monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
鑑賞本数 原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
3D作品の深度
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2011年8月


29/ なんばパークスシネマ 日輪の遺産
4189
浅田次郎の同名小説を、「半落ち」「夕凪の街 桜の国」の佐々部清が映像化。
マッカーサーの父親が持っていた遺産を隠匿した日本軍が隠蔽工作に借り出したのは、思想的問題視されていた先生と一クラス分の女学生だった…。
隠蔽工作の主導者に堺雅人、中村獅童、福士誠治。現代の語り部に、八千草薫、麻生久美子ほか。
フィクションとは思えないしっかり地に足着いた展開で楽しめる。
終戦間際の話だけど、戦闘シーンは皆無で、日本軍部のごたごたを描いているのも面白い。
天皇閣下から賜った軍刀、側車付自動二輪(サイドカー)、日本帝国軍軍服等の扱いが興味深い。特に軍刀の居合い抜きがしびれる。
浅田次郎先生直筆メッセージ入り 特製手ぬぐい
★★★★
27/ TOHOプレックス二条 インシディアス
4188 INCIDIOUS
「パラノーマル・アクティビティ」の製作者と「ソウ」の監督ジェイムズ・ワンのコラボ企画。
内容もその通りで「パラノーマル〜」的視点を使って、「ソウ」的な先の見えない展開を繰り広げるという感じ。
低予算なんで、どうしてもそこここのぼろが怖さを軽減してるけど、よく出来てはいると思う。
そもそも怖さの根源が
悪魔だったので、自分にはどちらかというと遠い存在だったせいで、ある意味安心して観られたwその上、容姿がダース・モールにしか見えなかったのが、ちょっとw
ステッカー
★★★★☆
26/ シネマート心斎橋 スーパー!
4187 SUPER
レイトショー価格で鑑賞。
ジェームズ・ガン監督脚本作品。
レイン・ウィルソン、エレン・ペイジ、リヴ・タイラー、ケヴィン・ベーコン出演。
「キック・アス」の裏パターンのようなコンセプトの似たさまが、どうなん?って思ってたけど切り口が全然違って、これはこれで面白い。
また超スプラッターなところは好きだけど、「スコット・ピルグリム」のようなタイポグラフィ表現は安っぽくていただけない。
主演のレイン・ウィルソンが、素顔が鬼気迫る感じで、観ていてキモイ。それが映画の質と合って悪くないw
ケヴィン・ベーコンが、最近のキワモノ役から比べると優しいかなw
★★★★
21/ MOVIX京都 うさぎドロップ
4186
宇仁田ゆみの同名コミックを、SABUが監督脚本化。
主演に松山ケンイチ、芦田愛菜。
原作は読んでないけど、TVアニメは見てるので、そこで比べてしまうと、さすがのSABU演出。がっつり主人公を走らせてるしw、妄想シーンでダンスさせてるしww
映画という限りある時間内で起承転結を済まさないといけないのでそうとう端折ってるけど、いい意味でのSABUテイストが、うれしいww
出演者が誰も彼もいい演技なので何の心配もなく観てられるのはいい。
ロップイヤー☆プチぬいぐるみキーホルダー
★★★★
21/ TOHOプレックス二条 イースターラビットの
キャンディ工場
吹き替え版
4185 HOP
「怪盗グルーの月泥棒」のスタジオが製作した、ライブとCGアニメの合成映画。
ティム・ヒル監督作品。ジェームス・マースデン(「X-MEN」「運命のボタン」)主演。
完全お子様向けアニメとして宣伝してるけど、監督も言ってけどお子様向けだけには作ってなく、ライブシーンなどは映画マニアも楽しめるマニアックな技(デイビッド・ハッセルホフやヒュー・ヘフナーが本人役で登場)を仕込んであって楽しめる。逆に言うと女の子向けと思って来ている母娘(大変多かった)は、主役が女の子でもなく、主人公がぎりぎりニートとかは、CGうさぎが超かわいいってだけで相殺してるんだろうな〜。
配給会社の苦労は感じるけど、ライブシーンを一切予告で出さないのはある意味詐欺に近い宣伝だよね。
「ヒヨコのカルロス」ストラップ
★★★☆
21/ TOHOプレックス二条 シャンハイ
4184 SHANGHAI
ミカエル・ハフストローム監督作品。
ジョン・キューザック、コン・リー、渡辺謙、チョウ・ユンファ、菊池凛子、デイビッド・モースほか、いい感じのアンサンブル配役。
1941年アメリカが参戦する前のシャンハイでの出来事。
ジェイムズ・ボンドでもなく、イーサン・ハントでもない、いかにも本物のスパイって感じがすごい魅力的。
主観的中国三大美人女優、ミッシェル・ヨー、チャン・ツィイーと並び立つコン・リーが、もうどひゃーってほど美しい。彼女が出てるだけで100点満点w
ジョン・キューザックも渡辺謙もチョウ・ユンファもいいね〜。
オリジナル扇子
★★★★☆
19/ なんばパークスシネマ カンフー・パンダ2
吹き替え3Dver.
4183 KUNG FU PANDA 2
TVアニメ「スポーン」を監督したジェニファー・ユー・ネルソンの初劇場監督作品。
続編というと大概、主人公がゲストキャラになって元々の主演がゲストのサポート役に回って展開するとのが多いけど、今作はちゃんと前作からの登場人物たちが主演していてうれしい。さらに、今回は父と子の愛情、仲間の友情を描いていて感動しまくり。
今回の敵の白い孔雀(ゲイリー・オールドマン)が、強くて狡猾でかっちょいい。ゲストのワニ師匠や水牛師匠もすばらしいデザイン。
3D深度もさすがフルCGだけあって見事。
何より前作よりパワーアップしたアクションとベースストーリーに感服。ドリームワークスアニメはアニメだから子供向けという括りで考えてないところがいい。
3D深度:★★★★☆
ファンタスティックな”パンダスティック”(箸)
★★★★★
15/ MOVIX京都 ツリー・オブ・ライフ
4182 the TREE of LIFE
テレンス・マリック監督作品。
出演はブラッド・ピット、ジェシカ・チェステイン、子役のハンター・マクラケン、ララミー・エップラー、タイ・シェリダン。それとカメオレヴェルのショーン・ペン。
2時間半の長尺の冒頭30分は、まるで最近流行のドキュメンタリーのような宇宙創生から人類誕生まで、たまに入る宗教じみた台詞と共に描かれていて、いたたまれない。これが必要でしたか?
アート系という括りならそれなりの姿勢で公開しないと、勘違いしてる人(ブラピ目当て)が続出してた。
いずれにせよ、見せたい所(マンツーマンで台詞のあるシーン)が少なすぎでもったいない。
クリアファイル
★★☆
14/ シネ・リーブル神戸 一枚のハガキ
4181
ポイントで鑑賞。
99歳の新藤兼人最終作、だそうです。
大竹しのぶ、豊川悦司主演。
終戦間際の冗談のような運の悪い女と、籤運がいいせいで生き延びた中年二等兵の生き様を情感豊かに描いている。
高齢になると、アート性が強まり面白くない作品になってしまうというのが自分の中の定説だったけど、老いてなお盛んという言葉通り攻撃的で力に満ちたいい作品。
舞台的でもある演技は、昭和初期からの演出術なのかと思ったり。
★★★★
13/ T-JOY京都 メカニック
4180 THE MECHANIC
1972年の同名映画のリメイクを、「コン・エアー」のサイモン・ウェストが監督。
ジェイソン・ステイサム主演。ベン・フォスター、ドナルド・サザーランド、トニー・ゴールドウィン共演。
”ガンアクション”というジャンルの旗手になるステイサム。今までのアクション俳優の童貞臭とは違う、出てくる女とはヤル男臭さがすごくいいw そういう相変わらずのステイサム節がいい!!
関係を台詞で済ませるシーンが何箇所かあり、絵で見せて欲しい感じはしたり。
入場時にステッカー
★★★★
13/ T-JOY京都 モンスターズ
4179 MONSTERS
ポイントで鑑賞。
ギャレス・エドワーズ監督脚本撮影特撮ほかだそうです。スクート・マクナリー、ホイットニー・エイブル出演。
イギリスの巨大モンスタームービー。
2009年太陽系内に地球外生物をNASAが発見し、持ち帰るときに事故でメキシコに落下。増殖して巨大生命になって人類の脅威になる。そこから6年後…。
ドキュメンタリーぽい展開から、危険地域からの脱出劇という展開は面白いけど、「ミスト」や「スカイライン」、「クローバーフィールド」のような巨大モンスターが、もう使い古されすぎて創造性の欠如もはなはだしく、何の感動も恐怖も感じない。
パンフなし
★★★
7/ TOHOプレックス二条 モールス
4178 LET ME IN
スウェーデン映画の名作「ぼくのエリ」のハリウッドリメイクだけど、原作は同名小説というスパイラルな感じの環境。
マット・リーヴス監督脚本作品。コディ・スミット=マクフィ、クロエ・グレース・モレット(「キック・アス」)、リチャード・ジェンキンス、イライアス・コティーズ出演。
さすがにスウェーデン映画と違い、しっかりした特撮技術、と思いきややりすぎのフルCGが浮きまくりで残念。
展開も「ぼくのエリ」と同じなのである意味、物足りない。けど「ぼくのエリ」の出来がいいので、同じということは同等のレヴェルではあると。
「モールス」×「GLOOMY」コラボミニタオル
★★★★☆
7/ MOVIX京都 劇場版 仮面ライダーオーズ
WONDERFUL将軍と21のコアメダル
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE
空飛ぶ幽霊船
3Dver.
4177
柴崎貴行監督作品(「オーズ」)。
3D作品ということで無理して観たけど、毎回思うけど無理してまで選ぶほどじゃない。と改めて思う。
脚本は、ゴーカイジャーとどっこいなレヴェル。ゴーカイジャーは出来が良くて、オーズはそこそこって感じ。
一応、それぞれに貫くテーマがしっかりあったので、酷くはないけど。
絵的には、クライマックスのコンボ勢ぞろいがテンションだだ上がりで悪くないか、と。
困ったときの太秦映画村つーのもワンパターンで良いんだか悪いんだかw
3D深度:★★
前売り特典:ゴーカイ・ファン!
入場者特典:オリジナルガンバライドカード&ダイスオーカード
★★★☆
6/ TOHOプレックス二条 ドライブ・アングリー3D
4176 DRIVE ANGRY
レイトショーをVit(9月まで100円OFF)で購入、3D料金と併せて1400円で鑑賞。
監督は、「ブラディ・バレンタイン3D」のパトリック・ルシエ(共同脚本、編集も)。
主演にニコラス・ケイジ。共演にアンバー・ハード(「ゾンビランド」)、ビリー・バーク(「トワイライトシリーズ」)、ウィリアム・フィクトナー(「プリズン・ブレイク」)、ディビッド・モース。
久々に観る、いい意味のアメリカンバカ丸出し映画。「ゴーストライダー」×「パニッシャー」って感じ。
ほとんど生身の撮影でここまでの3D深度もすばらしいけど、ノンストップにスプラッターなのもアメリカンらしく、なおかつ単なるアクション映画ではないというところもすばらしい。
しかしニコラス君は、なんでこんなタイプの映画ばかり選ぶのかしら?w
3D深度:★★★★
★★★★☆
1/ TOHOプレックス二条 カーズ2
3D吹き替えver.
4175 Cars 2
ジョン・ラセター原案監督作品。
前作での主演は、ライトニング・マックィーンだったけど、今作はメーターに換わりストーリーもレースがメインではなく、レースと平行した陰謀とスパイ劇がメインになっている。
スパイ!?って思って、また突拍子もない事を思ったけど、意外と悪くない。と言うかすごくいい。
日本、イタリア、イギリスと舞台を移し、ワールドGPと銘打ったレースなので、各国の自動車が列挙して登場するのにはテンション↑↑。
メーターの百変化は、先のOVA「カーズトゥーン:メーターの世界つくり話」でおなかいっぱいとか思ったけど、こういう風にちゃんとしたストーリーに則した展開だと納得。
前作はミハエル・シューマッハーがゲストで出てたけど、今作はルイス・ハミルトンが起用されていた。けど、上映形態が吹き替えがメインなので観られないのが残念。blu-ray待ちかな。
3D深度:★★★★
特大(B5サイズ)プレミアムチケット
カーズ2:マックイーン、ケータイストラップ
★★★★☆

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