monthlymovielog

毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2011年7月


30/ 大阪ステーションシネマ トランスフォーマー
ダークサイド・ムーン
4174 TRANSFORMERS:DARK OF THE MOON
スピルバーグ製作、マイケル・ベイ監督作品。
シリーズ3部作初3D撮影作品。
シャイア・ラブーフの主演は変わないけど、ヒロインがミーガン・フォックスからロージー・ハンティントン=ホワイトリーに鞍替え。どっちにしろ半裸が似合いそうな、薄っぺらい美人がベイ好みのようです。
ベイ初の3Dで超がんばってすばらしい深度を獲得。こういう構図を期待してるというのを体現してくれてすばらしい。
2時間半超の上映時間でも足りないようで、いくつかのシーン間でぶつ切り感を感じたので★半分マイナスだけど、主要サイバトロン戦士の死など最終作としては満点でもOK。
ローズオニールキューピー(オプティマス・プライムver.)
★★★★☆
24/ MOVIX京都 実写版
忍たま乱太郎
4173
原作は尼子騒兵衛の同名コミック。三池崇史監督作品。
加藤清史郎主演。共演が豪華すぎてw
「ヤッターマン」のコスプレスタイルと違い、どちらかというと「妖怪大戦争」を和製ディック・トレイシー化したような感じ。
松方弘樹と加賀丈史のメイクと演技が秀逸。
原作の知識が設定くらいなので、単純に映画の1本として観たけど、絶対原作知って方がいいとは思う。
エンドクレジットのメイキングとか未公開シーンとか楽しそうな撮影シーンはいいね〜。
忍たま特製てぬぐい
★★★★
23/ T-JOY京都 ラスト・ターゲット
4172 THE AMERICAN
レイトショー価格で鑑賞。
アントン・コービン監督作品。
イタリアを舞台にジョージ・クルーニーの暗殺者の攻防が静かに描かれている。
台詞の少なさは随一というほど静か。何が劇的に起こると言うこともなくけど目が離せない。
製作配給のみアメリカで監督から脚本から舞台からヨーロッパなので、どちらかというとヨーロッパ映画みたいでいい感じ。
こういうクルーニーが観たかったんだよな〜。もっとこういうストイックな役をやって欲しいな〜。
★★★★☆
22/ TOHOプレックスなんば デビル
4171 DEVIL
レイトショー価格で鑑賞。
M・ナイト・シャマラン原案製作、ジョン・エリック・ドゥードゥル監督作品。
シャマランの立ち上げた「ザ・ナイト・クロニクルス」という若手監督を起用したホラーサスペンス系シリーズの第1弾。
まぁ、最近よくあるシチュエーションホラーだけど、よく場面が動くように感じるのは脚本がいいからかな。
クリス・メッシーナ、ローガン・マーシャル=グリーン(「クロッシング」)、ジェイコブ・バルガス(「ジャー・ヘッド」)ほかまともな台詞の出演者は10人ほど。
冒頭のさかさまになった空撮が、そこまで気持ちを不安にさせるかというほど効果的で、そんなに特撮も使ってないのに怖がらせるテクはさすが。
シャマランの良品。
★★★★
18/ T-JOY京都 ハリー・ポッター
と死の秘宝PART2
3D吹き替え版
4170
ハリポタシリーズ最終作。前作PART1で見送られた3Dを今作は採用し、シリーズ初の3D上映になる。
今作で4作目のハリポタ作は、デイビッド・イェーツ監督作品。
出演者は全作を通してほぼ一緒。
最終作というだけで、全編戦闘シーンといっても過言ではない勢いはある。
けど全作通して観てるのに、入らない入らないw
歴代アイテムストラップ(予言玉)
★★★
16/ T-JOY京都 大鹿村騒動記
4169
特別興行料金1000円で鑑賞。
阪本順二監督作品。
原田芳雄、大楠道代、岸部一徳、松たか子、佐藤浩市ほか豪華玄人役者出演。
過疎化の進む長野の山奥にある村の無形文化財「大鹿歌舞伎」を中心に、優しく起こる人々の一大事w
中年になっても10代からの友達関係なら何の遜色もなく10代のままでいられるんだ、と観ていて安心したり、大楠さんの妖艶さに感動したり。
クライマックスの歌舞伎のシーンと、その前から繋がるシーンが唐突で、そこだけ何とかなれば★5点だったんだけど。
★★★★
16/ T-JOY京都 コクリコ坂から
4168
宮崎吾郎監督作品。
声優として長澤まさみ、岡田准一、竹下恵子、風吹ジュンほか。
戦後間もない東京近郊の港町。復興の兆しを見せ始めた中の少年少女の力強い生きるという力を描いている。
確かに今と比べると不安定で不便極まりない世界だけど、何もかもが最高に躍動的で前向きなのだと、ないものねだりであこがれてみたりする。
声優もでしゃばってないので、違和感なく楽しめた。
ジブリ作品にしては、消えモノが黒いトレス線だったのが、これが悪い意味ではなく吾郎クオリティなのかと思ったり。
★★★★★
10/ TOHOプレックス二条 ビューティフル
4167 BIUTIFUL
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、監督脚本製作作品。
ハビエル・バルデム主演、マリセル・アルバレスエドゥアルド・フェルナンデス共演。
イニャリトゥお約束の、地獄のような展開のストーリーに登場人物全員が翻弄されていく。
自国スペインはバルセロナの恥部というか暗部の恥ずかしげもなく描いている。
不法入国者の中国人とアフリカ人。それを道具として扱うチンピラ。そのチンピラは末期癌で別居中の嫁とよりを戻したり離れたり。その別居中の嫁は夫の兄と出来てたり。
生活する「生きること」、生存する「生きること」、「生きること」を謳歌する。「生きる」とは何かを深く描いている。
ポストカード
★★★★☆
9/ なんばパークスシネマ 小川の辺
4166
藤沢周平原作時代劇8本目の劇場作品。
「山桜」の篠原哲雄監督作品。主演も同じく東山紀之。共演に菊池凛子、勝地涼、片岡愛之助ほか。
舞台は同じく東北は山形だけど、その山形から東京までのロードムービーと言う体。
驚くほど美しい山道を江戸に向かう主人公たち、その背景に作品と関係ない旅人や商人、農民が行き交っている様がいい。
藤沢原作が土着武士のささいな事件をドラマチックに描いているので、今回も全くブレず惜しみなく描かれていてうれしい。
クライマックスの展開も感動的でさすが。
筆ペン&お稽古用紙
★★★★☆
9/ なんばパークスシネマ アイ・アム・ナンバー4
4165 I AM NUMBER FOUR
ポイントで鑑賞。
「ディスタービア」「イーグルアイ」のD・J・カルーソ監督作品。
アレックス・ペティファー、テリーサ・パーマー、ダイアナ・アグロン、ティモシー・オリファント出演。
ごくごく普通のエイリアンモノ。というとそれで終わりだけど、残念ながら特筆するところが、ない。
特に、これで完結しなくて、続くエンディングが残念。「エアベンダー」といい「スカイライン」といい最近、こういうの多いなぁ。
★★★
3/ TOHOシネマズ二条 マイティ・ソー
3D字幕版
4164
ケネス・ブラナー監督作品。
クリス・ヘムズワース主演、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンス、ステラン・スカルスガルドと名優揃いの共演。
さすがケネス・ブラナー。すばらしい演出で、今までにないアメコミ映画に仕上がっている。
そもそも主人公がオーディンの神と言うだけで、今までのアメコミと一線を画してるけど、それが後に続く「アヴェンジャーズ」への道のりの一部と考えると、この仕上がりが反映されると思うと感動してしまう。
そこいらじゅうに仕掛けられた「アヴェンジャーズ」へのアイコンも探すときりがなく、例えばホークアイの初登場や、ガンマ線を研究してた博士の失踪ネタや、アイアンマンから引継ぎシールズの暗躍など、もうたまらん。
マイティ・ソー×ローズオニールキューピー
★★★★★
3/ MOVIX京都 アンダルシア
女神の報復
4163
ポイントで鑑賞。
前作に引き続き、西谷弘監督作品。
主演でこの作品の顔に織田裕二。黒木メイサ、伊藤英明共演。福山雅治、戸田恵梨香、鹿賀丈史は前作からの続投。
TVパワー炸裂のオール海外、それも複数の国での撮影。前作「アマルフィー」より地に足着いた感じには見えたけど。
副題にすべてのなぞが隠されてるのはいかがなものかと思ったりw
とにかく前作よりはいいんじゃない?
★★★☆
3/ MOVIX京都 鋼の錬金術師
嘆きの丘の聖なる星
4162
村田和也監督作品。
TVシリーズ2本、劇場版2本目のアニメ化。
外伝的位置の1作。ストーリー自体は、賢者の石にスポットを当て、ゲスト中心回る主人公脇役タイプの作り。
画質が今までと違い、ラフなタッチに仕上げられてジブリとボンズの間のような作風に仕上がっている。予告ではそれがどうかと思ったけど、意外と合ってて悪くない。
エドワード・エルリック、ラバー・ストラップ
入場者特典、11.5巻-旅立ちの前に-
★★★★
1/なんばパークスシネマ ハングオーバー!!
史上最悪の二日酔い、国境を越える
4161 THE HANGOVER PART U
映画の日価格(1000円)で鑑賞。
前作に引き続き、監督脚本製作はトッド・フィリップス。
主演にブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス。共演にジャスティン・バーサ、ケン・チョン。ここまではが前作と同じ。ほかにメイソン・リー(アン・リー監督のご子息!)にジェイミー・チャン(「エンジェル・ウォーズ」)、ポール・ジアマッティ。
とにかく前作に劣らず勢いと脚本のレヴェルが高い!すばらしい出来。
今回も臭い立つ感じが不愉快でいいwあとシイタケはSHIITAKEって言うんだと、ちょっと利口になったりww
★★★★☆

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