monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2013年10月


27/ TOHOシネマズ二条 グランド・イリュージョン
4608
ルイ・レテリエ監督作品。
ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、アイラ・フィッシャー、モーガン・フリーマン、マイケル・ケインほか。
「まやかし」に当たるマジック、メンタリズム、スリなどを生業とする主人公達が、謎の人物に招集され高名なイリュージョン集団となり、犯罪のような事を始めだす…。
義賊のような立場で因縁のある金を回したりしてるけど、実は…。という予想外の展開になっていく。
そこはすごくいい。けど、劇中に出てくるイリュージョンがどうしても映画的に見えるので、無理がある気がして仕方ない。それでもイリュージョンの監修はカッパーフィールドなんだよね。ライブじゃないと特撮でなんとでもなるやん、とは思ってしまう。
けど映画としては、なるほど面白いと思う。
フリクション・カラーペン【オレンジ】
★★★☆
27/ TOHOシネマズ二条 ナゾトキネマ【出題編】
4607
リアル脱出ゲームの加藤隆生企画原案、中村義洋メイン監督、劇中短編を鶴田法男、上田大樹が分担して監督。
主演に川口春奈。共演に高畑淳子ほか。
実験ムービーの趣。入場時に解答用紙とペンが配られ、3本の劇中短編上映中は場内が明るくなりメモしやすくしてあり、劇中短編終了後シンキングタイムを3分設けられ、全上映最後には10分与えられる。上映終了後、解答用紙を解答ボックスに出して終了。
てその解答用紙ってどうなんの?w
J-ホラーの監督、鶴田法男を起用するとかいい感じですが、ベースになってる話は薄っぺらい。
★★★☆
27/ TOHOシネマズ二条 ダイアナ
4606 Diana
オリバー・ヒルシュピーゲル監督作品。
ナオミ・ワッツ主演。ナヴァーン・アンドリュース共演。
タイトル通り元英国王室のダイアナのスキャンダルから離婚、パパラッチに追われての最後までを描いた作品。
ナオミ・ワッツはすげーがんばってるけど、なんか全然違う。何が違うか分からないけど、ナオミ・ワッツにしか見えない。
また彼女の取り巻く環境は途切れてないから、ある意味生き証人の取材はいくらでも出来ると思うので、ある程度事実に基づいてると思うけど、そこまでドラマチックでもないし…。
そらそうか、ド貧困でも、DVまみれでもないし。有名税の酷い状態に囲まれた主人公の奇行という感じ。
オリジナルケース&バラの香り(イングリッシュローズ)の<エアーフレッシュナー>
★★★☆
26/ T-JOY京都 魔法少女まどか☆マギカ
[新編]叛逆の物語
4605
宮本幸裕監督作品。
新編というからまっさらか、リブートかと思ったら、前作からの続きと言う形。
アクションも因縁も控えめで、因果的な世界観とか、友情とかをベースに小難しく描いている。
前2作と比べると、絵も安定してるし、ストーリーに筋も通ってるけど、残念。
前売り特典:クリアファイル
入場者特典:Magica Quarter寄せ書きミニ色紙(さやか&杏子)
★★★
20/ MOVIX京都 キッズ・リターン 再開の時
4604
MOVIXの日価格(1000円)で鑑賞。
北野武組で助監を続けた清水浩監督脚本作品。
主演に平岡祐太と三浦貴大。共演に倉科カナ、杉本哲太、中尾明慶、市川しんぺーほか。
タイトル通り北野竹監督作「キッズ・リターン」の続編。
クライマックスで一応感動したものの、それまでの作りがVシネかと思うほど安っぽい。これは北野武との差かと思い知らされる気がする。
北野映画ではよく出てくる狂言回し役のドロップアウトしかかってる人間(市川しんぺー)も空回りもはなはだしいし。
クライマックスの感動もある意味強引なんだなーと思わざるを得ない。
★★★
20/ MOVIX京都 人類資金
4603
MOVIXの日価格(1000円)で鑑賞。
福井晴敏原作脚本、坂本順治監督脚本作品。
佐藤浩市主演、森山未来、観月ありさ、香取慎吾、仲代達矢、ユ・ジテ、ヴィンセント・ギャロほか。
詐欺師の主人公が国際社会の暗部に飲み込まれていく様を描いている(んじゃなかなーw)。
ドラマとして主人公の行動が1本筋が通っているけど、その背景が大きく展開していくので、後半何を描きたいの?という事ばかりが沸いては消えの繰り返しで、なおかつファンド(投資)詐欺もベースにしているので、目線がよく分からなくなった…。
★★☆
19/ TOHOシネマズ二条 ゴースト・エージェント R.I.P.D.
3D字幕ver.
4602 R.I.P.D.
ダークヒースコミックの同名コミックを原作に、ロベルト・シュヴェンが映像化。
主演は、これでマーヴル、DCに続きコミック原作映画に出演するライアン・レイノルズ。共演にジェフ・ブリッジス(「アイアンマン」)、メアリー・ルイーズ・パーカー、ケヴィン・ベーコンほか。
「エイリアンvsカウボーイ」と同じくらいあっさりした原作を、どう料理するのかと思ったら、キャッチコピー通りまんま「ゴーストバスターズ×メン・イン・ブラック」。なにか新しい試みがあるかと思いきや、原作のように地獄が出てくるわけでもなく、単にイリーガルな亡霊が、地獄の門を開いて亡者を降臨させようと言うたくらみを地上で阻止するというだけ。
亡霊のデザインもイマイチだし、3D深度も中途半端かなー。
3D深度:★★★☆
★★★
14/ TOHOシネマズ二条 クロニクル
4601 CHRONICLE
TOHOの日価格(1000円)で鑑賞。
ジョシュ・トランク監督作品。
デイン・デハーン、アレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダン、マイケル・ケリー出演。
近年まれに見る民度の低いクズ人間が主人公。マイナス環境からマイナス感情しか生まれなくなった主人公が、偶然謎の物体に触れることで超能力を得て・・・というもの。その展開としては、なるようになったという感じで逆に安心w
モキュメンタリーの様相で展開するストーリーは、常に主人公からの1人称かと思いきや、備わった能力を使って3人称にしたり、ブログヲタの女子カメラ目線になったりとよく出来ている。
「X-MEN」の根幹であるミュータント排除の方向性を根源を作ったような見事な作品。
パンフなし
★★★★★
14/ TOHOシネマズ二条 トランス
4600 TRANCE
ダニー・ボイル監督作品。
ジェイムズ・マカヴォイ主演。ヴァンサン・カッセル、ロザリオ・ドーソン共演。
タイトルはトランス状態の意味で、それがキモになった難解な作品。
二転三転する主張に振り回される主人公達。のように見せるカメラ、という感じ。こちらを振り回すための登場人物たちの思惑が、結局、あれ極悪人って・・・誰?的になる。
いい脚本を映画化するよなーダニー・ボイルという感じ。
パンフレットは、フォックスサーチライトの通信誌も兼ねた第1号になっている。
★★★★
12/ MOVIX京都 ランナウェイ 逃亡者
4599 The company you keep
ポイント利用(1000円)で鑑賞。
ロバート・レッドフォード監督製作主演作。
シャイア・ラブーフ、ジュリー・クリスティ、ニック・ノルティ、スーザン・サランドン、クリス・クーパー、テレンス・ハワード、リチャード・ジェンキンス、スタンリー・トゥッチといい役者揃い。これも監督の魅力か。
ロバート・レッドフォードは、70年代のテロリスト、革命、反戦、そういうものから逃れられないようなのかしら。と思える。この年になっても彼の青春時代を引きずった役にしか思えない。
★★★☆
12/ MOVIX京都 死霊館
4598 THE CONJURING
ポイント利用(1000円)で鑑賞。
実話を元にしたホラーを「SAW」シリーズのジェームズ・ウォンが映像化。
実話を元にしたホラー。
お化け屋敷レヴェルの楽しいゴーストの恐怖にさらされる家族。見た目がゴージャスでtんションの上がる(つまり怖い)演出がいい。
しかし、アメリカには都市伝説としても、田舎の人里はなれたところには食人だの、ありそうだと思う。
★★★★
6/ TOHOシネマズ二条 パッション
4597 PASSION
ブライアン・デ・パルマ監督脚本作品。
レイチェル・マクアダムス、ノオミ・ラパス主演。
冒頭から敬愛するヒッチコック様的展開。申し訳ないですが、ヒッチコック風味のデ・パルマ作品は飽きた。
しかしエロチックサスペンスという確固たるスタイルが見事でもある。ぶれなさ過ぎという意味でw
〈女性〉にまつわる袋綴じ格言集
★★★
5/ T-JOY京都 レッド・ドーン
4596 RED DAWN
レイトショーで鑑賞。
ダン・ブラッドリー監督作品。
クリス・ヘムズワース、ジョシュ・ペック、ジョシュ・ハッチャーソン、ブレット・カレン、ウィル・ユン・リーほか。
超タカ派のジョン・ミリアスの1984年の同名作品(邦題「若き勇者たち」)のリメイク。
前作ではソ連の侵攻だったものが、今作は北朝鮮とロシアの共謀に変更されている。まぁ、北朝鮮だけでは無理だと判断しての事は正しいと思うけど。北朝鮮ならやりかねない、か?w
前作では、ブラッド・パックの面々が大活躍したけど、今作では若者で有名なのでクリス・ヘムズワース、ジョジュ・ハッチャーソンくらい。ちょっと寂しいかな。
★★★☆
5/ T-JOY京都 R100
4595
松本人志監督脚本出演作品。
主演、大森南朋。大地真央、寺島しのぶ、片桐はいり、冨永愛、佐藤江梨子、松尾スズキ、渡部篤郎ほか。
本編とそれを傍観する試写室の面々という、複数の立場で展開する今までの松本映画と同じ、全編コントのような展開の作品。
R100はその劇中映画の作品名でもあり、言葉通り100歳未満鑑賞不可という。
主人公が特殊なSMクラブに登録したことで起こる日常的弊害が、どんどんエスカレートして・・・思わぬ方向に進んでいく。
その思わぬ方向も、今までの松本映画らしい奇想天外なもの。
処女作から今作まで、CGと特撮を効率よく効果的使ってるもいい。
前売り特典:“ど”付きS/M宣言バッチセット
入場者特典:「club BONDAGE」メンバーズカード
★★★★☆

BACK