monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2013年7月


29/ TOHOシネマズ二条 31年目の夫婦げんか
4559 Hope Springs
ポイントで鑑賞。
「プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケル監督作品。
メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ主演。スティーブ・カレル共演。エリザベス・シューがカメオ出演している。
熟年夫婦のマンネリした生活を元のフレッシュな関係に戻すと言う話。
観に来てる人も同じような年齢の人が多かったけど、こういう映画は誰にも思い当たるところがあるはずで、必ずしも同年代しか共感できないとは思わない。
スティーブ・カレルがいつ狂いだすかと期待したのに、普通の役を演じていて残念w
★★★
28/ MOVIX京都 ペーパーボーイ
真夏の引力
4558 THE PAPERBOY
「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督脚本製作総指揮作品。
ザック・エフロン主演だけど、デュカプとかにありがちな狂言回しの役回りで、語りはメイシー・グレイ、ストーリーの主軸になる対象は、マシュー・マコナヘイ、ニコール・キッドマン、ジョン・キューザックという名優。そこにデヴィッド・オイェロウォ(「アウトロー」)、スコット・グレンが絡むという。
前半、微妙な展開だなーと思ったら、中盤収監された男(ジョン・キューザック)に会いに行った当たりから、軸が歪んで来る。
そして歪みが最大に達した時、予想外の展開が次々起こり出し、クライマックスは脱力するほどの展開に…。
くらげに全身刺されるエフロン、厚化粧にもほどがあるキッドマン、ありえん極悪人キューザック、思わぬ性癖の持ち主マコナヘイ。そこにスワンプとワニが絡んでくる。
原作を読みたくなったサスペンスです。
ポストカード
★★★★★
28/ MOVIX京都 終戦のエンペラー
4557 EMPEROR
ピーター・ウェーバー監督作品。
主演に「LOST」のマシュー・フォックス。マッカーサー役に、トミー・リー・ジョーンズ。日本側からは、西田敏行、桃井かおり、中村雅俊ほか。東条英機を火野正平が堂々と演じていていい感じ。
第二次大戦後、マッカーサーを主導として占領軍と言う形で再建の足がけを描いている。そこに絡む宮内省および昭和天皇。
日本では描きにくい空気感を臆することなく描いている。
クライマックスの天皇のお言葉に、感動してしまう自分は古いのかしら?
★★★★
27/ T-JOY京都 シャニダールの花
4556
石井岳龍(がくりゅう)監督脚本作品。
今上り調子の綾野剛、黒木華主演。刈谷友衣子、山下リオ、伊藤歩共演。
WOWOWで、「ネオウルトラQ」を3話分監督してて、それにインスパイアされたようなSF。
相変わらず緻密なカメラワークと、役者の素の演技をうまく引き出してると思える技法はすばらしい。
人に寄生する花(植物)のデザインも、それを扱うスーツも時代感を感じさせないデザインでいい。
入場者特典:ポストカードセット
★★★★
21/ MOVIX京都 風立ちぬ
4555
宮崎駿監督脚本原作作品。
モデグラで連載してた自分の好きな世界をそのままアニメ化という感じ。なので、女子供には理解しにくいかも。差別ではなく、ここまで一つの事に打ち込むと言う姿勢を共感できるかと言う、最近ではそういう女性も多いかもしれないけど、そもそもの目線が違うから、と言う話でね。
ものすごいディープな飛行機愛に溢れた名作。
声優に選ばれたすべての人が、あまりにぴったりすぎで感動さえ覚える。庵野秀明の主人公も、少年時代とあまりに声変わりしすぎやろとは思ったものの、そのあとはすごい自然で全然違和感なかった(それに「トトロ」の糸井重里の酷さと比べるとww)。カプローニ役の野村萬斎も見事。最後まで気付かなかった。
また劇中随所で使われた、ボイスパーカッションというか、ボイスエフェクトいうか、効果音を声で表現したシーンは、効果的でこちらもよかった。大震災の地響きなんか寒気がしたよ。
劇中、タバコを吸ってないシーンがないって程、タバコづくし。あーそういう時代だったんだなーと思った。
★★★★★
21/ MOVIX京都 SHORT PEACE
4554
大友克洋プロデュースのアニメ短編集。
森本晃司、大友克洋×小原秀一、森田修平、安藤裕章×石井克人×貞元義行、カトキハジメのOPと4編。
全体的にCG感が強くて、安く感じるシーンが散見。その中でも大友作とカトキ作はストーリーも秀逸。
安藤作は、裏に見え隠れするエロ表現が、それならもっとストレートにすればいいのに、とちょっとモヤモヤw
全体としては「スチームボーイ」「FREEDOM」と比べても合格点だと思います。
★★★★☆
15/ TOHOシネマズ二条 飛びだす
悪魔のいけにえ
レザーフェイス一家の逆襲
3D:字幕ver.
4553 TEXAS CHAINSAW 3D
ジョン・ラッセンホップ監督作品。
74年(03年リメイク)の続編に当たる本作。
レザーフェイスと
血縁の主人公とこれから始まる殺戮劇の下準備と言う話。
そのレザーフェイスを知的障害にしたり、遺恨のある市長を
惨殺してそれを隠蔽したり、なんだか納得いかない展開。
そこはしたらあかんとこじゃね?って感じ。
けど一撃の下に獲物をぶち殺すシーンは好きです。
3D深度:★★★☆
前売り特典:クリアファイル
入場者特典:いけにえステッカー
★★☆
15/ MOVIX京都 ベルリンファイル
4552 THE BERLIN FILE
リュ・スンワン監督脚本作品。
ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ(「シュリ」)主演。チョン・ジヒョン(「猟奇的な彼女」)、リュ・スンボムほか。
北朝鮮と韓国のスパイ合戦をベルリンで繰り広げるというもの。
アクションは相変わらずのハイクオリティ。それは折れてるやろ、とかほんまに刺さってる!?ってほど痛々しい。
その上、今回は極悪な敵(リュ・スンボム)として北朝鮮の高官の息子がすごくいい個性でテンション上がる。
これで終わりかと思ったら、エピローグで続く雰囲気満開。
LED内蔵ハイブリッドスパイペン
★★★★
14/ TOHOシネマズ二条 サイレントヒル:リベレーション3D
3D:字幕ver.
4551 SILENT HILL
REVELATION 3D
マイケル・J・バセット監督脚本作品。
アデレイド・クレメンス主演、キット・ハリントン、キャリー・アン・モス、ショーン・ビーン、ラダ・ミッチェル、マルコム・マクダウェル、ピーター・アウターブリッジという予想外に有名な俳優が出てたり。
前作の続きで、閉じ込められた母親を探すためにサイレントヒルに向かわざるを得なくなる主人公。ま、ホラー映画の定番といったところ。その上、悪の宗教団体とかいかにも感丸出し。
だから、なのか怖くない。全然怖くない。いや、すげー怖がりたいわけではない、けどある程度の恐怖を感じる作り方をしてもいいんじゃね、と思ったり。
3D深度:★★★☆
クリアファイル
★★★
13/ MOVIX京都 25年目の弦楽四重奏
4550 A LATE QUARTET
レイトショーで鑑賞。
ヤーロン・ジルバーマン監督脚本製作作品。
主演に、クリストファー・ウォーケン、フィリップ・シーモア・ホフマン、キャサリン・キーナン、マーク・イヴァニール。
邦題通り、25年コンビを組んできた4人の音楽家の一人が、リタイア宣言したことにより起こる亀裂の数々。
大人の付き合いをすごくうまく表現し、ドラマ化している。
複雑と言うほどの問題ではないはずだけど、それぞれの25年間の思いが重なると、言葉がなくても普段どおりに進められるもんなんだ。そのあとが怖いけど…。
クリストファー・ウォーケンと、フィリップ・シーモア・ホフマンはやっぱりいいね。
★★★★★
7/ TOHOシネマズ二条 ワイルド・スピード
ユーロ・ミッション
4549 FAST&FURIOUS 6
シリーズ6作目、3部作の監督はジャスティン・リン。
2作目からごねて出演しなかったヴィン・ディーゼルが復帰主演しての3部作。
出演は、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン、復活!!ミッシェル・ロドリゲスほか。ゲストにルーク・エヴァンス、ジーナ・カラーノ(「エージェント・マロリー」)。
カーアクション映画の主流は、どちらかというとフランスなんかのヨーロッパだったものを、アメリカナイズさせた功績は大きい。そこには日本のドリフトと言う技術が関わっているのも個性を際立たせている。
それが!!今作はカーアクションと言う枠を超えて、いい感じのアクション映画に変わってる!!
特殊車両に軍用兵器、ガンアクション、最後は輸送機まで落とすし。ここまでトンデもパワー満開で最高。
エピローグに
ジェイソン・ステイサムがカメオで登場!!って、続編が超楽しみなんですけどー。
カーボン製ステッカー
★★★★★
7/ TOHOシネマズ二条 奇跡のリンゴ
4548
ポイントで鑑賞。
中村義洋監督脚本作品。
無農薬リンゴを育てた先駆者の実話を基にしている。
主演に阿部サダヲ、菅野美穂。共演に山崎努、池内博之ほか。
観る前は実話でリンゴと言う事で、地味でイマイチそそらなかったけど、役者パワーと演出でよく出来てました。
3人姉妹の子役もいい味出してるけど、阿部サダヲと山崎努がすばらしい。
★★★☆
7/ TOHOシネマズ二条 モンスター・ユニバーシティ
3D:吹き替えver.
4547 MONSTERS UNIVERSITY
ダン・スキャンロン監督脚本作品。
シリーズ2作目は、ここ何年(十何年?)かの流行の前日談。
前作の主人公、サリーとマイクの、怖がらせ屋のプロになる前の青春時代を描いた作品。
予想外の紆余曲折が、すばらしい。「アンコール!!」と違い、ダメなものはダメと言う人生のなかでどうモチベーションを保つか、どう夢を追い続けるか、ということを実は真摯に描いている。
主要キャラクターのデザインはいいけど、ザコというかモブキャラが雑wなのがちょっと残念。
吹き替え声優も原語声優も前作と変わりなく、全く違和感なし。
ストーリーの展開としては、前作とある意味全く同じだけど、今作の方が楽しめる。
3D深度:★★★☆
ケータイストラップ(マイクver.)
★★★★★
6/ TOHOシネマズ二条 アンコール!!
4546 SONG FOR MARION
ポール・アンドリュー・ウィリアムズ監督脚本作品。
テレンス・スタンプ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ジェマ・アータートン、クリストファー・エクルストン出演。
監督のインタヴューから、自分の祖父母好きをそのまま映像化した作品のようで、すごく愛らしい作品に仕上がっている。
唯一、クライマックスのコンペのシーンの結果があれは、ないんじゃないかな〜、と思う。
それ以外は、自分の祖父母も投影して、なおかつ逝った人たちを色々思い出して、号泣だわ。
★★★★☆
1/ TOHOシネマズなんば 真夏の方程式
4545
映画の日価格で鑑賞。
「任侠ヘルパー」「アマルフィ〜」「容疑者Xの献身」の西谷弘監督作品。
今回のゲストは、杏、風吹ジュン、前田吟。
第2シーズンのメンツをメインに展開する劇場版2作目。
やっぱTV枠を超えられない感は拭いきれないけど、前作より面白い。これって「アマルフィ」の時もそうだった。ということは、続編の方がこなれていい作品を作れる監督ってこと?w
地方の漁師町という狭い空間をうまく使って、主人公達を縦横無尽に動かした結果、ありがちなメインキャストのおざなり感がなくなっていい感じ。
ハライチの澤部は出してあげてほしかったw
★★★★

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