人公」というスタイルを覆した問題作といえる。
「ドライヴ」同様、不足気味な説明が心地いい。
★★★★☆
25/ TOHOシネマズなんば ゲノムハザード
ある天才科学者の5日間
4659 無名人
キム・ソンス監督作品。
日本人の書いた小説が原作で、9割日本でロケ、主演も日本人の日韓合作だけど、製作は韓国なので、韓国映画かな。
西島秀俊、キム・ヒョジン、真木よう子ほか。
自分が誰なのか分からなくなっていく中で、謎の韓国人に追われ、美人韓国人報道人に助けられていく。
タネ明かしは、まぁまぁなるほど・・・いや・・・トンデモサイエンスかな。それがSFという見た目じゃなかったので違和感しかなかった。
★★☆
19/ TOHOシネマズ二条 バイロケーション【表】
4658
安里麻里監督作品。
水川あさみ主演、浅利陽介、滝藤賢一、豊原功補ほか。
タイトルのバイロケーションとは、自分の別人格で勝手に自我を持ったコピーで、半径1.5km以内にしか出現できないとか制限はあるものの、その性格が各個の性格を際立たせているため、勝手にし放題。判別法は、鏡に映らない事のみなので、注意しないと翻弄される。
設定が面白く、展開もどんでん返しも予想以上にいい。何よりバイロケの出現の仕方が「リング」の貞子に近くて、毎回身構えてしまうw
主題歌の黒夢もすげー雰囲気に合っていていい。
「裏」が2月に公開だけど、これはどうなっていくんだろ。
★★★★★
18/ TOHOシネマズ二条 エンダーのゲーム
4657
「ツォッツィ」「ウルヴァリンX-MEN ZERO」のギャビン・フッド監督脚本作品。
エンサ・バターフィールド主演。ハリソン・フォード、ヴィオラ・デイヴィス、ベン・キングスレー共演。
最近では珍しいゴリゴリのSF。けど、主演は少年、それもショタ好きな柔い面の。それが良いのか悪いのかは好みの問題だねー。自分はマイナスだけど。
子供主演ということで、展開は多少ヘヴィーでもありきたりというか仕方ないんでしょうけど。主人公はハミゴで、覚醒すると最強とか。
しかしクライマックスの大どんでん返しの清さに満点でもいいくらいの出来。
前売り特典:缶バッジ
入場者特典:ポストカードセット
★★★★☆
18/ TOHOシネマズ二条 黒執事
4656
「NANA」の大谷健太郎×「TIGER&BUNNY」のさとうけいいち監督作品。
水嶋ヒロ、剛力彩芽主演。優香、山本美月ほか。
実写とアニメの監督のコラボという変則的なスタイルの演出はいい方向に作用したようで、アニメだか実写だか分からない演出が面白い。
原作ではがっつりゴシック調のヨーロッパ感満開だけど、それを期待すると激しく萎える。出来ればもうちょっとリンクさせてほしかったところ。
それなら執事の中身をもっと見せてファンタジー色を強めてほしかったかなー。
<命令だ。><御意に。>メモパッド
★★★☆
13/ MOVIX京都 ジャッジ!
4655
ポイント利用(1000円)で鑑賞。
永井聡監督作品。
妻夫木聡、北川景子主演。鈴木京香、豊川悦司共演。
主人公の嘘つけない性格がウザい。ウザすぎる。最後の展開まで共感できない。
コメディとしては及第点だけど、松竹だけど東宝ぽいお気楽感が悲しい。
★★★
13/ MOVIX京都 インシディアス 第2章
4654 Insidious Chapter 2
ポイント利用(1000円)で鑑賞。
シリーズ2作もジェームズ・ワン監督原案作品。
      パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、バーバラ・ハーシーほか。
  「死霊館」とかぶりまくって(監督と主演)wこちらの続編と思い、さすがすげー早いなーとか思ったら間違ってたww
前作「インシディアス」では、クライマックスで悪魔の間ともいえる悪魔のいる場所(部屋)で突然ファンタジーに振ってたところが残念だったけど、今作はそんな前作からの完全な続編。
冒頭で起こる1980年代の怪奇現象が、??と思っているとそれが主人公たちと深く関わって、どんどん真相があばかれて解決に繋がっていくという、なんだか推理物のような趣もあり、怪奇現象が実はすべて意味があったんだよという、ワンにあるまじき感動まで呼び起こす、いい意味で裏切られる名作。
★★★★☆
12/ TOHOシネマズ二条 トリック劇場版
ラストステージ
4653
レイトショーで鑑賞。
堤幸彦監督作品。
仲間由紀恵、阿部寛主演の人気シリーズの最終作(多分)。
まぁ、いつものメンツでいつものようにすっとぼけた展開で、クライマックスはえらい事になってしまうという。さすが最終作と言うだけあって、しっかり落としていてびっくり。まぁ、それでも続編は作れると思うけどねー。
正直「SPEC」といい、最近堤監督作品が自分に合わなくなって来てる気がしてる。面白いし、よく考えた演出ではあるけど、観たからって何も自分の中で増えないんだよねー。
★★★
12/ T-JOY京都 キリング・ゲーム
4652 KILLING SEASON
招待券で鑑賞。
      「デア・デビル」「ゴーストライダー」のマーク・スティーブ・ジョンソン監督作品。
      デ・ニーロ×トラボルタの初共演。
ボスニアの大虐殺に関わった2人の終わらない戦争を描いている。
冒頭の虐殺シーンから、アメリカの森での攻防まで、往年のデ・ニーロらしい(というと変かも)ハードな展開だけど、クライマックスからエピローグにかけては、近年のデ・ニーロを象徴するような演出になっていて、コントラストが大きい。そこを是するか非とするかは見た人の感情次第か、とは思うけど自分はありでした。
劇中、ある拷問シーンに引きまくる。
★★★☆
11/ TOHOシネマズ二条 麦子さんと
4651
ポイントで鑑賞。
吉田恵輔監督脚本作品。
堀北真希、松田龍平、余貴美子主演。
松田聖子の「赤いスイートピー」に乗せて現代の主人公と、あっけなく亡くなったその母親の青春時代jのリンクを描いている。
とにかく主人公の性格が悪くて感情移入できない。親の愛を一切受けずに育ったから仕方ないのかもしれないけど、クライマックスの心情の露呈がないと全く賛成できない。
それでも十分感動できるのは監督の手腕かなー。次回作の「銀の匙」に期待。
★★★★
11/ TOHOシネマズ二条 大脱出
4650 ESCAPE PLAN
ポイントで鑑賞。
ミカエル・ハフストローム監督作品。
スタローン×シュワルツェネッガー2度目の競演。ジム・カヴィーゼル、50セント、サム・ニール、ヴィンセント・ドノフリオほか。
スタローンメインで往年の名脇役を揃えた脱獄アクション。そこにシュワちゃんのうさんくさい監房仲間が関わって・・・という厚み。
正直、期待してなかったけど予想外に面白い。
筋肉バカぽいけど、実はかしこいんだよーってところは、実際のスタローンに似ててw、友好的なシュワちゃんという位置もいかにも、な感じ。
入場者特典:クリアファイル
★★★☆
5/ TOHOシネマズ二条 マイヤーリング
4649 Mayerling
ポイントで鑑賞。
オードリー・ヘップバーン唯一の未公開作と言うことで公開。それもTV放映(なので画面サイズは4:3)で、マスター(というか現存してるのが?)が白黒なので、モノクロ上映。
アナトール・リトヴァク監督製作。共演にメル・ファーラー、レイモンド・マッセイほか。
展開は使い古された「ロミオ&ジュリエット」かと思いきや!なんと
無理心中
それでいいの?!と思うクライマックスでした。
画質はさすがに古い作品だけあって、前面に紗が掛かったようなモノクロだけど、それが逆にいい感じに思えました。
オードリー・ヘップバーンの愛くるしい表情は、やっぱいいですねー。
★★☆
5/ TOHOシネマズ二条 はれときどきミートボール2
フードアニマル誕生の秘密
2D吹き替えver.
4648 Cloudy with a Chace of Meatball 2
コディ・キャメロン&クリス・パーン監督作品。
シリーズ2作目。
絵的には前作同様に創造的で、魅力的だけど、脚本があまりに陳腐。
今時、善悪がはっきり分かれてたり安すぎる展開に眠くなってしまった。
それと、TOHOの3Dが一番見やすいと思って買ったムビチケだったけど、二条では3D上映がないという罠にはまってしまった…。
★★☆

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