monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2013年8月


31/ T-JOY京都 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない
4576
長井龍雪監督作品。
TVシリーズから一歩踏み込んで、主人公6人それぞれの目線から当時の思い(総集編)とこれからの行動を描いて、最終到達点である「めんま」との出会いを描いている。
いい展開の脚本で、クライマックスの盛り上げ方がハンパなく見事。こんなに感動させられるとは思わなかった。
入場者特典:泣いてもいいんだよボックスティッシュ
 超平和バスターズウェルカムポートレート(めんま)
★★★★★
31/ MOVIX京都 マン・オブ・スティール
3D吹き替え版
4575 MAN OF STEEL
クリストファー・ノーラン原案製作、ザック・スナイダー監督作品。
ヘンリー・カヴィル主演。エイミー・アダムス、マイケル・シャノン、ケヴィン・コストナー、ラッセル・クロウ、ダイアン・レイン、ローレンス・フィッシュバーンほか。
前作「スーパーマン・リターン」は、その前クリストファ・リーブ3部作からの完全な続きというスタイルから、完全にリブートした作品。
前作まで使われた象徴的なウィリアムズの主題曲は使われず、今までのスーパーマン映画と決定的に違うところが、クリプトン星内の文化と、地球での幼少期の歪んだ人生を描いているところ。
決定的な主題曲がないため、なだらかで荘厳な曲と、ラジオのようなノイズを全編で使い、レトロフィーチャーな世界観のクリプトン星に違和感を感じるものの、切り口としては斬新。幼少期から青年期にかけてのイジメ、自分に対するふがい感は、TVシリーズ「スモールヴィル」にも通じるスーパーマン(カル=エル)の甘い記憶として描かれている。そこには育ての父親の死もあったりと、超感動的。
スーパーマンとしての現代の話では、かのゾット将軍の復活、地球への征服という未曾有の危機と、かのパワーで戦う姿を描いていて爽快。けど街を壊すのはスナイダー節?でやりすぎw
唯一気に入らないところが、思ってたイメージと全く違うエイミー・アダムスのロイス・レイン。
3D深度:★★★★
スーパーストラップ
★★★★★
25/ TOHOシネマズ二条 スター・トレック
イントゥ・ダークネス
3D字幕ver.
4574 STAR TREK
INTO DARKNESS
J.J.エイブラムス監督製作作品。
メインキャストは、前作と変わらずクリス・パイン、ザッカリー・クイント、サイモン・ペッグ、ゾーイ・ソルダナ、カール・アーバンほか。
ゲストに、ベネディクト・カンバーバッチ、ピーター・ウェラー、アリス・イヴ。
予告では惑星連邦軍に恨みを持つテロリスト的な敵との対峙を描いているのかと思ったら!!なんとカンバーバッチが
カーンとな!!これは予想を裏切るすばらしい設定。その上、各所にちりばめられたSTネタ(と言ってもすべてを知ってるわけではないんだけど)が程よく、ヲタク心をくすぐり、圧倒的な火力の新造戦艦になすすべもないエンタープライズ。見所満載だ。
エイブラムスの「スタートレック」は、いい化学反応だといえる。
3D深度も実写にしては効果的で、奥行きと手前(飛びだす)をうまく使い分けて表現していて見る価値あり。
3D深度:★★★★★
★★★★★
25/ TOHOシネマズ二条 ガッチャマン
4573
タイトル通り、タツノコプロダクションのTVアニメ「ガッチャマン」の実写化。
佐藤東弥監督作品。
松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平がメインキャスト。ほかに初音映莉子、中村獅童。今回唯一原作にそっくりな南部博士の岸谷五朗。
ものすごい量のVFXスタジオが関わってすごい映像を作り出してる・・・はずなのに、何も残らない。面白い(喜劇)わけでもなく、ハードなアクションぽくもなく、ディザスターな雰囲気もない。
あれか、全体に危機感が感じられないのか。どこも悪いところはないと、思うんだけど全然残らない。
やるなら「ヤッターマン」くらいはっちゃけて欲しい。
★★★
24/ MOVIX京都 ホワイトハウス・ダウン
4572 WHITE HOUSE DOWN
かのローランド・エメリッヒ監督作品。
チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス主演。マギー・ギレンホール、ジェイソン・クラーク、ジェームズ・ウッズ、リチャード・ジェンキンスほか。
直接ホワイトハウスを攻略されて、ガタガタする話。ガタガタし過ぎだけど。
その上、偶然居合わせた主人公の娘が全部掻っ攫う展開に、イライラが止まらない。いいからテロリストなら子供くらい殺して。そこは世間体考えるんや。あほちゃう、としか思えなかった。
エメリッヒ作品は、ほんまに博打やね。8割がたクズ映画だから。
特製ワシントンD.C.マップ/US版ポスター
★★☆
24/ MOVIX京都 宇宙戦艦ヤマト2199
第7章 そして艦は行く
4571
シリーズ上映最終作になるのに、クオリティが間に合わなかったとかで、一部短縮しての上映、ということで過去最低のポイント。
それだけじゃなく、前半に当たる23,24話の脚本、これでいいの?今までの緻密な展開から、なんだかダイジェストのように進んだと感じましたが。
画質もばらつきがあったし、なんだか失速感が否めない。
TV放映で補完します。
入場者特典:エンブレム型メタリックステッカー&ポストカード
★★★☆
19/ TOHOシネマズなんば 劇場版 NHKスペシャル
世界初撮影!深海の超巨大イカ
4570
特別料金(1400円)で上映。
NHKスペシャルのスペシャルver.それにメイキング付き。
HD画質は銀幕でも負けないんだなーと。
内容は、TVと同じだけど劇場にかけるほどのドラマチックなドキュメンタリー。
入場者特典:特製ホログラムステッカー
★★★★
19/ TOHOシネマズなんば トゥー・ザ・ワンダー
4569 TO THE WONDER
テレンス・マリック監督脚本作品。
出演にベン・アフレック、オルガ・キュリレンコ、レイチェル・マクアダムス、ハビエル・バルデムほか。
台詞を極力へらし、環境音と大きい音のサントラ。結局、何が言いたかったのか全く分からないまま展開していって???しか出なかった。
で、パンフの「STORY」を読んでやっと筋が分かる。しかし陳腐な…。
なんだこの叙情的な映画。
ポストカード
★☆
18/ MOVIX京都 スマイル、アゲイン
4568 Play for Keeps
「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーニ監督作品。
ジェラルド・バトラー主演。ジェシカ・ビール、デニス・クエイド、ウマ・サーマン、キャサリン・ジータ・ジョーンズほか。
サッカーの元スタープレイヤーの離婚した嫁と息子と修復する話。その中で職探しだの、横恋慕だのがあって退屈しない。
息子役のノア・ロマックスが演技がうまい。
しかしながらクライマックスの、その決着は一体…。一応エピローグにどうなったかは言ってるけど、愛は何よりも強い、の?って思った。
★★★
18/ T-JOY京都 ムービー43
4567 MOVIE 43
ピーター・ファレリー製作の元、100分弱の中に12人の監督が制作した短編が詰め込まれているコメディ。
出演に、ヒュー・ジャックマン、リチャード・ギア、ハル・ベリー、テレンス・ハワード、グレッグ・キニア、デニス・クエイド、ケイト・ウィンスレット、ナオミ・ワッツ、ウマ・サーマン、エマ・ストーン、ジャスティン・ロング、クロエ・グレース・モレッツほか超豪華。
とにかく下品。下品といっても、
チンコウンコのレヴェルだから、小学生のようなものだけどw
その下品がちゃんと面白いのが困るwベクトルでいうと「ピラニア3D」って感じかな。
1話目のヒュー・ジャックマン、最終話の2Dアニメとの合成の2編がストレスなく見れてすごくいいw他のはストレスを誘発するコメディなので、好みが分かれるかなーと思う。
★★★★☆
11/ T-JOY京都 少年H
4566
原作者である妹尾河童の自伝的小説を古沢良太が脚色、降旗康男が監督。
吉岡竜輝主演。水谷豊、伊藤蘭、小栗旬、早乙女太一ほか。
戦前戦中戦後を少年の目から描いた良作。(原作の時代考証に対していろいろ文句言う人はいるらしいですが)
今の最高の技術で再現した昭和初期がすばらしい。快活な少年達、不穏な空気で戦争に入る日本の雰囲気もよく出ていると思う。
戦後の、戦中に抑えれたやり場のない主人公の心情の爆発は分からないでもないが、そこはもうちょっと何とかならなかったのかと思ったり。
★★★★
11/ TOHOシネマズ二条 ワールド・ウォーZ
3D字幕ver.
4565 WORLD WAR Z
マーク・フォースター監督作品。
ブラッド・ピット製作主演。ミレイユ・イーノス、ダニエラ・ケルテス、ジェームズ・バッジ・デール(「ローン・レンジャー」)、マシュー・フォックス(「終戦のエンペラー」)、デヴィッド・モースほか。
タイトルの「Z」はゾンビのZ。まさの暴走するゾンビムービー。大爆走するゾンビは、「28日後…」「ドーン・オブ・ザ・デッド」で表現済みだけど、アプローチが違うのでこれはこれで面白い。音に反応して、まるで空気中を泳ぐように、その武器である口から突進してくるのだ。当然なら恐怖は感じないので高さも何も関係ない。
原因は曖昧にしているものの、その対処法は明確にしてなるほどの新世代ホラー。音や光に頼るのではないしっかりした怖がらせ方もいい。
主人公を取り巻く環境が、風桶のように流れるがごとく進むのも心地いい。
主人公の嫁の出来てないさとか、宗教のバカ少女とか、気ばかり前向きな若手研究者とか、主人公の足の引っ張り具合もいい感じにホラー。
3D深度:★★★★
★★★★★
10/ MOVIX京都 パシフィック・リム
3D吹き替えver.
4564
ギレルモ・デル・トロ監督脚本製作作品。
主演にチャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊池凛子。共演にチャーリー・デイ、ロン・パールマン、クリフトン・コリンズJr.、バーン・ゴーマン、芦田愛菜ほか。
トンデも設定の、太平洋の異次元の裂け目から巨大怪獣が出現。それに対抗すべく環太平洋の各国が巨大ロボットを建造。プロレス的戦闘で撃退する。
すごい燃え要素多くて展開早くて退屈しない。
さすが日本の特撮アニメ好きだけのことはあるけど、変なカットがあったり、ちょっとパイロット死にすぎたりってところが残念。
3D深度:★★★☆
前売り特典:トレーディングカード5枚セット
入場者特典:寺田克也イラストポストカード
★★★★☆
10/ MOVIX京都 最愛の大地
4563 IN THE LAND OF BLOOD AND HONEY
最近話題のアンジェリーナ・ジョリー監督脚本製作作品。
ボスニアヘルツェコビナの内乱をすばらしい悲哀で描いている。
出演者はすべて地元出身の方で、国際的に有名なのはレイド・セルベッジア(「96時間リベンジ」)くらい。
劇中に流れる曲は、現地の言葉の独特の節のものだけど、演技する言葉は英語。製作国としては、仕方ないか。
カメラワークにちょっと稚拙さを感じるものの、堂々とした脚本と演出は見事。監督として、こんな才能もあるんだと思わせるすばらしいもの。
元々の民族間の確執がどれだけ深いか、資料を読むだけでは理解しきれないけど、そこまで出来るかと言う蛮行には恐怖する。
若い主人公2人の関係も、映画らしくていい。
最愛のしおり
★★★★★
4/ MOVIX京都 アイアン・フィスト
4562 The Man With The Iron Fists
クエンティン・タランティーノ提供(?w)、イーライ・ロス脚本製作、The RZA原作監督脚本音楽主演作。
ちょっと太りすぎなラッセル・クロー、久々のルーシー・リュー、やっといい人役リック・ユーン、元WWEのデヴィッド・バイティスタほか国際色豊かな配役。
とにかくアクションアクション。アクションは、いやそれに繋がるもの含めて悪くはない。特にリック・ユーン、ジェミニ(役名)、ルーシー・リュー、バイティスタがいい。
けど、正直ドーでもいい話で、特に感動するほどでもない。
ステッカー
★★★
4/ MOVIX京都 劇場版
仮面ライダーウィザード
IN MAGIC LAND
劇場版
獣電戦隊キョウリュウジャー
ガブリンチョOFミュージック
4561
「ウィーザード」はTVシリーズから引き続いて中澤祥次郎、「キョウリュウジャー」は坂本浩一がそれぞれ監督。
「ウィーザード」は、TVシリーズのレギュラー以外に陣内孝則、忍成修吾が参加してはいるが、まぁぱっとしない展開。
「キョウリュウジャー」はさすが坂本監督らしく、驚くほどの縦方向wのアクションの連続。TVシリーズは観てないので、はっきりした背景は分からないけど、これ観てテンション上がらない方がおかしい。ストーリーはどうでもいいけどw
前売り特典:リングdeサンバ(特製カスタネット)ウィザードver.
入場者特典:消す押す!ヒーローマルチ消しゴム(キョウリュウレッドver.)+劇場版オリジナルカード
★★★
3/ TOHOシネマズ二条 ローン・レンジャー
4560 THE LONE RANGER
ジェリー・ブラッカイマー製作、ゴア・ヴァービンスキー監督、ジョニー・デップ主演の最強トリオ作。
もう一人の主演が、ジョン・リード。共演にヘレナ・ボナム・カーター、トム・ウィルキンソン、極悪顔に扮して誰だか分からないウィリアム・フィクトナーほか。
初出は1933年のラジオドラマ。そこからTVドラマされての今作。
西部劇というと、もったりしたアクションで残念ながら面白くないジャンル(「ワイルド・ワイルド・ウエスト」「エイリアンvsカウボーイ」)だけど、さすがブラッカイマー×ヴァービンスキー。
化石燃料のさきがけの時代とは思えない疾走感のある展開。コスプレ演技でご機嫌ジョニデ。演技もうまい真っ白な馬シルバー。ちゃんと「ハイヨー、シルバ!!」の掛け声もネタで使われるしいう事なし。
どう考えても悪役やろー、なヘレナ・ボナム・カーターが最後まで、いい人ってのもある意味高得点w
ラジオドラマから使われている「ウィリアム・テル序曲」も効果的に使われていて、上がる上がるw
クリアファイルセット
★★★★☆

BACK