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毎月のベストテンとmovielogを統合しました。
ここでは観た作品すべての感想を書いてゆこうかと…

観た日/劇場 作品名(リンク先は公式サイト)
原題(英題)
感想(ネタバレは反転させています)
前売り(その他)特典(リンク先はs-thingブログでの紹介記事)
点数 ★ or ★☆ or ★★ クズ、観る価値なし、観る必要なし
★★☆ イマイチ、観ても保障しません
★★★ マシ、まぁまぁかな
★★★☆ 普通、悪くはない
★★★★ いい感じ、とりあえずお勧め
★★★★☆ ほぼ完璧、いい映画です
★★★★★ 傑作、オヌヌメ!!

2011年4月


29/ シネ・リーブル梅田 キッズ・オールライト
4131 THE KIDS ARE ALL LIGHT
ハッピーフライデー価格(1000円)で鑑賞。
リサ・チョロデンコ監督脚本作品。
アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、ミア・ワシコウスカ(「アリス・イン・ワンダーランド」)、ジョシュ・ハッチャーソン(「ダレン・シャン」)出演。
女性のゲイ・カップルと精子ドナーを得て設けた子供2人と、その精子ドナーとの関わりを描いていく。
両親が女性というだけのこと、子供にとっては生まれてからずっとそういう位置だから何の違和感もなかったはずが、自分の生まれる過程を考えると欠損している部分があることに疑問を感じるということも理解できる。
その結果も納得。なるほどそういう展開になるのが自然か。
★★★★☆
29/ シネ・リーブル梅田 ファンタスティックMr.FOX
4130 FANTASTIC Mr.FOX
ハッピーフライデー価格(1000円)で鑑賞。
ウェス・アンダーソン監督のパペットアニメーション。
声優にジョージ・クルーニー、メリル・ストリープ、ビル・マーレイ、ウィレム・デフォーほか豪華。
原作は、「ジャイアント・ピーチ」「チャーリーとチョコレート工場」でも映画化されたロアルド・ダールの児童文学。
オフビートな展開にファンが多いらしく、近作もアンダーソン長年の夢の映像化だったそう。
CG全盛の時代にすばらしいパペットアニメーションである。セルアニメと同様に、CGでは表現できない味わいを醸せるのは認めなくてはいけないところでもあり、応援しなければいけないことだと思う。
毛並み、表情等擬人化した野生動物の表現が見事。シーンに合わせ屋外で収録したという声優陣もすごくいい。
★★★★
28/ なんばパークスシネマ 孫文の義士団
4129 BODYGUARDS AND ASSASSINS
テディ・チャン監督作品。
ドニー・イェン、レオン・カーフェイ、ニコラス・ツェー、フー・ジュン、ファン・ビンビン出演と中華系では豪華キャスト。
タイトル通り王政に反対する革命派の旗手孫文を守るため、香港の街の有志達が立ち上がるというストーリー。
がんがん死んでいくけど、イマイチカタルシスが足りないのか、乗り切れない。
ドニー・イェンが主演かと思ってたけど、その中の一人だったのもちょい残念。
護符ステッカー
★★★☆
24/ MOVIX京都 GANTZ
PERFECT ANSWER
4128
ポイントで鑑賞。
2部作の続編で完結編。佐藤信介監督作品。主演に二宮和也、松山ケンイチ。共演の綾野剛が最強に気持ち悪くていい、すごくいい。けどヒロインの吉高由里子がウザイウザイ。
結局GANTZが何かは一切答えられてない。まぁ、それでいいのかも知れんけど、結局全編「だから?」になってしまう。
つまり、「こういうもん」ってことか?そういうもんだから、こんなにオモロイでしょ、ってことか?
★★★
24/ MOVIX京都 まほろ駅前
多田便利軒
4127
同名小説を大森立嗣が監督脚色化。
瑛太、松田龍平主演。片岡礼子、鈴木杏ほか。監督の弟大森南朋、父親麿赤兒も出演。
駅前のなんでも屋に幼馴染が転がり込んできてから起こるいろいろな人間模様。
心に傷もつ若者たちの人情劇、と書くと古臭いけど、20代の若者らしいシチュエーションですごくいい。
カメラワークに間の撮り方、すべて映画らしくて◎。
”多田便利軒”ふろしき
★★★★☆
23/ TOHOシネマズ二条 少年マイロの火星冒険記3D
3D吹き替え版
4126
ポイントで鑑賞。
ロバート・ゼメキス製作、サイモン・ウェルズ監督作品。
相変わらずリアルすぎてキモイ3Dキャラが心地いいw
主演にセス・グリーン。ジョーン・キューザック、ダン・フォグラー共演。これで4作目となる「アバター」と同じモーションキャプチャー方式、というか「アバター」よりはるか前からゼメギスはこの方式に未来を感じてたんでしょうね。
今回も児童向け教訓を盛り込んだエンタテインメントに仕上げていて、先の技術といい一貫した姿勢はいいことだと思う。
★★★
22/ シネ・リーブル梅田 イリュージョニスト
4125 LILLUSIONNISTE
ハッピーフライデー価格(1000円)で鑑賞。
ジャック・タチ脚本、「ヴェルヴィルランデヴー」のシルヴァン・ショメ監督作品。
手描きとCGをうまく使った、愛すべき味わい深いキャラクター達の演技がいい。
ヒロインになるアリスの所業にちょいイライラするけど、主人公である手品師の人生悲喜交々を演出するには格好の素材なのか知れない。
アニメだから主人公が手品をしてても当たり前なんだけど、その動きのリアルさにその場で演じてるようで、感動してしまうw
前作同様、味わい深いキャラクター総出演がいとおしい。
★★★★★
17/ TOHOシネマズ二条 ブラック・サンデー
4124 Black Sunday
1977年作品。「第二回午前十時の映画祭-何度見てもすごい50本-」(1000円)で鑑賞。
「羊達の沈黙」のハンニバル・レクターシリーズのトマス・ハリス同名小説を、ジョン・フランケンハイマーが映像化。
ロバート・ショー、ブルース・ダーン主演。サントラがジョン・ウィリアムズ。
日本では同年劇場公開に際し上映すると爆破すると脅迫電話があり、上映中止になっていたため、今回が初のロードショーになる。
とにかく脚本がすばらしい。静かにはじまりゆっくりゆっくり盛り上がり、クライマックスのどうなんの??感MAXでどきどきしっぱなし。今の時代からすると当然ながら稚拙な視点(カメラワーク)だけど、これでないとダメなんだろうな、と思う。そこまで完成された名作。
わざわざ早起きして観て良かった。
パンフなし
★★★★★
16/ TOHOシネマズ二条 ガリバー旅行記
3D吹き替え版
4123
「シャークテイル」「モンスターvsエイリアン」のロブ・レターマン初実写作品。
ジャック・ブラック主演、エミリー・ブラント、ジェイソン・シーガル、アマンダ・ピート共演。
みんなの良く知るガリバー旅行記を現代に置き換えて3D化。
ジャック・ブラックらしいコメディだけど、あまりの幼稚な脚本に残念至極。クライマックスのミュージカル調も意味不明。どうしようもなく入れた気がする。
いいところは、合成が見事なところと、エミリー・ブライトがいい女優になったところ。
★★☆
15/ TOHOシネマズなんば エンジェル・ウォーズ
4122 SUCKER PUNCH
「300」のザック・シュナイダー監督脚本作品。
エミリー・ブラウニング、アビー・コーニック、ジェイミー・チャン、カーラ・グキーノ、スコット・グレン出演。
ストーリーは単純だけど、それぞれのミッションに激しく描き込まれた妄想の世界が「ヘルシング」「マシーネンクリーガー」「プロテクトギア」「キルビル」「スーパーロボットモノ」などを確実にベースにしたと思える表現の世界で展開していく。
童貞臭満載の中二病炸裂作品。
★★★★☆
9/ MOVIX京都 ザ・ライト
-エクソシストの真実-
4121 THE RITE
ミカエル・ハフストローム監督作品。
コリン・オドノヒュー、アンソニー・ホプキンス主演。ルトガー・ハウアー、アリーシー・ブラガほか共演。
副題にあるとおり、悪魔憑き(悪魔祓い)の話。
キリスト教の祖が前向きに挑んでいたり、実体化した「悪魔(魔物)」を出さないことで、すごいリアルに描いてるな〜と思ったら、コリン・オドノヒューとアンソニー・ホプキンスの2人の演じた役は実在(現存)の人物だった。びっくり。
悪魔とかは自分の身近な宗教に関わってこないので、エンタテインメントとして楽しくw観られるのは楽。
そのリアルさが地味に感じるかも。けど十分楽しめたけどね。
★★★★
3/ MOVIX京都 オーズ・電脳・オールライダー
レッツゴー仮面ライダー
4120
「ライダー」映画では5作目になる金田治監督作品。
脚本に説明が多すぎでげんなりする。昭和平成ライダー総出演だったら、こうなるわ、という結果の演出。なぜかライダーじゃない石ノ森キャラが出てくる。さすが人気の電王だけど、いつまで電王?Wの2人がちょい出演過ぎて残念。
といろいろありますが、お祭り映画ですな。
あ、唯一いいところ、上映時間がいっぱしの映画並みに90分ある。
前売り特典:仮面ライダーオーズ/タジャドルコンボ重塗装ver.(1000円)
入場時にガンバライドカード
★★☆
3/ MOVIX京都 SOMEWHERE
4119 SOMEWHERE
ソフュア・コッポラ長編4作目。
スティーブン・ドーフ主演、エル・ファニング共演。
特に何が起こるというわけでもない、淡々と進む俳優の主人公の人生。そんな中、娘との接触によって感じる何か。その何かが暖かい。
今回、はっきり分かったのがフェラーリはやっぱ壊れやすいっつーことw
ポストカード
★★★★☆
1/ T-JOY京都 攻殻機動隊S.A.C.SSS 3D
4118
特別料金(2000円)にて鑑賞。
神山健治監督脚本作品。シリーズS.A.C.の3作目に当たる本作を、2D元映像を元に新作を織り交ぜつつ3D化。
ゲームのIDぽい効果とか、しっかりステレオサウンドとか、映画らしい作り方になってるけど、いかんせん脚本が地味。その上、どこに特別料金が掛かってるの?というところで評価を下げました。
★★★

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