monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2012年4月


30/ MOVIX京都 テルマエ・ロマエ
4317
ポイントで鑑賞。
同名コミックを、「のだめカンタービレ」の武内英樹が映画化。
阿部寛主演。上戸彩、北村一輝、宍戸開、笹野高史ほか。
原作は古代ローマ人が主人公なんだけど、主要ローマ人は日本人が演じさせるという暴挙。これに関しては、暴挙と言うほど悪くはない。そこより、映画的に寄せた脚本が、もうコミックを台無しにしてて、さすが。
まずタイムスリップしてくる主人公と、ヒロインに当たる上戸彩のランデブー率が100%。その上、現代人が現代から古代ローマにタイムスリップ、あまつさえその周辺wまで行く始末。その上タイムスリップ時に、意味不明な荒野で歌う偽オペラ歌手をインサートしたり。
原作では、どちらかというとHowTo系のストーリーだったと思うけど、恋愛色やサクセスストーリーに特化させて、普通の、というより普通以下のストーリーになってしまっている。
こういうのを原作を冒涜した、というのかしらね。
入場者特典:原作特別編
★★☆
30/ MOVIX京都 わが母の記
4316
井上靖の自伝を映画化。
ある理由で離れ離れになった母と長男。その母の晩年を、原田眞人が描いている。「突入せよ!浅間山荘事件」「クライマーズハイ」と自分と波長の合った作品を作ってくれるので期待してたら、予想通りでうれしい。
母親が老人性痴呆症に蝕まれていく様をごくごく自然に描いているところに、一番驚く。大抵のこういう映画は、ある意味ホラーに近い演出をしたりして、盛り上げるけど、ほんとに自然に家族からの台詞でそうなって行ってると観客に分からせるところは巧妙。
樹木希林のこちらも度の付く自然なボケ老人が見事。そこに孫娘の宮崎あおいや、ミムラが絡んである意味華やかに描かれている。
役所広司の演技に劣らない妹役の、キムラ緑子がすばらしい。
★★★★★
30/ MOVIX京都 ブライズメイズ
史上最悪のウェディングプラン
4315 BRIDESMAIDS
ポイントで鑑賞。
ポール・フェイグ監督製作総指揮。「サタデーナイトライブ」出身のクリステン・ウィグ主演脚本共同製作。
マーヤ・ルドルフ、ローズ・バーン(「X-MENファーストジェネレーション」)、オスカーに助演女優でノミネートされたメリッサ・マッカーシーほか。
すごい勢いのある女性が主役の泥沼コメディ。ドタバタ(特に飛行機でのシーンは最高!)が、ほかのコメディと一線を画し、公開されるから噂通りですごく面白い。
しかしながら、主演であるグループ6人中、途中から2人の存在が消されたり、心理的葛藤をあっさり覆したりと、残念な面もある。
★★★☆
22/ TOHOシネマズ二条 タイタンの逆襲
3D吹き替えver.
4314 WRATH OF THE TITANS
ポイントで鑑賞。
「世界侵略」のジョナサン・リーベスマン監督作品。
主演は前作同様、ペルセウスのサム・ワーシントン。その父ゼウスにリーアム・ニーソン、ハデスにレイフ・ファインズ、アンドロメダにロザムンド・パイクほか。
前作と比べると3Dで撮っているので、どのシーンを切り取っても3D〜って感じですごくいい。
今作は、ゼウスの父であるクロノスの復活を陰謀するハデスとゼウスの息子アレス。クロノスは活火山の象徴のようで、噴火は神の仕業と思われてたんだろうと予想できる展開。
前作と比べると、ご都合主義は少なくなったけど、まぁそこは神話と言う事なのか。
3D深度:★★★★★
★★★★
22/ MOVIX京都 ももへの手紙
4313
「人狼」の沖浦啓之監督原案脚本作品。
声優に美山加恋、優香、西田敏行、山寺幸一ほか。
さすがのプロダクションI.G.らしいCGと2Dアニメの融合。その上、安定の作画力。そこにすばらしいストーリーが乗っかって、何も言えない。自分の環境に似た主人公の自然な姿勢に共感したり、歯がゆかったり。
妖怪も愉快でコメディリリーフとしては、安定の配役。
最近の、というか日本での売れる2Dアニメの作画標準がジブリ化してきてるのは、スタッフなんかがジブリから株分けした人が増えたからかしら、と思えるほどの安定のジブリ化。
今年のツーリングはロケ地巡りかなw
前売り特典:監督のイメージボードのミニクリアファイル
入場者特典:アメーバピグ限定アイテムID
★★★★★
22/ TOHOシネマズ二条 仮面ライダー×スーパー戦隊
スーパーヒーロー大戦
4312
金田治監督作品。最近のライダー映画は、この人のローテーションが多い気がしますが…。
仮面ライダーディケイドである井上正大と、ゴーカイレッドの小澤亮太が一応の主人公。そこに現在放映中の仮面ライダーフォーゼと、ゴーバスターズが絡み、まだそこにオーズと電王の面々が絡むという。今回はスケジュールが合わなかったのかダブルは一切影を潜めてたりと考えると、出てないキャラ(俳優)の多い事wそらそうか。こんなにしちゃだめでしょww
脚本は、驚くほど古臭い。その分、安定感はあるけど。
まぁ、お子様が喜んで、お祭り騒ぎになればいいのかしらねという「大戦」シリーズでした。
前売り特典:つながるスーパーヒーロー!【仮面ライダーver.】
入場者特典:特製ガンバライド、ダイスオーカード2枚セット
★★★
21/ なんばパークスシネマ ブラック&ホワイト
4311 This Means War
なんだか体を張った潜入をメインにした映画ばかり撮ってる気がするマックG監督作品。
リース・ウェザースプーン、クリス・パイン、トム・ハーディ主演。チェルシー・ハンドラー共演。
最初から最後まで、まぁ都合よく行くもんだ的展開の映画。と言ってもフィクションのドラマとはこういうもん、だったよね。っていう感じ。
アクション映画ほどアクションはないけど、軽快で楽しい事には変わりないw
しかし久々に意味不明な邦題。
前売り特典:スマートフォンタッチペン
入場特典:ディズニー「メリダとおそろしの森」予告DVD
ネスレ、ダブルショコラテ試供品
★★★★
15/ TOHOシネマズ二条 ジョン・カーター
4310 JOHN CARTER
「ファインディング・ニモ」「ウォーリー」のアンドリュー・スタントン初実写監督、共同脚本作品。
「バトルシップ」に続き、主演にテイラー・キッチュ。
本国ではバカこけしてギネスに載るとかってうわさですが、そこまで悪くなかった。
そもそも100年前のSF小説を原作としているため、コピーにもあるように「スターウォーズ」や「アバター」の元になっているというのもうなずけるけど、古臭い展開とかデザインなのは仕方ないかと思わないといけないのか、な。そんな感じ。
まぁ、クリーチャーのデザインは、やっぱメリケン人らしく突き抜けた感は一切ない。
3D深度は、しっかり分かるので及第点。
3D深度:★★★★
ディズニー生誕110周年記念コラボ特典メモリアム・ネックストラップ
★★★☆
14/ TOHOシネマズ二条 マンイーター
4309 ROGUE
TOHOの日価格(1000円)で鑑賞。
グレッグ・マクリーン監督脚本製作作品。
ラダ・ミッチェル、マイケル・ヴァルタン、ミア・ワシコウスキ(「アリスインワンダーランド」)出演。主演続きのサム・ワーシントンがカメオ的位置で出演してるのはおもしろい。
往年のモンスターアニマルムービーと思っていくと、肩透かし。冒頭からサントラが陰鬱で、すごい恐ろしい事が起こりますよテイストだけど、結果そこまで恐ろしくないというw
映画という括りで観た時の演出としては間違ってないだろうけど、この映画に何を求めてるかってところで、監督の、というか配給会社の思惑とは違ってると思う。
ワニの生態をしっかり描いてたりと、ある意味見所があるんだけどね〜。
★★☆
14/ T-JOY京都 バトルシップ
4308 BATTLESHIP
「ハンコック」のピーター・バーグ監督製作作品。
ハズブロが1960年代に発売し、現在はビデオゲームにもなっている「レーダー作戦ゲーム」を元に超ハリウッド的エンタテインメイントムービーに仕上げている。
主演にテイラー・キッチュ、浅野忠信。共演にリアーナ、ブルッックリン・デッカー、リーアム・ニーソンほか。
とにかく冒頭からエンディングまで、テンション高い高いwその上、5歳児でも分かるような単純なストーリーに、分かりやすい盛り上げ方ががっつりハマる。
中二病を全開にしたらこういう映画が出来るだろうなというのを、おそろしくしっかりした特撮と、米海軍と自衛隊の協力で仕上げている。
「宇宙戦艦ヤマト2199」もそうだけど、艦隊戦のかっちょよさと面白さが満載の男子アゲアゲの傑作。
除電リストバンド
★★★★★
9/ TOHOシネマズなんば スターウォーズ エピソード1
ファントムメナス
3D吹き替えver.
- STARWARS Episode1
The Phantom Menace 3D
-
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-
8/ TOHOシネマズ二条 劇場版
SPEC天
4307
TVシリーズ、TVSPと続いての劇場版、天は起承転結の転らしいので、欠があるようです…。
堤幸彦監督作品。
この監督のTVシリーズからの劇場版は全部ダメなのか?
なんと難解な脚本、というより独りよがりな脚本という感じかな。その上、20124月1日に放映したTVSP「SPEC翔」の完全な続編なんで、これ観とかないと面白み半減。
TVシリーズの謎のほとんどもTVSPで明かしてるし、なんだろ、単に規模のでかくなったTVSP2と言う感じ?
ムビチケ
プレミアムメンバーカード
★★☆
8/ TOHOシネマズ二条 キリング・ショット
4306 Catch.44
アーロン・ハーヴェイ初監督脚本作品。
マリン・アッカーマン主演、ブルース・ウィルス、フォレスト・ウィテカーほか。
場所は移動するもののある意味、シチュエーションムービー。
ハリウッドの若手監督の登竜門とも言える設定になるつつあるのかしら。&暴力の容赦ないところもそうかもなぁ。
ちょっと時間軸を行ったり来たりしすぎたり、クライマックスの展開がくどかったりするけど、さすが脚本に惚れ込んで有名俳優が出るレヴェルの高いものだと思った。次が楽しみ。
ムビチケ
★★★☆
7/ MOVIX京都 アーティスト
4305 The ARTIST
2012年オスカー5部門受賞。
ミシェル・アザナヴィシウス監督編集作品。
ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ主演。ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル共演。犬のアギーは、カンヌでパルムドック賞を受賞。
前情報で知ってたとはいえ、ココまで口から発せられる台詞がないとは。その上モノクロだし、徹底しすぎだろw
それが功を奏して、まぁ雰囲気のいいこと。フランス映画なのに、ハリウッドの映画界が舞台ってのもおもろい。
台詞がないので、言うなればパントマイムで演技してるわけで(いや台詞は喋ってるけど、音として発されてないという)ちょっとオーバーめの動きがセンス良くていい。
パルムドックw受賞のアギーもさすがな感じ。
★★★★☆
7/ MOVIX京都 宇宙戦艦ヤマト2199
第1章 遥かなる旅立ち
4304
特別興行料金(1000円)で鑑賞。
1作目のリニューアル作品を、「ガンダムUC」と同じ方式の宣伝の一環としての上映。
スタッフは出渕裕監督を筆頭として、スタジオぬえの宮武、メカデザインに山根公利などロボットじゃないメカの得意な面子を揃えたりと鉄壁の布陣。なのでメカがかっちょいい。コスモゼロのマーキングとか激しく燃えるw
また、さすがに初代ヤマトをいまだに引きずってると何しとんねんってなるけど、ちゃんと宇宙らしい演出してる。
キャラデザインが松本零士じゃなく、また声優が全く違うのが違和感を拭えないが、そこは些細な事に思える出来のよさ。この画質とキメ細やかな演出で続けてほしいところ。
入場時にUNCFステッカー
★★★★
1/ MOVIX京都 スーパー・チューズデー
正義を売った日
4303 THE IDES OF MARCH
映画の日価格(1000円)で鑑賞。
ジョージ・クルーニー監督共同脚本製作出演作品。
ライアン・ゴスリング主演、マリサ・トメイ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、ジェフリー・ライトと名優ぞろいの共演。
アメリカの一選挙話かと思ったら、その一政策メンバーの生き様を描いていて、アメリカに興味なくても十分楽しめる。
★★★★☆

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