monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2012年9月


30/ TOHOシネマズ二条 アイアン・スカイ
4400 iron sky
フィンランド・ドイツ・オーストラリア制作のトンデモSF。けど正統派SF。
フィンランドのティモ・ヴオレンソラ監督作品。
知ってる俳優はウド・キアくらい。クリストファ¥・カービーやゲッツ・オットーの出演してる映画は観てるけど、全く印象にない程度。
1945年から月面に移り住んだナチの残党が、満を持して地球侵略に乗り出す、と言う話。正直、それだけだと思ったら!これが意外な展開(迎え撃つ米宇宙戦艦)になった上にこのエピローグかっ!!!!
これは久々の怪作。いや80年代にはよくあった展開かもしれない。けど、おもしろい。そう来たかと思えたのは、いい裏切り。
ピンバッジ
入場特典:「戦場のヴァルキュリアD」とのコラボカード
★★★★
30/ TOHOシネマズ二条 エージェント・マロリー
4399 HAYWIRE
ポイントで鑑賞。
スティーブン・ソダーバーグ監督作品。
主演に格闘家のジーナ・カラーノ。共演にユアン・マクレガー、マイケル・ダグラス、チャニング・テイタム、マイケル・ファスベンダー、アントニオ・バンデラス、ビル・パクストンほか。
アメリカ、イギリスはエージェントってものが好きなんだね、とつくづく思う。
今回は、かのソダーバーグがメガホンを取ってるから、エージェントという枠は同じでも主演と展開のオリジナリティが魅力的。
身内の誰かに嵌められた女性の敏腕エージェントの逃避行。
格闘が超重くて、観ていて力が入る。スマートな展開もさすがソダーバーグ。
入場特典:エージェント・マロニー(特製パッケージのマロニー)一袋
★★★★★
30/ TOHOシネマズ二条 モンスター・ホテル
2D吹き替えver.
4398 HOTEL TRANSYLVANIA
ポイントで鑑賞。
ソニピクの3DフルCGアニメ、だけどタイミング悪く2Dで観る事に。その上、最近の例に漏れず吹き替え版のみの上映。パンフにまで原版の役者の記載もないありさま。
ヴァンパイアの親子愛の物語を、分かりやすいユニバーサルモンスターが主導で面白おかしく展開していく。それぞれのモンスターの個性をしっかり描いていてテンション上がる、けどそれはモンスターをよく知ってる人だけど、今作は対象をお子様にしているせいで、見事に退屈がリまくりで、そもそも子供向けだけどハードル高いな〜と。
★★★
29/ T-JOY京都 アシュラ
4397
株主券で鑑賞。
ジョージ秋山の同名コミックを、「タイバニ」のさとうけいいちがアニメ化。
フルCGで製作されたアニメで、元々の絵が2D向けなのに違和感ありまくり。ストーリー自体が泥臭いのに、泥がきれい過ぎてwな〜。
主演にさすがの野沢雅子。
爽やかさ皆無で駆け足気味な展開が人を選ぶな〜、と。まぁ原作がそうだから、そこを言うとダメなのかしら?w
★★☆
28/ T-JOY京都 ロック・オブ・エイジズ
4396 ROCK OF AGES
アダム・シャンクマン監督製作総指揮。
トム・クルーズ、ポール・ジアマッティ、キャサリーン・ジータ・ジョーンズ、アレック・ボールドウィン、ラッセル・ブランド出演。だけど主演は、若手のジュラ・ハフとディエゴ・ボネータの2人。
元々ミュージカルを映画化しているので、冒頭オープニングクレジットの間にすでに3曲を歌ってたり、80’sのL.A.ロック満開だったりとその時代に青春だったものは感動できると思う。
伝説のロッカー役、トム様も冒頭では微妙だったけど、どんどん病的なロッカーにしか見えなくなって良い感じ。
マイノリティに対して優しいwエンタテインメイントは、愛すべき1本です。
キラキラステッカー
★★★★★
24/ MOVIX京都 鍵泥棒のメソッド
4395
MOVIXポイント利用で1000円で鑑賞。
「アフタースクール」の内田けんじ監督脚本作品。
堺雅人、香川照之、広末涼子、荒川良々ほか。
ひょんな事から転がっていく小さな人生を面白おかしく描いている。
その立場のギャップが大きいほどなるほどドラマチック。
けど、今回ほど堺雅人がウザいと思った事がないw
★★★☆
24/ MOVIX京都 天地明察
4394
滝田洋二郎監督作品。
岡田准一、宮崎あおい主演。渡辺大、中井貴一、笹野高史ほか。市川染五郎演じる公家が爆笑するほどよく言われるイメージ通りで楽しい。ある意味、歪曲、いや濃縮した京都のイメージって感じかなwクライマックスが地元の梅小路ってところもテンション上がるw
江戸時代は平和だけに色々文化の枝葉が伸びてたんだと改めて感じる内容。単なる「戦闘員」というだけでない、個性的な武士はその個性を伸ばせる場があったんだね〜。
それが今回は暦作りと。
ドラマとしては、さすがまとまってる。まとまってるだけに、小ぢんまりした感は、あるな〜。
卓上カレンダー
★★★★
23/ MOVIX京都 夢売るふたり
4393
MOVIXポイント利用で1000円で鑑賞。
「ゆれる」「ディア・ドクター」の西川美和原案脚本監督作品。
阿部サダヲ、松たか子主演。
人の弱さ、弱み、信じる心、騙す心を描くと天下一品だね。こんな脚本がよく書ける。
こういう本だからか、脇もいい役者が集まってくるのか、何処切ってもすごくいい。
しかし何がすごいって、松たか子が
オナニーしたり、ナプキンを着けたりする体当たりシーンが観られる。
★★★★☆
22/ T-JOY京都 劇場版
TIGER&BUNNY
The Beginning
4392
米たにヨシトモ監督作品。
TVシリーズの総集編でありながら、違和感なくまとめられて、なおかつ新作シーンとの絵の整合性も良く、丸々新作と言っても良いのではないかと思う。
今作は、前半の虎徹とバーナビーの出会いから、新犯罪者w登場でやっとお互いを認めるまでを描いている。
次回作は1年後。「The Rising」ってバットマンかい!w
前売り特典:マスコットでもワイルドに吠えるぜ!!メタリックver.
入場特典:HERO CARD全10種中「ロックバイソン」
★★★☆
18/ TOHOシネマズなんば 白雪姫と鏡の女王
4391 Mirror Mirror
ターセム・シン・ダンドワール監督作品。衣装デザインの石岡瑛子の遺作になった。
タイトル通り、今年2本目の「白雪姫」の映画化。けどこちらも相当曲解(?)している。驚きの
リンゴをかじらない、とか。
冒頭から魔女役のジュリア・ロバーツの語りから、まるで絵本のような展開でその分残念ながら物足りない。
主演のフィル・コリンズの娘リリー・コリンズの極太眉毛と、すばらしい歌声も、石岡瑛子の目の覚めるような衣装デザインも、7人の小人もすごくいいけど、物足りない。
それに確実にジュリア・ロバーツがリリー・コリンズを食ってしまってると思うんだけど、どう?
アイブローテンプレート&りんごミラーセット
★★★
17/ TOHOシネマズ二条 踊る大走査線
THE FINAL
新たなる希望
4390
本広克行監督作品。
TVシリーズ発信で、TVSPにネット配信ドラマにと、映画としてはシリーズ4作目。
映画は、どれもイマイチだったけど今作はまだいい方だと思う。クライマックス以外はよく出来てると思いますよ。
ただ、そこら中にモブをちりばめて、画面がうるさいのがうっとうしい。昔からのファンはこれでいいんでしょうけど。
これで終わるのは、いろいろ確執的なものの決着点?それとも織田裕二に新たなシリーズwが出来たから?
で「新たなる希望」ってのは
室井さんたちの事?
ポストカードセット
★★★
17/ TOHOシネマズ二条 ファインディング・ニモ
3D吹き替えver.
4389 Finding Nemo 3D
特別料金(1200円)で鑑賞。
2003年公開のピクサーのフルCGアニメ。人型も違和感なく、登場する動物の生態をしっかり描いた上でのデフォルメがすばらしい。
プロローグから号泣出来るほどの引き込み具合が見事。そして全編ドラマチック。
毎回、ピクサーの作品では細かいキャラ(生物)に思いいれてしまうけど、今回は水槽の中のフランス出身wのアカシマシラヒゲエビが秀逸。
同時上映の「レックスはお風呂の王様」も秀逸。今までにないはっちゃけぶりがおもちゃらしくていい。それにこれまでスポットの当たってなかったお風呂やプール用のおもちゃがフィーチャーされてるのも高得点。
3D深度:★★★★★
パンフなし
★★★★★
15/ TOHOシネマズ二条 バイオハザードX
リトリビューション

3D字幕ver.
4388 RESIDENT EVIL:RETRIBUTION
ポール・W・S・アンダーソン監督脚本製作作品。
主演に愛嫁ミラ・ヨボビッチ。
シリーズ5作目にして、1作目の主要キャラ再登場と言う事態とか、よく原作ゲームをしてるんやね〜的演出の数々とか、いや〜さすがバイオヲタw
すごい脚本も映画用に考えたんだろうけど…、申し訳ないけどこの程度か、程度。ここまでしたら、もっと面白くなるはずだし。とにかく脚本は他の人にリライトしてもらうほどのしないと!
3D深度に関しては、キャメロンの次くらい良い出来だと思う。
3D深度:★★★★☆
アンブレラ社IDカード入りネックホルダー
★★★☆
9/ TOHOシネマズ二条 最強のふたり
4387 UNTOUCHABLE
ポイントで鑑賞。
東京国際映画祭で3冠受賞したフランス映画。
エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督脚本作品。
フランソワ・クリュゼ、オマール・シー主演。アンヌ・ル・ニ、クロティルド・モレほか。
実話を基にした作品。ハリウッドでリメイクもされるそうです(が、さて…)。
身体障害者とドロップアウトしかけた男の介護を通して育まれるすばらしい友情を描いている。
ここまで身障者に対して切り込むか?wと思える脚本がいい。
笑えて切なくて感動出来る名作です。
★★★★★
9/ TOHOシネマズ二条 デンジャラス・ラン
4386 SAFE HOUSE
スウェーデン出身のダニエル・エスピノーサ監督作品。
デンゼル・ワシントン主演製作。もう一人の主演にライアン・レイノルズ。ヴェラ・ファーミガ、ブレンダン・グリーソンほか共演。
舞台が南アというちょい特殊な状況でのCIAの攻防。と思いきやといういい脚本。
バンバンモノを壊して人を殺してまわるw「ボーン」シリーズから続く流行のスタイル。
亡くなったトニー・スコット(監督作)ぽく感じるのはデンゼル主演のせいかなぁ。今回も例に漏れずの役で、ある意味安心でもあり、予想通りでもあり…。そこは今回マイナスにはならないほどの勢いはある。
ライアン・レイノルズがいいアクションをしてるのも見所。
極秘情報入り!シークレットカプセル
★★★★☆
8/ TOHOシネマズ二条 ディクテーター
身元不明でニューヨーク
4385 THE DICTATOR
サシャ・バロン・コーエン製作脚本主演作品。監督は「ブルーノ」のラリー・チャールズ。
「ボラット」「ブルーノ」と同じモキュメンタリーぽい作品かと思ってたけど、普通のドラマだった。ドラマと言うよりコントかな。90分弱もある。
共演にアンナ・ファリス、ベン・キングスレーほか。
90分弱と時間が良くも悪くもストーリーとマッチして悪くはないけど、前出の通りコメディと言うよりコントなんだよね。コントがダメって訳ではないけど、なんだか安いんだよね。モキュメンタリーという体の時は、安くてもドキュメンタリーだからと割り切れたんだけど、しっかり映画として作ると、あと一歩が足りない気がする。
入場特典:ポストカード
★★★★
8/ T-JOY京都 莫逆家族
バクギャクファミーリア
4384
熊切和嘉監督作品。どうやらこの監督作品は初見のようで、なんだか申し訳ない。
必ずしも監督で観るわけではないけど、ある意味うまいこと外して1作も観てないと言う監督も意外といたりするその一人。
原作は、ヤンマガの同名コミック。主演にチュートリアルの徳井義実。主演より共演のそうそうたるメンツに心躍る。
北村一輝、村上淳、倍賞美津子、阿部サダヲ、ARATA、大森南朋、新井浩文、玉山鉄二、林遣都、ほかお気に入りの俳優多数で観ていてワクワクする。
けど、原作は読んでなくて、予告と劇場配布の抜粋した原作コミックの小冊子のみの情報から、(まさに)勝手に推測してた限りでは、コメディタッチも入れつつの悲哀に満ちた泥沼DQNの話かと思ってたら、冒頭からすでに超ハードな展開で、ボーやんを抜け出せないでいるおっさんの、相変わらずの半殺しケンカ人生だった…。
これはたぶんに監督の色もあるように思うんだけど、そこで他の作品を観てない俺登場…。
残念。
キズだらけの大人たちに貼るキズテープ
★★☆
2/ T-JOY京都 コロンビアーナ
4383 COLOMBIANA
リュック・ベッソン製作脚本、オリヴィエ・メガトン監督作品。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」「スター・トレック」「アバター」のゾーイ・ソルダナ主演。エミリオ・レストレポ、ジョルデ・モリャ、マイケル・ヴァルタンほか。
ベッソン印としては最上級の出来。
ストーリーは、ベッソンらしい復讐劇。けど今までと違うところが、成長過程は飛ばしてお子様時代から一気に10年後の暗殺者として暗躍している様を描いていて、その分その葛藤をしっかり描いている。
ベッソンらしい無国籍感は健在でそこも魅力的。
ケータイクリーナー
★★★★☆
2/ TOHOシネマズ二条 映画 ひみつのアッコちゃん
4382
TV出身の川村康祐監督作品。
主演に綾瀬はるか、岡田将生。共演に谷原章介、富貴子氏一恵ほか。
かの赤塚不二夫の名作(?)コミックの実写化。と言っても、どちらかと言うとアニメシリーズに引っ張られる感が強いけど。
アニメは見てたけど、ここまで子供目線の大人だったかな〜、と言うのが第一印象。けどリアリティと考えると、心や経験はそのまま、見た目のみが大人(成長)になるとこうなるという演出(演技)は見事。観客に来てたお嬢様も納得出来るだろうねw
けどいい意味でも、悪い意味でも東宝らしい能天気な映画。一応、教訓はあるけど、そもそもの演出が薄っぺらいので入ってこない。
"魔法のコンパクト"キーホルダー
★★★
1/ T-JOY京都 るろうに剣心
4381
映画の日価格(1000円)で鑑賞。
NHK出身の大友啓史監督作品。
主演は佐藤健、武井咲、蒼井優。共演に江口洋介、香川照之、綾野剛。今回のスーパーアクターは、吉川晃司。最強の演技と役です。彼だけで見た価値あります。
原作は、和月伸宏の同名コミック。アニメ化もされた超人気作なんでしょうけど、読んでないし見てないwので、今回初見。
スピーディで奇想天外、魅力的なキャラがうまくまとめた脚本でしっかり楽しめる。久々に上がるサントラもすばらしい。
主人公の癖のある喋り方が気になるけど、そんなの関係なくエンタテインメイントに徹した名作。
★★★★★
1/ T-JOY京都 PIECE〜記憶の欠片〜
4380
TOEI HERO NEXTシリーズ第1弾。
下山天監督作品。「仮面ライダーオーズ」の主演2人、渡部秀、三浦涼介主演。
東映特撮ヒーローの番組終了に伴い主演俳優の新たな仕事供給なのか、特撮界に留めておくための手段なのか、ある意味かのVシネと並列の位置の作品って感じかな。11月にソフトも出るし。シリーズ化決定してるし。
どう考えても普通の話じゃないだろう、と思ったらやっぱスーパーヒーローの出てこない、等身大の特撮モノでした。感じ的にはウルトラQ、かな。
多重人格者の演技もすごくうまく、主題歌も歌ってる三浦涼介の大躍進ムービーでした。
前売り特典:消せるマーカー&ポストカードセット
入場特典:渡部秀&三浦涼介 サイン入り特製ブロマイド
★★★

BACK