monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞総本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2012年3月


31/ TOHOシネマズ二条 ヘルプ
〜心がつなぐストーリー〜
4302 THE HELP
レイトショー価格で鑑賞。
テイト・テイラー脚本監督製作総指揮作品。
超魅力的な主演のエマ・ストーンは、次回作に「アメイジング・スパイダーマン」!共演は、今作でオスカー受賞したオクタヴィア・スペンサー、ヴィオラ・ディヴィス、ジェシカ・チャスティンほか。
人種差別を主題にした「ワールドアパート」のように、ウィットに富んだ内容に、痛烈な人種差別を描いたすばらしい作品。
キング牧師、ケネディ大統領の時代。そんなに昔じゃないと思ってた時代に、アメリカではまだまだ黒人差別が横行する、というか差別が法律でも守られているというありえない事態。そこで耐え忍んで暮らしていた黒人メイドの本音を1冊の本にした白人女性の話。
白人同士にも優劣や上下を作ってる上流階級には何の共感も得られず、死ねばいいのにばかりを祈っていたw
★★★★★
31/ T-JOY京都 ドライヴ
4301 DRIVE
ニコラス・ウィンディング・レフン監督作品。
ライアン・ゴスリング主演。共演は、「シェイム」でぶっ飛んだ妹を演じてるキャリー・マリガン、今回の影の立役者アルバート・ブルックス、ロン・パールマンほか。
「96時間」などと同じ匂いのする、躊躇ない暴力と、リアルなカメラワーク。
タイトルどおりのドライブは回数は意外に少ないけど、車載カメラはGまで感じるし、主人公の最小限の台詞の中に見え隠れする感情は、こちらの想像を掻き立ててくれる。
こういうスター不在のアクション映画はほんとに面白い。と最近思う。
★★★★★
25/ T-JOY京都 僕達急行
A列車で行こう
4300
森田芳光監督の遺作。
松山ケンイチ、瑛太主演の鉄分満載映画。
舞台を都内とJR九州路線とし、それぞれに鉄でなくともある程度有名な場所、電車、音を使って面白く描いている。
そもそも森田監督が鉄ヲタらしく、それを体現したような作品に仕上げていて、よく出来てるけど、やりすぎててw鉄キチガイをそこら中に感じる。
特急でも普通でもなく、急行というタイトルが作品を表している。
まじめな作品とは違うので、三池監督作品とも見まがうテンションが、これが最終作とは思えない(哀)
デニムモバイルポーチ
JR九州記念入場券(+500円)
★★★★
25/ MOVIX京都 マリリン 7日間の恋
4299 my week with MARILYN
舞台出身のサイモン・カーティス初監督作品。
本作で主演のマリリン・モンロー役のミッシェル・ウィリアムズは、オスカーにノミネートされた。
共演にエディ・レッドメイン、ケネス・ブラナー、ジョディ・デンチ。なんと「ハリポタ」のエマ・ワトソンが普通のOL役で出てたり、最近人気のドミニク・クーパーが出てたりと、豪華キャスト。
実在の人物の実話と言う事で、「マーガレット・サッチャー」と比べられるけど、ベクトルが違う。あちらは偉人伝。こちらはスーパースターのある意味ゴシップ的ネタ。
そういう意味では、こちらは環境さえも面白い。ローレンス・オリビエや、夫のアーサー・ミラーとの関係が描かれている。
そこまでマリリン・モンローに思い入れがないけど、一スターとして十分楽しめる作品。
マリリンメモパッド
★★★★☆
24/ TOHOシネマズ二条 トロールハンター
4298 TROLL HUNTER
レイトショー価格で鑑賞。
ノルウェー映画。アンドレ・ウーヴレダル監督作品。
出演は、オットー・イェスペルセン、グレン・アーラン・トステルー、ヨハンナ・モークルほか。
初(かな)のノルウェー映画で、まず何を言ってるかわからんwそれが異国情緒溢れてて、いかにも感満載でいい感じ。
川口探検隊(w)から脈々と続く撮影スタイルwモキュメンタリー。その究極とも言える逸品。
モキュメンタリーにありがちな、本質を見せてるようで結局見せてない絵ではなく、しっかり4種類もトロールを登場させるとは、もう小躍りしてしまう。
子供の頃に思い描いていた世界を実写で映像化出来る時代になったんやね〜
★★★★★
20/ TOHOシネマズ二条 長ぐつをはいたネコ
3D吹き替えver.
4297 PUSS IN BOOTS
ドリームワークスの人気シリーズ「シュレック」のスピンオフ。
タイトル通り長ぐつをはいたネコが主人公。「シュレック」らしくハンプティ・ダンプティだの、ジャックと豆の木だのとコラボしてるはいい。
主人公プスに、アントニオ・バンデラス。吹き替えは、竹中直人。今回の相棒ハンプティ・ダンプティにザック・ガリフィアナキス、吹き替えに勝俣州和。
ネコが主役なんでお子様かと思ったけど、大人向けのテイストも残してて、そこはやっぱ「シュレック」。
3D深度:★★★★
ねこじゃらしクリーナー
★★★☆
18/ ユナイテッドシネマ スターウォーズ エピソード1
ファントムメナス
3D吹き替えver.
- STARWARS Episode1
The Phantom Menace 3D
鑑賞専用3Dギフトカードを使って鑑賞。
3D深度:★★★
入場特典:「スターウォーズコレクション」リアルレアカード
ライトセーバー傘(ダース・ベイダー)購入
-
18/ ユナイテッドシネマ スターウォーズ エピソード1
ファントムメナス
3D字幕ver.
- STARWARS Episode1
The Phantom Menace 3D
鑑賞専用3Dギフトカードを使って鑑賞。
タイトルからのリンク先は、LEGO STARWARS日本版。動画にゲームに壁紙にと楽しめます。
3D深度:★★★
ダースモール3Dめがね
入場特典:「スターウォーズコレクション」リアルレアカード
-
17/ TOHOシネマズなんば本館 マーガレット・サッチャー
鉄の女の涙
4296 The IRON LADY
メリル・ストリープ、オスカー主演女優賞受賞。
「マンマ・ミーヤ」のフィリダ・ロイド監督作品。
タイトル通り実在の現在もご存命の元イギリス女性首相マーガレット・サッチャーの自伝(と言っても元になってるのは娘の回顧録)を映像化。
時系列通りに進むのかと思ったら、これがまた見事に「映画」というスタイルを描いていて、感動しまくれる。
始まりは認知症に悩むサッチャー、そこから物心付いた戦中の青春時代から近々までの印象的なシーンを行ったり来たり、思い出したり忘れようとしたり。鉄の女と言われるその中の支えになっていた逝ってしまった夫の幻影。
哀愁と現実がしっかり表現されててすばらしい。
「英国王のスピーチ」より断然いい。
オリジナル・ロゼット(勲章)
★★★★★
17/ TOHOシネマズ梅田 スターウォーズ エピソード1
ファントム・メナス
3D吹替ver.
4295 STARWARS Episode1
The Phantom Menace 3D
タイトルからのリンク先は、アメリカの公式サイト。
3D深度:★★★
ムビチケカード
入場特典:「スターウォーズコレクション」リアルレアカード

アナキン・スカイウォーカーポッドレーサー 3Dメガネ購入
★★★★☆
16/ TOHOシネマズ二条 スターウォーズ エピソード1
ファントム・メナス
3D字幕ver.
4294 STARWARS Episode1
The Phantom Menace 3D
1999年公開の同名作品の3Dバージョンアップ版。
1999年の上映ver.からDVD化に当たり3分追加、修正し、blu-ray化に当たりそこからヨーダを完全CG化したver.を3D化上映したもの。別物とと言えば別物。
バージョンアップ版は、劇場に掛かってないからやっと「映画」という括りに収まったかとは思う。
やっぱアナキンの母との別れのシーンと、クワイ=ガンの死のシーンには感動する。
ジェイク・ロイドの演技と、ジャー・ジャー・ビングスのキャラ設定にダメだしする人多いけど、自分は全然違和感なし。いるからこその「ファントムメナス」だと。
3D化すると公表して3年くらいは経ってると思うけど、確かにむりくり感はないけど、元が2Dだけに思ったほどの立体感は感じない。何でかと思ったら、フォーカスされてる被写体を中心に3D化してるので、結局3D効果の得られない絵が多いのだ。
タイトルからのリンク先は、YouTubeのSTARWARSページ。
3D深度:★★★
ムビチケカード
入場特典:「スターウォーズコレクション」リアルレアカード
★★★★★
11/ TOHOシネマズ二条 シャーロック・ホームズ
シャドウゲーム
4293 SHERLOCK HOLMES
A GAME OF SHADOWS
ポイントで鑑賞。
前作と同じスタッフとキャスト。
やっぱガイ・リッチー作品は、イマイチ合わないようで、一体そこまでして何がしたいのか?ばっかり出てくる内容でしたw
前作最後に登場した好敵手モリアーティ教授が今回の敵で、盛り上がるかと思ったけどジブリとは違うしねw仕方ないよね。
今回はヒロインに「ミレニアム」シリーズの主演ノオミ・ラパスを配し、エキゾチックでいい感じ。
アクションシーンや、ホームズの予測予知?的なシーンは、まぁ面白いけど、そこで映画が左右される事はありえないしな〜。
★★★
11/ MOVIX京都 おかえり、はやぶさ
3Dver.
4292
はやぶさブームの殿作品は、松竹製作の本木克英監督作品。
主演に藤原竜也、杏。
前作、前々作と比べると、なんだか一番薄い内容。肝心の感動させるはずの、ロストしたはやぶさから電波を受け取るシーンとか、さら〜と済ませるし。
サントラが耳障りの悪い、なんだか昭和な曲やな〜と思ったら!巨匠冨田勲だったwwえ〜〜〜〜〜〜。いまだにこれ?w
3作中唯一の3Dは、しっかり分かる深度で邦画でも優秀。
3D深度:★★★★
はやぶさ3Dクリアファイル
★★☆
10/ MOVIX京都 SHAME シェイム
4291 SHAME
レイトショー価格で鑑賞。
スティーブ・マックイーン監督脚本作品。
マイケル・ファスベンダー主演、キャリー・マリガン共演ほか。
ぎりぎりで普通の生活をしているセックス依存症の男に、お騒がせな歌手の妹が転がり込んできて均衡が壊れだす…。
この依存症はマイケル・ダグラスが有名だけど、この映画を観ると「性交」しないといられない、ってのではなく「射精」しないといられないと言う事が分かる。とにかく辛そうなのだ。いつももやもやしてて、暴走しないようにいつでもどこでもヌカないといてられない。覚えたての中坊よりタチが悪いw
その上、そこに本当の愛を求めていない。最悪だ。
それを「X-MENファーストジェネレーション」から爆走中のファスベンダーがすばらしい演技で魅せる。
静かに始まり静かに終わるけど、登場人物の中のぐろぐろしたものがしっかり表現されててセンスのいい作品に仕上がっている。
★★★★☆
4/ TOHOシネマズ二条 戦火の馬
4290 WAR HORSE
スティーブン・スピルバーグ監督作品。
第1次世界大戦時のイギリスの馬の巡る数奇な運命、という話。
ドラマチックなストーリーだけど、第1次世界大戦時の各国の制服を良く知らないのと、全員英語で喋ってるので、どの国の人か分からなくなったり。
原作では、馬目線の主観小説らしいけど、映画はその突拍子もない設定を廃したせいで普通の映画という感じ。
それでもしっかり感動は出来るし、カメラワークはさすがのスピルバーグと言う感じ。
★★★★
4/ TOHOシネマズ二条 おとなのけんか
4289 CARNAGE
ロマン・ポランスキー監督作品。
原作は同名戯曲。らしくまんまマンションの一室で起こるシチュエーションコメディ。
ジョディ・フォスター、ジョン・C・ライリー、ケイト・ウィンスレット、クリストフ・ヴァルツの4人が出演。
台詞から展開までウィットに富んだ映画。78分しかない上映時間でも十分満足な出来。
オープニングとエンディングで、ストーリーの根幹になる部分を描いているのもいい。
いいコメディです。
ポストカード
★★★★★
3/ MOVIX京都 ヒューゴの不思議な発明
4288 HUGO
ポイントで割引鑑賞。
マーティン・スコシージ監督作品。
エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ(「キック・アス」)、ベン・キングスレー、サシャ・バロン・コーエンほか出演。
予告では相当時間出演しているように見えるジュード・ロウは、回想シーンのみのカメオ扱い。日本向け?
こんなストーリーを、スコシージが撮るとは思わなかった。と言うのが第一印象。けど、製作にジョニデが絡んでる、と分かるとなるほど、ファンタスティックな展開は理解できる。
映画としては十分面白いけど、パンチが足りない気がしたかな。
3D深度は、「アバター」並みのすばらしさ。
3D深度:★★★★★
★★★★
2/ T-JOY京都 英雄の証明
4287 Coriolanus
レイトショー価格で鑑賞。
レイフ・ファインズ監督製作主演作品。
原作は、シェイクスピアの「コリオレイナイス」。それを現代の架空の街ローマに置き換えて映像化。
台詞は、シェイクスピアまんまで荘厳で奥深い。いいですな〜。久々にシェイクスピアの舞台を見たくなった。
レイフ・ファインズの演技もいいけど、共演のジェラルド・バトラー、ブライアン・コックス、ヴァネッサ・レッドグレイヴも最高。
★★★★☆

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